全462件 (462件中 201-250件目)
浅瀬でよくみられるタツナミガイという大きなウミウシさんです。さて、このタツナミガイさんをタモの柄の部分でちょっとだけつついてみました。すると…。”ドゥバッーーー!”と紫色の液体が放出されました。次第に薄まってきました。ちょっとしたイタズラでした。タツナミガイさん、ごめんよ~。つづく。
2010年08月09日
ちょっとだけヤドカリを採集したので紹介~♪マガキガイに入ったアオボシヤドカリさん。これもクモガイ(?)に入ったアオボシヤドカリさんです。このようにアオボシヤドカリさんは平べったい殻口の貝殻に入ります。確かに身体も平べったいもんね。これは確かオイランヤドカリさんだったと思うのですが、自信がありません。イモガイヨコバサミさんです。写真(タカラガイ)のような平べったい殻口の貝殻を好みます。ツマジロサンゴヤドカリさん。この子も平べったい殻口のタカラガイに入っていますが、別に平べったい殻口の貝殻をセレクトしたわけじゃないです。たまたまでしょう。シロサンゴヤドカリさん。小さなサンゴヤドカリ属のヤドカリさん。大きくなると何になるでしょう?ツノヤドカリ属のヤドカリさんたちです。確かPagurixus haigaeさんだったはず…。でも写真が悪くてよくわからないです(汗)。つづく。
2010年08月08日
岩陰でよく見かけるキミオコゼさん。鰭の棘には毒があるので、触らないように気をつけましょう。同じく岩陰にいたフサカサゴ科のお魚さん。サンゴを眺めたり…。ケヤリムシを眺めたり…。緑色の絨毯みたいなものを眺めたり…。実はこれよく見かけます。色素が抜けたような感じの淡褐色のものもあります。拡大するとこんな感じです。ひとつひとつは小さくて、それらがたくさん敷き詰められている感じです。ちなみにそれぞれに穴のようなものがあります。穴があると言えば…。つづく。
2010年08月07日
濁りの少ない場所へ移動してシュノーケリングを行いました。ミドリイシの間にいる2匹のキモガニさんたち。ペアかな?シャコの仲間はいつもたくさんいます。穴が…。シャコさんの穴でした。こちらの隙間にはカエルウオさんの仲間がいました。胸鰭の根元付近に斑点らしきものがあるように見えるので、おそらくシマギンポさんだと思います。つづく。
2010年08月06日
いい天気だぁ~♪では行きま~す。浜から近いタイドプールです。少し濁っています。ちょっと場所を変えてみました。でもやっぱり濁りがあります。写真のお魚さんはミヤコキセンスズメダイさんです。幼魚はきれいなのに…。さらに場所を変えてみました。やはり濁っていました。しかも変なパイプのようなものがありました。なんか沖縄らしくな~い。でもこのパイプをよく見ると面白いです。小魚の群れが一か所に群がっています。アミアイゴさんの幼魚がなにかを食べていたみたいです。このあと濁りのない場所をしばらく探していたホムラspです。でも濁っていても結構楽しかったりするのですが…。
2010年08月05日
海へ入る前にちょっとタイドプールを観察しました。ネズスズメダイさんの幼魚たちです。かわいいねぇ~。浅いタイドプールにたくさんいます。干潮のためほとんど海水がなくなった水溜まりにお魚さんたちがいました。あちこちで跳ねていました。これはアミアイゴさんの幼魚です。幼魚はスクガラスとして沖縄料理に利用されています。でも実はまだ食べたことはないんですが…。この幼魚たちは運悪く取り残されてしまったようです…。この後のシュノーケリングにおいてもたくさんのアミアイゴさんの幼魚を確認できました。ちなみにアイゴの仲間の鰭の棘には毒があり、刺されると危険なので注意が必要です。つづく。
2010年08月03日
沖縄へ磯採集旅行に出発いたしました。朝の関西国際空港です。遠くにうっすらと見える橋が関西国際空港連絡橋、スカイゲートブリッジRです。朝が早いのに空港にはたくさんの人がいました。”みんな磯採集に行くんですねぇ~”って、そんなわけはありません。ちなみに今回はANA便を利用いたしました。機内食はサンドイッチや生ハム、野菜サラダなどでした。その後眠くなりしばらくの間、仮眠をとりました。到着後、レンタカーの送迎バスに乗りました。バスから撮影したタコノキです。面白い木ですね。レンタカーを走らせて到着した今回の目的地です。もう干潮です。あまり時間がないので、素早く着替えて磯採集を行いました。つづく。
