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今も変わらず、この日のことを憶えていて下さり沢山のお花を有難うございます。心から、感謝致しております。今日でwanlife所有の犬に家族の命を奪われてから(所有と言っても、狂犬病予防接種も蓄犬登録も当然されていませんが)丸三年の月日が経ちました。あれから3年、ちっちぃ~を殺したも同然の当事者であるスタッフは自らの手で下半身麻痺に追い込んだも同然の犬をあたかも障害犬を保護し自ら里親になったのだと美談を連ね相変わらず偽善者を装い、何事も無かったかの様に笑って暮らしているそうです。思えば、この頃から、手が無い、足が無い、目が無い、車椅子・・・等々そう簡単には出会わないであろう「障害」のある犬を、不自然な程の数を集め看板犬にし最終的にはマスコミまで利用した障害犬ブームを巻き起こすきっかけになる第一歩の犬になったのだと思います。和歌山の団体及びその関連団体による悪質なペットビジネスは今現在も相変わらず続けられている様ですがそんな中、お友達の*Pet Care Stationさん*や、元預かりボランティアをされていた方が大きく立ち上がって下さった事で、新たに沢山の有益な情報を頂いたりまた、動物法務に詳しい弁護士の方々や、マスコミの方々などの横の繋がりも広がり少しずつですが前進する事が出来た一年だったと思います。沢山の励ましや情報提供、ご紹介等、関係者一同本当に心から感謝致しております。今すぐには変わらなくとも、いつか必ず形になりこの世界がクリーンになる事を信じています。また、内部情報に詳しい方から頂いた情報の中には「真夏の譲渡会で客寄せパンダとして利用した犬を熱中症で死なせていようが無謀な空輸で犬を死なせていようが、民家から犬を盗んでいようがたとえ、その活動が金品目的の詐欺行為であろうが人が傷つこうが、騙していようが、犬の命が助かるならば私は悪質な団体にでも手を貸します」といった様な、社会一般の常識では当然通用しない、非常に理解しがたい人権や命を軽視したかなり偏ったカルト教的な意見も頂いたりもしましたがそういう考えの人が残念ながら少なからず存在し悪質な団体を存続させている事は以前から理解しておりましたのでこれもまた現実なのだと、冷静に有益な意見の一つとして参考にさせて頂いております。加熱し過ぎたペットブームの中、犬を譲り受ける方法はペットショップだけでなく飼い主に捨てられた子や、ブリーダーの放棄犬等の存在が世間に少しずつ浸透してきている様に感じます。この様な現代社会の中で「ならば、社会貢献として、保護犬を譲り受けよう」とボランティア・保護団体を検索し安易に近づき不運な場合は高額な金銭を要求されたりまた、トライアル期間中に、飼育不可と判断し、譲渡契約をキャンセルしても高額な譲渡金は一切返ってこないなどといった事があっても初めてボランティア・保護団体に関わった人が、悪質な団体に引っ掛かってしまったら「ボランティアって、こんなものなのかな?」と疑問に思ったまま終わってしまう事も多い様です。この案件に関わり、この3年の間、沢山の方から沢山のお話をお伺いさせて頂いた結果私は、保健所や保護センターから直接犬猫を譲り受ける事がやはり一番安全で安心だと感じています。確かに、まだ一般譲渡に閉鎖的で、譲渡を行っていない地区もありますが逆に、滋賀のセンターの様に、県外譲渡も行っているセンターもあります。先日、私も滋賀の保護センターへ見学に行って来ましたが譲渡しても問題ないか、きちんと適正検査を行い医療行為も施され、また譲渡希望の方には犬の本能・習性に基づいたしつけの仕方や、ワクチンや狂犬病予防接種の義務犬の発情に対する説明等、多岐に渡った飼い方講習やドッグトレーナーの資格を持った職員さんによる無料でのしつけ方教室も開催されておりリスクを背負って危険な愛誤団体と接触するよりも、安全で安心だと確信しました。また、行政機関ですので、当然営利目的では無くセンターの職員の方々も、1頭でも多くの命を合法で助ける為だけに試行錯誤し、工夫を重ね努力しておられます。(後日、また訪問レポートをUPしたいと思っております)私は、「人も動物も共に幸せになる」がゴールでないといけないと思っています。この事をどんな時も必ず念頭に置きながらこれからも私には何が出来るのか、自分に出来る事は何なのかを考え罪を背負いながらも我が子に恥じない飼い主でいたいと思っています。*関連記事、参考にして下さい*本音を言うと、3年前のあの時、3年後の今、自分が生きているとは思ってもいませんでした・・支えて下さる大勢の方々と、心温かい家族・仲間の方達に感謝しています。全ての出来事を当たり前の事だと思わず、いつも感謝の気持ちを持って・・ お友達の*Pet Care Stationさん*がセンターに収容された子達の過去をキレイキレイに洗い流して新しい門出のために可愛くカットして本当の家族を探すお手伝いをされています今、センターに居るワンコたちが写真付きで紹介されていますので、是非ご覧下さい滋賀県動物保護管理協会では初級のしつけ方講習や、譲渡前の飼い方講習も行っています次回譲渡会は、*8月25日(水)の予定*です収容されている子達の未来が明日へと繋がりますようにリンク先でも、ぜひ応援ポチッとお願いします
2010.08.14
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*フリーページ更新しました*あの日から今日で三年・・・今日が何の日が憶えてくれている人は、いったいどの位いるのでしょうか?三年前の今日、早朝より大阪府和泉市ブリーダー崩壊現場でブルセラカニス陽性犬と診断されていた犬153頭が殺処分された日です。三年という月日が過ぎても忘れる事は出来ません。あの時の衝撃も、悲しみもそして私が偽者の愛護団体に聞かされていた沢山の嘘も・・・現地で、ただただ必死に犬たちを助けるために信じて懸命にお世話をされていたボランティアさん達の悲しみや悔しさは、私の比ではないと思います。この一年間、この事件に関する色んな情報が入ってきました。被害者の声や、その当時に動いた具体的金額等・・・それは私の想像を、遙かに・・悲しいくらい遙かに超えていました。「動物愛護」「ボランティア」「保護」「不幸」「レスキュー」「処分寸前」動物を飼っていらっしゃる方であれば、心が揺さぶられ安心してしまう言葉では無いでしょうか?そして、その矢先にある「寄付」「支援」という言葉についつい無防備になってしまわないでしょうか?よく「まさか、動物愛護団体に悪い人が・・」という言葉を耳にしますが世の中には、詐欺師などの犯罪者は、山ほどいるのです。悪い事を考える人が、“動物愛護”という日本では法律的にまだまだ緩いグレーゾーンの分野に着目したと考えたら何も不自然なことでは無いと思います。人の善意と犬の命が悪用され、踏みにじられる事が無いように今、私達には何が出来るのか?と、和歌山の偽愛護団体による多くの被害情報を集め試行錯誤しながら、この問題に真剣に取り組み考えています。これは、ペットブームの昨今だからこそ起こる一つの社会問題だと思います。ペットと共に暮らしている方には、ぜひ一度目を通して考えて頂きたいと思います。滋賀県で、センターに収容された子達の本当の家族を探すお手伝いをされている*Pet Care Stationさんの体験談*です。気持ちを整理して・・言葉を選んで・・・丁寧に綴られています。「ボランティアだから」と安心して、安易にリンクを貼り支援を呼びかけていませんか? ーもし、それが悪意のあるサイトならば、あなたは加害者になってしまいます。私自身も、計算された活動ブログを鵜呑みにし、洗脳されまるで団体の事を全て知っているかの様に、「健全な活動」だと勘違いをしてきた過ちがあります。「知らないという事が罪」になる場合があるのです。。。2つのブログランキングに参加しています。1日1クリックの応援、お願い致します。「犬を迎えようか」そんな言葉が家族の中から出たときに「じゃあ、みんなでセンターに犬を見に行こう」そんなふうに社会が変わっていけばいいな。。前だけを見て頑張る彼女の言葉ですセンターの子達のこと、動物愛護の盲点のことを沢山の人に知って頂く為に*Pet Care Stationさんのブログ*でも、1日1回応援クリックをお願い致します。
2010.04.28
