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すべて伽哉のうち迷い道日記
伽哉宝塚日記!
日比谷に通う毎日。そう、ヅカ歴約5年にしてまだ迷走中です。
たぶんこんなに通わなければもっと貯金が増えていたのだろうけど…。でも私なんかよりもっとすべて青春もとい人生のほとんどの時間をささげているファンの人たちもたくさんいるのです。
知らない人から見たら、ちょっと引いてしまう光景。大好きなスターの入り待ち、出待ちをする人たち。
大勢の人からそのスターを守るファンクラブの人たち。
日比谷の宝塚劇場界隈は、年中そんな人たちでいっぱい。
宝塚の魅力はお芝居とショーの2本立て(大作の場合は前・後編と分かれショーが略されることもありますが)で、どんなにお芝居が悲劇的結末になっても、ショーでは跡形もなく笑顔で復活!ってところがいいのです。
歌唱力に個人差は出ますが、やはり長い期間鍛えて舞台に上がっている宝塚の生徒は皆、踊りもレベルが高く、男役はあくまでかっこよく美しく決めてくれます。
ショーを観る楽しさ、装置のすばらしさと舞台転換の早さ、生の演奏を聞く楽しみなど、エンターテイメントとしても立派に確立した絢爛たる舞台。
幕が降り劇場から帰るときに、前にいた中年の女の人が「ああこれで現実に戻るのよね~」とため息をひとつ。
まさに外に出れば現実が待つ世界。
だからこそひと時の夢を求め、
今日も日比谷に人があふれるのでしょう。 (2006-10-22 )
<宝塚大階段物語>
←これは劇場に至る階段!
「チケットあったわよ~」と前の職場の先輩から連絡があり、急遽、東京宝塚劇場に出かけた昨日。
12月の東京公演は雪組トップコンビ、朝海ひかる&舞風りらの引退公演。
サヨナラだし、頼むのが遅かったので、たぶんチケットはムリだろうとあきらめていた公演だったのです。
わたしの宝塚歴は約5年。
1年を通じてまんべんなく、各組の東京公演で最低1回は、行っているのです。(それ以外にも好きなスターの公演は行くのですが)
ほんとにどうして、自分がこんなに宝塚にはまったかというと、そもそもは冒頭の先輩の誘いがきっかけ。
まあ一度くらい見てもいいかと、しぶしぶ付き合ったのがはじまり。
はじめての宝塚、幕が開くと、今までセリフを言っていたのが、いきなり歌いだしてビックリ。
一刻も早く逃げなきゃ死にそうなのに、見つめ合って、デュエットで踊りはじめたり。
芝居の演目が中国物だったので、衣装も似ていて、お化粧もしていて、だれがだれだか飲み込めず。
それゆえ、最後のころまで、だれが主人公かわからず。
ショーになって、みんな洋服を着ているのにビックリ(それまでが中国風衣装だったので)
芝居の主人公の中国の王様だったトップさんが、ショーになると、洋服着て踊って唄っているのにビックリ!
てな具合だったのですが…。
帰る頃には、何が何だか分からないけど、スゴイ!と。
どこに一番ひきつけられたかと言うと、やはりわたしが見たときのトップさんの力量ということだと思うのです。
歌舞伎の女形のように、宝塚の男役というのは、芸であり、その芸の凄さと美しさを目の当たりにして、大逆転→ファンに転んだというわけなのです。
以来、各組の公演なども見て回るようになり、なかなか貯金もできず。
さて、雪組トップコンビのサヨナラ公演。
やはりこの舞台で引退するのかと思うと、今までのいろいろな公演のことを思い出し、胸に迫るものがあり。
宝塚屈指の踊りの名手としてのコンビだったのですが、それだけでなく、トップとして何年も舞台のセンターをつとめた2人の集大成のような、美しく悲しく華やかな舞台でした。
まだまだやれるし、こんなにきれいなのに、その絶頂で引退する。
だからこそ、宝塚というこの世のものならぬ美を創り上げる舞台に散る、<滅びの美>を見たような気がして、昨日は涙が止まりませんでした。
いつになくしんみりしてしまったのですが・・・。
そういえば
のりぃさん
が8センチヒールに挑戦!へのコメント→「1日はけばダイエット??」というくだりを思い出し、昨日はおしゃれ&ダイエットもかねてブーツで出かけ…。
ミュールとちがって、ロングブーツなのでけっこう足元もしっかりとして、かかと部分も細いヒールでなかったので、ぐらぐらもせず、快調なスタート!と思いきや。
ふつうに歩く分には大丈夫!と一安心したのもつかの間、地下鉄の階段、特に下りがこわい!
