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すべて伽哉のうち迷い道日記
TOKYO MER2
えーと1は元々もっと長かったんだけど、スマホで読んでみたら後半読めなくて、1の後半部分をコピーして削除、2の頭に入れるつもりだったのがコピーしてなかったみたいで・・・ゴッソリ抜け落ちてしまってたんです(;・∀・)
まあよくあることデス
とりあえず何回視たかわからないくらい視た1話の感想が抜けちゃって今に至ってマス
で思い出し思い出し書いてこうかと
1話前半一番印象的だったのは、喜多見先生と音羽先生の邂逅
事故を起こしたトラック車内で、急性頭蓋内出血の診断を下し急遽運転手の緊急手術を敢行する喜多見チーフ
その途中運転手が心停止という予断許さない局面で音羽先生が再登場する。
手術を受けている運転手の側頭部を支えてるため片手が離せない蔵前ナースからすっとアドレナリンを取り一瞬のムダもない手馴れた動作で投与してから
「医師の音羽です」と名乗る。
切迫した車内の空気を沈静化させるような抑えた口調。
マスク越しの大きな黒い瞳は強い光を放ち
険しい表情で音羽先生をガン見した喜多見先生は次の瞬間破顔して緊急性血胸の疑いを告げる。
このあと流れるような救命作業に入る二人の医師
まもなく心拍再開した様子を確認して、解体作業も終えたトラックから降りる喜多見先生と音羽先生、蔵前看護師
マスクを外してほっと息をつき搬送される運転手を見守りかすかに微笑む音羽先生と
その様子をニコニコ見守る喜多見チーフ
出逢いからすぐに音羽先生の医師としての技量を見抜き信頼を寄せる。
なので、そのあと「喜多見先生のやり方では続かないと思いますよ」から始まる音羽先生の話も聞いてない(まあ聞いてるんだけどほとんどデレてる)
************
話的にここで音羽先生駆けつけなければ初動出動で早くも死者ゼロの公約がピンチ・・だったんだけどね
音羽先生が何も手を貸さなければ自然消滅、全然苦労しなくてもMER解体に追い込めたんですが、それだと話も始まって15分で終わっちゃうしー
ここでトラック車内に駆けつけた音羽先生の心情については一切描写がないのでわかりません。
たぶん・・・MER発足式典途中での出動要請を受けたのを見て音羽先生も厚労省から着替え(持ってたと思うのね)て現場に直行ルート
であらかた救助作業も終えた現場の確認中にトラックの車内で緊急手術を行っている喜多見チーフの姿を見つけて驚愕して~って感じ
研修医で参加の弦巻先生がさんざんあり得ないと危惧してたけど、音羽先生の場合、まずは現場に駆け付け瀕死の運転手を確認、医師として自分も最善を尽くすというブレない姿勢を初動から貫いています。
*********
ここで音羽先生が当初MER運用に反対の立場を取るのはなぜかという点を考えてみようかと思います。
まずは赤塚都知事と白金厚労大臣との政争の具に使われており、白金大臣が赤塚都知事のMER構想をつぶせば政界でも優位に立てて官僚としてもさらに上の地位を望めること
MERが事故現場に駆け付けその場で手術等を含む医療行為を行うことは二次災害を誘発する恐れがあること
MER恒常運用を目指すにはハードルが高すぎること
人災、天災、事故の起きる要素は予測不可能で規模も危険度も現場環境もその都度違う。
しかも出動の度に事故の規模によっては、消防や警察等関係省庁やその地域の公的あるいは民間医療機関との連携協力体制も必須となり、ただでさえ出動の時間帯、回数など事前には予想不可能な不確定要素が複雑に絡み合う事故現場において、死者ゼロという目標を掲げるのはリスクがあまりにも大きい。
都知事管轄下で運営されてるからまだ機動性も保てるが恒常的運用になった場合、決めなければいかないことは山ほどあり恒常的な運用に至る道のりも険しい。
法的整備のために各省庁との折衝、法的根拠を満たす原案の作成、その後の立法府へ法案を通すための政治的な駆け引き、根回しも必須となり、予算も膨大になるだろう。
