平成26年5月16日(金)
終日晴れ。日中は汗ばみました。
午前3時半起床。文庫本を手にとって、白み始めるのを待ちました。作業着に着替えました。4時半に家を出ました。鶴見半島へ向かいました。月が綺麗でした。
梶寄への途中にある漁村・島江へ。桜の名所・浦代峠を越えました。米水津の湾岸を走り、も一度トンネルを抜けました。鶴見・中浦へ出ました。そこからはもうすぐです。ヒラメの陸上養殖場があります。海水をくみ上げて陸の池に流し込んでいます。それから溢れたものがザーザー、波打ち際に流れ出ていました。掛け流しです。現場についての積み込みは楽勝。放り込みの仕儀。10分でこんなになりました。
もう少しで陽が昇ります。
帰りの峠で鹿を見ました。ピュッ、ピュッ。鋭い声を掛け合っていました。秋に聞こえるピューとは違います。緊迫感がありました。注意を喚起するような響きです。
帰宅して、荷を下ろしました。シャワーを浴びサッパリ。朝餉をして出勤。終日デスクワーク。午後遅くにお客様がありました。金融機関の方でした。債権回収の話でした。弊社の支援する会社が厳しいのです。辛いな。
前後します。昼休みに東和機械を訪ねました。修理に出していた新ダイワのチェーンソーを引き取るためでした。まだ治っていませんでした。もう30年近く前の代物です。交換するキャブはとうに品切れ、代替のものを考えているとのこと。このことをして、オーディオの師匠が言を思い出しました。日本と欧米のもの作りに対する考え方の違いです。以前に師匠曰く「日本は製造中止にしたら数年後に部品のストックも打ち切る、これが海の向こうだと末代まで面倒をみてくれるんだ、やりっ放しの姿勢が透けて見える」御意にござりまするです。
陳列棚のチェーンソーに目が留まりました。片手で扱うことの出来るハンディ型。梅の剪定に重宝しそう。小径の薪作りにも使えます。衝動買いしました。あーあ、これでニコンの1眼は遠のきました。
会社が引け、真っ直ぐ帰宅。作業着に着替え、朝の現場へ向かいました。もう1車。積み込む途中、ふり仰ぎました。法面はこんなです。ここに生えていたウバメを持って帰るのです。
作業中、県道を通る車はほとんどありませんでした。九州最東端、10km先は灯台です。行き止まり。寂しいところです。写真は夕暮れの海です。
もう一枚、道中の小浦集落です。判りにくいけれど、大分バスが停まっていました。ここは路線の終点です。静かな漁村、迫る夕暮れにバスが折り返していくの図。風情があります。
先月、購読を始めた小学館ジャズ耳養成マガジン隔週刊「JAZZ100年」、今日、第4号が届きました。特集は「チュニジアの夜・テナーは太くたくましく」です。それはそれとして、チュニジアです。12年前、日韓W杯の際、彼の国のナショナルチームが直前キャンプを私のまちで張りました。いつも走る運動公園が、調整のためのフィールドでした。ただそれだけのことですが、関連してあれこれを思い出したり、連想するのがよいです。大げさですが、偶然の関連に運命的な意味がありそうで、何となく遙かな想いがするんです。私は、そのために読書するのかもしれません。聴きながらウィスキーを嘗めました。薬を内服中ですが、一杯だけ。
今日の一句春宵はコルトレーンを竹鶴で
今日の写真は、持ち帰ったウバメガシです。kusuhito氏が羨ましがるだろうな。
長芋を摺る、薪取り、玉葱を引く 2020年05月04日 コメント(10)
薪取り、自分の作った野菜は平凡なもので… 2020年05月01日 コメント(4)
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