宇宙は本の箱

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「日本の官僚は世界一」


日本崩すには官僚解体せねばならないってわけだ。
こういう本には眉唾のものも多々あるわけだが、スポーツにテレビに、もう一つはなんだったか、それら娯楽を与え続け、戦後、日本人の脳みそから思考能力を奪い馬鹿にして、輸入した豚のように太らせて食う戦略。そういうことを大真面目に安岡先生が言われていたことがあったから、なるほど、官僚解体作戦は徐々に進行中なのか、なんとなくそれを信じた。鉄壁の城塞を崩す戦略は、深く静かに潜行していて今があるというわけだ。
彼らの息は長い。感嘆に値するほどの長さ!1000年、2000年の戦略だってざらにありうる。郵政解体は700兆だか800兆だかの個人資産奪取作戦?かつて細川政権を誕生させたは米解禁作戦?うがった見方をすれば、そんなことは数限りなくあるわけだが、今の世論は、メディアが意図的に作り上げ先導していく世論だから、今度の民主党に吹いている風になんとなく胡散臭いものを感じたりする。強風の影に陰謀あり?
一党独裁みたいな時代は終わらなければ悪しき風習も終わらないし、変わる気配さえ見せないだろうから、民主党優勢はいいけれども、侵略者達の言うように、日本の官僚達の頭はきっと世界一優秀なのだろうから、それは今後もいかさねばならない。
果たして?
日本という国は面白い国だ。
昔、彼らは本当は天皇制を解体したかった。嘘かまことか、蒋介石のマッカーサーへの助言によって天皇を戦争責任者として処刑することは出来なかった。象徴天皇というけれども、天皇は元々日本人の象徴であった。そして、天皇の戦争責任という武井との共著を持つ吉本でさえ
天皇は政治から産まれたものではなく民族から産まれたことに気付いた。そして、気付こうが気付くまいが、民族何千年の歴史からうまれた天皇、天皇制は日本あるかぎり崩れることはない。
私は、もしかしたら、もし、日本の官僚が世界一の官僚なら、それもまたよきにつけ悪しきにつけ崩せないのではないかと思っている。要はよほどでないと、政治家は官僚以上にはなれないのではないかと思っている。


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