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高校2年生になった1986年、それは春の一大事件となった。その前の年の冬。中学のクラスメートだった女の子と再会。隣の席にいた時はケンカばかりしていたが、懐かしさもあり急に親しくなって、毎晩の様に長電話をする仲になった。お互いに好きになりそうと話すくらいだったのに、なぜか彼女の誕生日に書き送った僕の手紙の内容が稚拙だったのか彼女が勘違いをして、もう会わないと言う手紙を僕に送って僕に弁解の余地も与えずに、終業式の後で彼女はすぐに遠いところに住む親戚の所へ、旅立ってしまった😭結局、春休みの間は会えずに、僕らは新学年・新学期を迎えそれぞれ新しい生活が始まった。今思えば、近くに住んでいるのだから、無理やりにでも家に押しかけて、直接会って彼女の誤解を解けば良かったのだがその時は「それが、彼女の僕からサヨナラをしたい口実」と受け取ってしまった僕は、勝手に失恋気分を満喫していた💔いつかこの恋の真相とその後を書こうと思っている。あの時の僕は「カタクナ」過ぎた...( ・̆༥・̆ ) そのくせ、フラれたと、そう思い込んで、悲哀に酔ってしまっていたのだろうな...そうして、ひとりブルーで憂鬱なままに、あの「4月8日」を迎えることになる。その日は、入学式で在校生は休みだったはずである。天気の良い、桜の花びらが風に舞う麗らかな日だった気が...お昼すぎに、友人達といつもの待ち合わせ場所にチャリで集まっていると、昼ご飯を食べながら、笑っていいとも!を見た後で集合時間にやって来た、いつも冷静沈着な友人が、驚いた様子で、早口で言った💦さっきテレビで速報が出て「岡田有希子が○んだって!」え〜🫨🫨 一同も驚く( ºロº) 誰が⁉️ えっウソでしょ❓新曲も出たばっかで、聖子ちゃんと同じ事務所だし主演でドラマもついこないだまでやってたじゃないか?!「ポスト聖子」とまで言われていた子がなんでだ、事故?病気か?え〜っ、飛び降り自○だって😱 憶測や噂は色々あるけれど、ホント可哀想なのはユッコこと岡田有希子である。心ない写真週刊誌の輩どもは、助けもしないで、即〇だった遺体にレンズを向け、あろう事か、うつ伏せに倒れる彼女を足でひっくり返したとの噂も読んだことがあるが、それも噂だ...。とにかく僕だって、好きな女の子の心を傷つけたと後悔していたので、あの子がどうかなりはしないか心配になって、憂鬱は一層増していき、自分もおかしくなりそうだった💦 けれど僕は、その時も電話もしないし手紙も出さなかった。とにかく衝動的すぎる、何が18歳の彼女を追い詰めたのか...これから、全てが、これからだったハズなのに。全国ツアーが始まり、「ヴィーナス誕生」と言うアルバムも写真集も出たばかりで、ドラマの出演も決まっていたのに...どんな思いだったんだろうか...と思いを馳せると、自然に涙が出そうになるんだが、歳をとったせいかな😢楽曲に恵まれなかったか?それほどファンではなかったが、人気があるからドラマもやってたんだろうし、亡くなる前にリリースした「くちびるNetwork」を聴いて、「この人、メチャ歌が上手いわ!」そう思っていただけに非常に残念であり、謎が渦巻く事件であった。あの痛恨の失恋と「ユッコ」の出来事が、ガッツリと今も心に焼き付いてしまっているだけに、なぜか毎年この時期はなんとも言えない憂鬱な気持ちになる時がある(´- ̯-`)それが、今年でデビュー40周年になるのだと、この記事を書き出して気がついた。岡田有希子ちゃんの歌を聴くのが当時の週刊誌の事や、失恋の思い出やら、色んな思いが込み上げて来て辛いから、敢えてずっと避けて聴かずにいたのにそれなのに...不思議にも今日は、岡田有希子ちゃんの歌声を何十年ぶりで大真面目に「岡田有希子-メモリアルBOX」を聴く気になって部屋の床掃除をしたり、フィギュアの配置換えをしながら、「ユッコ」を、ただ偲んでいるのである...( ˇωˇ )追伸...メモリアルBOXを聴いていて、ハッとしたのだが...「wonder trip lover」と言う曲だ。1999年の中谷美紀主演のドラマ「ケイゾク」の主題歌「クロニック・ラブ」と同じ曲なのだ😲 調べて見ると、歌詞は中谷美紀は中谷本人の作詞で岡田有希子の曲はEPOが作詞で、作曲は坂本龍一さんだ。あらためて、有望なアイドル歌手への期待が大きかった事をつくづく感じるのである。
2024年04月13日
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昔むかし、ビデオデッキには、ビクターが開発したVHSとソニーが開発したβ(ベータ)があったそうな...。今やどっちも伝説から神話になりそうである💦画質も音声も良い、使い回しの良さ、通常モード録画時間が長いなどベータの特質上は、VHSよりも性能が良かったが、広範囲な普及には至らず、ベータハイファイへと音質向上や、高画質への努力も虚しく、遂にはSONY自身もVHSのビデオデッキを売り出す羽目になってしまうのである😞💦今回は、そのベータハイファイのCMの話からになる。1984年発売のSONY Be-ta Hi-Fi HF66のCMを今も鮮やかに覚えている。