あとは、音羽先生の医師としての原点からそもそもこういう異例づくめの緊急救命体制の創設を政治がらみのポイント稼ぎに使うこと自体が納得できなかったのではないか
***********
実は初回、式典に出席しない医師について「音羽先生から出ないという連絡あって」と話してたのは冬木先生
MER解体のために厚労省がもう一人送り込んでてそれが冬木先生ではという疑念を長らく持ってたのはワタシです笑
2話で弦巻先生が医療ミスを起こしかけた詳細を知らせたのも冬木では?という疑いを持ってました
だって小手伸也だし
**********
音羽先生は最高。
でも話が辛いことが多いから、音羽先生とさんちゃんを交互に見たりしてます笑
あとは新三国志の周瑜かな。
ひとり小芝居のとこがすごく好き
************
一話からつながるけど、音羽先生の本音が分かるのが5話
本音を吐露する場面は2つ
それ以外は本心をまた閉ざすという
この5話についても衝撃回で
わたしの情緒がズタボロにされたんですね
50分弱のドラマ、5話で2回、音羽先生が本音を吐く場面がある
時間的には、短い
ただ、その本心をさらけ出すまでのカットが十分取ってある
心の裡が綻び出るその瞬間までの表情や口調の微細な変化や
非常に心打つ、というか、いやいやいや心を抉り取りに来るっちゅうか
内面から迸る音羽先生のその言葉がただただ尊くて
後頭部のあたりが衝撃を受ける、みたいな感じ
で、この本音を吐く場面でも抑えた表情といつもの口調ながら
それまで絶対に明かすことはなかったんだろうなという
で6話からは音羽先生の視点からの物語になっていきます
***************
とか書いてるうちにもう最終回が近い
最終回前半の最後、涼香とは予想してなかった
ガチで音羽先生だと思ってた
ただ音羽先生は日曜劇場のスポンサーついてるから死→退場はないけど二次災害とかテロに巻き込まれて重傷~の最終回後半で手術を経て九死に一生を得る・・・てな感じ
死者1の確定、初回の死者ゼロ目標に感じた違和感をここで収束に持ってくるのか
**********
最終回目前だけど、話的に一番違和感というかブレがあったのは喜多見先生
第一話では会合や晴れ舞台は苦手、ネクタイも上手に結べない、だけど医療の現場ではスーパードクター
この設定で全話行ってほしかった
だから事故現場でも回り見ないで倒れてる人見れば駆け出していってしまう
その周りで救急隊や警察がかえって危険な状態になっても
われ関せずという感じで本能のままに正面突破してしまう
これを貫いてほしかったけど、途中からの自信に満ちた表情とか
政治家も丸め込む人心掌握に長けてる設定とか唐突に出てきて
完璧ヒーロー的な描かれ方が8話の自分の秘密を皆に話すのが怖かったという独白とどうしても結びつかない。
弱点も欠点も迷いもあるヒーローでよかったのにと思います。
あらゆる面で完璧なヒーローという立ち位置だったら空白の1年とかを付けなければよかったのにと今さらながら思う。
キャラのブレが激しかった
アラフォーの男が兄ちゃんとか、どうしたんだよと言いたくなる
第一話のままの喜多見先生だったら、告白に迷ったり兄ちゃんも精神的にはまだまだ熟してないとか補完できたのにと
鈴木亮平の演技が説得力あるからこそ、このブレに違和感あって残念だった。
賀来賢人が音羽先生として生きているのを実感できるのと同じように、鈴木亮平が喜多見先生そのものだったので
MER存続の危機は個人的事情に因るものでなくにしてほしかったし
もっとたくさん救命現場が見たかったと今さらながら思います
**********
たとえば5話のエレベーターでの音羽先生決断のシーン
あの前に白金大臣に止められた喜多見チーフが音羽先生にあなたの考えはと訊く場面となる
今までの喜多見先生だったら時間がないと大臣の制止も振り切ってエレベーターに降りていくのではないの?
