音楽配信用語入門編
itunesをサンプルに音楽配信の用語を簡易解説
itunes起動画面
音楽配信で使われる用語解説
20年程前、レコードからCDへと時代は急速に変化した。それはレコードジャケットの楽しみを奪った変わりに、色あせないデジタルの音を提供した。音楽配信がメジャーになると、CDそのものがいらなくなる。MP3プレイヤーやパソコンがあればいつでも楽しめる。音楽が形を失い始めることになる。日本ではまだCDアルバムをダウンロードすると、CDを購入するのとさほど変わらない金額である。要は普及するかどうか？これで金額が決まる。いつでも、音楽が買えるというのはとても魅力的だ。百貨店の売り上げが、どんどん落ちている。そのかわり、楽天をはじめとするインターネット通販はどんどん売り上げが上がる。物を買う行為は、全然減っていない。百貨店に出かけてものを買う形態そのものの崩壊である。
音楽業界も同じことだろう。各レーベルが競走をはじめるとき、一気に音楽配信が普及する。得する者、損する者が目に見えているが、消費者のことを考えたサービス業者が、音楽配信でもリードする。
音楽配信の関連用語
音楽配信サービスでは、専用プレイヤー、MP3、ポータブルプレーヤー、WMA、DRM、ATRAC3など意味不明な言葉がある。知らない人にとっては、音楽配信サービスに馴染めない要素になるかもしれない。 itunesに登場する用語を簡単に説明いたします。音楽配信用語説明 by itunes
【用語説明】ここでは、基礎的なな用語解説をします。詳しい方は？と思われるかもしれませんが、不用意に詳しい説明は、更に混乱するかと考えます。。
・ 音楽配信 ・・・ダウンロードにより音楽を入手し、ユーザはパソコンやipodに総称されるポータブルプレイヤーで再生することが出来る。
・ ポータブルプレイヤー ・・・持ち運べる再生機器。
・ Liquid Audio形式 ・・・米国のリキッドオーディオ(Liqud Audio)社が開発したソフトで、インターネット購入でCD並みの品質を確保することができる。
・ VBR ・・・Xing Technology 社の開発したデータ形式です。音声圧縮技術のひとつ。
・ AAA ・・・映像圧縮規格MPEG-2またはMPEG-4で使う音声圧縮方法。DVDの音声に使われていると思ってよい。
・ ATRAC ・・・ソニーが開発した、音声圧縮の技術。
・ CCCD ・・・コピーコントロールCD。コピーを防止する機能。
・ 320kbps ・・・一秒間にどれだけデータを遅れるかの単位。大きいほど沢山のデータを送れる。
・ インポート ・・・音楽データをitunes用に変換すること。itunesには以下の方式に対応。
AAC ・・・映像圧縮規格MPEG-2またはMPEG-4で使われる音声圧縮方式。MP3よりデータを1.4倍多く圧縮できる。
WAV ・・・Windows標準で搭載されている音声ファイルの形式。
AIFF ・・・Apple社が開発した音声ファイルのフォーマット。
APPLE ロスレス ・・・APPLEの圧縮方式で、言葉の通りロスがない。
MP3 ・・・例えばCDのデータを1/11に圧縮する技術。音声を圧縮することが出来る。著作権管理ができないが、CCCDの廃止が続きMP3プレイヤーの普及で注目。
※この項目は、ipodなどにどれくらい曲を記憶させられるのか？また、音質に関わる項目である。itunesでは、編集⇒設定から選択出来る。
・ エクスポート ・・・itunesでのデータ形式を他のプレイヤーなどで使えるようにする。
▼ 音楽配信関連書籍
▼ 楽天ダウンロード
© Rakuten Group, Inc.