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雑誌AERA 9月7日号を買いました『犬を殺さないドイツの常識』犬たちの「天国と地獄」は沢山のブログ等で紹介されているので良いとして・・・もちろん、ドイツでのお話も大切なのですが私が一番読みたかったのは、後半部分に記載されている「動物愛誤ビジネス」に関する内容でした。私自身が過去に実際に目で見て耳で聞いて感じてきたことはこの記事に記載されている内容よりも、もっと計算されていて、もっと悪質でしたが記事を読んでいて「」と思う箇所も沢山ありましたこういった有名な雑誌に「愛誤ビジネス」の存在が取上げられたこと事体にとっても有難さを感じました。「AERAに愛誤ビジネスについて掲載されているよ」と教えて頂き実は、雑誌を買いに行く前夜に、記事を読む前から感無量で号泣してしまった程です2年間、「動物愛誤」というテーマで時々ですが記事を書いてきました。私の事を心配して「書くな!」とお叱りを受けた事もありました。それでも、「誰かが声をあげておかないと・・・」そういう思いで書き記してきました。真実を書いて吐き出してしまえば楽になる・・という訳ではありませんでした。心が折れそうになった事も、何度も何度もありました。何も書かない方が、安全だし平和だし楽だったと思います。それでも、必要があれば書き記してきました。「支援する人を裏切るような、欺くような活動があってはならない」私達のように騙され利用され傷つき悲しい思いをする人が一人でも減ってほしいという願いをこめて・・・これまでは、偶然記事を目にして下さった人が10人いたとして1~2人の人が何かを考えるきっかけにして下さればいいなぁ位に思っていました。そんな中、愛誤に関する記事を見て、不愉快に感じられる方も沢山いらっしゃった事と思います。しかし、今年に入って「愛護団体認定制度」を制定した地方公共団体が出てきたりAERAのような有名な雑誌に愛誤ビジネスのその存在について取上げられました。そして、こういうお粗末なビジネスが存在するという認識についても少しずつですが高まってきたような気がします。2年という月日が経ち、100歩先にゴールがあったとしてようやく2~3歩前進することが出来たような・・・そんな気がしています。「動物愛護」と言われる世界が人にも動物にも優しく思いやりのあるものだけになっていって欲しい・・・『人も動物も共に幸せに暮らすことができる』そんな時代が一日でも早く訪れることを願ってこんな私にでも何か出来ることがないか、模索する日々です・・・インターネットという世界はとても便利である反面、危険な落とし穴が潜んでいます。間違った活動にリンクを貼り支援を呼掛けてしまうと優しい人を巻込み傷つけてしまう恐れがあります。それは、自分自身が加害者になってしまうという事です。これからは、その危険性についてもう少し問題意識を持ってくれる人が増えてくれるといいなぁと思っています・・・ *NPO法人 日本動物生命尊重の会さま*で7~20kg位までの雑種犬の一時預かりを緊急に募集されております。支援し応援して下さる方のお気持ちを裏切るような事はしないと、強く言って下さっております。関東方面でご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、宜しくお願い致します。もちろん、家族にして頂ける飼い主さまも募集中ですなお、本日2009年9月8日(火)「埼玉県栗橋町 犬多頭飼い飼育放棄」事件 を取り上げたTBS系列 *総力報道! THE NEWS*「罪無き犬たちの悲劇のワケ」(10分)が全国放送されます。総力報道! THE NEWSは2部構成の番組で、この「罪無き犬たちの悲劇のワケ」は、第2部(18:45~)の枠内で放送されます。予定では 19:00 開始だそうです。ぜひ、一人でも多くの方にご覧頂きたいと思います
2009.09.02
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今日は、私たちの大切な家族ちっちぃ~の二回忌です。お花を贈って下さった方、この日を忘れずにいて下さった方本当にありがとうございます。心から、感謝申し上げます。***************************************「動物愛護団体認定制度」少し古い新聞記事ですが転載させて頂きます。『犬や猫 殺処分なくしたい』 “里親探し”県が認定制度 第1号は境町の団体(東京新聞2009年3月27日) 殺処分される犬や猫を適切に引き取り、飼い主を探す動物愛護団体を、県が認証する「動物の適正譲渡実施団体認定制度」が創設された。県によると、こうした制度は全国初。 茨城は犬の殺処分数が二〇〇七年度、全国最多だった。制度は、県が信頼できる動物愛護団体にお墨付きを与えることで、認定団体を通じ、より多くの人に安心して犬や猫を引き取ってもらい、殺処分を減らすのが狙い。 県は動物愛護団体から認定申請があった場合、飼い主が見つかるまで犬や猫を一時飼育できる施設があるか、新しい飼い主に引き渡し後も相談に乗れる体制があるか、などを確認して認証を出す。認定団体は、県動物指導センター(笠間市)に収容された野良犬や捨て猫などを引き取り、県のお墨付きを“売り”に、譲渡会やホームページを通じて新しい飼い主を探す。**************************************2009年3月27日の読売新聞の記事を転載させて頂きます。犬・猫の命救うため 飼い主探す団体認定県が新制度殺処分される犬の頭数が全国ワーストの(茨城)県は、飼育放棄などで県動物指導センター(笠間市)に収容された犬・猫を一時的に引き取り、新たな飼い主を探す動物愛護団体を認定する制度を始めた。26日には、「どうぶつ福祉の会AWS(アウス)」(境町・上山(うえやま)幸子会長)が、第1号として認定書を交付された。こうした認定制度は全国で初めてという。県生活衛生課によると、センターで殺処分された犬は、2007年度、6189頭にも上り、全国の都道府県で最も多い。猫を合わせると9717頭(全国ワースト9位)が殺されている。捨て犬などの捕獲頭数も4519頭と全国最多で、飼い主のモラルの低さが指摘されている。特に子犬の時期から飼育放棄する傾向が強く、収容された犬・猫は、引き取り手がいなければ殺処分される。県は、「譲渡に適する犬猫の選定」「新たな飼い主へ譲渡する際の事項」などにガイドラインを設け、適合する団体を認定する。同課は、「適正な動物の譲渡を拡大するためには、民間の愛護団体の協力が不可欠で、県民が愛護団体から安心して譲渡される環境を整備することが必要。新たな認定制度で団体が県民に理解され、飼い主探しがスムーズになるようにしたい」としている。AWSは1998年に設立され、会員は約100人。譲渡会を開くなどしてセンターから引き取った犬・猫の里親探しを続けている。県庁で行われた交付式で、認定書を川俣勝慶副知事から受け取った上山幸子会長は、「人間と同じ命を持つ動物を不幸にしていいのかという思いにかられて運動をしてきた。いらなくなればセンターに出せばいいというモラルの低い飼い主が多すぎる」と憤っていた。***************************************今年の春頃、茨城県で「犬・猫の命救うため 飼い主探す団体認定する新制度」が制定されました。県が、「譲渡に適する犬猫の選定」「新たな飼い主へ譲渡する際の事項」などにガイドラインを設け、適合する動物愛護団体(動物保護団体)を認定するのだそうです。これまで動物愛護団体を名乗るには、許認可も何も必要がなく明らかに営利目的で愛護とは名ばかりの業者が税金逃れのために「愛護」という名を利用する無法地帯だった環境からやっと一歩前進したと思える嬉しいニュースでした。今後、こういう制度が条例等だけでなく法律として制定され全国的に浸透していってくれることを願います。****************************************『動物愛誤』という記事について、是非一度目を通して下さい。いったい何があったのか、私が代弁して簡単に説明しますと和歌山の例の悪名高さで有名な団体が広告塔として利用している障害犬の里親になりたいと今年の5月14日(ちっちぃ~の月命日で私の離婚記念日ですね。苦笑)にわざわざ和歌山まで面会に行かれました。そして、6月4日に正式譲渡の予定になっていたにも関わらず事前に「普通の暮らしをさせてあげたいから、マスコミに出したくない」と伝えてあったのに障害犬と一緒にテレビに出演することを強要され、断ると態度が豹変し罵倒され6月4日には里親決定だったはずなのに、何故か不思議なことに6月2日発売の週刊誌に不幸を売り物にした「里親募集」という記事が掲載されていた・・・「テレビに出ないのなら、犬は渡さない」こういう事情で、この方は里親になることを泣く泣く諦めなければいけませんでした。テレビに出ることが全て悪いことだとは言いません。しかし、このテレビ出演の目的がいったい何なのか?何を意味しているのか?ということは私のブログをずっと読んでいて下さった方にはあの団体のことを、よくご存知の方には理解出来ると思います。この方は、この障害犬に「普通の犬」と変わらぬ生活を送らせてあげたかった・・・だから、名前も変え、静かに暮らし、お散歩にも出かけて・・・愛情を膨らませながら色々なことを考え迎える準備を完璧に整えていらっしゃいました。「このままの2足歩行では、腰に負担をかけ、今動いている後ろ足もダメにしてしまってはいけない。散歩をさせてあげたいから車椅子を作ります。」と伝えると、S田代表は「あの子は車椅子とか無理やで~、それに、そういうのなんかフツーやし~」と一蹴りしたそうです。週刊誌の中の記事に「2足で歩かせるトレーニングが必要です」と書いてあったそうですが本来4足歩行の動物に、無理に2足で生活させるというリスクがどういうことかは素人でも容易に理解出来ることだと思います。和歌山へ行ったとき、大きく成長させないためでしょうか・・?お腹が空いているのか砂を食べていて、募集の写真では解り難いですが触れるとガリガリに痩せていたそうです。それを見てしまったから、この方はどうしてもこの子のことを諦めたくなかった・・・でも、ギリギリのところでその手を離してしまったと、ご自分をずっと責めておられました。多分・・・今もまだ心の傷は完全には癒えていないと思います。。。「いつも笑っているね」のことばに「楽しいから笑ってるのじゃなくてね、笑ってるから楽しいの。」その答えから想像できるくらい、いつもキラキラしていたような方だったのに人の善意を踏みにじる悪質な人間の手によって、悲しいほどに笑顔が奪われていきました。。。それを見兼ね心配した周りの方々数名が、立ち直るきっかけのひとつとして私のこのブログを紹介し、知人を通して私自身のことも紹介されることとなり・・・ここには書けないことも沢山ございますが、私も色々とお話を聞かせて頂きました。これまでは、あの団体について真実を書きかけていた人達もブログを閉鎖されてしまったりで多分、今では私くらいしか、真実を知る手がかりになるものを残していないかもしれません。でも、それでもいいと思っていました。