P-Blog アイデア&インプレッション

2004.02.09
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さまざまな、行政組織の民営化の流れの中で、国立大学も独立行政法人化していく。そのなかで、各大学は、それぞれ、智慧をしぼり、それを実行に移しつつある。
先日、熊本大学の情報化について聞く機会があった。
熊本大学は、4地区5箇所にキャンパスが分かれている。そのため、キャンパス間の情報化を進める事により、キャンパス間の移動をしなくても、共通の授業が受けられるよう、工夫をしている。これは、もちろん、少子化傾向のなかで、17歳人口に頼らない大学経営をしていくために、生涯学習や地域貢献をも視野に入れている。
まず、回線は、10GBという高速回線を使用。授業に使われるWebCTは、クライアント数6000を誇る。これは、WebCTのクライアント数としては、国内最大である。
これらの設備を実現したのは、お金の流れ方をうまく考えたからである。
通常、大学の予算は、学部、施設ごとに、大学に対し予算を請求し、皆で取り合いをしてシェアする。しかし、熊本大学の情報化を進める「総合情報基盤センター」は、直接、大学の予算獲得合戦に参加せず。各学部から予算を貰い運営する事により、他の学部や施設を敵に回さないで、横断的に、中立的な立場で、活動することが可能になった。しかも、豊富な予算を獲得する事に成功している。
縦割りの組織に対し、底辺に横の組織を作る事により、縦割りの対立を防ぎ、効率的に事業を進める。そのことによって、円滑な大学の運営が可能となる。
民営化という刺激を受けて出てきた智慧であるが、他の行政などの組織運営にも、この発想は取り入れて欲しいものだ。

熊本大学総合情報基盤センター
http://www.cc.kumamoto-u.ac.jp/





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最終更新日  2004.08.12 03:26:28
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