2010年08月02日
まだ明るいですが、そろそろ帰らなければいけません。電車の時間があるから…。でももう少し遊びたかったなぁ~。JR西日本紀勢本線(きのくに線)の串本駅。ほとんど人がいないです。オーシャンアローで帰ります。暗くなってきました。車窓から海を眺めながら、次の磯採集のことを考えました。車内販売で購入した”小鯛雀寿し”です。食べるのは初めてです。いただきま~す。お腹がすいていたホムラspは、途中喉をつまらせながら、瞬く間に食べてしまいました。おわり。
2010年07月31日
上からトゲチョウチョウウオさん、フウライチョウチョウウオさん、チョウチョウウオさん。豆チョウはかわいいなぁ~。コガシラベラさん。たくさんいるカミナリベラさん。ブダイさんかなぁ~。岩陰などの暗いところにたくさんいるツマグロハタンポさん。しかし採集後の管理が大変です。☆になりやすいお魚さんです。セダカスズメダイさん。スズメダイさん。エサ用です。つづく。
2010年07月30日
たくさんいるシマウミスズメさん。泳ぎも遅く採集しやすいお魚さんです。このように捕まえられることはかなりのストレスだと思います。おそらくストレスのため、皮膚からパフトキシンを含む粘液を出しているんでしょう。ごめんよ~。ちなみにパフトキシンは粘液毒です。シマウミスズメさんの胸鰭に寄生虫らしきものが…(青矢印)。カワハギさんです。流れ藻といっしょに漂っていたニジギンポさんです。噛むことがあるので素手で持つことは危険です。(ホムラspは噛まれた経験があります。)成魚サイズのイソハゼさん。今回、成魚サイズのイソハゼさんが多かったです。ウバウオの仲間。メシマウバウオ属の種のような気がします。よくいるオキナヒメジさん。アオヤガラさんでいいのかな~。つづく。
2010年07月29日
転石の下にたくさんいるヒメソバガラガニさん。このカニさんの歩脚は淡褐色だったので、ちょっと面白いと思って採集~。エサ用として採集したエビさん。たくさんいるヤドカリさんたち。個人的にちょっと好きなアオヒゲヒラホンヤドカリさん。クロシマホンヤドカリさん。転石の下にたくさんいるヤマトホンヤドカリさん。たぶんウスイロサンゴヤドカリさんです。つづく。
2010年07月28日
クモヒトデさんの仲間です。転石の下に2匹いました。左:アカクモヒトデさん。ここでは普通種です。右:トゲイトマキヒトデさん。いろんなカラーバリエーションがあります。 ちなみにこのヒトデさんと背景の岩盤との色彩は非常によく似ています。左:ニッポンウミシダ。右:小さなウミシダの仲間。左:ニセクロナマコさん。 キュビエ器官(写真の白い糸のようなもの)が確認できます。 ちなみによく似たクロナマコさんはキュビエ器官を持ちません。右:危険なラッパウニさん。触れてはいけません。左:サナダヒモムシさん。縦走する黒い線は1本です。右:ヒラムシさんの仲間。 このヒラムシはクロシタナシウミウシさんによく似ていますが、 鰓が確認できません。またクロシタナシウミウシさんと比較して 全体的に平坦で、触角は小さく、左右の触角の間隔も狭いです。つづく。
2010年07月27日
昼食はコンビニなどで購入したもので、簡単に済ませることが多いです。そして昼食後はしばらく海を眺めています。そんな昼食後のこと~。海を眺めているとなにやら浮かんでいました。念のため手袋をして、捕まえてみました。これはカツオノカンムリというクラゲの気泡体の部分です。生きている時にみられる青い栄養体の部分がなく、☆になった後の状態です。でもちょっと見ただけでは、プラスチック製のゴミにも見えてしまいます。よく見かけるマツバガイさん。潮間帯の上方の岩肌によくついています。面白いのは帰巣行動があるということ。岩の上を這うようにして海藻を食べたあとは、いつも定位置に戻ってきます。だからその定位置の形にぴったりと当てはまるように、貝殻が成長していきます。こんなところにもコウガイビルが?まさかと思い、ちょっとつついてみたらゴカイの仲間のようでした。つづく。
