すべて伽哉のうち迷い道日記

すべて伽哉のうち迷い道日記

18年ぶり十二国記感想 日記分



はい、ほぼ10年ぶりの更新です(*´ω`*)ゞエヘ

​​ナニしてたんかって10年間の消息は、(誰も聞いてないし~笑)まあ別に変りなく過ごしてました

18年ぶりに、『十二国記』新作が出て読んだので、その感想をつらつら書いてみたくなって、気が付けば10年近く更新をサボってたマイブログに、書いてみようかなって。。。。

⇓以下、ネタバレ含む感想なので、まだ読んでない人はスルーしてください。


十二国記18年ぶりの新作​ 


十二国記の最新刊『白銀の墟 玄の月(しろがねのおか くろのつき)』1、2巻。全4巻の超大作の前半が先月待望の刊行となりました。

もう出ることないんだろうなって、あきらめたこともはるか彼方に忘れてたくらいず~っと前の未完の続編が、いよいよ出るという発表されたのが去年。。。だったと思う(うろ覚え)

先月、あの台風が直撃の頃に、この最新作がわが手元に届きました。
で、ワクワクしながら読み始めてみたものの

ページが進まない。。。。∑('◇'*)エェッ!?

漢字が多くしかも読み慣れない文字が多く、ルビは最初しかふってなくて、読みづらい。
それから続々新登場のキャラの名前も覚えにくい。文章がちょっと頭に入ってこない∑('◇'*)エェッ!?

なので、けっこう読み進めるのに、苦労。。。。
前に読んだときは、これほどつまづかなく読めたのに(待ち過ぎて脳が退化???)

そういえば読んでいたのは、講談社文庫。文字も読みやすく、ルビも親切にふってくれてたので、けっこう悩まずに読み進めてました。それが、今は新潮文庫だし


で、内容、これがけっこう衝撃の展開!

驍宗様。。。。。死んだの??

驍宗様に会えることだけを楽しみに、ずっと待ってたのに、あまりといえばあまりの展開??

というのも、私は十二国記の中で一番好きなのが、驍宗様なのです。

驍宗様ってダレ?っていう人は、これまで出た十二国記シリーズをお読みください(雑にスマン)


ここから後は、驍宗様知ってる前提で書きますので。

とにかく、初登場の印象が強烈で。魅力的で。かっこよくて。
王たる度量も、麒麟を前にしての度胸も抜きんでているのです。

まさにザ・王

そんな大好きな驍宗様が。。。。消息不明になって18年(十二国記内では6年だけど)

やっとやっと会えると楽しみに読み始めたのに、まあそんなすぐには会えないけど、せめて2巻ぐらいで待望の再会をすごく期待して、何度も何度も漢字の読みが分からなくなって、何ページも戻りつつ、すごく苦労してなかなか頭に入らない文章をなんとか読み進めて。

やっとこさ2巻も後半までたどり着いたというのに。。。。(´;ω;`)ウゥゥ

まあ実際に亡くなる描写はなくて、伝聞のカタチでの死亡とのことだったので、ミスリードもありえるし、絶対にウソであってほしい!

でないと、この待ち続けた18年はいったい何だったのか???著者の小野先生に18年返して~~と叫びたくなっちゃう?!(=;ェ;=) シクシク
18年ぢゃムリなら、この新作1、2巻読了に費やした貴重な時間を返して~~

この18年もの間、まさか驍宗様が亡くなってるというストーリー展開は、全然頭になかった読者の身としては、驍宗様無事帰還と、なんとか話をうまく回収してほしい(;・∀・)

​なんだったら書き直してもいいんだよッ~ぅん((゚ω゚ )ぅん​​​

読書の秋、結末はもうすぐそこに来てる。いい結末が欲しい。。。。

とりあえず後編3巻が10日には届き、おそらく最終編の4巻も12日には来るので、心しずかに??待ってる今日この頃です

てか、もうすぐ(;^ω^)楽しみ~


*******************


 ☆☆十二国記☆☆   (2019年11月14日 )

​​​​​​​​​​​
十二国記新刊、ネタバレ感想になります。


10年ぶりにこのブログを書いたのは、今回の十二国記前半読了後でした。
全巻読み終わっての感想としては、言葉にならない。。。状態が数日続く( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

なにしろ、前半に比べて、怒涛の展開の後半

まあ感想については、ツイッターで深く読み込んだ感想が数多くつづられてて、私の心情にもすごく近いものをたくさん読みました。

☆驍宗さまについて

今回、6年間の失踪という最大のナゾがあきらかになりました。​​

驍宗さまといえば、どんなに過酷な状況でも、決してあきらめることはしない。王として、国と民への思いを第一に忘れない。
思えば、まだ小さい泰麒と出会った時も、時に竦ませるほどの圧倒的な覇気を漂わせるものの、その物言いや視線はいつもフラットで、他者に対してと同じように自身に対しても常にフェアでした。
自分にとって不利な状況になっても、歴戦の武人らしい、常に冷静な状況分析に基づく客観的な視点から、その物事の本質を探り、次なる一手に恐れずに踏み出すことができるひと。
はあ、ステキです、驍宗さま( *´艸`)


