子供の成長を暖かく見守る父でありたい!

子供の成長を暖かく見守る父でありたい!

ゲームをするより・・・


 私はゲームが好きでした。
 小学生のころ、家の前のお菓子屋さんに、インベーダーゲームがありました。
 雑誌などでいち早く、高得点の出し方を心得ていたので、私がゲームをはじめると、自然と人だかりができ、ヒーローになった気分にさせられました。あの時の優越感が、いまだに忘れられません。

 大人になった今でも、ゲームは好きかと聞かれると、大好きだと答えるでしょう。ソニーのPS2が出たときは、いち早くネットで予約を入れ、入手困難だった初期タイプをゲットするのに成功したぐらいです。

 そうやって買ったPS2もこの2,3年、一度も電源を入れたときがないくらい、使っていません。ゲームが嫌いになったわけじゃないのですが・・・

 息子も、私のDNAを受け継いだらしく、ゲームは大好きです。
 PS2を買った当初は、二人ではしゃぎながら、時間の経つのも忘れて、ゲームに没頭したものでした。しかし今は全くといっていいほど、家ではゲームをしなくなりました。

 理由は二つあります。
 一つは新しいゲームソフトを、この頃買っていないということと、もうひとつは、ゲームをするより他の楽しみを覚えたことでしょうか。

 昔ゲームをしていた時間に、今は、本を読んだり、雑誌の付録を作ったり、自分で考えた発明品の絵をかいたり、録画したビデオを編集してみたり、ピアノの練習をしたり、お気に入りの音楽を聴いたり、ネットで好きなサイトを探したり、料理を手伝ったり、ボール遊びしたり、縄跳びをしたり・・・

 「ゲームは一日30分だけ。」「宿題が終わらないとゲームはだめ。」というような取り決めを、子供としている家庭も多いでしょう。決してそれ自体は悪くないのですが、もう一つ考えてもらいたいのは、「それじゃ何をすればいいの?」ということです。

 ゲーム以外の違う楽しみを、子供にたくさん知ってもらうためにも、私たち大人がもっとすばらしい楽しみを知らなくてはいけません。




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