2010年07月25日
潮の引きはあまりよくありませんが、でも気持ちよさそうな海~♪さっそくシュノーケリングを開始しました。少し濁っています。でもこの暑い中、海の中のひんやり感が気持ちいいです。たくさん見られるキバナトサカ~。この後しばらくの間シュノーケリングを行いました。つづく。~~~~~最近、デジカメ紛失事件があってちょっと落ち込んでいたホムラspでしたが、見つかって一安心。カバンのサブポケットに入っていました…。
2010年07月24日
久々に串本へ出発いたしました。まだ雲がほんのりを薄赤い早朝の駅のホームです。電車の窓から撮影~。車内ではゆっくりと寝ておこうと思ったのですが、車窓から海が見えるとそれどころではありません。なんだかワクワクしてきて…。”海だぁ~!”子供みたいです。普段見慣れない電車から見る景色はとても新鮮です。串本駅に到着~。串本はトルコ友好の町なんです。というのは、明治23年にオスマントルコの軍艦が串本沖で沈没した際、串本の人たちによる懸命な救助活動が行われ、このことに対してトルコの人たちがとても感謝しているからです。それ以来友好関係が始まったらしいです。さてさて、早速、レンタカーを借りて出発~♪レンタカーで寄った串本の漁港。たくさんの船がありました。釣人もたくさんいました。とある磯。波は穏やか~。潮の引きはあまり良くないのですが、それでも磯採集を行いたい気持ちでいっぱいです。すぐさま着替えて海の中へ入りました。つづく。
2010年07月23日
もう潮も満ちてきました。磯採集も終わりです。天気のよくない沖縄の海。ここにはホムラspひとりだけ…。夏を感じさせながらも少し寂しげに感じる海をしばしの間眺めていました。翌日の那覇空港。雨上がりです。帰りはANA便を利用しました。機内食をおいしくいただいたあとはもちろん熟睡です。長々とすみません。これで5月の磯採集報告は終わりです。~~~~~今回の磯採集は新たな発見がありました。次、また行きたいと思いました。
2010年07月15日
小さなヤドカリさん。逃げるのがはやいこと(汗)。たくさんいるツマジロサンゴヤドカリさん。殻口ではなくて、貝殻に空いた穴から出ています。面白いね~。小さなツマジロサンゴヤドカリさん達~♪でも一番左のヤドカリさんだけは違うようです。右鋏脚が大きい…。ホンヤドカリ科のヤドカリさんのようです。 スベスベサンゴヤドカリさん。その名通り、”スベスベ”です。 シロサンゴヤドカリさん。結構好きかもしれないヤドカリさんです。数はツマジロやスベスベより少なめです。ものすごく小さなヤドカリさん。かわいい~。先程よりもちょっと大きなヤドカリさんたち。それでもペットボトルの蓋と比較すると、かなり小さいです。Pagurixus haigaeさん。これもかなり小さいです。定番のベニワモンヤドカリさん。オキナワホンヤドカリさんたち~。では~♪
2010年07月14日
ヤドカリ属~。ヨコバサミ属~。(手抜きだぁ~。まぁ何度も登場しているので…。)続く。~~~~~これから本格的な磯採集シーズンに入っていきます。現在、いろいろ計画中のホムラspです。今年こそ目的としている生体を採集するためにがんばるぞぉ~。
2010年07月07日
このときの海水魚採集の結果です。ヌノサラシさん。皮膚にグラミスチン(grammistin)という粘液毒を持つことで有名です。幼魚では背鰭棘部が赤いです。この赤色はbloodyな色彩なので、水中で見た場合、”怪我をしているのかな?”としばしば勘違いしてしまうことがあります。写真のヌノサラシさんの背鰭棘部は赤くないので、ある程度成長した個体なのだと思います。トゲチョウチョウウオさん。この時期、大きいのはたくさんいたのですが、小さいのはあまりいなかったです。あと、ペア化しているものが多かったです。ルリスズメダイさん。写真のような成魚が多かったですが、幼魚もいました。レモンスズメダイさんの幼魚。ミツバイソハゼさんかなぁ~と思ったのですが、尾柄に黒色斑が…。さて?ヨスジハゼさん。青っぽい婚姻色の色彩のものもいました。下は海の中での写真です。タスジイシモチさん。体側には縦走する三本の黒いラインがあります。臀鰭、第2背鰭にも縦走する黒いラインがあります。 タナバタウオさん。擦れのため眼がやや白っぽくなってしまいました(汗)。ごめんよ~。エサとして採集したギンユゴイさん。ムナテンベラさんの幼魚。ペットボトルのふたの内径の3分の2ほどのサイズです。このベラさんの体の地色は赤~茶褐色ですが、もうちょっと大きめの青褐色の幼魚もよく見かけます。カンムリベラさんの幼魚。とてもきれいなベラさんの幼魚です。串本でもよく見かけます。続く。