「はい。剣技よりほかに取柄もありませんゆえ」
 口でそう言いながら、彼が自分のあらゆるものに自信を抱いているのが分かる。身が竦むほどの覇気。
​​
 驍宗が大きな手で軽く泰麒の頭を叩いた。
​ 見上げると、柔らかな視線を向けられていた。ときに怖気づくほど怖い驍宗は、またときに呆然とするほど優しい顔をする。

 景麒は子供に寄り添う驍宗に視線を移す。彼の麒麟の告白を伝えられて、狼狽もせず落胆も見せず、ましてや責める言葉など口の端にも上らせず、苛烈な眼で景麒を見据えてただ一言、それでも自分は王だろうか、と問うた彼。
                         ――風の海 迷宮の岸​


ううう、驍宗様(*ノωノ)

だって、初めての出会いがあまりに強烈で、幼い泰麒と同じように、魅入られてしまったんだモン。
とにかくカッコよかった( *´艸`)

     その瞳の真紅、あたかも血のような
     無造作に束ねて低い位置で括った髪は青みを帯びた白髪
     端正な風貌の目許が怜悧で、真っ直ぐに向かってくる視線が射るほどに強い。

竦むような覇気をヒシヒシと感じながら、幼い泰麒にとっては、驍宗さまはひたすら恐ろしくもあり、そんな恐れと真逆などうしようもなく引かれていく思いに、戸惑う。幼い心は、思慕という言葉すらまだ知らず、驍宗さまを求めずにはいられない、あまりに痛みが伴うその思いに、魂もまた捉われていく。

そんな驍宗さまが、泰麒と引き裂かれて6年後
18年ぶりの待望の続編、今回の全4巻、ひたすら耐えて読んだ前半。

それが一転、一気に話が進む後半、読みながらの自分の内面的には​​

​​​​阿選、テメエ~だけは、許さん!!​​​​の感情がグルグル渦巻いたまま、ページをめくる指が震えて
血圧も上がりっぱなしだった(と思う、うん)

結論① うん、驍宗さまのことになると、誰もが我を忘れてしまうのデス∑('◇'*)エェッ!?

結論② 泰麒も、阿選も、驍宗さまの麾下も、読者である自分も。。。なんか心拍数がやたらに上がって、バクバクになっちゃうの∑('◇'*)エェッ!?

4巻で、閉じ込めてた驍宗さまが脱出したことを知ったあとの阿選、それまでひたすら無気力だったのが、なんか生き返っちゃったのよね(。=`ω´=)ぇ? なんか俄然やる気出して、メラメラと炎を燃やして、追撃出して驍宗さまを捉えようとする、ついでに驍宗さまに味方する地方を大軍で殲滅しようって、その酷さがもうMAXで。なんなの、その執着というか激情というか
一方で、泰麒がひたすら耐えていたのも、驍宗さまに会わんがため。その泰麒の、クライマックスの行動は、もう魂の奥底からの激情に突き動かされ、本能のままに、驍宗さまの元にひたすらたどり着こうとする、あまりにも苛烈な、身も心もすべて焼き尽くすような愛で

それは駆け付けた驍宗さまの麾下も同様、みんな、もう頭が沸騰点に達してて、それを読んでる私も、まったくもって、同様でしたとも!

驍宗さまの前では、誰もが、冷静ではいられないんだよッ~''`ィ (゚д゚)/​​​

​​思えば3巻で希望持たせて4巻はじめでワクワクさせて、さんざん上げてからどん底に突き落とし、で、もうなすすべもなく、すべての希望が潰えた、と覚悟を決めたあの場面
​残りページわずかのところで

はからずも引き裂かれてしまい、極限の場で再びめぐり合う。その過酷な運命に抗するごとく、自ら手にした泰麒の剣が、​​血にまみれながら


最大限に回収してくれてた(゚゚゚д゚)(。_。)ウンン

​小野主上が18年の間、熟成させてただけのことがある。


驍宗さま。。。ザ・王たるひとが、再び泰麒を傍らに据えて、玉座に戻る新時代は。。。。おそらく永遠に続く。
驍宗さまと泰麒、この二人はもう二度と離れることはないだろうなって思います。

そして、たとえ終わりがあっても、この主従は、天に上り、玉京に住まうのだろうなと思う今日この頃です。



  **************


 ☆☆十二国記 続・新刊感想☆☆  (2019年11月16日)

はい、前回、全巻読了後の感想上げました。

今回は、その感想の追記。
以下、十二国記全般のネタバレも含むので、ご注意ください。


前回の感想、読み返してみると、とにかく驍宗さまへの思いハンパね状態( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

まあ18年も待ったんだから、それくらい私の愛?も熟成してたんだと思います。

なんかね、十二国記の登場人物は、陽子や尚隆ももちろん、六太や景麒も大好きなんだけど、この戴の王と麒麟、泰麒と、特に驍宗さまに関しては、ちょと別格に違う感じがありました。