目線がいつもより高いので、下を見るとちょっと。
しかも下るときには、ひざにけっこう負担。
やっぱり、いきなりヒールはわたしにはきつい~!
考えてみたら、宝塚の男役。ほとんどが、7センチのヒールをはいていて。もちろん、小顔、スタイル抜群、足長の彼女たちの舞台姿を、いっそう引き立てるためのヒール。
そんなヒールをはいて、歩いたり走ったり踊ったりのすごいハードな舞台。
きわめつけ、最後が有名な大階段。見上げるほどの大階段のところで、男役や女役が、踊ったり、唄ったりして、最後は上から降りてくる・・・。
トップスターともなると、20キロ以上もある羽をしょって、唄いながら笑顔で大階段を下りてくる。
目線は客席、たまにちらりと足元を見て階段を確認したりしますが、ほんとになにごともないかのようにさっそうと階段を下りて、最後のフィナーレを華々しく飾ってくれるのです(→大階段を落ちるとトップになれるとかいうジンクスあり??)
というわけで、高ヒールのブーツをはいて、地下鉄の階段の下りの一歩で足がすくんだわたし。
改めて、大階段を思い出し、宝塚スターのすごさに思い至る、昨日だったのです。 (2006-12-11 )
<黒蜥蜴!>
←宝塚版
今日の土曜日、東京は、よく晴れた1日となりました。
さて4月になって1週間(昨日と同じような書き出し)
春だな~、やっぱ春眠だな~と思う今日この頃。
「朝に寝て、昼寝て、夜寝て、晩に寝て、時々起きて、うたた寝をする」
というがごとくの毎日
ちなみに、上の詩とも歌ともつかない妙なモンは、叔父が若い頃、よく呟いていたそう。
どこから引用したのか、もしくは純粋なオリジナルか、分からないけど、最後のオチが中々秀逸。
というわけで、あくまでも眠い今日?
今年初めての
宝塚
観劇。
東京宝塚劇場公演は、昨日初日を迎えた花組公演『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴(トカゲ)』及びショーの2本立て。
題名的には、なんだか「金田一少年の事件簿」的なノリ(笑)
内容的には、明智小五郎と黒蜥蜴の恋愛に、一番の力点を置いて描いているあたりは、宝塚らしいアレンジだなと。
黒蜥蜴
といえば、三島由紀夫が戯曲化した舞台作品が有名で、美輪明宏の代表作。
なかなか難しい役どころだと思うけど、黒蜥蜴を演じた娘役トップの桜野彩音は大人っぽい妖艶な美しさと悪の魅力も秘め、演技力も高く、かなりの適役。
宝塚というのは、あくまでも「
歌劇
」なので、芝居の流れで、ところどころ歌が入るのが常。
思い出してみると、わたしがはじめて宝塚を観に行って、何に驚いたかというと
「芝居の途中で、いきなり、唄い出す」というところ(笑)
さらに、これに適宜踊りも加わる、ミュージカル仕立て(和物もあります)の作品。
今回の「黒蜥蜴」もあくまでも宝塚の黒蜥蜴なので、たくさん唄い踊る明智小五郎が見られるというわけで。
ちなみに、明智小五郎役の花組トップの春野寿美礼(はるの・すみれ)といえば、歌唱力抜群。かなりの聞かせどころもありました。
と、久しぶりに行った東京日比谷の宝塚劇場。
出かけているときには、別段眠くはなかったのですが、そこはそれ。あれもそれ??
結局、家に帰ってから、日ごろの寝不足がひびき、うつらうつら日記を書いている今。
というわけで、昼間は楽しい宝塚、夕はうつらうつらどうにも眠く、今はつらつらブログを書いて、(明日のことはまた明日)
そんな感じで1日が過ぎちゃって。
時々起きて、またうたた寝したくなる、今のわたしなのです。 (2007-04-07 )
<エリザベート!>
今日は日曜日!
ほんとに久しぶりに、好きな時間まで寝ていて
ついでに昨夜は好きな時間まで起きていて
さわやか気分の休日。
そういえば、昨日の日記に書いた
宝塚
。
今年は、宝塚3大演目のひとつ、大作「
エリザベート
」が、上演されます。
(残るふたつは、去年やった『ベルバラ』と、『風と共に去りぬ』)
また、今月いっぱい、大阪で
ウィーン版のエリザベート
が本場のオリジナルキャストで上演中!
