オランダ・ベルギー(31)



運河クルージングから上陸した近くのレストランで昼食をとる。
赤ワインと「チキンのワーテルゾーイ(クリーム・シチュー)」
との相性が良く、結構であった。 昼食後、「愛の湖公園」へ
行く。 

愛の湖公園

 世界遺産に指定されているベギン会修道院に隣接している公園
 である。 白鳥、湖、中世の面影をそのまま残す素敵な町並み。
 まさに、絵はがきみたいな美しい風景に出会えて、云うことな
 しである。

 何ともロマンチックな名前だが、かつてブルージュの内港があ
 った場所である。両岸から深い木立がかぶさり、湖の中ほどに
 は美しい橋が浮かんでいる。

 観光馬車の基地になっているのだろうか、湖畔に「馬の水飲み
 場」があるのが面白い。

公園を暫く散策した後、隣接のベギン会修道院へ入って行く。

ペギン会修道院( Begijnhof)

 1245年にフランドル伯夫人によって設立されたペギン会修
 道院は、指導者のもと質素な生活を送る婦人達の集団だが、現
 在ではベネディクト会女子修道院として利用されている。

 白い建物が中庭を取り囲んでおり、静穏な雰囲気をかもし出し、
 たまに見かける修道女の服装も15世紀のベギン会の修道女た
 ちが着ていたものだそうだ。

 現在の建物は17世紀以降のもので、ユネスコ世界遺産建造物
 に登録されている。

 -つづく-

※画像は下記をクリックして下さい。

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