あんなものには「関わらないのが一番!」そう思っているので危険な思いをしながら伝えるのは私だけで十分だと思っていたしリンクを貼って紹介して欲しいとか、誰かにこの事を広めて欲しい等も言ったことはありませんでした。でも、この方は「自分と同じように利用され裏切られ辛く悲しい思いをする人が増えませんように」と願いを込めて記事にして下さいました。「動物愛護」を伝えるには同時に落とし穴に嵌らぬように「動物愛誤」も伝えなければいけないのかも知れません。今までは、自分自身の過去も含めて「騙される方が悪い」「どうして胡散臭さプンプンのところに、わざわざ関わるのか?」「客観的に見れば一目瞭然」そう思ってきましたが一度マインドコントロールにかかってしまうと抜け出すには簡単なものではないのかも知れません。「犬が助かるんだったら、金銭目的だろうと別にいい。」と実際に言われたこともあります。だったら、その愛情を、そのお金を真面目に地道に愛情を持ってコツコツ頑張っておられる個人や保護団体さんの方へ向けてもらうことは出来ませんか?今までも何度か書いてきましたが「人の事を思いやれない人間に、動物の事を思いやることは出来ないと思うし動物の事を思いやることが出来る人間は、人の事も思いやることが出来るはずだ。」と私は思います。今回の件で心強く思えたのは、動物を専門に活動されている大勢の方々中で悪質な動物愛護団体の存在について認識が高まったことです。「動物愛護」と言われる世界が人にも動物にも優しく思いやりのあるものだけになっていって欲しい・・・あれから2年が経ち、動物愛護団体認定制度の件と合わせてようやくちっちぃ~に、ほんの少しだけですが良い報告が出来そうです。自分が無理矢理捕獲した野犬を我が家に置き去りにし、ちっちぃ~を殺したも同然のS司氏はもちろん2年前の2007年5月20日に野犬を置き去りにしたっきり、それっきりです。先日、犬のホリスティックケアのHPを見ていたら認定者一覧に島○代表と一緒にS司の名前が載っているのを見てゾッとしました。犬を平気で置き去りに出来る人間が、犬を殺して平気な人間達がアロマとかホリスティックとか、どんな風に偽善者面して対応しているのかと思うと恐ろしいです。世の中には、動物が好きな訳ではなく「(世話はしないけど)犬を拾った自分って素敵」という自己陶酔型の人間がいます。こういうタイプの人間が、アニマルホーダーになったり何かとトラブルを起こしやすいのだと思います。こういう無責任な方には、どうぞ自分だけを愛し、動物からは一切手を引いて頂きたい!!私と天国のちっちぃ~と・・・あなたが捨てていった野犬からの願いです。*****************************************【追記しています】*NPO法人 日本動物生命尊重の会さま*で7~20kg位までの雑種犬の一時預かりを緊急に募集されております。支援し応援して下さる方のお気持ちを裏切るような事はしないと、強く言って下さっております。関東方面でご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、宜しくお願い致します。もちろん、家族にして頂ける飼い主さまも募集中です
2009.08.14
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ちっちぃ~がこの世から突然いなくなってしまってから、もうすぐ2年が経ちますが私には未だに出来ないことがあります。それは、携帯のマナーモードを解除することと夜、電気を消して部屋の中を真っ暗にすること。。。2年前、ちっちぃ~が殺されてしまった直後、「まぁ、その子の運命やったんやから、しゃあないと思うわ」「親子でも殺し合いするからな」(安易にうちの母犬のせいにしようという意味)など、心無いことを団体代表に電話で散々言われまた、友達だと思って信頼していた団体関係者からは後にスパイ行為だったという事が判明するメールや電話が執拗にかかってきていました。そしてその後エスカレートし、深夜に自宅にワンギリの電話があったり脅迫まがいのウイルスメールが送られてきて死ぬまで、殺されるまで、この嫌がらせが続くのかと思うと・・・電話の着信音が怖くなってしまいました。この約2年間、携帯電話のマナーモードを解除したことはなく自宅の電話の着信音は一番小さい音量にしてなおかつ誰からかかってきている電話か分かるときしか出ないようにしています。そして、ちっちぃ~を残酷な形で奪われた、奪ってしまった悲しみとその後のwanlife(ワンライフ)による執拗な嫌がらせによる恐怖心からか部屋を真っ暗にして就寝するということが、意識的に出来なくなってしまいました。wanlifeに対する恐怖感やごくごく普通の愛犬家として幸せに暮らしていきたいという思いからもうこういう日記は書きたくないとあの団体に関係する日記は消してしまいたいと思うことも何度もありました。うちの子たちとあちこちへ外出したとき私の日記のせいで、興味本位の視線や偏見のまなざしを感じたこともありました。「うちの子たちのことを考えると・・・」そういう思いもありましたが、それでも日記をその当時のまま残してあるのは私達のように騙され利用され傷つき悲しい思いをする人が一人でも減ってほしいという願いからでした。こういう事で傷つくのは、大抵不幸な動物を救いたいと思っているような人だから尚更です。あれから2年近くが経ちますが、回りまわって私の元に、私と同じように、例の団体から被害を受けた人の話が届きました。(被害の内容や時期などは、個人の特定を避けるため控えさせて頂きます)「ずっと信頼していたのに、裏切られた」と・・・厳しい言い方をするようですが裏切られたではなく、最初から騙し利用すつもりだったのだと思います。今もなお、あれからもずっと、同じような事がまだまだ続いて来たしおそらく今後も続いていくのだと知り、本当に心から悲しく思いました。その方は、藁をも掴む思いで、私とコンタクトを取ろうとされたのかもしれません。愛護活動とは、ヒューマンアニマルボンドの話ではないけれど人も動物も共に幸せにならなければ意味がないと、私は思います。人だけが幸せになってもいけないし、動物だけが救われても意味がないと、ましてや、人も動物も傷つくなんていう話は、持ってのほかです。裏側の全ては見えませんが確かに表面上は命だけは助かったり、新しい家族が見つかっていることもあると思います。でも、愛護とは名ばかりの団体の活動を黙認していたらこの国の動物愛護は、どんどん後退していくのではないでしょうか?そして今後、この団体の執拗な嫌がらせによって第2、第3のもっと深くもっと悲しい事件や事故が今後起こらないか私はずっと懸念しています。。。「その活動は、本当に動物を救うための活動ですか?」疑いの目を持って一度客観的に見て確認して欲しいです。「インターネットの情報を、そのまま鵜呑みして大丈夫ですか?」「なんだか不自然なことや、疑問に感じることはありませんか?」わざわざ疑惑満載の人たちと関わらなくても、目立たず地味に地道に活動していらっしゃる方は、沢山いらっしゃいます。世の中には、犬や猫が嫌いな人もいます。動物が好きだから動物に携わる仕事をする人もいれば単にお金儲けになるからとブームに乗って、命を命とも思わず乱繁殖を繰り返す人間もいます。愛護という世界の裏側も、金品が関われば同じなのだと思います。初めは殆どの人が、2年前の私のように「愛護団体でしょ?まさか・・・」と思うのでしょうが・・・捨てる人がいなくなれば乱繁殖する人がいなくなれば愛護団体の存在も必要がなくなりこんな残念な話を耳にすることも無いのかも知れません。被害を受けられた方々の心の傷が一日でも早く癒されますように・・・2年前、私はちっちぃ~の為なら自分は悪魔にでもなれると思っていました。でも・・・自分が大切にしてきた想いやココロは結局捨てることは出来ませんでした。。。それは、私達を地獄へ追いやったのは悪い人間でありその悪い人間に利用され、挙句の果てに見捨てられた犬だったけれど私を死の淵から救ってくれたのも、また人間であり犬だったから・・・『人も動物も共に幸せに暮らす』そんな時代が一日でも早く訪れることを願って・・・
2009.06.26
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2007年4月28日。あれから2年・・・153頭の命が消えてなくなった日どれぐらいの人が、この日を思い出してくれただろうか・・・行政側の話では、この先府内の繁殖場でブルセラが発生し、また行政が所有権を持ったとしても今回の事が前例になって必ずしも処分になるという事はないと言っていたそうです。実際にこの後、他県のペット関連施設でブルセラ症の感染が発表されたことがありましたが処分されることはありませんでした。なのに、なぜ2年前はこんな結果に終わってしまったのか・・・ブリーダーNが、和歌山の愛誤団体と繋がりの深いブリーダーに相談さえしなければ・・・あの団体の目にさえ留まらなければ・・・そう思えてなりません。2年ぶりに、この和泉ブルセラ症問題について、改めて色んな記事・情報を見直しました。当時、現実から目を背けていたのか、未だ知らなかった情報も沢山ありました。なんとなく不可解だと気付きながらも、自分が関わってきたものを信じたかっただけかも知れません。初めから、助けるつもりなど無かったのだと気付くには、あまりにも遅すぎました。そして、知らないという事は罪だと、これほど強く後悔したことは過去にはありません。現場で世話も何もしなかった人間が、盗んだ犬をその盗まれた犬を含め現場で散々お世話されてきたボランティアさんに4万とか5万とかで売るというのは、明らかに可笑しな話でしょう。もし、本当に助けたくて盗んだというのであれば里親になって大切に飼ってくれるというだけで、十分有難い事だと思うのが普通ではないでしょうか。