ハイ、今日も元気です!

走るとは。。。



走ることについて語るときに僕の語ること
を読んで、僕が走ることについて語りたいと思うこと。



村上氏は小説家になろうと決めたときに、健康のために
走り始めたらしい。そして走ることの魅力に取り憑かれ、
真夏のアテネでの一人マラソンを皮切りに数々のフルマラソンを
走り、ウルトラマラソンやトライアスロンにも出場する
健康的な小説家である。

走ることについて考えることを、小説家らしいさまざまな
視点からとらえ、エッセイ、いや、本人曰く、自らの人生の
メモリアルとしてこの本を書いたとのこと。


私が読んで興味を持った部分を拾い上げてみると

 ★部分は本からの抜粋
 ☆部分は私のコメント


★走ることに、他人との勝ち負けはあまり問題ではない。
  自分なりに目標タイムを設定してそれを達成すると
  うれしいだろうし、達成できなくても、充実感は残る
  走り終えて自分に誇りが持てるかどうか。が大切なんだ

 ☆ 確かに、走ることは完全に個人競技。他人と争うことも
  できるが、自分で勝手に楽しむこともできる。私はゴルフも
  同じように考えていたから、ゴルフでも他人との勝ち負けを
  考えたことはあまりない。


★「僕は走りながら、ただ走っている」
  走っているといろんなことを思い浮かべるが、
  基本的に頭の中は空白。。。。だという。

 ☆このフレーズ私のお気に入りになりました。
  走っているときに色んなことを考えることはできるのだけれど
  すぐに意識がどこかに飛んでいってしまい、なかなか同じことを
  系統だって論理的に考えることができない。 頭の中が「空」の
  状態。これこそ、走ることの魅力のひとつなのかもしれない。


★ぼんやりと生きるより、しっかり目的をもって生き生きと
 生きる生き方が好ましい。走ることは確実にそれを助けてくれる。

 ☆これはそのまま、心地よい響き。


★小説を書くのに必要な資質とは
「 才能  集中力 持久力」

 集中力と持久力は鍛えることができる。
筋力もまた同じ。 鍛えることができる。

☆小説に集中力や持久力が必要というのは、素人の私には
 あまり思いつかないことだったけれど、言われてみれば
 わかるような気がする。村上氏は走ることによって
 集中力、持久力、筋力を鍛えているのだと。
 う~ん、走ることで集中力や持久力が鍛えられるっていうのは魅力だ。


★小説家。。。は不健康なイメージ
 そうでなければ、才能が浮かび上がらないというイメージすらある。
 が、健康な小説家を目指す。

 「真に不健康なものを扱うためには、人は健康でなければならない」


☆小説家や芸術家は不健康。。。というこの視点はかなり面白い。
 そして不健康なものを扱うからこそ健康でなければならないという
 村上氏のこだわりというか発想に拍手を送りたい。


★健康のために走り始めた。そして
運動を続けているのは
小説をしっかり書くために身体能力を整え、向上させる
ことが第一目的。

☆これはこの本の後書きに書かれていること。
 そう、村上氏にとって走ることはあくまでも小説を書くための
 あるいは充実して生きるためのひとつの手段であって、
 走ることそのものが目的ではないんだという話。

 かといって単なる余興でも楽しみでも趣味でもない。
 息抜きというとなんだか後ろ向きあるいは横向きの
 イメージがあるが、走ることは、もっと前向きで 
 生活を充実させるための、積極的処方箋であること

 これが走ることの意味の本質的なところなのかもしれない。


★Pain is inevitable, Suffering is optional.
正確なニュアンスは日本語に訳しにくいのだが、あえて
 ごく簡単に訳せば、「痛みは避けがたいが、苦しみは
 オプショナル(こちら次第)」ということになる。
 たとえば走っていた「ああ、きついもう駄目だ」と思ったとして
 「きつい」というのは避けようのない事実だが、「もう駄目」か
 どうかはあくまで本人の裁量に委ねられていることである。
 この言葉はマラソンという競技の一番大事な部分を簡潔に要約
 していると思う。

☆ フルマラソンを走ったことのない私が、これがマラソンの一番大事な
 部分であるのかどうか、知る由もないが、言わんとしていることは
 わかるような気がする。


 私なりの言葉で勝手に置き換えてしまうことを許してもらえるなら、

 現実は、現実であって避けようがないし。でもその現実をどう捉え
 そこから受ける苦しさやあるいは嬉しさをどう受け止めるかは
 こちら次第だという意味なのだろう。

 「色即是空、空即是空」にも通じる考えだ。



この本を読んで、私自身が走ることについて改めて
考えてみた。

私もそもそもは健康のためというのがキッカケであったが、
あるときから予想もしていなかった走ることの楽しみが
わかりはじめた。 楽しいから走る!

でも、やっぱりそれだけじゃない。


 健康的であり、  
  挑戦的であり、
   目的的であり
    充実感があり、
     達成感があり、

 それでいて、楽しい


これが走ることの魅力。
ひとことで、まとめると 「前向き」ってことが今の、私にとっての
走ることの魅力のようだ。


ということで、締めの一句は、

「走るとは 前向くことと おぼえたり」


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