DELTA Strange Zone

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2003.04.14
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 これぞゴジラと呼ばれるゆえん。同点で迎えた六回無死一、二塁。カウント1―3からロペスが投じた81マイル(130キロ)のスライダーを見逃さなかった。せん光を放った打球は大きな放物線を描いて、通称「アッパーデッキ」と呼ばれる右翼3階席に着弾。メジャー2号は推定飛距離140メートルの松井“らしい”特大の一発だった。

 「ナイスバッティング、完ぺきでした。ああいう打球はメジャーに来て今まで打てなかったのでうれしい。東京ドームだったら看板直撃?そうかもしれない。外から入ってくる球だったので、巻き込んで打つには一番いいボールだった」。松井には珍しい自画自賛。自分でも胸のすく、納得のいく当たりだった。

 ついにゴジラの本領発揮だ。電光掲示板にはゴジラと本塁打を意味する「GONE」をかけた「GONE ZILLA」との造語が躍り、観客のボルテージも最高潮。松井は8日のツインズ戦で初本塁打を放ったときと同様、ベンチから飛び出して、右手でヘルメットを高々と掲げる“カーテンコール”で応えた。

 これでチーム10勝のうち4度目のV打。打点もチームトップ独走の14打点で、その勝負強さは驚異的でもある。トーリ監督も「ビッグナイト。松井はタフな場面でよく打ってくれる。これ以上の満足はない。He Is Major。プレッシャーを克服して結果を出す、彼こそがプロフェッショナルだ」と最大級の賛辞を送った。

 あるヤ軍関係者は松井の2号3ランはミッキー・マントルが64年のワールドシリーズで最後に放った本塁打の落下点とほぼ同じであると指摘した。マントルは565フィート(約172・2メートル)の世界最長アーチ記録を持つヤ軍伝説のスラッガー。ヤンキースに入団が決まった時から「無理かもしれないけど、ミックの記録に挑戦してみたい」と言い続けてきた“伝承者”に松井が指名されたという暗示なのか…。

 試合終了の瞬間、時計の針は午後11時17分。勝利を祝うフランク・シナトラの「ニューヨーク ニューヨーク」の甘い歌声と夜風に包まれた松井は「メジャーの本物のパワーヒッターとはまだまだパワーが違う。でもこれからもこういう場面で打てることを祈るだけ」と力強く言い切った。

>そのうち、こういったニュースも普通になってくる日が来るんでしょうね。もうイチローが打率低迷してても誰も気にしていないように。





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Last updated  2003.04.17 15:08:55
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