きたあかり カフェ

★2009年ベスト10冊★


いちご





年内のアクセスは今日が最後になりそうなので、

恒例の年間ベスト本をUPします。

今年読んだ本はマンガも含めて92冊。

このブログを通してたくさんの本と出合うことができました。

リンク先のみなさんをはじめとして、多くの方々に感謝します。 

ありがとうございました。

※ 本をクリックすると日記に飛びます。







伝説のチェスプレイヤー、リトル・アリョーヒンの、ひそやかな奇跡を
描き尽くした、せつなく、いとおしい、宝物のような長篇小説。

「猫を抱いて象と泳ぐ」  小川洋子

本







ママの名前はマコ。マコの娘はコマコ。「コマコ、逃げるわよ」
というママの掛け声で、想像を絶する数奇な運命と物語が動き出す。

「ファミリーポートレイト」 桜庭一樹

本







「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上
がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。

「1Q84」 村上春樹

本







1989年 ブッカー賞 受賞作品

過ぎ去りし思い出は、輝きを増して胸のなかで生き続ける。

「日の名残り」 カズオ・イシグロ  土屋政雄訳

本







昭和11年上期芥川賞候補作品

ただ、生きる。そのことの絶望、そのことの眩しさ。

「いのちの初夜」 北條民雄

本







平成10年上期直木賞受賞作品

圧倒的な小説作りの巧みさと見事な文章で、
底辺に住む人々の情念を描き切る。

「赤目四十八瀧心中未遂」 車谷長吉

本







官能と禁忌に弄ばれた女の性を描く、落涙の純愛小説。

「蜉蝣」若合春侑

本







戦前・戦中・戦後の日本で、恋に命をかけた女たちを描く純愛官能ロマン。

「白蝶花」 宮木あや子

本







平成21年上期直木賞候補作品

日常に潜む人間の本性を渾身の筆致で炙りだした短編集。

「きのうの神様」 西川美和

本



10



笑いと切なさを綯い交ぜに紡がれた「多田便利軒」外伝7篇

「まほろ駅前番外地」 三浦しをん

本



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