そのCMには、1983年の冬「セイコランド」と称した武道館での松田聖子のライブコンサート映像が使われていて、''Candy ボイス''の聖子ちゃんが熱唱している歌が「Rock'n'roll good-bye」である。ほんの数十秒のCMだけどデビュー当時からの「ぶりっ子」アイドルが...と言うオイラの中の偏見を、吹き飛ばしてしまうほどの色んな意味で強烈なインパクトを放っていた😵💫💗そして、CMの最後にベータハイファイのデッキが登場する!パネルにLED表示で左右のピークホールドメーターが並んでオーディオマニアを映像の世界に引き込まんとするかの如く魅力的なベータ ハイファイのデッキと松田聖子に中三の僕は完全にやられてしまったのである....😵😣Rock'n'roll good-byeは、言わずと知れた大瀧詠一さんが作曲、編曲した曲であるが、もうイントロから早速、ナイアガラ サウンドが炸裂だ! でも、当時の僕は残念ながら大瀧詠一さんを知らない。それでも、あの強烈なイントロと聖子ちゃんの「悪いけど 行くわね~っ♪♪」の歌い出しが、僕の記憶の奥底に焼き付いた...がしかし、それ以上にCMの最後に「ステレオをお持ちの方のために生まれたビデオ」と流れるベータハイファイの謳い文句に、痺れてしまった...😫近年、大瀧詠一さん没後に、未発表曲が音楽配信やCDで発表されている。改めてナイアガラサウンドを聴き直していたら記憶の彼方から「Rock'n'roll good-bye」のイントロが甦って来たのだ!! 「あの曲も、もしかして大瀧さんなの?」💦因みに、この曲が収録されている松田聖子のアルバムには、細野晴臣も初起用されている。レコード会社のソニーも、聖子ちゃんが稼いだお金で、一流の「ミュージシャン」を惜しみなく起用していき、それがまた、聖子ちゃんの実力と相俟って更にヒットしてレコードが売れる.....。なんと言っても「オーディオで聴く」に値するアイドルと言って良いと思うのである。当時のアイドルで、これに匹敵するのは、中森明菜くらいだろう。松田聖子は、とにかく歌が❌でも可愛ければ良いと言う、他のアイドルとは断然に格が違う、アーティストと呼ぶべきアイドルだ\(◎o◎)/!
2024年02月10日
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「ナイアガラ サウンド(ソング)」と言えば大瀧詠一さん。僕のナイアガラ サウンドの最初の記憶は、三ツ矢サイダーかグリコのプッチンプッチンのCMなのではなかろうか?数多くのCMソングを手掛けておられたのを知るのは、僕が高2の春に、貸しレコード店で物色して見つけたレコード、「ナイアガラ CMスペシャル Vol.1」を聴いたからだ 💦ナイアガラ CM スペシャル Vol.1 3rd Issue [ Niagara CM Stars ]実は知らず知らずのうちに、随分と聞いていた曲もある!なんと言っても、松本隆との強力タッグで松田聖子の楽曲を手掛けていたことを、かなり後になって知るわけだが...一旦気づいてしまうと、じゃぁアレもコレもそうなのか?と調べて見ると、やっぱりそうなんである!!何を今更...そう思われる方は多数だろう....僕はニブイ男なのだ😵💫やがて、ナイアガラサウンドを辿って色々聴いているうちに「はっぴいえんど」と言うバンドを知った。当時、リリースされて間もなかったはずだが、オール・トゥゲザー・ナウと言うイベントが1985年に行われ、そのビッグイベントに「はっぴいえんど」が再結成して出演したレコードを聴いて高校生の僕は、ビックリした😲司会の吉田拓郎が「ドラムは松本隆」って紹介するんだが、あの作詞家の?と驚き、YMOの細野正臣が歌ってる!と感動したのである。「風をあつめて」は、名曲だと思う~色んなアーティストがカバーしているので有名でもある💦因みに「ALL TOGETHER NOW」はYouTubeでも視れる。はっぴいえんどのメンバーが会場に入って来てステージ上でチューニングするところから...レコードでは、この辺りから何度も聴いた、大瀧さんの「はっぴいえんどです」の第一声から、歌い出すシーンを映像で初めて視た時は、不覚にも涙が出てしまった😢 他にも、ユーミンがサディスティック・ミカ・バンドと歌っていたり、吉田拓郎のバックバンドが、オフコースだったり、凄い組み合わせで共演している映像や音声が視聴できる‼️はっぴいえんど ハッピイエンド / はっぴいえんど 【初回生産限定盤】 【BLU-SPEC CD 2】と、今回は序章として思うままに書き連ねている....しかし、今でも何度聴いても、シビれる名曲があるのだが、大瀧さんが歌う「12月の雨の日」は、たまらなく好きだ ♡そして、この曲には2パターンあることも、後々知るのだがアルバムバージョンよりもシングルバージョンが実にイイ‼️実を言うと、そこにナイアガラサウンドの出発点であるとも言われているくらい、大瀧詠一さんがこだわって作り上げた1曲なのだと言うことも随分後になって知る訳だが、やはりそうなのだろうと、納得してしまう僕なのであった (*´∨`*)僕のような素人が、何を語るのかと言われそうだが、感動したり、気づいて驚いたことを、今後も書き連ねようと思っている😅
2024年01月17日
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