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2005/06/02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
肥満を基盤にしたメタボリック症候群の疾患概念が確立しようとしている。内臓の大型脂肪細胞からのアディポサイトカインの生成異常が、糖尿病、高血圧および高脂血症の原因となるとの考えである。これれらの根底にはインスリン抵抗性が共通した基盤として存在している。肥満の原因としてはカロリーの摂取過剰があるが、同時に嗜好添加物としての食塩の摂取も過剰になっている可能性が指摘できる。腎機能低下は高血圧と関連があるが、この更なる低下にはインスリン抵抗性が増悪因子として相関していることが非糖尿病高血圧患者においていて指摘されている。またインスリン抵抗性の存在する2型糖尿病においては、食塩摂取が腎障害の指標であるアルブミン尿の増加と血圧上昇に関係しており、インスリン抵抗性が食塩感受性や腎血行動態(糸球体血圧)に影響を与えている。腎障害が軽度~中程度ではインスリン抵抗性はBMI、中性脂肪値、血中アデイポネクチン値、年齢と相関しているが腎機能とは相関が無いことが示されている。またこの対象で心血管イベントが過去に存在する患者においては、インスリン抵抗性が大型脂肪細胞由来のアディポサイトカインのアディポネクチンの血中レベルの低下と相関している。インスリン抵抗性は腎障害の早期から存在し、とりわけメタボリック症候群に見られる低アデイポネクチン血症が腎障害時の心血管病変に独立した因子として関与している。アデイポネクチンが腎機能調節にいかに関係が深いか今後の検討が必要である。メタボリック症候群の疾患概念が確立しつつあり、これを構成する各コンポーネントの複合が腎機能障害の増悪因子になっていることが知られている。高血圧の発症・維持には腎臓での食塩代謝代謝が大きく関係しているが、メタボリック症候群に見られる肥満とそれに関与した分子がこれにいかに関係するか今後の研究に期待される。臨床的にはメタボリック症候群を理解し、早期に血圧を含めた異常を改善してゆく指導が重要である。





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Last updated  2012/04/14 07:08:40 PM
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お邪魔します。  
Kirara さん

Kiraraといいます。
わたしの父も高血圧に悩んでて。。。
サントリーから発売されてる飲料水が結構おすすめですよ。
ぜひ、試してみてください。
http://kirarainfo.blog35.fc2.com/blog-entry-11.html
(2009/04/18 01:10:42 PM)

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