毎日お世話をしてきて培われた愛情と助けたいという気持ちを逆手に取って利用したという風にしか思えません。そして最後には、沢山の命が犠牲になり、沢山の人の善意が裏切られ踏み躙られました。この事件で学んだことは悪質な繁殖業者は、悪質な愛護団体を生むということ。保健所に持ち込めば、手数料を取られてしまうけれど悲劇を演出し、レスキューを装えば、繁殖に使えなくなった犬でも最後の最後まで金儲けに利用することが出来るということ。過熱するペットブームの中で悪質な繁殖業者、金銭目的の悪質な愛護団体を増やさないためにはまず、「買わない」ということからなのだと思います。明らかに、金銭目的な愛護を名乗る団体が出てきたこととは対照的に支援金を一切募らずに活動する個人やグループも増えてきているように思います。そういう方々は「明日を約束されていない命」を救うために活動されている方が多く感じます。警察や保健所等の行政機関から引き取る場合営利目的で引き取るのであれば、犬を引き出す事は出来ないからです。活動の規模や、その地域によって異なる場合もあるのかも知れませんが引き出した犬を理由に募金を呼びかける行為を禁止しているところが多いのです。残念なことは、動物を救うことを本来の目的としていない悪質な愛護団体が未だに存在するためにこういった地道に活動されている方々までが警戒され敬遠されてしまうことです。ペットを飼いたいと思ったら「買う」前に、「明日を約束されていない命」をひとつ救うことが出来ないか保健所から直接の譲渡でも保護活動されている方からの譲渡でもいいのでぜひ、選択肢の一つとして考えてみてほしいと思います。今もなお、同じ手口で続けられている「資金不足」「資金不足」と煽り立てる文字列・・・ネットだけの情報を鵜呑みにせずまた、こういった愛護を名乗る団体に個人情報等が掴まれぬ様十分に注意して頂きたいと思います。人の善意を利用する人たちは、永遠に居なくならないのかもしれないけれど・・・こういう現実を、とても悲しく思います。。。
2009.04.28
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和泉ブルセラ症問題のバリケードの日から2年あの日、当然現場に来ているべき人たちの姿がありませんでした。「一人でも多くの人に集まって欲しい状況だったはずなのに、おかしい・・・?」もしかして、助けたい訳ではないのかも知れない・・・何か、もっと別の目的があるのかも知れない・・・そんな風に疑う思いを慌てて揉消すかのようにのちにスパイと呼ばれる人が現場に集まった人たちにさり気無く言い訳に回っていたのを今でも鮮明に覚えています。結局、この事件について、真実を知る人はほんの一握りの人だけで真相は闇に葬られたまま、あれから2年・・・法は破るためにあり犯罪は犯すためにある・・・人は利用するためにあり犬はお金のためだけにある・・・こういうことを象徴するような事件だったように思います。私は、色んな形でいい様に利用されたのだと思いますがそんな私もまた影響力は少なくとも『動物愛誤』を『動物愛護』として間違って発信してしまったことを今でも深く後悔しています。「出来ることならば助けてあげたい・・・」そう思う気持ちが、逆に誤った方向への手助けになってしまった様な気がしてなりません。そして、ここであの団体に、あの人たちに深入りしていなければ、自分の直感を信じてさえいればちっちぃ~は今でも元気に生きていただろうと、ずっと後悔しています。きっと、時間が経つにつれて、たくさんの人たちの記憶から薄れていく事件の様な気がしますが私にとっては、ちっちぃ~の命日と同じように2月28日と4月28日は、一生忘れることの出来ない深くて重い大切な日です。。。この時の本当のこと、自分が知る全ての真実をあの和歌山の団体がまだまだ怖くて記す勇気がありませんがブリーダーに散々利用されその上に愛誤団体の金儲けに利用され挙句の果てに最後は処分なんていう、こんなに悲しい事件は2度と起こらない様に祈っています。
2009.02.28
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8月14日は、ちっちぃ~の一回忌でした。温かいメールを下さった皆様、お花を贈って下さった皆様ちっちぃ~の一回忌を憶えていて下さった皆様、本当にありがとうございました。一回忌の日は、家族水入らずで静かに穏やかに過ごさせて頂きました。この一年間、私自身が死んでしまうまで、あの団体からの執拗な嫌がらせは続くのか・・・と思ったときは、とても長く感じた反面、今でもすぐにちっちぃ~のことを抱っこ出来るような気がしてしまうことを思うとすごく早かった一年のようにも思います。あの団体と関わらなければ、S司という人間さえいなければ私達は平凡で当たり前の幸せな生活を送っていたかと思うと、悔やまれてなりません。お涙頂戴の活動ブログが作り話だと聞かされたとき精神的には潔癖症で、嘘が大嫌いな自分が「沢山の命を救うためには、嘘も方便なのかな?」と思ってしまった自分の甘さを、今でも許せません。野犬を押し付けたっきり知らん顔で、引き取りにくる訳でもなく自分が責任を持って飼う訳でもなくその後も無神経に「子犬や子猫の面倒見の良い優しい子です」と偽り里親募集サイトに載せ続けた、痛みも悲しみも感じることのないS司の事も、許せません。まるで何事も無かったかの様に、何食わぬ顔をして生活していると思うと、今でも憤りを感じます。最近思うことは、3000円で不妊手術を受け、譲渡相手から何万と請求し粗利を稼いでいる時点でそれはボランティアでも動物愛護でもなく「商売」だと思います。何の世話もしない自分達のことを棚にあげて、どの預かりさんの悪口も言いたい放題な時点でそれは「愛護団体」ではないような気がします。ちっちぃ~の命が奪われてしまったことは、間違った世界に関わってしまった・・・というよりもよく調べぬまま、間違った団体に手を貸してしまった自分が一番悪いと思っていますがこれから愛護の世界に関わろうと思っている方や愛護団体から犬や猫を引き取りたいと思っている方にとって私が自分の恥をさらしても、何かを考えるヒントになってくれれば・・・と思っています。ちっちぃ~への思いを胸に、これからは今いる子たちの平凡で当たり前の幸せを守れるよう全力で頑張っていきたいと思っています。今でもちっちぃ~のことを愛して下さり本当は責められるべきである飼い主を優しく見守って下さった皆様本当に、ありがとうございました。心から、感謝しております。
2008.08.14
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11回目の月命日。とうとう来月で1回忌。ちっちぃ~が殺されてすぐに、代表に「3日くらいボーッとしてスッキリしーな~」と言われたけれどそんな代表の神経を疑う数々の言葉も団体のスパイと呼ばれていた人のことも野犬を押し付けたきり、それっきりだったS司氏のことも結局、1日も思い出さなかった日はありませんでした。私が、あの団体に関わらなければ・・・あの団体に騙されなければ・・・もっと早く本当のことを知っていれば・・・ちっちぃ~の事を思えば、セットで浮かび上がってくる団体のこと…最近は、あの団体の事を忘れることが出来れば、どれだけ楽だろうと思う。ちっちぃ~が亡くなってから、習慣のように見てしまう*保護犬情報*と*いつでも里親募集中*。もう、自分から名乗り出て飼うつもりはないけれどどこかで、ちっちぃ~の事を探してしまう。。。そんな中、和歌山県から新たな募集が出ていないとホッとする・・・一部の人間の私利私欲の為に、利用されている子が少ないと思うと、安堵の気持ちになる・・・その反面、団体の名を名乗らなくても、和歌山から募集が出ているだけで胡散臭い連中が闇で募集をかけているんじゃないかと疑いの目で見てしまう・・・真面目に募集をかけている人からすれば、迷惑な話だと思いますがそんな目で見ているのは、私だけじゃない現実。「とりあえず、命だけ助かればお金のことはいい」と言う人もいるけれど豪邸に住みながら一戸建てが買える位の車を買う余裕がありながら自分達が巻き起こしたブルセラ症の騒動の中、海外旅行に行く余裕がありながら「ペットホテルは一時預かりより楽チンで丸儲け」と平気で語る、お金には何の不自由もしていない大人に小さな子供が「可愛そうな犬を助けてくれる人だ」と信じて一生懸命貯めた貯金箱を寄付する姿は、とても残酷に見えてしまいます。。。他人事ならそれでいいのかも知れないけれどもし、我が子なら?騙されているうちはいいけれど、小さな子供が本当の事を知ってしまったら?「3日くらいボーッとしてスッキリしーな~」「それが、その子の運命やったんやから、しゃあないと思うわ~」「親子でも殺し合いするからな~」うちの子が団体の犬に殺されてから3日も経たない間に、代表から言われた言葉です。親子でも殺し合いする?うちの子たちに触ろうともしなかった様な奴に言われる筋合いは無いと思う言葉です。そして、その後何の気遣いもないどころか、執拗な嫌がらせが続いたのですが・・・「けったいな走り方するやろー」「曰くつきの子やからなー」「ホンマは2万やけどなー、この先医療費沢山かかるやろうから、タダでいいわー」「大丈夫、(病院に連れて行かなくても)うちでも倒れたことあるから~」(←何を根拠に大丈夫なのかは謎)これは、ある小型純血種の子に対しての代表の言葉。もし、うちの子たちが同じ言葉をかけられたら「2万」というお金の価値は理解できなかったとしても自分の事を悪く言われていることや、愛されていないということ位は悟るだろうと思う。見た目が好みでなかったのか?毛色が好みでなかったのか?そんなことは、どうでもいいけれど・・・「不幸話」に値段をつけ、売り物にされている事が、とても悲しい。私は今でも、人の事を思いやれない人間に、動物の事を思いやることは出来ないと思うし動物の事を思いやることが出来る人間は、人の事も思いやることが出来るはずだと思っています。
