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ほぼ1ヶ月ぶりにブログを更新します。
春は定期総会が集中するシーズンで、各マンションは総会準備に大忙しです。
総会を迎えるころに、ようやく理事会の活動がわかるようになった。こんな役員が多いと思います。
活動内容がわかると問題や課題が整理できるようになり、今後こうしていけば解決するというビジョンも浮かんできます。
しかしながら、自分たちは総会で任期が終わりです。
負担が架かる理事をもう一年務めるのはしんどい・・・
その結果、次期理事会に申し伝えましょう。という結論になります。
皆様のマンションはどのように新旧役員の引継ぎを行っていますか?
・総会後に新旧役員の引継ぎ会を開催
・書類と印鑑の引継ぎだけを行い、後は管理会社にお任せ
こんな感じで引継ぎを行うマンションは、業務の継続性は困難です。
せっかく、前任者がどんな良いビジョンを描いても、継続性が欠ける組織体制下においては、それを確実に実行することは至難の業です。
そもそも管理組合って何?理事会は何をすればいいの?・・右も左もわからない新任の役員が集まった理事会がまともに機能するのは役員交替後3-6ヶ月近くかかることがざらです。
管理組合組織や理事会活動がわかり始めるのは残り任期が半年くらいになってからです。
残り半年の内、2-3ヶ月は総会とその準備に追われることになります。
実質上、引継ぎが不十分で1年任期持ち回りの理事会が、管理組合執行部として役割を十分に発揮し、課題への対処ができるのは、3-6ヶ月の期間しかありません。
秩序を守り快適な生活環境の整備すること、資産価値を中・長期にわたって維持していくこと
管理組合はこんな目標があります。
管理組合の執行部たる理事会が、上記のような状況がある中では、目標は絵に書いた餅になります。
そんな中管理会社の役割が重要となりますが、
管理会社は委託契約に定められた業務を行う「業者」にすぎず、理事会の代わりとなって、マンションを良くしようとしてくれません。
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