2010年07月03日
天候は良くありませんでした。この時期、沖縄は梅雨だったから仕方がないのですが…。それはさておき、突如降ってくる雨…。こんな雨の中、海にいる人はいませんでした。はっきり言ってホムラspは変…。でもすでに濡れているんだから雨はあまり関係ないですね。さて海の中は…。海の中から見ると海面が雨でこんな風になります。激しい…(汗)。続く。
2010年06月29日
磯採集時に恐いと思うお魚さん。それはモンガラカワハギ科のお魚さん。特にゴマモンガラ…(汗)。このお魚さんの歯は強力でウニや貝などをかみ砕くことができます。磯採集時にこのお魚さんを見かけたら、まずその場から逃げることにしています。特に卵を守っている時はすごく危険。万一近寄ったりでもしたら、強力な歯で執拗に噛みつこうとしてきます(汗)。実はホムラsp、攻撃されたことがあります。以前の磯採集時でゴマモンガラに遭遇しました。そのとき、一瞬ですがゴマモンガラと視線があったような気がしました。すると一直線にこっちへ向かって突進してきました。どうしよう?などと考えている暇はありません。そのときホムラspは、とっさに両手に持ったタモを用いてガードしました。するとたまたまタモの中に入ってしまい、ゴマモンガラはタモの中で少し暴れ、そのまま逃げ去って行きました。このときは運が良かったみたいです。これ以外にも何度も遭遇していますが、見つけたら逃げるようにしています。噛まれたらひどい傷を負う可能性大です。恐ろしいです…(汗)。
2010年06月25日
ミミガイです。割と大きな転石の下などでよく見かけます。でも見つけても意外と逃げるのがはやいんです。写真は逃げているところを後方から撮影したもの…。たぶんどうなっているのか分からないと思います。(すみません。)アワビを想像していただければいいと思います。そのアワビの貝殻を縁取るようにひらひらとしたものが付着している感じなのですが…。シャコガイの仲間はたくさんいます。外套膜がきれいなのでいつも癒されます。カゲロウミノガイという二枚貝です。転石の下に多くみられる貝で、泳ぐようにして逃げていきます。よくいるクモガイです。タイドプールにいたウミウシさん。おそらく小さめのタツナミガイです。刺激を与えるとアメフラシ同様、紫色の液を出します。コイボウミウシさん。他のイボウミウシ科のウミウシさんとの見分けがややこしいです。シュノーケリングの際は、イボ状の突起にほんのりピンク色が確認でき、(写真ではわかりませんが)触角全体が黒いことで見分けています。裏返すとこんな感じです。 ニセツノヒラムシ属のヒラムシさんです。シュノーケリングの際はカラフルな色彩なのでよく目立ちます。続く。
2010年06月23日
こんなのを見つけた時はちょっとうれしいかな。左の巻貝の中のヤドカリさんがわかってしまうので…。続く。~~~~~本日はショップ巡りを行い、消耗品を購入いたしました。それにしても最近は暑い日が続きます。明日はさらに暑いみたい…。
2010年06月21日
遭遇した棘皮動物の一部を紹介します。イカリナマコ科の種。オオイカリナマコさんのような気がしますが、全体的に茶褐色です。色彩変異かな?こちらがよく見かけるオオイカリナマコさん。さらに深いところにいたオオイカリナマコさん。伸びすぎ…。3mほどになります(汗)。こちらは同じイカリナマコ科のトゲオオイカリナマコさん。触るとこのように引っ付きます。オオイカリナマコさんが昼間、そこらじゅうで見られるのに対し、トゲオオイカリナマコさんは、昼間、転石などの下にいることがほとんどです。クロナマコ科のナマコさん。ニセクロナマコのような気がしますが、うっすらと砂がついているのでクロナマコさんかもしれない…。たぶんクロナマコさん。体の表面に砂を付着させています。半分ほど砂の中に埋もれているナマコさん。茶褐色、乳白色の体表の一部を確認できます。マツカサウニさん。結構好きかも知れないウニさんです。クモヒトデさんの仲間。盤の模様が面白い~♪続く。