2008.07.14
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前回の月命日から1ヶ月。この1ヶ月の間、残酷すぎる悲しい事件やニュースが多かったように思います。。。そんな悲しいニュースを見るたびに、ちっちぃ~の事が重なって思えてしまいます・・・「被害者ぶりたいだけ」和歌山県のワの付く名前の愛誤団体に、掲示板にこう書かれた事がありますが・・・愛する家族や恋人を突然奪われた計り知れない悲しみや怒りや苦しみは当事者にしか分かりえないものがあると思います。悲しすぎる事件の中に、秋葉原の無差別通り魔事件がありましたが・・・インターネット掲示板への異常なまでもの執着心や命を命とも思わないように見えるところや自分以外のものはどうでもよい様に見えるところがあの団体と重なって見えて仕方がありませんでした。「安心して道を歩くことも出来ない世の中になってしまったのか?!」そうインタビューに答えられている方がいらっしゃいましたがあの団体に誤って関わってしまってからはほんの少し外出することにも緊張し、不安に襲われます。道で誰かとすれ違う度に「怪しい人ではないか?あの団体の連中ではないか?」と見てしまいランやカフェに行った時も、まず「怪しい人はいないか?危険人物はいないか?」とお店の中やランの中全体を睨みつけるように見回して安全を確認してから入っていました。あの団体にさえ関わらなければ、騙されなければこんな風に恐怖感を感じながら生活していかなければならないことは無かっただろうとそして、ちっちぃ~が生きていれば、色んな景色も違って見えただろうと思います。「ペットホテルは一時預かりより楽チンで丸儲け」これは、例の自称愛護団体代表の言葉ですがこの言葉に犬への愛情も、人への思いやりも何も感じない・・・むしろ動物はビジネスとしての道具でしかなく人は利用するためだけにあるように感じるのは、私だけなのでしょうか・・・インターネットはとても便利で得るものも多いけれどその反面、便利だからこそ悪用されやすく怖いものなのだと思います。。。
2008.06.14
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5月14日(水)は、ちっちぃ~の9回目の月命日でした。去年の5月20日(日)、和歌山県にある愛誤団体のスタッフS司夫妻は「優しい子なんで」「面倒見のいい子なんで」と偽り自分達が保護した犬を、自分では預かれないからとプロにも矯正しようが無さそうな野犬の成犬を、我が家に連れてきました。「また、会いに来るからね」「何か送りますね」と言いながら、後にも先にもお会いしたのはこの時だけで1ヶ月もしない間に、連絡すら無くなりました。。。この世の中にこんなに恐ろしいものがあるなんて知らなかったちっちぃ~。ちっちぃ~だけじゃなくて、私もゆきもおっちぃ~もミミも・・・この日が無ければ・・・こんな風に平気で嘘をつく無責任な人間が、この世に存在しなければ・・・こんな悪魔たちが我が家に足を踏み入れなければ・・・毎年5月が来るたびに、そんな風に思い出す、今月は一年の中でも重苦しい月に当たります。我が家にとって、この件だけでも重苦しい5月ですが先日5月14日(水)、ちっちぃ~の9回目の月命日に私は約8年半の結婚生活にピリオドを打ちました。自分達に、十字架を背負わせるためにちっちぃ~の月命日である14日に選びました。去年の5月が存在しなければ・・・そんな思いから、5月を選びました。明るくて可愛らしいちっちぃ~の純粋な笑顔よりも「お前の大切なもの、こんな風にしてやったぞ」とでも言って差し出された様なちっちぃ~の無残な姿が脳裏に焼き付き、毎日思い出される日々。愛するちっちぃ~の命を、あまりにも残酷すぎる形で奪われてしまいどんなに時間が経っても、どんなに頑張っても一生かかっても治癒されることの出来ない深い傷が出来てしまいました。ちっちぃ~が生きてさえ居てくれれば私が、あの団体にさえ関わらなければ違う答えが見つかったのか?違う解決方法が見つかったのか?全て済んでしまったことなので、私にも分かりません。今はただ、みんなの笑顔を守りたいからみんなが喜ぶランやカフェに連れて行ってあげたいからまずは、運転免許を取りに行こうと思います体調もまだまだ完全復活とは言えないけれどみんなを養っていくために、頑張って働かなければいけませんみんなが寂しい思いをしないように、実家の母みっちーの力も借りながら頑張っていきたいと思います。オーバー30だけど、連れだけどまだまだ大丈夫かないつも、色々とご心配をお掛けしてしまって、すいませんm(__)mでも、結構元気なので、心配しないで下さい。ただ、ちょっぴり疲れましたこんな我が家ですが、今までどおりお付き合い下さると嬉しいです応援して下さると、元気になれるかも
2008.05.14
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あれから一年が経った。一年前の今日何があったのかを、いったい何人の人が覚えているだろう。そして、疑惑の団体があの現場に着手したきっかけから処分まで、処分されてから後のことを、世の中のどれだけの人が真実を知っているのだろうと思う。きっとほとんどの人が真実を知らないまま終わってしまったのではないかと思う。日記を2日間更新していないも関わらず、今日はアクセス数が多い。もしかしたら、真実が明らかになるのか?と思って見に来ている人がいるのかも知れない。今更何を言っても、時間は戻らないし何の解決にもならないから、もう何も書くつもりは無かったけれど、今日のアクセス数を見て、ほんの少しだけ書いておこうかと思った。2006年10月頃から、あの現場では不穏な動きがあったらしい。その事を考えたら、三重の一件はどの程度の反響があるのか計るためと、支援者固めのためのデモンストレーションでしかなく、和泉の件が本命・本番だったのかも知れない。そしてブリーダー経由で団体代表の目に留まることになり、あの惨劇が起きた。救援本部の会議にも出ず、人バリにも来ず、裁判所にも一度も来ることは無かった代表。人バリの時、側近を遣って私にした言い訳は「弁護士に相談に行っている」だったが、ボランティアさんには「盗んだ犬の世話で忙しい」と言っていたらしく、また別のボランティアには「行ってもハメられるだけだから」と言っていたという団体代表。しかし、今から思えば来る理由など無かったのだと分かる。「煮るなり焼くなり処分するなりご自由にどうぞ」と書いてあるも同然の書類にしっかり自らの印を押していたのだから、犬を助ける為に出向く理由など無かったのだろう。ただ、あの連中にとって誤算だったのは、盗んだ犬を転売したことがバレたことと、行政と交わした書面が第三者に公開され一般の人の目に触れることになったことだと思う。助けるためだと信じて現地に入ったボランティアさんを助けたいと署名集めに奔走した人達を海外メディアにも訴えかけ海外在住でありながらも助ける為に色々手を尽くした人達のことをあの連中は高みの見物をしながら嘲笑って優越感にでも浸っていたのだろうか?250頭余りの犬のレスキューに入ると謳って支援を募り、結果処分という形になれば、誰が一番儲けることが出来て、誰が一番得をするのかを考えれば、どんな人でも全てが見えてくると思う。小さな命を利用し、病気を売物にし、人の善意を操り、「助けて下さい」と祈りながら絵を描く子供たちの気持ちをも欺いた団体。あの連中の目にさえ留まらなければ、こんな風に沢山の命が奪われなかっただろう。和泉の子達も、ちっちぃ~も・・・あの沢山の命が、「犬死」にならぬよう、二度とこの様な惨劇が起こって欲しくない。あの子達のことを、まるで何も無かったかのように、犬死させたくないから書き記しておく。あの団体に利用される命が一つでも多く減りますように…騙され利用される人が増えませんように…未来を背負う子供たちの心が傷つきませんように…ペットショップから生き物を買う前に愛誤団体から犬を買う前に明日を約束されていない子たちが、ここにいます。
2008.04.28
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はじめに・・・本日は、少しシビアな内容を書いています。ごめんなさい。4月16日(水)のニュースで、無許可ブリーダー、34歳女を書類送検をいう記事がありました。「客からは寄生虫だらけの犬や病気の犬を買わされた」「先天的な病気を持った犬を買わされた」など、苦情が相次いでいたそうです。そして、記事には「犬に狂犬病の予防注射を受けさせていませんでした。」という内容も。狂犬病予防接種なんて、和歌山のあの団体の犬だって、フツーに受けさせていませんでした。狂犬病に愛護活動割引はありませんし、お金がかかるので。。。ペットホテル経営をされている自宅が、愛護活動の拠点の場所にもなっている訳ですから問題が無いはずはないと思うのですが・・・当然、うちに押し付けた問題の野犬も受けさせていませんでしたしワクチンすら打っていたかどうかも怪しいと思います。(ワクチンは打ったことになっていましたが、証書も何も無くて不妊手術以外の医療行為は不明瞭でした。)例えば、ブリーダーと呼ばれる人が問題のある犬を譲渡しお金を頂いたら問題になるけれど愛誤団体が、同じような問題のある犬を譲渡し「医療費一部負担金」等の名目でお金を頂き利益が上がっていても「ボランティア活動の中の支援金だから問題ない」となるカラクリ・・・先天性の病気を持った犬をブリーダーが譲渡するのは問題だけれども愛誤活動と銘打っていれば同じような先天性の病気を持っていた犬を譲渡したとしても「不幸犬をもらってくれて有難う」となってしまう。