驍宗さまについては、なんか著者の思い入れの描写が、他の登場人物に比べて、珍しく多い感じがしていました。

蓬莱育ちの泰麒の心情的には、読んでてわかるんだけど、純粋なアチラ育ちの驍宗さまについては、なかなかその心情とか行動とか来しあり方っていうか、普通の感覚ではわかりづらいとこがあると思ってた。

​​「うんにゃ、王は人じゃない、神だ」​​

やっぱり十二国記に出てくる、すごく好きな楽俊のコトバです。(うんにゃはうろ覚えだけど~~)



​​​​​​​王は神で、王に使える臣たちも、人ではなく仙になる​​。​​​​​不老不死の王に仕えるために、仙もまた老いることなく王に長く使える存在となる。

あたりまえに生まれて、あたりまえに死んでいく。。死は決して逃れることのできない運命、それが当たり前の蓬莱に育った陽子や六太、尚隆、泰麒と、戴く王が神であり、その臣たちが仙である世界に生まれ育った者たち、そもそも王や臣から見たら、普通の人の生死に対する考え方が決定的に違うのではないだろうかと思います。
もちろん、私たちの世界と同じように、十二国記の世界でも夥しい死が普通に訪れる。生まれて死に、次の世代へと移り変わり、また生死が繰り返され、世代も繰り返す。

もちろん麒麟が選定する王だから、その王になる前の当たり前の生死を受けて育った人たる王も、一度王になれば神となる。

国を存続させ、栄えさせるためには必要な存在の民であっても、その世代をいくつも重ねる無数の民そのものの幸せや個々の命の重さや大切さを持ち続ける王って、なかなかいないんじゃないかなとも思ったりする。
仙とか神になって、幾世代も生きられる存在になっちゃったら、そういう思考が出にくくなっちゃう設定だもん、うん、十二国の世界って、ぅん((゚ω゚ )ぅん


そんな世界に、驍宗さまが登場します。若くして禁軍の将軍となり、延王に次ぐほどの剣客であって、その名は他国に轟くほどの逸材
その驍宗さまは、自分の愛剣について、こう語っています。延王尚隆と剣を交えたさい

「負けました」
驍宗は屈託なく笑う。
「三本に一本しか取れなかった。先王はそれでも一本取ったことを喜ばれて、剣を下してくださったのです。――人を殺した剣でない。ですから宝なのですよ」 
                         ――風の海 迷宮の岸​

まあこの後、驍宗さまは自分にも延王みたいに500年の時があれば、負けないとか、負けず嫌いなとこも見せるんだけど~~ァハハ・・('∀') とにもかくにも、高名な将軍ながら、自分の剣は人を殺した剣でないから、宝だというところに、驍宗さまの心の裡を伺い知ることができるような気がします。

驍宗さまの民への思い、それは将軍時代の轍囲への逸話でも伺うことができるように、一貫してブレてない、今回の18年ぶりの新刊で、驍宗さまの心情も描かれていて、ああ、この人(ってか、王なんだけど~)、こんなにも過酷な状況に陥っても片時も民への思いを忘れたことがないんだなって、もうビックリしちゃいましたとも!!

驍宗さまってさあ、超人だよね、あらゆることに。まあ王だからそうなんだけど、王になるべくして生まれたひとなんだよね(;・∀・)

幼い泰麒が、まだ出会うその前から、その王気をひしひしと感じる、そう、驍宗さまが昇山してくる気配をいち早く感じ取ってしまってる。
あまりに強い天意を受けてしまい、幼い泰麒が戸惑うのも無理ない。その圧倒的なものってなんなんでしょか?

前回の感想の最後、私は思わず驍宗さまと泰麒、この二人の治世は永遠に続くって書いたけど、それは驍宗さまが王の道を外してしまう情景がどうしても想像できなかった、強いてその御代が終わるとすれば、自分の麒麟であり、今回の戦で完全に癒すことができないほどの生涯の傷を負ってしまった、泰麒の心身を思いやり、終わらせるような気がします。

で、終わりが来たら、二人は天の玉京に住まう。。。。そのヒントは彼の愛する騶虞の名前に示唆されている。

羅睺(らごう)と計都(けいと)、そして驍宗さまの髪は白銀、その瞳は真紅、あたかも血のような。

それは、九曜のチャンドラの如く。

チャンドラ ――月の神、色は銀、体は血。。。

うん、いろいろな暗示が示すように、驍宗さまは元々天神、天から遣わされたっていうよりも、自ら天界から降りてきたような人(っていうか、神~)のような気がします~~えぇ?!((o(=ω=`;o)(o;´=ω=)o))まじでぇ?!

うん、たぶん、そうなんだよねッ~∑('◇'*)エェッ!?
だって、驍宗さまに関しては、他の登場人物に比べて、あんなにアレコレ描写したり、暗示する箇所が多いんだもんッぅん((゚ω゚ )ぅん


って、これが最大の私的回収でやんした~~( *´艸`)


​「ご自愛なされよ、御代恙けれと祈念申し上げる」​


改めて、驍宗さまと泰麒、末永くお幸せに。。ね~~d(>ω<。)ネッ!!



© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: