ホンジャマカの嫁姑同居日記

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ドラゴン ブルース・リー物語


リンダ夫人を演じているのがローレン・ホリー。
(彼女はジム・キャリーと結婚したこともある女性。)

ブルースの大まかな生い立ちはもちろん知っていたけど、これを観たら、ますます好きになった。
こんなことがあったんだ???

香港にいたらお前は命を落とす。
そんなお告げを信じた彼の父親はブルースの身を案じる。
アメリカに渡った彼は大学に入るが、アジア人として差別を受ける。

トラブルからカンフーで相手を倒すと、カンフーを教えてくれと請われ、教室を開くことに。
妻リンダとはこの教室で出会う。
2人は恋に落ちるがリンダの母に結婚を反対される。
黄色い赤ん坊を生むのかと?!
リンダは反対を押し切り結婚。

アメリカ人は東洋の美しさを知らないから恐れ、蔑むのだ。
彼は自分たち東洋の美しさを西洋の人々に教えようとした。
ところが、華僑の人々の反感を買ってしまう。
外国人には教えるな。と。
人種、国、型、流派そういったものを超えてあたらしい武術を広めようとした彼は、そのことで試合をして大怪我をおってしまった。

そんなとき妻のリンダが身ごもった。
長男ブランドンの誕生。
(のちに彼もハリウッド映画でデビューするが、撮影中の事故で若い命を落としてしまう。)
そういった事実を知っているゆえにブルースが恐れた悪魔の存在が不気味に引き立つ。

新しい武術ジークンドーを唱えた彼は武術大会でテレビプロデューサーから声をかけられ、テレビ出演を果たす。
しかし、東洋人としての役だったのに顔があまりにも東洋的だという理由で仮面をはずすなといわれる。
テレビ出演を機に映画によって東洋の美しさを世界に広めることを夢見るように。
しかし、アメリカでは挫折。
企画した映画の主演はアメリカ人だった!

父の葬儀で香港に帰った際、映画の出演を依頼される。
『ドラゴン危機一髪』は香港で大当たりする。
ハリウッドから声がかかり、『燃えよドラゴン』の撮影に入る。
この頃は超多忙で体も神経も限界をきたしていた。
『燃えよドラゴン』封切の直前、彼は謎の急死をとげてしまう。

ブルースとリンダ夫人の結婚生活はたった10年間だったけど、いかに家族が彼を支えていたか、彼がいかに家族を愛し、大きな視野で武術、映画のことを考えていたかがよくわかった。
たった32年間の人生だったけど、死後20年以上たった今も世界中の人の記憶に残る生き方をした彼は幸せだったんだろうな。
東洋の美しさを世界に知らしめた武術家として(哲学者でもあった)最高の地位を得た彼はやっぱりすごい!


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