No Rain No Rainbow

No Rain No Rainbow

入院13~16日目(1/11~1/14)


朝の回診で先生に
「かなり調子は良くなってきたみたいね。あと心配は妊娠だね。HCGが低いからね。」と言われショックを受ける。
今日は外来診察。
そこでまた何か言われてしまうのだろうか。
外来に点滴をゴロゴロひきずりながら行くと、一般の患者さんにジロジロ見られる。
パジャマにスッピン。髪はおさげ状態。
恥ずかしい・・・
担当は若造先生だった。内診で「腹水は少し増えたなあ。卵巣は小さくなりつつある。」と言われた。
HCGの事を聞くと「徐々に増えてるし、この時期ならいいでしょう。」との事。本当だろうか・・・
動悸がある事を言うと、カタボンが10ml/hに減量。
「元々、この薬は量減らしても作用は変わらないからね。増量したときは、わらにもすがる気持ちだったから。」と先生。
だったらもっと早く減らしてくれればいいのにぃーー

1/12
血管に炎症が出て、また点滴を差し替える。
もう右も左も腫れて痛い。
さっきまで刺していた所は赤く熱をもって腫れあがっている。
血管が出にくくなってるから、場所も限られてくる。
内側にすると腫れやすいが、そこしか打つ場所がない。

1/13
体重はピーク時から比べると7kg以上減った。腹囲も12cm減。
お腹の張りも下腹部のみ気になる感じだ。
下腹部はぽっこり出ている。

1/14
一昨日刺した点滴のところが、もう痛くなってきている。
差し替える場所がないので、前に刺してようやく痛みが和らいだところに打つ。
今日は外来診察。
エコーで見てもらうが胎嚢が見えない。
「普通はもう見えるものですか?」と聞くと
「見えるね。5週2日で見えたりする。あなたは5週4日なのよね。子宮外妊娠の可能性もあるかもしれない・・」と言われ絶望する。
病室に戻ってオットに報告すると、さすがに落ち込んだ様子。
でも、のんびり屋の赤ちゃんもいるらしいしね。とお互い納得する。
その後、唯一この地方にお嫁にきた友人がお見舞いに来てくれ
元気を取り戻せた。
血管に炎症を起こすカタボンがようやくはずれる。


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