例えそこに、決して安価ではない金銭のやり取りがあったとしても・・・。その犬は結局ブリーダーの放棄犬やリタイア犬で、“通常なら売り物にならない犬”なんだけれども、愛護活動の名の下なら“レスキュー”という都合の良い言葉に代わってしまう。繁殖業者にとってみれば、1円の価値もなくなってしまったものに、改めて値が付くことになるということなのだが、見る方向を変えれば「在庫処分一掃セール」にしか見えなくもない。しかし、それに気付いていない人は、まだまだ多いと思う。実は、裏で愛護団体とブリーダーが手を繋いでいたり・・・なんて情報も耳にしたりで、もう何も信じられなくなりそうなのだけれど・・・。それが本当に“愛護”なのか、“愛誤”なのかの見極めと線引きは、とても難しいと思う。こういうニュースを見ると、いつも色んな事を考えさせられてしまう。。。動物愛護に関しては、もっぱら遅れを取っている日本。法律は、動物を取扱うことを業とする者はターゲットにしていても動物愛護ボランティアを名乗る者に対しての内容は、まだ盛り込まれていない。そこが法律の盲点で、税務的なメリットも含めて狙ってくる人間がいるのだと思う。善意の人の心を欺き、小さな命を利用する人達。“愛護”という言葉が便利に利用されなくても済むように捨てられたり保健所に持ち込まれたり、乱繁殖されて悲しい思いをする子達が居なくなる時代が一日でも早く来て欲しいと思う。↑命の期限が迫っている子が、待っています。
2008.04.16
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あれから8ヶ月。「分かる人は、もう十分分かってくれているよ・・・」そう声をかけて下さる方々の言葉が、ようやく受け入れられるようになってきました。今でも、ドーンと落ちてしまって一日中寝込んでしまうこともあるし、まだまだ本当は言いたいことはいっぱいある様な気もするし、当然あの団体も、無責任極まりない保護主であるW県T市の自称アロマセラピストS司Mのことも一生忘れることは出来ないだろうし、許すこともないだろうけれど、深い悲しみの中、ほんの少しだけ落ち着いた生活を取り戻せているのかも知れません。最近思うことは、本当は私よりゆきママやおっちぃーの方が悲しみが深いのではないかと。我が子であり、血の繋がった姉妹なのですから・・・ちっちぃ~が殺された後に、「親子でも殺し合いするからな~」と吐き捨てたS代表率いるあの連中には、犬が1万円ないし2万円もしくはそれ以上の商品であり消耗品でしかないあの連中には、一生理解出来ることなどない犬の気持ちでしょうが。ゆきママのことが大好きで大好きでたまらなかったちっちぃ~、ずっと一緒に暮らしてきた親子には、マニュアルにはない深い絆があると一緒に暮らしていて強く感じます。あの団体から、無事に直接不快な思いをさせられることの無かった支援者の方々にとっては、私の日記やもう殆ど閉鎖されてしまったけれど、和泉のボランティアさんのブログを読んでも「まさか、あの人達が・・・愛護を謳っている人達が、まさか・・・」と思われることも理解できます。窃盗、詐欺、脅迫、犬転売・・・色んな情報を耳にしながらも、以前私も「まさかそんなことが・・・」と思いながらそちら側に居たのですから。でも、初めての月命日の前夜に、2ちゃんねるに私の実名が書き込まれたというのも事実。深夜にイタズラ電話が度々かかってきたことも事実。はづちゃんのお葬式の夜に、ワーム付き?の嫌がらせメールが2通届いたことも事実。(しかも、ご丁寧に団体宛に送ったメールのRe:に酷似の状態で)警察に相談し、雨戸を全部閉めて恐怖の中生活を続けていたことも事実。そして、私の様な目にあった人が、他にもいらっしゃることも事実。ミミを含めて3頭預かり、医療費とかガソリン代とか高速代とかフード代とか・・・色々自腹も切って世話に明け暮れ頑張ってきたけれど、最後には預けた犬も引き取りに来ずこの始末。ちっちぃ~のことが無ければ、私自身ずっと騙されていたままだったかも知れないし世の中の沢山の人が、今もまだ騙されたままだっただろうと思うと恐ろしいことでもあり、とても複雑な思いがあります。ペットブームの世の中ですから、そのことに目をつけた金銭目的の愛護団体が現れても不思議なことではないですし、それが1つや2つでは無いことも残念ですが認めなくてはいけない悲しい現実です。もちろん、心から動物が好きで、小さな命をひとつでも多く救うために、地道に活動を続けられている団体や個人の方が沢山いらっしゃる事も、事実です。ちっちぃ~が殺されてしまった後、その現実をどうしても受け入れたくなくて(今も受け入れることが出来ていませんが)ほぼ毎日、府の保護犬と譲渡情報のページを見ていました。「ちっちぃ~は、迷子になっただけ・・」あの当時は、そう思いたくて見ていたのですが、今はまた違った別の感情で見ています。私が8ヶ月間見てきた限りで気付いたことは、一定の保護期間を過ぎた後、まず我が家の子達の様な雑種犬が譲渡対象犬に回ることはありませんでした。雑種が譲渡対象犬に回ったときは、たとえ「雑種」と表記されていても、どっからどう見てもコーギーにしか見えない子か、子犬のみでした。これは全頭は救えない、貰い手が見つかりにくいことからの、優先順位なのだと思います。(もちろん、地方公共団体によって譲渡の基準等は様々だと思います。)そして保護されている子の中には、チワワ、ミニチュアダックス、ラブラドール等の純血種も驚くほど多く、不思議でたまりません。あばら骨が見えるほどガリガリに痩せてしまった子歩くこともままならなそうに見える老犬犬種が分からなくなるほど、毛が伸び放題で泥で汚れてしまった状態の子起き上がれずダンボールに入れられたまま写真を撮られていた子自分の置かれている状況が把握出来ず、何も知らずに笑顔を見せている子そこには、お涙頂戴の作り話の文章など全く必要がなく写真だけで沢山のことを物語っているリアルな世界があります。「みんなお家に帰りたいだろうな・・」「飼い主さんは、探していないのかな・・」祈るような思いで、いつも写真を見つめています。今の私には、何も出来ないのですが・・・ちっちぃ~の月命日に、随分話が逸れてしまった様な気がしますが・・『一匹でも多く命が救われますように。』それは、預かりをしていた時と同様、今も変わらない気持ちです。*ただのいぬ。*『ただのいぬ。』それは名前もなく飼い主もいない「只の犬」。「無料」の犬のこと。この本の犬たちは、迷ったり捨てられたりした後『愛護センター』という施設に集められ「譲渡犬」として新しい飼い主との出会いを待っている犬たちです。だから、この本は悲しい本ではありません。年間10数万頭の犬たちがなぜこのような施設に集まってくるのか、呟くように添えられた詩とともに子犬に瞳が私たちに問いかけてきます。*どうぶつたちへのレクイエム*人間に捨てられ、動物収容施設で命を絶たれていったどうぶつたち彼らの瞳が、声なき声がこの悲しい現実を訴えています。多数の写真と総ルビの簡潔な文章で小学生にも理解できる内容です。*名犬チロリ*処分期限寸前のところで、著者の大木さんに救出された雑種犬チロリ。セラピードッグは、弱った心と体をいやす犬。人間にいじめられた雑種チロリが、人間を救う感動の実話。≪私信≫分かる人にしか分からない私信です。車の銘柄、今更思い出しました。多分「HUMMER(ハマー)」だったのではないかと。1000万くらいと言っていたのでまぁ、家には縁のないなので、何でもいいですけど田舎のペットホテルって、そんなに儲かるのね?!苦笑一番悲しいのは、小さな子供達が純粋な気持ちで貯めたお小遣いをこういう腐った大人に何も知らずに寄付してしまうことです。そういう場面をこの目で見てしまったから・・・見つけてあげて欲しい、気付いてあげて欲しい命が、ここにあります。
2008.04.14
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おーちゃんが、すごく笑うようになった。。。ミミが、元の穏やかで優しいミミに戻った。。。ゆきが、優しい顔でよく眠るようになった。。。ちっちぃ~は、あの頃どんなに毎日辛かっただろう・・・どんなに苦しかっただろう・・・と思う。どうして、生きている間に、もっと早くに気持ちに気付いてあげられなかったのか?どうして、こんな時に限って、私は忙しかったのだろうか?どうして、あんなモノが我が家に回ってきたのか・・・一番分かってあげないといけなかった私は、一番守ってあげないといけなかった私はちっちぃ~にとっては、裏切り者になってしまったと思う。「本当は、もっとずっと前から気付いていたのではないか?」と自分を責めている。和泉のことがあったときから、何か不自然なものを感じていたのは事実。どうして、バリケードに来ない?それまで何匹死のうが全部見捨ててきたのに、どうして子犬だけは盗んだ?どうして、処分の直後から順番に海外旅行に行ける?処分の日を予め知っていたのではないか?不特定多数の人間が登録しているであろうMLに、どうして手の内を明かすようなメールを流す?どうして、裁判所に来ない?どうして、「裁判に来い」という電話に出ない?代表と、あの活動日誌が裁判の足を引っ張って不利にしていたことはスパイの信者から報告を受けていたはず・・・どうして、犬の不利になるようなことばかりする?そんな風に思ったりもしていた。(今は、ほぼ謎が解けたと思うけれど)他にも数え切れないほどあった。「どうして」「どうして」「どうして」と思うこと。。。でも私自身、「犬猫の保護団体と銘打っている人たちが、まさかそんなこと・・・」と、その時は思っていた。自分の考えが甘すぎたと、認識が甘すぎたのだと、甘すぎる自分が情けない。