宇宙は本の箱

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冠島とは。感動した開祖の祈祷・・・


許されるだろう(私のお気に入りに登録)。
以下。


 ウィキペディアで、冠島と検索されたし。その文節の中に「……また、島周囲の海底の一部には弥生時代に創られたといわれる遺跡のようなものの人工的痕跡があるが、その詳細ははっきりしない」と記されている。その遺跡が現れたとの記事が京都新聞に出た。記事には…

 [京都府舞鶴市の沖合に浮かぶ冠島近くの海底で階段状の岩が見つかり、ダイバーたちの間で「海底遺跡ではないか」と話題になっている。専門家は「偶然の産物」との見方が強いものの、冠島一帯には一三〇〇年前に水没したとされる幻の大地「凡海郷(おおしあまごう)」の伝説もあり、海に眠る古代ロマンがダイバーたちを魅了している。

* 地元に集落沈没伝説。専門家は「偶然」。 階段状の岩があるのは、舞鶴市沖約一二キロの冠島近くにある通称「トドグリ」と呼ばれる岩礁。水深約八メートルの海底に高さ約二メートル、幅約六〇センチの人が歩けるような段差がある。

 地元のダイバーが三年ほど前に見つけ、ホームページで紹介したのをきっかけに知られるようになった。今では「人の手が加わっているとしか思えない」と、ダイビング愛好家たちの隠れた名所になっている。

 舞鶴市教委によると、奈良時代の「丹後風土記」には、凡海郷という村が七〇一(大宝元)年、三日続きの大地震で海に沈み山頂だけが海上に残って冠島と沓島になったとの記述があるという。 同市教委は、土器などの遺物が見つかっていないことから調査予定はないというが「遺跡の可能性は低そうだが、古代ロマンを感じさせる」(社会教育課)と話す。

* 海底遺跡に詳しいアジア水中考古学研究所(福岡市)の林田憲三理事長の話  遺跡ではなく、自然の岩だと思われる。火山性の岩には節理(規則正しい岩石の割れ目)が見られることが多い。階段だとすると、造った理由が周囲の状況から見えてこない。ただ『遺跡のような階段』として観光などに活用し、海への関心を深めてもらうことは大いに賛成だ] 記事転載


さてさて… もう古文書はうんざりなれど、冠島の磯に鳥居ありて 老人島神社といふ。たぶん塩土老翁神(シオツチオジノカミ)でもある。塩土老翁神といえば鹽竈神社(しおがまじんじゃ・宮城県塩竈市)塩土老翁神を主祭神とし、武甕槌命、経津主神を祭神とする。武神 防衛の神様。物部氏は防衛担当の氏族。(「防衛(ふせぎまもり)として天降り供へ奉る」『先代旧事本紀』)

元伊勢・籠神社(このじんじゃ)の祭神は彦火明命(ヒコホアカリノミコト、別名:天火明命)。『先代旧事本紀』によれば、彦火明命は物部氏の祖である饒速日命(ニギハヤヒノミコト)と同一神。

冠島の老人島神社(おいとじんじゃ)は籠神社の奥宮。こちらの祭神も饒速日命。皇室の祖神・瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)といえば三種の神器。物部氏の祖神・饒速日命といえば十種神宝(とくさのかんだから)。


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