それを衆目注視の中、音羽先生に官僚か医師かどっちの決断をするのか訊くのも違和感ですね
クライマックスで音羽先生が医師としての決断を自ら行うという、演技的には非常に重要な場面となるけれど、この場面に持っていくために、喜多見先生のこれまでの行動理念がブレを生じる。
少なくともあの場面でどちらを取るかという決断を音羽先生に委ねるのは非常に残酷なことでもあった。
こういうところかな、モヤモヤのあたりは
**********
まあいろいろ思うところはあるけどこれだけいろいろ出てくるのはそれだけ熱心に見入ってたわけだし、やはりこのドラマの好きなとこもたくさんあったし
最終話楽しみにしています。
**********
世界配信するとのニュースだけど
喜多見チーフのテロリストを助けたくだりは受け入れられるのかな?
テロリストと知って治療をしたについてはいいとしても
テロリストを匿っていないと嘘をついて逃がしたという点は看過できないものだと思うけどね
空白の1年にテロリストをからめて、喜多見先生の医師としての有り方を問うみたいな話、これは必要なコトだったのかなと。
***********
ビジュアル的には去年の森山くんや死命の榊が好きだったので、今回のMER始まる前は、音羽先生役の変貌?が最初は付いていけなくて前のがよかったって思ってました。
ただ慣れたら音羽先生もすごくいい。というか音羽先生がいい笑
逆に今見ると森山くんとか細さが目につく。
ずっと細いかっくんしか見てなかったのでそういうことかと思ったりします
今年春にはかなり身体大きくしてたし
実年齢より上の役(たぶん)ということで体重増やしたのかなと思ったし、初回視た時は顔がふっくらしてるなという感想で。
でも見慣れると少しふっくらしたあの顔立ちがかえって若く見える。
元元かわいいというか、どこか無垢な感じがある顔立ちなんだけど
そういう根本的なとこは変わらないんだけど、今までの顔立ちとあきらかに違う。
慣れたら今のほうがいいくらいなので、慣れというのが恐ろしいものなのか
俳優力が恐ろしいのか
春のあさイチで視た時とまた違うし、いったいどうなってんのーと思います。
オフはたいてい無精髭はやしてるし、なんか自分のビジュアルのよさとかそういう一定のというか絶対的需要に対して全然無頓着なとこがあって( ;∀;)
そういえばネットの記事で読んだ記憶があって、それがうろ覚え(いつものことっス)なんだけど、「30過ぎたら変なヒトって思われたい」とか書いてあったと思うのです。
こんな変なコト考えるひとっています??
ってビックリした記憶も。
***********
MERが始まる頃に、特集記事のある雑誌も購入とかしたけど、個人的にすごく好きだったのはCUTという雑誌の8月号
とにかく現在の賀来賢人のベストショットというか、写真が最高なのです。
あとインタビューで、MERや音羽先生についてかなりいろいろな話してくれてるので読み応えもありです
この雑誌、Amazonで買う時になぜか2冊購入してしまって2冊来たときはアセリました(;・∀・)
1冊は手元に、もう1冊は保存用にしてるので、まあ結果的によかったッス
**********
MER初回視て衝撃を受けたと書いたけど、音羽尚という人物造型に尽きる。
従妹の結婚相手が省庁は違うけどキャリアで、音羽先生の口調とか雰囲気とかすごく似ているのです(口調とか雰囲気だけだけど~顔はいたってふつうデス)
いわゆる官僚というか、同じ部屋にいると室温が下がるような、ちょっと血が通ってないみたいな、近寄りがたい雰囲気というか。
官僚というのはそんなひとばかりではないけど、いわゆる一般的に抱いている官僚のイメージを原型として、丁寧に作り込んできたのがとにかく衝撃でした。
官僚らしく、言質取らせないための平板な話し方
初回冒頭の場面、MERのお目見え式典を厚労省で視ているんだけど、声の出し方というのが今まで聴いたことのない、やや籠ったような、抑揚もあまりつけずに冷徹な口調で、その辺もかなりビックリしました。
新解釈三国志での周瑜のひとり小芝居、曹操の声というか言い方がけっこうカッコいい
で、小喬の表情も言い方もかわいい
演じるキャラで声の出し方やトーン、高低を変えてくる
これを周瑜のビジュアルでやってくれるので、好きすぎる笑
**************
第一話何度もくり返し視たけれど、やはり最後、音羽先生が喜多見先生と根津さんを助けに行くという、そこに至るまでの音羽先生の心境とかは全然描写がないのだけど
