アントレプレナー塾長 「大人の探検隊日誌」 夢のソーシャル・アントレプレナー            

アントレプレナー塾長 「大人の探検隊日誌」 夢のソーシャル・アントレプレナー            

オンリーワンの仕事


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               第3号
              ♪♪♪♪♪♪♪♪ 
      「見方が変わる!『超』マーケティング発想法」

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  ●発行責任者:アントレプレナー塾 塾長 三丘 大詩
 読者数:863名
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 【はじめに】☆★☆★☆★☆★☆★――――――――――――――――――
 こにちは!みつおかです。いよいよ第三号。今回も私がフィールドで強く感
じたことを素材にします。趣味に絡めた自分だけの仕事です。では…。 

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◆◆◆◇◇◇◇◇◇フィールドで見つけた仕事の作り方◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆
      「 趣味を極めてオンリーワンの仕事を創り出す」
            好きこそものの上手なり 
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●私は子供が小さい時アウトドアーに凝っていた。Nご夫妻からジャパン・ダ
ッジオーブン・ソサエティを紹介され、私も入会した。ダッジオーブンに魅せ
られたお二人と、夜景鑑賞を極めた人を取り上げ、趣味起業について考える。
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▼菊池氏は子供の頃からの夢があった。カウボーイに憧れていたのだ。電通時
代、意を決して長期休暇をとり西部に飛んだ。短期間のカウボーイ修行をする
ためだ。厳しい見習い修行の中で唯一の楽しみは、焚き火にくべた大きな鉄鍋
のダッジオーブンであった。朝、豆と牛肉をその中に放り込んでおく。夕方、
くたくたになって戻ってくると、心を和ませる美味しそうな匂いがするのだ。

▼帰国後、どうしてもあのダッジオーブンの魅力が忘れられず、とうとう電通
を退社し、ダッジオーブンの普及のためジャパン・ダッジオーブン・ソサエテ
ィを設立した。他に得意のイラストを活用してダッジオーブン料理の本を執筆
した。ダッジオーブンの第一人者としてイラストと文筆で独立したのだ。

http://jdos.com/




▼そのダージオーブン協会の熱心な会員がNご夫妻であった。奥さまはダッジ
オーブン料理の腕をメキメキとあげていった。そしてついに一昨年、菊地氏
の勧めもあって、自宅で日本初のダッジオーブン料理教室、ジャパン・ダッジ
オーブン・ソサエティ公認「ダッジ・オーブン・アルカディア」を設立した。

▼今では日本全国から料理教室にやって来る盛況ぶりである。しかもダッジ
オーブン料理本の執筆・監修や、テレビ、雑誌の取材が相次いでいる。企業
のセミナー、イベントのインストラクターの仕事も舞い込んでくるそうだ。

http://www.dutchoven-ar.com/home.html  

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●子供のころから夜景を見るのが好きだったという。大きくなって、日本全国
の夜景の写真に凝りだした。そしてついに・・・・。
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▼夜景に取りつかれた男がいる。名前は丸々もとお。マスコミによく登場する
ので知ってる方もいるかもしれない。彼は立教大学観光学科を卒業後、情報誌
ぴあの編集記者をするかたわら、趣味の夜景観察にのめり込んでいった。そし
ついに独立。最初は半信半疑、こんなので食べていかれるか不安だったと言う。

▼彼の凄いところは、自分の肩書を勝手に作りだし商標登録してしまった。こ
うして日本で唯一無二の「夜景評論家」(登録商標)が誕生した。マスコミの知
るところとなり、95年TV初登場、その後、押すな押すなの大人気者となった。

▼彼の真骨頂は、「夜景鑑賞」にマーケティングを駆使したところにある。付
加価値をつけるために、「夜景学」なる学問体系を勝手に構築してしまったの
だ。まず、既存の学問アプローチとして夜景経済学、夜景社会学、夜景環境学
等を確立。さらに総合的に理解するために新しく夜景評価論、夜景サービス論
を起こし、両社の成果として「癒しの夜景学」なる新分野を創設した。