今は、悪質な繁殖屋もいるのだから、そこを付狙った愛護団体が現れても全く不思議ではないと理解できる。どうしてこんな単純なことに気付かなかったのか?完全に平和ボケしていたのだと思う。一連の疑惑が出たときに、速やかにあの団体から離れていった人たちが、羨ましいと思う。その人たちは、冷静に見極める目を持っていたのだと思う。私も、その目を持っていれば、ちっちぃ~は間違いなく今も幸せに暮らしていたと思うから。引篭りになり、鬱状態だった私と大きな心の傷を負ったうちの子たちのリハビリのために出かけていたランやカフェ。初めは、義務のように、償いのように出かけていた。完全に人間不信になり、人の目に触れることも、外の光に当たることも怖かった。でも最近は、単純に「みんなで楽しいところへお出掛けしよう」そう思えるようになった。ただ、その反面気付いたことは、あの頃の記憶がほとんどないような気がする。毎日、いつ起きてどうやって過ごしていたのか?お散歩の記憶や、何か食事を摂ったという記憶なんかは全くない。どうやって生きていたのか?ほとんど記憶にないような気がする。ただし、警察に通報した以上は、あの団体からの一連の嫌がらせは、事が起これば忘れないうちにメモしていたから、何があったかはほぼ分かるけれど。。。生き残った子達だけは、嫌がらせから守ろうと恐怖を感じながらも必死だったような気がする・・・ちっちぃ~に会えないことが、今でも不思議で仕方がなくていつも家に居そうで、抱っこして頬ずりが出来るような気がするのにそれが実現できないことが、不思議で仕方がない。「ちっちぃ~に会いたいな・・・」そんな風に考えていると、すぐに代表や完全逃げ得の保護主のS司や・・・あの団体の人間の不気味な笑顔が頭の中を覆い尽くす。普通に悲しむことも、普通に愛おしいと思うことも許されないのか・・・と感じる。当事者にしか分からないことなのだろうけれど私たちの中ではあの団体の人間はドロドロの体をしたゾンビにしか見えない・・・コスタリカのアートのお話を聞いても、米兵が崖から子犬を投げ落とすニュースを見ても悲しいくらいに何も驚かなかった。それ以上の悪魔を知ってしまった様な気がするから・・・もう滅多に見かけることはなくなったけれど、偶然辿り着いたサイトであの黄緑のバナーを見ると、悪魔と出くわしたような気持ちになり、体が震える。例えが古過ぎるけれど、13日の金曜日のジェイソンに会ったような感じだろうか?それでも、過換気になったりしていた頃のことを思えば、今は随分と落ち着いてきたのだと思う。昔から、自分で保護した犬や猫を飼ってきた私は1匹でも多く命を救うことは夢であり目標でしたが私には、あの世界はドロドロとしすぎていて重過ぎました。。。お友達の日記に、「保健所でその日が迫っている犬達は、命を懸けた椅子取りゲームをしている」という様な言葉があった。助けたいと思う命がもっと他にあっただろうと、自然の掟を破壊してまでするような事ではなかったとどこで道を踏み外してしまったのか、大きな過ちを犯してしまったと思う。巻き込んでしまってごめんね、ちっちぃ~。ごめんね以外の言葉を、もう一度交わしたいです。元の平和なお家に戻ったから、いつでも帰ってきていいんだからね・・・ゆきママもおーちゃんも、ちっちぃ~のこと探してるよ。
2008.03.14
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『詐欺?』先日、偶然辿り着いたブログで「犬猫の保護団体と銘打って、募金を集めるのが趣旨の詐欺まがいの団体もある・・・etc.」と書かれているのを読みました。私には思い当たる節があったので、すぐに「あの団体のことだ…」と思いながら読んでいました。内容を読んでいると、残念なことですが他にも同じ様な偽愛護団体があるみたいです。空前のペットブーム、動物愛護管理法の改正、税金のかからない募金、動物愛護に関しては、もっぱら後進国の日本・・・悪質な繁殖業者が現れることと同じで、愛誤ビジネス団体がいくつ現れても、何ら不思議ではないと思います。その方も「(支援するならば)きちんと調べてから行動に移した方が良い」と仰っていました。ショッキングな写真や文章を目にしても、すぐに支援したりするのではなく、少し時間を置いて考えて、冷静な対応と判断をされることをお勧めします。そんな中、またとある犬舎が崩壊したとうお話を耳にしました。こちらは、不特定多数の人間が関わっているようなので、本当に崩壊し大変な状況のようです。「出来ることならば、リンクを貼って呼びかけてあげたい」「何かお手伝いできることがあれば、手伝いたい」そんな思いがこみ上げてはくるのですが、「またもし詐欺みたいな話だったら・・・」そう思って目を逸らしてしまいます。愛護に目をつけてお金儲けを企む質の悪い人間が存在しなければ、世の中の本当に助けを求めている犬猫たちが、もっとスムーズに新しい家族が見つかっていくのだろうに・・・そう思うえてなりません。私が思い当たる節があると書いた団体は、犬だけでなく猫好きからもお金を取ろうという魂胆からか、猫のレスキューにも手を出し始め、更に募金のアピールを強化していたそうです。どうして自分自身は贅沢な暮らしをしながら、他人に支援金を求めるのか・・・理解しかねます。お友達に個人で地道に猫の保護活動をしていらっしゃる方が何人かいますし、我が家が現在飼っている猫も先代の猫2匹も全て保護猫ですが、真面目に活動している者にとっては、本当にもう止めて欲しい・・・と悲しくなります。そういえば、ちっちぃ~の生前に子猫を保護した我が家のために「コニャンコちゃんに渡して下さい」と支援者の方が団体メンバーに預けて下さったキャットフードはどこへ行ってしまったのでしょうか・・・ある日突然「受け取って頂けましたか?」と聞かれて、その時、こんなお話があったことすら私は知らず、「物を頂いておきながらお礼のひとつも言わない奴」と思われていたのかと思うと、とっても恥ずかしかったです。ちっちぃ~が亡くなったときにお世話になった友人の友人の友人・・・と、遠い親戚のような方がご自身で愛護活動を始められました。もちろん、支援金、支援物資は一切募集されていません。支援を募ること自体が反対な訳ではありませんが・・・この世界の裏側を知ってしまったら、支援を募る気持ちにはなれないのかも知れません。一部医療費の負担を里親になって下さる方にはお願いしているみたいですが、あの団体のように不妊手術代3000円という訳にはいかず、大変だけれど地道に頑張っておられます。色々大変だとは思いますが、今のスタイルのまま、無理をせずに細く長く続けていって欲しいと、何も出来ませんが遠くから応援しています。。。
2008.02.27
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餓死していく犬の写真を展示して、これがアートだと言ったお話が話題になっています。その写真を目にし、話を耳にしたとき、「可愛そう」だとか「辛い」という感情よりも真っ先に、「和歌山の愛誤団体と一緒だ…」と想像しました。状態の悪い犬の写真をインターネットで公開し、適当な不幸話を添えて同情を引き金を集める・・・主旨は違っても、やっていることはすごく似ている・・・そう感じました。このニュースを見たほとんどの人たちが、真っ先に「可哀相」「アートなんかじゃない!!」と思ったと思いますが、私はどこか冷めた感情で見ていたかも知れません。このアートの作者は「犬の死については語りたくない…重要なのは普段路上で飢えて死んでゆく動物についてはまるで無関心であるにも関わらず、こういうイベントになるとこぞって観にくる(騒ぎにする)って事だ!」Natividad Candaについても同様の事がいえたのに、人々が同情するのは彼が死んでからではないか?」と語ったそうです。状態の悪い犬の写真と作り話に踊らされ、一匹でも多くの命を救いたいと思った私も偽善者だったのかも知れません。完全に洗脳され、愛誤団体の盾になっている人間のことを舎弟と呼び、散々ブログで自分達の宣伝をしてくれた預かりボランティアさんの悪口を散々言ってバカにする・・・私のことも、舎弟と呼ばれていたのかも知れません。「アイツなら、闇でマルチーズのレスキューしたから困っていると言えば、野犬を預かるんじゃないか?」そう笑われていたのかも知れません。押し付けた犬を引き取りに来ないのなら、あの時点で保健所にすぐ連れていくべきだったと、我が子を殺した悪魔からの使者を、最後の最後まで面倒を見て運び屋までした私たちは、やっぱり偽善者だったのだと思います。。。
2008.02.26