2010年06月20日
わかりますでしょうか?アオヤガラというお魚さんです。横縞模様がはっきりしています。おそらく、ホムラspに対して警戒しているのでしょう。でも、このあとさらに近づくと…。一瞬で横縞模様が消え、淡褐色になってしまいました。周囲に溶け込むかのよう色合いです。しかも頭部の向きが微妙に変化しました。ホムラspに対して少しずつ長軸を向けるような感じで回旋しながら泳ぎ出しました。少し追いかけて頭部付近を撮影。でもこのあと一瞬で泳ぎ去ってしまいました。ちなみにアオヤガラの学名はFistularia commersonii。Fistularia…。Fistulaと関連???仕事柄、なんか親近感のある名前です。続く。
2010年06月18日
天候が悪いので、海はちょっと暗めです。せっかくの沖縄なのに…。いくでぇ~、カニさんとエビさんをちょっとだけ~♪すぐに終わります。はい、終わりです。こんな感じです。今回、カニさんとエビさんの採集は控えめです。(ヤドカリさんはちょっとだけ多めかな…。)続く。~~~~~定期的に磯採集へ行っているのに、なぜか現在、磯採集へ行きたい気持ちでいっぱい…。気温上昇とともに磯採集病が再燃です。(ほとんど寛解しない厄介な病気です。(汗)。)
2010年06月17日
バケツのこと。もちろん採集した生体を入れておくためですが、これはお持ち帰り用です。帰路の前に新鮮な海水と生体を入れるためで、決して採集時の生体を保持するためではないです。ちなみに帰るまで生体をなるべく元気な状態で維持するためには、2009年12月26日のブログに記載したようにケースを使用して、タイドプールなどの流されない場所につけておくのがいいと思います。それはさておきバケツに話を戻しますが、車でお持ち帰りするとして、海水がこぼれないようにするためには、蓋付きのバケツがベストです。蓋には携帯用エアーポンプのホースを差しむ穴とエアーを排出する穴のあるものがよいです。(穴がない場合はホースの径に見合った穴を開けます。)本当はクーラーボックスのほうがいいのですが、ホースを差し込む穴とエアーを排出する穴のあるものが少ないような気がします。あと、お持ち帰り時には水温に気を配っています。特に夏場は、車内冷房をつけて水温上昇を回避しています。ただし、氷を使用するのはあまりお勧めできないです。袋に入れた氷をバケツの海水につけていたことがありましたが、非常に低温になってしまい、生体を☆にしてしまった経験があります。
2010年06月14日
しばらくの間、シュノーケリングを楽しみました。なんとなくワクワクするような珊瑚礁です。でもこんなところでは採集できないので、観察だけを行いました。いろいろサンゴを眺めました。ちなみに最後の右下の写真はサンゴじゃなくてコウキケヤリです。なかなか美しいと思うルリメイシガキスズメダイさん。左:チクビイソギンチャクに共生していたクマノミさんの幼魚。右:ヒトヅラハリセンボンさん。こっちを見ているような気がします。左:サザナミヤッコさん。右:ペアのミナミハタタテダイさん。続く。
2010年06月13日
5月後半の沖縄磯採集の記録です。いつものように関西国際空港から出発しました。この日の大阪の天候は曇りです。那覇空港も曇りでしたが、時折小雨が降っていました。その後採集場所へ移動…。到着時はすでに干潮時でした。いつものように波打ち際を散策しました。イソアワモチを発見。見た目は少し…だけれど食用です。続く。~~~~~沖縄の梅雨…、結構雨が降ります。でも水温はそんなに低くないようで、長時間海に入っていても寒くなかったです。
2010年06月11日
