お茶の歳時記

お茶の歳時記

Dec 2, 2005
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カテゴリ: 本のこと
リアル(5)
リアル(5)

このコミック、年一回しか発売されないから今まで良く買い逃ししていましたが、今回は無事ゲットしました。
もうこの話、障害や重度の病気に侵された人の心がリアルに表現されてて読むの結構辛いのです。
それでも気になって見てしまう、なんとも言えない魔力があります。

SLAM DUNK 」と違って、巻数少ないのも魅力(笑)

事故・病気。いろんなケースはあるけど、歩けなくなったり体全体が動かなくなったりいろいろな立場の障害が出てくるお話し。
その中の一人で、交通事故にあうまでは学校の成績も良くて、部活(バスケ)も上手く行っていた高校生のエピソードで、身につまされるものがありました。
母子家庭で、母親が一生懸命労働してお金を作り、また学校にも車椅子で息子が復学できるように働きかけるシーンがあります。

「あの子のためにがんばらないとね。
 そう考えると苦じゃなくなるから不思議よね。」

一見ステキなお母さんですが、要は学力優秀な息子が高校中退なんて耐えられない。
前向きに障害を受け入れてリハビリに励む、そんな理想的な展開でないと自分が恥をかく。

という気持ちがこの後に爆発します。

私は責められないな、この母親の事を。
自分の中にもこのエピソードの「母親」のような部分が決して無いとは言い切れないから。
それと、このエピソードの「息子」の部分も。
そして、時々自分の心の中のこの「母親」と「息子」の両方の部分に苦しめられることがあります。

他にも名シーンはバンバン出てきますが、


「歩けなくなった人間の気持ちがわかんのかよてめーに!!」
わかんねーよ、俺歩けるもん


この漫画のこんなあけすけな応酬が、私は結構気に入っています。
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Last updated  Dec 2, 2005 11:17:26 AM
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へぇ~  
BrightEarth  さん
スラムダンクの人が「障害や重度の病気に侵された人の心」こういうの書いているんですね。知らなかった~。。。。私も読んでみたいです! (Dec 2, 2005 11:54:40 AM)

BrightEarthさん  
AIBELL  さん
この話、車椅子バスケも出てくるんですよ。
因みに、車椅子バスケをしている登場人物の中にスラムダンクの登場人物と同姓同名ビジュアルも似ているキャラクターが出てくるので、もっ、もしかして同じ人?とドキドキしながら読んでいます。 (Dec 2, 2005 12:01:37 PM)

ご訪問ありがとうございます  
ばんりまま  さん
足あとをたどって参りました。
リアル、いいですよね。

ノブの親子関係はほんとにリアルですよね。
中退は「キズ」とか、「野宮のようになってもいいのか。」とか、母親のそういう考え方が
息子の、
人をランク(しかもせいぜいクラスや部活の中の狭い人間関係の中の)
分けしていく性格を作っていく構図。

でもAIBELLさんってすごいなあ。
自分はこの親子を責められないって、
言い切れるところが…。
客観的に自分をとらえいるってことですよね。
逆に人間の幅、というか、大きさを感じてしまいました。

巻末ではまたお父さんが登場していましたね。
今後の展開に期待してしまいます。
この親子が救われることを信じて…。 (Dec 2, 2005 03:54:13 PM)

ばんりままさん  
AIBELL  さん
>ノブの親子関係はほんとにリアルですよね。
>中退は「キズ」とか、「野宮のようになってもいいのか。」とか、母親のそういう考え方が
>息子の、
>人をランク(しかもせいぜいクラスや部活の中の狭い人間関係の中の)
>分けしていく性格を作っていく構図。

読んでいてズキっと来るのですが、目を離せません。
子供の性格って親だけでは決まらないけど、影響は確かに大きいですよね。

わっ、私は人間的な幅はそんなにないと思いますよー。
日々自分の子供と人様の子供を比べて優越感に浸る、という部分が、ゼロとは言い切れないんです。

あ、うちの子一番運動神経いいわー(母ビジョン)とか。
あ、うちの子一番ダンス上手いわー(母ビジョン)とか。

この感覚を極端に肥大化させたら、あの母の姿はもう他人事じゃないです。
ノブの場合は「成績」というどんな人の目から見ても説得力のある「ランク」が付いているから尚始末に終えないですよね。

>今後の展開に期待してしまいます。
>この親子が救われることを信じて…。

そうですね。一番救いを求めてしまうのはやっぱりこの親子です。 (Dec 2, 2005 05:42:10 PM)

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