くちづけ…





ぴっぴっ、びぃ~よこちゃ~ん、びぃ~よこちゃ…♪

鶴太郎師匠は偉大である…


というわけで、世は路上検定車ブームである。

この時期は年度末多忙車や道路関係工事ナドナドにより、局所渋滞になるのもしばしば。

そこへ来てこのビィ~ヨコちゃんである。

僕らにもその時代があったので、『はやく取れるとよいね!』的温かい目で見守っております。

まあー、例外もいるのですが……






その一人が、藤田先輩(仮名)こと『じーちゃん』である。

恐らく、免許証交付後180キロオーバー達成ランキングでは5本の指に入るだろう!

ひとたび運転を始めると、車のあとには火柱が上がり、草木は枯れ、

黒いタイヤ跡と焦げた匂いだけが残ったという…


『車が新しくなる=前車廃車』

学校では教えてくれない複雑な方程式。学ばせて頂きました…


そして、その頃の彼の通り名は、

『黒いターボ』とか

『処刑ライダー』とか

『死神』とか言われていたが、

結局南極 『デス藤田』 で落ち着いたと記憶している……






じーちゃんは随分と年上である…

っとここから読んで頂いた方からは『お馬鹿ちゃんでちゅね~』的クダリで始まったが、

彼は、僕らのよく行くキャンパスで、いつも下僕達…

もとい仲間達を引連れているという兄貴的存在であった。

当然ながら面倒見もよく、初見でありながら、

人見知りもせず話しかけてくれたことは言うまでもない。

『世の中の大人の人とは、こんな感じなんだなぁ~』

しかし、彼のナビシートにてその考え方は一瞬で…

タッタッタッタ…星になった……






忘れもしない、若葉な頃のとある深夜、研究会は温泉地を目指す。

じーちゃん車と…

そして…

その他モロモロの車だ。(…忘れてるってw)


僕はじーちゃん車のナビシートに身を沈め、

その鉄の塊はゆっくりと滑り出し、

そしてダンスタイムが始まった…


レッドカー達はあっという間に見えなくなり、

きらびやかなイコライザーの波は、

雨上がりの深夜の漆黒の闇を、

深く…より深く印象づけた。


『隠れて待ってて、後ろからブチ抜いてやりましょうぜ。兄貴ィ~!フフフッ…』

そんな僕の一言が、ラララなラブソングの始まりだった……






僕らは闇に身を潜めた‥

レッドカー達が前を通りすぎる‥

じーちゃんの車は悲鳴をあげた‥

300m‥100m‥50m‥追いつくぞ‥

直後に左コーナー‥

続けてスーパースキール音‥

車はスピンし道路中央に‥

進行方向とは反対側を向いた‥

フーっと一息‥

もう慣れっこである‥

ふと後ろを振り返る‥

え、えっ‥!?


ガガガン!ガァァーガリガリガリィィィィィーーギョックーン!!!


そして僕らは‥


コンボイと熱いキスをした‥‥






その後は…『ひぃみぃ~つ!』デス♪

じーちゃんあの時は、本当にごめんなさい。m(_ _)m


ただ一つだけ…

マッハでニューマシンがエントリーされたのは事実です。


さて…

そんな元気一杯ソニックブラストマンで骨折のじーちゃんだが、(…情報提供:金本)

今ではシットリ落ち着いて、一家の主である。


そこで一つ疑問が…

人の暴れん坊時間と落ち着き時間は人生の中で一定であるのだろうか?






忌まわしい事件が多発する昨今、仮にそうなら早いうちにすませるにこしたコトはないのかと…

『若いころのヤンチャは買ってでもしろ』

それは、じーちゃんが僕らにそっと語っていたに違いない。


さぁ春がやってくる!

若者よ!

気持ちの若者よw!

輝くこの瞬間に…

愛を胸に自らの物語を駆け抜けろ!

失敗してもソレは直ぐに書き直せるはず…

そしてその跡にはさらに輝く未来が待っている!

…はずである。


さてさて…

特筆することでもないが、研究会の初代会長は、じーちゃんである♪

それは今も変わらず…であるw



(2007-03-06~2007-03-12)



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◆ヒトリゴト◆

この文を書き始めるきっかけは、あまりにハードな仕事の移動中に、ウト

ウトしていて教習者車につっこみそうになったからだ。ホントのろいw


今回は大まかな草案をマイコンで書き、それを携帯に送ってさらに進化さ

せていくという極めて最新の技法を取り入れて作られている。

それは、万一じーちゅんがココを見たときに、誇れるような内容にしかっ

たというお年寄りに優しい配慮であることはいうまでもない。(…オイオイ)

そのため、携帯で書くにはとても大変な量の長さになっており、次回から

少なめな文章が無くなったという泥沼のきっかけとなっている…w


本文は、じーちゃんが凄くやんちゃなイメージを強く押し出し綴っているが、

実際は僕や金本より年齢が4つか5つ上だけあって、このコミュニティー

では一番の常識人だったと思う。

ただそれは、同級生だったらどうかは解らない。少しでもその視点に近づい

ければよいなぁ~という願望も込められている。


本文ラストのおまとめの言葉は、あたかも年上のじーちゃんが、当時僕らに

投げかけてくれたような感じにしており、また、くちづけの情景描写は前回

の克己の100倍は長く考え、仕事も手に付かなかったという苦い思い出が

の刻み込まれた…w


金本にだけ、このブログの存在を公開したのはこの頃だったと思う。




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