採集を終えてさぁ帰ろうと思った時の写真。写真ではわかりにくいですが、かなりの雨が降っています。実はこの状態、かなり困ります。何が困るのかと言うと、着替えと片付けが大変です。例え車内で着替えたとしても、いろいろと片付けをするために車外に出るので、そのたびに濡れてしまいます。着替えてから、がんばって片付けを行いましたが、案の定、かなり濡れてしまいました。翌日…。レンタカーを返却したあと、送迎バスで空港へ送ってもらっている際の写真。やっぱり雨。那覇空港での写真。小雨になっていました。帰りはANA便を利用。機内食を頂いて、その後熟睡してしまいました。おわり。
2010年06月06日
ハゼさん。(カタボシサンカクハゼさんかな~?)サンカクハゼさんの仲間は砂泥地の岩壁下のくぼみや岩穴にいることが多いです。イシガキカエルウオさん。たくさんいます。ベラさん。ホンベラに似ているような?でも沖縄にはいなかったはず…。コガシラベラさんの幼魚。ひとつのタイドプールに何匹もいることが多いです。オビテンスモドキさんの幼魚。この色彩と形状、ちょっと見つけにくいお魚さんです。メギス科のお魚さんかな?でも腹鰭が長いような気が…。たくさんいる丈夫なハゼ、イレズミハゼさん。以前のブログで紹介したベニハゼさんです。
2010年06月04日
ミサキウバウオ(Lepadichthys frenatus)さん。採集こそしたもののこのあと逃がしました。このお魚さんの体表の粘液には毒があることが知られています。ほかの採集魚を同居させておくことはとても危険です。ちなみに同じウバウオ科のハシナガウバウオ(Diademichthys lineatus)さんにも粘液毒があります。この粘液毒はグラミスチン(grammistin)に近いペプチドのようです。グラミスチンと言えば、soapfishの仲間のお魚さんが体表から出す粘液毒…。危険ですね(汗)。さてどこにいるのでしょうか?ミナミウシノシタ(Pardachirus pavoninus)さんです。このお魚さんが出す粘液にもパルダキシン(pardaxin)をはじめとする毒性物質が含まれています。採集魚を同居させるのはものすごく危険です(汗)。かなり以前のことですが、名前のわからないササウシノシタ科の幼魚を水中の沈めたケースに入れていてほかの採集魚を全滅させられた経験があります。後から考えると、その幼魚はミナミウシノシタさんだったんじゃないかと思っています。
2010年06月02日
オニカサゴ属のお魚さん。小さめなのでお持ち帰りを考えたのですが、フィッシュイーターをこれ以上増やすのも大変なのでこの後リリースしました。水面にたくさんいたお魚さんの幼魚。カマスの仲間???毎度のことですがたくさんいるイシヨウジさん。かなりかわいいです。いつの間にかタモに入っていたルリスズメダイさん。しばしの間ケースに入れていたら色彩がくすんできました。ミスジリュウキュウスズメダイさん。サンゴの隙間に隠れてしまうことが多いお魚さんです。サンゴを傷つけてしまうので採集できない場合が多いですが、たまたまカイメンソウ(海藻)の間にいたものを採集することができました。
2010年06月01日
素早く逃げるヤドカリさん~。かなり小さいので岩の隙間に入られるとちょっと厄介…。でも何とか採集しました。たぶんPagurixus haigaeさん。たくさんいるですが、今回は1匹だけ採集。たくさんいるツノヤドカリ属のヤドカリさんたち。浅瀬のヤドカリさん~。マダラヨコバサミさん。イモガイヨコバサミさん。スベスベサンゴヤドカリさん。シロサンゴヤドカリさん。雨天の時は潮溜りのヤドカリさんの観察がやりにくい~(汗)。しかも写真撮影も大変…。一部は車内で撮影しました。
2010年05月30日
今回の磯採集で遭遇した海の危険生物たちです。上:キリンミノカサゴ。下:ハナミノカサゴ。ゴンズイの幼魚。いわゆるゴンズイ玉です。サンゴを食害するオニヒトデ。ガンガゼ。ラッパウニ。これらの生体には決して触れないように気をつけましょう。また、これ以外にもたくさんの危険生物がいるので、海へ入るときには本やインターネットなどで調べて知っておくことが肝要と思います。~~~~~おまけ~♪先程のラッパウニの下のほうに丸い小さなつぶつぶがたくさん。糞をしているのかな?
2010年05月28日
非常にたくさんいたオトヒメエビさん。岩穴から出ている白い触角のほとんどはこのオトヒメエビさんのものでした。(ちなみに太い白い触角はゴシキエビさんだったりすることもあります。)ペア化しているものが多く見られました。また、青緑色の卵を抱卵しているメスもたくさん見かけました。ヨコシマエビさん。ヒトデさんの体表を食べることが知られていますが、以前ホムラspが飼育していた個体はウニの管足をつまんでいました。でもこれが食べていたかどうかは不明ですが…。ヤドカリさんかと思ってひっくり返してみると貝でした。ちなみにこれはクモガイです。食用になります。このあとまたひっくり返して元通りにしました。カニさん。海藻類をひっつけてカモフラージュしていました。サンゴ瓦礫の中にいた小さなカニさん。歩脚の先端部分と関節部分が白っぽい。
2010年05月26日
シュノーケリングを行いながら採集する場合、採集するたびに生体の保管場所に戻るのは非常に面倒です。その際、手持ちにケースがあると、一時的な保管場所として便利です。水通しのある首からかけられるケースがおすすめです。ただし虫カゴは海水の貯まりがないのでおすすめできません。ホムラspはシュノーケリングを行いながら、採集した個体を首からかけたケースに入れながら、長時間、海に入っていることが多いです。ただし、大切と思われる生体を採集した場合はいったん戻って保管することが多いです。あと、魚食性の生体や非常に小さい生体などを採集した場合はケース内に入れた小さなケースに分けて保管するようにしています。
2010年05月25日
前から気になっていたオオクモヒトデを捕まえてみました。”とりゃぁ~!”と捕まえてみたのはいいのですが、じっとしていない…(汗)。くねくねと動いて逃げていきます。写真を撮るのが結構大変でした。意味のない格闘(?)でした。ただ手の上で写真を撮りたかっただけ…。ごめんよ、オオクモヒトデー!ヒトデさん。オオクモヒトデと違っておとなしいね。アカミシキリというナマコさん。そのほかのナマコさんたち。
2010年05月24日
いつもはヤライイシモチさんの幼魚がたくさんいるのですが、このときは成魚がちらほらといる程度でした。写真のヤライイシモチさんの口は膨らんでいます。ひょっとしたら口の中で卵を保育しているのかもしれません。そういう時期なのでしょう。ちなみにテンジクダイ亜科のお魚さんは雄の成魚が卵を口の中で保育する習性があります。
2010年05月23日
キヌハダウミウシ(Gymnodoris inornata)さん。ほかの後鰓類を専食します。こんなの飼育できるのかな…。餌が大変そうです。モンジャウミウシ(Glossodoris cincta)さん。イロウミウシ科です。クチナシイロウミウシ(Hypselodoris whitei)さん。これもイロウミウシ科のウミウシさんです。最後にニシキツバメガイ(Chelidonura hirundinina)さん。いつものことですが、砂地に非常にたくさんいます。
2010年05月21日
時折雨がやむことがありました。その合間に波打ち際を少し散策~♪マングローブの種を発見。流されてきたのでしょう。立派に育つんだよ~。さて、シュノーケリングを開始。ぷかぷかと浮かんでいろいろ観察しました。何かにかじられた(?)ような跡がたくさんありました。小さなサンゴ。なんだか応援したくなります。
2010年05月19日
5月の沖縄磯採集の記録です。関西国際空港から沖縄へ出発~♪今回も1泊2日の磯採集旅行です。採集は出発日の午後に行いました。関西国際空港はいいお天気でした。でも天気予報で沖縄は雨らしい…。その後出発~♪機内で少しだけ仮眠…。那覇空港に到着。予報通り、大雨でした(汗)。もう沖縄は梅雨だもんね。今回の磯採集場所はこんな感じです。写真ではわかりにくいですが、かなり雨が降っています。手前の礁池はいろいろ楽しめそう~♪でも礁池の外は波がかなり高いです(汗)。このあと雨ニモマケズ 風ニモマケズ…と磯採集を行いました。
2010年05月15日
タイトル通り、ちょっとだけ海水魚の採集~♪トビウオ科のお魚さんの幼魚。波打ち際に浮かんでいたところを採集しました。上から見るとこんな感じです。この後リリース。ハリセンボンさん。(危ないので真似をしないようにしてくださいな~。)雌相のハラスジベラさん。たまたまタモに入りました。上:カゴカキダイさんの幼魚。下:クモギンポさん。ヘビギンポさんの仲間もたくさんいました。今回は沖縄らしくないお魚さんばっかりです。目的としていたお魚さんはいませんでした。次回、別の場所を探してみようと思います。では~。
2010年05月14日
手袋の上のPagurixus haigaeさんたち~。今回たくさんいました。ちなみに大きさはかなり小さいです。ホムラspの手袋の指の太さと比較くださいなぁ~。そのほかのヤドカリさんたち~。この扱いの差は何だぁ~!というわけではないんですが、何度も掲載しているヤドカリさんたちなので詳細は省略。(でもPagurixus haigaeさんもよく掲載しているような気が…。)~~~~~本日少し時間があったので屋内でトレーニングを行いました。これも磯採集のためです。
2010年05月12日
またしても…いました。こちらです。わ、わかりにくい…(汗)。よくみると眼と口が確認できます。タモを近づけてもほとんど逃げないので、難なく採集~。オニダルマオコゼ(Synanceia verrucosa)さんです。背鰭棘の毒(Verrucotoxin(VTX))の強さは刺毒魚として世界最高クラス…(汗)。VTXは心毒性のある危険な毒です。ほんま怖いなぁ~。でも一番怖いのはこう言った危険生物にずいぶんと慣れてきたホムラspです。気を引き締めないといけないですね。ちなみにこのあとオニダルマオコゼさんを海へ返しました。
2010年05月10日
海底をシュノーケリングで眺めていると見慣れない海藻がありました。これは?一部を手に取ってみました。厚い板状の海藻です。結構やわらかい~。変な海藻…。この海藻には4月26日のブログで紹介したムカデミノウミウシさんが付着していました。おそらくたまたま付着していただけだと思いますが。波打ち際を歩いていると、リュウキュウスガモの実を発見しました。中には種が入っています。そう言えばアマモの仲間の枯葉がたくさん漂っていましたが、これらはリュウキュウスガモの枯葉だったのかもしれません。
2010年05月08日
お魚さんが少ししかいなくて、貝などをいろいろ見ていました。(お魚さんは後ほど紹介いたします。)ツヤのいい貝殻だなぁ~。裏返すと…。黒い…(汗)。タカラガイはたくさんいます。これはキイロダカラです。ハナビラダカラです。右はハナビラダカラです。左はタカラガイの幼貝ですが、キイロダカラの幼貝???それとも…。ひっくり返すとこんな感じです。上がハナビラダカラ、下がタカラガイの幼貝。幼貝を見ると、タカラガイが巻貝の仲間であることがわかりやすいと思います。ヤクシマダカラです。ヒメホシダカラです。貝を探していたわけではないのですが、いつもよりもたくさんあったので、つい撮影~♪
2010年05月06日
以前の磯採集記の続きです。タイドプールも観察いたしました。ツマジロナガウニさん。和歌山(南紀)でもよく見かけます。棘の先端部分が白いのが特徴です。ホンナガウニさん?ツマジロナガウニが圧倒的に多いのに対して、数は少なめです。ほかには白っぽいものも…。いつものごとくクモヒトデさんはたくさんいます。アオヒトデさん。青い色は非常によく目立ちます。またまたアオヒトデさん。でも、1本足らないです(汗)。
2010年05月04日
少し前の磯採集旅行でスーツケースのロックの部分が壊れてしまい、閉まらなくなってしまいました。壊れたのは空港で荷物を預ける直前~(汗)。これではスーツケースを預けることができません。駆け足で空港の100均へ向かい、ドライバーを購入してねじを外してみると、よくわからないバネが一つ出てきました。そのバネを外していろいろやっているとロックがかかるようになりましたが、どうもぎこちない閉まり方~。バネをどこかに使わなければいけないみたいです。でもとりあえずは閉まったので、荷物を預け、飛行機に乗りました。そして、最近、修理しようと自宅でもう一度トライしてみると、バネをつけるところを発見♪いざつけてみると、元通りになりました。
2010年04月27日
沖縄のある場所で少しシュノーケリングをしました。思った以上に濁りが強いです。お魚さんもほとんど見当たりません。濁りの中で目立ったのはこのムカデミノウミウシさん。ミノウミウシさんの仲間は刺胞動物を食するものがほとんどで、種類によってはサンゴの害虫になります。目立たないけれど偶然見つけたのはこのナマコウミウシさん。クモガニ上科のカニさんたち。彼らは海藻のあるところに紛れて、ほとんど目立ちません。しかも海藻などを額につけてカモフラージュしていることがあるから、なおさらわかりにくいです。こんな濁りのある場所でもシュノーケリングをしていると結構楽しいものだと感じました。
2010年04月26日
全462件 (462件中 201-250件目)