エリザベート
というのは、元々王家の一族だったけど、従兄弟のオーストリア皇帝に見初められ、ハプスブルグ家に嫁いだ女性。
170センチを超す長身、
今ならスーパーモデル並みのボディサイズで、ウエストは驚異の50センチ!
腰まで届くつややかな髪、ヨーロッパ随一の美貌を謳われた后妃!
16歳でハプスブルグ家に嫁ぎ、晩年はテロリストの手にかかり暗殺されるという悲劇的な最期
彼女の劇的な生涯を描いたミュージカルの大作が、この『エリザベート』なのです。
もともとはウィーンで生まれたこの芝居を、日本で初演したのが宝塚。
才能あふれる演出家、
小池修一郎
の演出によって、宝塚雪組ではじめて上演され、大ヒット。
これが、当時の雪組トップスター、一路真輝のサヨナラ公演。
わたしは、エリザベートをはじめて見たのが、この雪組版。
残念ながら、ビデオなのですが、その素晴らしさは十分に伝わる芝居!
なんといっても、その卓抜した芝居構造、脚本の巧みさと、楽曲のすばらしさに尽きるこの作品。
雪組版の当時の主な出演者も実力者ぞろいで、圧倒的な迫力と見ごたえ十分です。
作者はオーストリアの
ミヒャエル・クンツェ
日本でも大ヒットしたミュージカル『
モーツァルト!
』や、今年、日本発のミュージカルとして話題を呼んでいる『
マリー・アントワネット
』の脚本担当としても有名な、世界的なヒット・メーカー。
その魅力は、やはりミュージカルといっても、オーストリア出身ということもあり
どちらかというと、ロック・オペラ的な荘厳さ。
テーマも、生や死、など普遍的なものながら、
エリザベートに関わる数多くの出演者が、彼女のエピソードを語るがごとくに物語を織りなし、それがクライマックスに向けて高められていく!
といった、複眼的な、幾層にも絡み合った芝居構造のしたたかさと巧みさ、素晴らしさといったところでしょうか。
やはりアメリカのミュージカルとは、またちがう趣きがあります。
(←原曲版)
エリザベートは、王家の一員ながら、どちらかというとアウトドア的な自由な気質の女性。
そんな彼女が、16歳の早まった結婚をしたときから、苦悩が始まります。
結婚、出産、姑との確執、子供への対応。
そんな、人生の折々の節目の選択に、結果的にすべて誤った道を選んでしまう彼女の苦悩。
それでも、わたしだけはと、かなわぬ自由への憧れを唄い続けるエリザベート。
そんな彼女を愛したのが、トートという『死』、つまり黄泉の帝王。
折々の選択に誤って、嘆く彼女に、トート=『死』は、おまえを愛していると誘惑するのです。
それにしても、女性ならだれもがあこがれるプリンセス!
だけど物語は続き、白馬の王子と結婚したプリンセスのその後というのは、けっして平坦なものでなく。
エリザペートを見ていると、やはりダイアナ妃を思い出してしまいます。
生きることの難しさ、
よりよい人生をだれもが望んでも、その人生の劇的な節目に
自分が選んだ道がまちがっていたかもしれないと気がつくのは、本当に苦しいもの。
特に、エリザベートやダイアナ妃の生涯を見ていると、よけいにそんな思いにふけってしまいます。
だから有名なプリンセスより、無名の一女性がいいかも(と、ここで話が急転直下
)
気楽だし。
わたしも自由気ままが大好き!(ムリヤリ共通点を捻出??)
今日みたいに、何時まで寝てようが、制約がない日が大好き!
やはり、ひとつの賢い生き方は『無名人かも~
せめて『美貌』でもつけばいいけど、これは、かなムリだし(悲)
というわけで、いろいろあれもしたい、こうだったらなんて、日々思うけど
とりあえず、こんな気楽な休日でノビノビできるのも、自由でいいし、
無名な今の暮らしも、けっこう悪くないのかも、とエリザベートの生涯を思い、そんな考えにふける、今のわたしなのです。 (2007-04-22)
三井住友VISAミュージカル『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)』(雪組公演)
脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ 音楽/シルヴェスター・リーヴァイ
オリジナル・プロダクション/ウィーン劇場協会 潤色・演出/小池修一郎
宝塚大劇場公演日程 2007年5月4日(金)~6月18日(月)
東京宝塚劇場公演日程 2007年7月6日(金)~8月12日(日)
雪組新トップスター、水夏希の大劇場お披露目公演になります!
▲掲載文書の無断転載はご遠慮ください。
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