喜多見先生が行ってしまったあと、追いかけるのは自分しかいないと思ったのでは
千住隊長は隊長の判断で、静観を命じてるので、自ら動くことはできない
隊員たちも同様
残るは冬木先生と徳丸くん
冬木先生は走ったら膝にきそうだし(スマン)
若くて体力もありそうな徳丸くんもいるけれど
取り残された根津隊員の状況も考え、医師である自分が行くという決断を下したのでは、と思ったりもします。
時間との闘いだからその決断に至るまでも短かったのでは。
喜多見先生を助けたときの「査定」のくだり
全然反対のこと言ってて
「あなたを助けたらわたしの査定に響くんです」があの時点での官僚音羽尚の正しい発言だと思うけど
畢竟、医師としての信念、本能で動かされるひとなんですね。
音羽先生、本心を明かさないため初回から思ってることと言ってることが正反対です。
***********
これはあくまでも本編見ての感想です。
DC版ではないです。見たら感想も変わるのかな
************
少しネタバレです
(と書いてから元々ネタバレ前提で感想書いてるからそりゃないかと思い至りました)
劇場版今日俺後半、さんちゃんが音羽先生と同じ頬の傷(一話)で絆創膏貼って自宅で寝っ転がってる。
そのときのさんちゃんの顔がかなり好き、かわいい(^^♪
寝転んでるのが家に帰った音羽先生と妄想したり笑 金髪なんだけど
***********
構成というか筋立てに粗(あら)が見えてしまう、そういうストーリー展開が多かったなと改めて思います。
そういう荒っぽさがあっても、例えば爽快で印象的なセリフがポンポン出てきてテンポの良さに引き込まれたりとか、いいなと思うところももちろんたくさんあった。
************
初回からMER=善という描き方だから、これに反対する厚労省筆頭に他は全部悪という立ち位置になってしまっていた。
しかも極悪的、音羽先生の上司の久我山局長の描き方とか
厚労省怒らないのかなとか思ったりした。
組織対組織だと、そういう対立、単純な善悪構造のアラが目立つ
危険な現場で安全第一に考えることとMERがそんなに相容れないことなのか、結局現場で反対する立場の相手は無能という設定がついて回ってしまう。
対立の構図が終始MERの役割を際立たせるためだけの道具みたいな描かれ方だったのは残念でもあった。
ここまで書くと身もふたもないんだけど~ね
キャラのブレも結局ストーリー展開の道具立てとなってるから
その辺りの部分をキャストの演技力でねじ伏せた感はあります
**********
プロットとか筋立てが完璧とかそういう出来のいい作品もあるけれど
必ずしもそれが熱狂させる要因にはならないこともある。
プラスアルファでキャストだったり音楽だったり演出だったり他の要素も大きい
今回のMERは日記にも書いたけど、いろいろ突っ込む前にそういうもろもろに情動が破壊されてしまうという珍しい作品でした。
10話後、つまり最終回前の炎上、そのあたりも感情移入して見入ってるファンが多いんだろうなと改めて思いました。
脳内補完があまりにも大きいと情緒も大きく揺さぶられる
良質かそうでないかは個人の感想
でも多くが炎上するほどのエネルギー転換を起こさせるのも得難い才能です
賛否両論起きるほど成功ではある
*********
最終話視たあとで、かなり長く感想を日記の方に書いてたんですが、保存容量を超過してて昔の日記削除中に書きかけの日記も削除するという失態(いつものことデス)
で、少しずつ思い出しながらもこれは書いておきたいなと思う最終話の感想
結局長くなってまだまとまらなくてという段階で消去してしまったんだけど
最終話、やはり一番印象的だったのは音羽先生の涙
椿の救命手術を行うというのは当初から決まってたんだろうなとも
「どの命が大事かそうでないか我々に決めることはできません」という第一話の喜多見チーフの言葉
救命を行う現場では、医療従事者が目の前の救うべき命の重さは絶対的に変わらない
一方、医療従事者以外の場合、救助される命の重さは関わる個々にとって相対的に違う
例えば肉親だったり、知っているひとだったりとか
愛もあれば逆に憎しみもあるかもしれない。
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