▼実際のビジネスでは夜景評論家としての、執筆・評論・夜景スポット等の情
報提供。また、夜景学に呼応し、ホテル・ツアープラン、夜景グッズの開発・
販売などの夜景プロデューサーに仕事を拡大する。さらに今日では、「癒しの
夜景学」に対応して、店舗開発、不動産などのコンサルティング業務まで手掛
けている。

▼例えば今年の夏からホテル・ニューオータニでは、丸々もとおプロデュース
「夜景の時間」を売り出している。この企画は、丸々氏が厳選した夜景の美し
い部屋に泊まれるだけでなく、様々な特典がつく。夜景の解説シートと楽しみ
方プロセスシート、運気アップの夜景コンパスと夜景占い本、夜景がキラキラ
光る「特製夜景メガネ」。それに夜景を鑑賞する前にリラックスするための
「特製入浴剤」という念のいれようである。摩天楼ドリーム28,000円より。

http://superyakei.com/index.html

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【 みつおか流料理のツボ 】☆★☆★☆★☆★☆★―――――――――――
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●「好きこそものの上手なれ」と言うが、自分の趣味を極めて三者三様に仕事
にしていった身近なケースである。



▼菊池仁志氏は、子供の頃の夢を抱き続けて自分の才能に磨きをかけて独立し
た。菊地の名で文筆業と「ピエトロ」というペンネームでイラストレイターと
して活躍している。昔からサラーマンから作家に独立する人は多い。例えば、
新聞記者・福田定一は歴史に憧れ、独立して作家「司馬遼太郎」になった。

▼料理研究家と言われる先生たちは大勢いる。しかも従来型の料理教室は閑古
鳥である。本を出版したり、マスコミに登場する料理の先生はそのうち極々一
部である。自分の趣味を活かして、Nご夫妻は全く新しい料理分野を作りだして
いったのだ。遠方から来る生徒は、従来の料理教室と違って男性が多いという。
また、WEBでの告知と集客も大きなウエイトを占めているかもしれない。

▼丸々もとお氏は夜景評論家というオンリーワンの仕事を創造したばかりか、
次々に関連する分野に進出している。ここで大事なことは、根っこの「夜景鑑
賞」をさらに深掘りして付加価値を高めてから、多角化した点である。例えば
ただ夜景の綺麗なスポットベスト10という情報提供ではなく、夜景を点数化す
る評価方法を独自に確立し、しかも分類・体系化して評価情報を提供した。

▼マーケティングでは、市場セグメンテーションという言葉がある。何らかの
フィルターを用いて市場を同質的な断片に分割し、自分に合った小さな断片市
場を見つけ出す考えである。一方商品開発で競合に対し差別化という考え方が
ある。しかし、このケースでは得意分野を突き詰め、差異化していくと言った
方が近いかもしれない。因みに私の修士論文はマーケットセグメンテーション研究であった。


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【今週のみつおかひろしの薀蓄】☆★☆★☆★☆★☆★――――――――― 
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●【自分の肩書きを勝手に創り出す】
 神田昌典氏はベストセラー「非常識な成功法則」の中で起業の際の成功の秘
訣の一つとして、なりたい自分になるために「自分に都合のいい肩書きを持つ」
ことの必要性を力説している。 

●【ナンバーワンよりオンリーワンを目指す】
 独立・起業する場合は、大手との競合を避け、オンリーワンを目指すべきで
ある。自分の得意技に磨きをかけ、他人と違った土俵で新しい仕事を創り出す
ことが肝要である。

●【趣味を極めて、新しいい仕事を創造する】
 自分の好きなことは、いくらやっても飽きないものである。そういった分野
があれば、とことん深堀りする。本質をどんどん極めていくのだ。そこに起業
のチャンスがあるかもしれない。ただし、リラックスするための趣味は、趣味
として、仕事にしないほうが賢明である。ここのところを混同しないように!

●孔子『論語』より
 「之を学ぶ者は之を好む者に如かず、之を好む者は之を愉しむ者に如かず」


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★☆☆☆☆☆  <<みつおかひろし の編集後記>>  ☆☆☆☆☆★
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■■■■お詫び□□□□
■■■ 先週の第2号の記述に誤りがありました。「白い恋人」は「六花亭」
■■ の商品ではありません。思い込みって怖いですね。教えて頂いたTさん
■ ありがとうございます。感想やご指摘お待ちしております。


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