梅林庵

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2019年06月02日

雨を幸い、身体を休めました。

(8)

カテゴリ：徒然

Sunday,June 2,2019
　午前4時起床。終日雨。
　家から一歩も出ず終い。妻は朝から実家に。こんな日はトラの頭を撫でながら音楽を。それに倦んで読書。調べ物は捗らず。午前、母からTELあり。魚を貰ったのでなんとかして欲しいとのこと。小鰺と大鯖でした。両方とも鮮度がイマニ。鰺はゼイゴをとり、鰓と腹を出して冷蔵庫へ。1尾だけ、トラへ刺身をこさえてやりました。鯖は2枚に下ろして塩、すぐさまグリルで焼いて届けました。写真はありません。代わりは抹茶きんつば。友人Kの東京土産です。これ、好物なんです。珈琲タイムに毎日1個。

　午後も本を手に。以下は巡らすしり取り話をメモ的に。
　偶然、丸谷才一「輝く日の宮」の書評を読みました。彼の小説は読んだことがありません。もっぱら邦訳物ばかり。ジョイスの長編には難儀しました。「輝く～」は面白そうです。次の図書館通いの折り、他の作品も合わせ、見繕ってみよう。
　丸谷といえばグレアム・グリーンの「負けた者がみな貰う」という本の訳者です。恋愛物。
　跳びます。グリーンといえば映画になった「第三の男」です。引っ張り出してみました。これらは昨年4月末にBOOKOFFで購入。

　「第三の男」中にレシートが挟んでありました。ブックファースト渋谷文化村通り店のものでした。日付は2011年11月13日。邦訳は1,979年ですが、文庫本は2001年発行です。10年物長きにわたり、本屋の棚に眠っていたものを手に取った御仁はどんな方だったんだろう。それが巡り巡って大分の片田舎・佐伯の拙宅に。そう思うと、何だか不思議な嬉しさを思わずにはおれません。

　夕刻、雨にランも出来ず。風呂に入って、肌寒くもありました。燗を付けました。ペロリ時子を嘗めていたら、これが出て来ました。試し掘りのジャガイモとカラスカレイの煮付け。盛り付けの器量はよくありませんが、味はいい感じ。

　プロ野球、カープはタイガースを追い上げましたが届かず。ドラゴンズは金満に大逆転を許しました。でもまあいいや。安田記念、5ラーほど儲かりました。ゲートが開いた時、武豊が斜行し、本命馬の進路を塞ぎました。僥倖です。ここで自慢話を。このところ、馬は連戦連勝です。先月、馬口座に5ラーを預けましたが、現在、25ラーになっています。複勝1点買いから本命外しで単勝の3～4点買い。それが奏功しています。週2～3レース。費やす元手は1レースにつき1前後。1,000円を超えることはありません。10ラーほどをおろし、つね三にしけ込もうかな。
　そんなことを思いながらニヤニヤしていて酔いが覚めました。妻と一緒に録画した「白い巨塔」を見終えました。夜更かしになりました。　

今日の一句
山豊の田宮が似合う巨塔かな

今日のラン
なし

今日の酒
燗酒1合　黒白波1合　ウイちゃん1ショット

今日の写真は好きな作家陳舜臣の「インド三国志」です。十八史略を勧めていて直ぐ浮気の杣夫です。それはそれとして、ムガール帝国が舞台です。インド旅行に託けての一読でした。