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「え~、みんな仲良しじゃなかったぁ~ん」「面倒見のいい子やって聞いてたのにぃ~」「3日くらい泣いて、すっきりしーな」「幸せやったと思うよ~」「一番嫌な死に方したね」「交通事故みたいなものやね」「これがあの子の運命やから仕方がないと思うわ~」「嫌やったら自分で運んで~栗東インターまで来てくれたら迎えに来てくれてるし~(我が家からは栗東インターまでも結構な距離がある)和歌山まで来るよりマシやろぉ~笑」コレ、全部ちっちぃ~が殺された直後に吐かれた和歌山の自称動物愛護団体WL、S代表の言葉です。私の、私たちの愛して止まない大切な子が奪われたときに吐かれた信じられない言葉の数々ですから絶対に忘れません。一語一句ほぼ間違いないと思います。「え~、みんな仲良しじゃなかったぁ~ん」「面倒見のいい子やって聞いてたのにぃ~」『誰を見ても吠えるねん。こんなん置いとくところないし~』と言っていた張本人がしら~っとよく平気でこんなことが言えるなと瞼をギュッと閉じ、怒りで体が震え、受話器を壊してしまいそうなほど強く握り締めた日が未だに昨日のことのように思い出されます。あれからもう6ヶ月も経ちましたがこんな汚い言葉の数々も、あの腐った連中のことももう忘れてしまいたいという気持ちと忘れられないという気持ちと絶対に忘れていはいけない出来事なんだという気持ちとが、交錯する毎日です。いつも行くドッグランで、大きな檻に大型犬が2匹一緒に入れられているのを見て思います。同じスペースに一緒に居たって、命を奪うようなこと、普通の子はしないのです・・・人とコミュニケーションが取れる子は、人を裏切るようなことはしないのです・・・カエルの子はカエル。親が親なら子供も子供。子供も子供なら親も親。あの野犬にしてあの保護主。あの保護主にしてあの野犬。野犬が野犬だから、あの団体なんだと・・・この言葉は、色んな疑惑も何も知らない一般の人から客観的に見て言われた言葉です。ちっちぃ~の初めての月命日の前夜に某巨大掲示板に私の実名を書込みして冷やかされました。15歳半生きたはづちゃんのお葬式の夜に、団体からウイルスらしきメールが届きました。(ファイルは勿論開けませんが、調べてみたらおそらくワームウイルスでした。)深夜にはイタズラ電話が鳴り、家には不審物が届けられました。疑惑は疑惑ではなく全て真実で、私は騙されて悪に手を貸してしまっていたのだという厳しい現実を更に叩きつけられました。間違った連中に手を貸してしまっているということを、もっと早く一日でも早く気付きたかった・・・月命日には、いつもちっちぃ~の写真を載せてきましたが命を命として扱わない連中の汚い言葉と一緒に、あの子の写真を載せたくないので汚い言葉が少しでも浄化される様、月命日の日にちっちぃ~へ送ったお花の写真を代わりに載せておきます。
2008.02.14
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『「野生に帰せば、交通事故に合う」コレって脅迫よね?』この様な内容のメールが届いたとき、まるで脅迫よね・・・こんなこと言うか?!なんだか・・・嫌よね・・・そう家で話していた。本当は、物凄く言い返してやりたいこといっぱいあったけれど、スタッフからのメールだしスタッフである以上、今後譲渡会で会うかも知れないし・・・と思ってこのメールに対してもう何も返信しなかった。2度と譲渡会に参加することなんて無かったのに、くだらない気遣いを後悔している。自分から望んだ訳ではない、このスタッフと野犬との出会い。強引に操られるように誘導されるように結び付けられた出会い。全て計算されつくしたことの様で、出会った人間のことも、出会わせた人間のことも許せないと思う。本当なら、ちっちぃ~も一緒にお正月を迎えられるはずだった。着物を着て今年も一緒に初詣に行くはずだった。去年の元旦の初詣のときに、「家族みんなが健康で過ごせますように」ちっちぃ~の両足も、はづちゃんの心臓も心配だったから、そうお願いした。でも、この願いは見事に悪魔にぶち壊されてしまった。ちっちぃ~は、お正月を迎えることすら許されなかったのに例のスタッフでもある保護主は何事もなかったように楽しく新年を迎えている。自分が押し付けた野犬のことも1ヶ月もしないうちに忘れるくらいだからちっちぃ~のことなんて、何の痛みも感じず、もうとっくに忘れていることだろうと思う。その反面、私はおめでたいなんて全く思えず、怒りに体を震わせていた年末年始。怒り狂っては涙を流すことを繰り返し、体調が不安定になるほどだった。預けるときには一日でも早く、引き上げるときには一日でも遅くその上全く知らん顔だった保護主と団体。ちっちぃ~に対して何の償いもなく、何の謝罪もなく、大変だと分かっていながら強引に押し付けた犬の世話をしたことへのお礼の言葉すらなかった保護主兼団体。ゆきから娘を奪い、ちっちぃ~から大好きだった母を奪い、ちっちぃ~の命までも奪い、うちの子達みんなに過大なストレスを与えてまで預け、こういう結果になって立派な愛護家保護主さんはさぞかし大満足なことだろうと思う。今後、私の人生の中で、今以上誰かを恨んだり憎んだりすることは、2度とない。
2008.01.14
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自宅から少し車を走らせたところに、生体販売をしているお店がある。生体販売しているお店では、基本的にペット用品は買わないようにしているけれど雑貨とペットショップの複合ショップの様な感じ(ホームセンターの小さい番みたいな)の一角に生体販売のコーナーがあって、日用品や日配品を買う時は、時々そのお店に行く。その時に、展示販売されている犬を見に行ったり、その犬達を「カワイイ~」と見に来る家族を見て、心中複雑になっていたのだけれど・・・ある日、そのお店で生後1歳前後の子が3頭くらい、2万円前後で売られていた。仔犬だと15~20万とかで普段売られているお店なので、明らかに売れ残りの為に破格値といった感じだった。体格ももちろん成犬のサイズ。以前までは、その子達を見て「こんなに大きくなってしまった子を、お金出して買う人なんているのかな・・・」「処分しないだけ、良心的なお店なのかも知れないけれど・・・」「このままずっと売れ残ったらどうなるのだろう・・・」と思いながら見ていた。でも、今は全く違うもっと悲しい目線で見るようになってしまっていた。「この子たちも、レスキューという名の下なら、きっとバンバン売れて在庫処分できるのに・・・」「人の心をグッと掴む不幸話を適当に作って添えとけば、“可愛そうな犬を救って下さって有難うございます”と感謝までされちゃうよ・・・」「医療費どころか、募金までしてくれちゃうんだから・・・」「真面目に頑張る人の方が、損をする時代なんだね・・・」こんなことを想像できるようになっていた。今までは想像もつかなかったことだった。こんなこと、想像できるようになりたくなかった。普通の人と同じ、何も知らない平凡な愛犬家のままでいたかったと思った。。。そして、問題となった廃業したはずのブリーダーは、また繁殖業を再開している。結局、悪を倒したヒーローのようなパフォーマンスだけ・・・いずれまた、同じことの連鎖。愛誤団体の次は、悪質なペットの火葬業者まで現れたらしい・・・悲しいブームだなぁと思う。
2007.10.16
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保護活動をされているあるサイトに辿り着いたときのトップページに『私たちは、犬猫の保護や預かり等を営利目的としている会社、団体、またはブリーダーショップ、ブリーダー等とは一切関わりがありません。』と赤字で注意書きとして書かれているのを見て、打ちのめされたような気持ちになった。ちっちぃ~を殺した野犬の次の預かりさんは、繁殖屋だと知り合いが教えてくれた。20頭をケージ飼いは一般家庭にしてはオカシイと思っていたけれど、私には特に何も聞かされていなかった。ただ、「前からよく知っている人やねん」とだけ聞かされていた。たとえ、ブリーダーとしてどんなに立派だったとしても、今まで自分で保護した犬や猫しか飼ったことが無かった私には、今時純血種でも保健所に処分対象として持ち込まれる時代の中、どんなに頭を柔らかくして考えてみても、愛護団体と繁殖屋が仲良しということが理解できなかった。増やして売る人間が少ないほど、死を待つだけの保健所の子達にも生きるチャンスが回ってくる・・・そう思うからだ。当然、預かりのボランティアを始める前から、愛護団体と繁殖屋の横の繋がりがあると知っていたら、例えその繋がりにどんな理由があろうとも、一切関わろうとしなかったはずだった。『私たちは、犬猫の保護や預かり等を営利目的としている会社、団体、またはブリーダーショップ、ブリーダー等とは一切関わりがありません。』わざわざ注意書きとして書かれるこの言葉の意味が、痛いほど理解できた。世の中に“愛護ビジネス”というものが存在するから、書かざるをえないことだったのだと思う。“知らないということの恐ろしさ”“信じるということの恐ろしさ”を叩きつけられた現実。あの子が生きている間に、気付きたかった。知っておきたかった。何もかもが遅すぎて・・・悲しすぎます。。。
2007.10.15
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会いたい、会いたい、会いたい・・・あの日以来1万回…10万回…、何回唱えたか分からない。あの日以来、大きな溜め息を数え切れないほどついてきた。この2ヶ月間、ちっちぃ~のことを思って涙しなかった日は、まだ1日もない。でも、当時は悲しみが大きすぎてよく分からなかったことも、2ヶ月経って、少し客観的に物事を見つめられるようになった。8月14日、ちっちぃ~が亡くなった事実を認めたくなかったし、誰とも話をしたくなかった。でも、この先の預かりが耐えられなくて、我が子たちの世話をすることすら精神的にも肉体的にも大きな負担で、今すぐ引き上げて欲しかったから誰とも話したくないけれど、あの時必死な思いで電話をした。でも、返って来た言葉は「25日頃ならいいよ」。何も言えず大きな溜め息しか出なかった。今になって客観的に見て、これは物凄いことだと思う。当時は悲しみの方が大きすぎて、ぼんやりとしていたけれど、私以上に私の周りの方が怒りに震えていたことも、当然だと今になって理解できるようになった。もし逆の立場なら、電話をもらった時点で着の身着のまま、すぐに引上げに行ったと思う。ちっちぃ~にだって会いに来ただろうし、ちっちぃ~に土下座して謝ったと思う。でも、今までのことを冷静に振り返ってみると理解できる。うちの子たちには会っても、名前で呼ぶことも無ければ、声をかけることも無く、当然撫でてもらったことも無かった。おっちぃ~に関しては、3回も会っているのにである。それどころか、春の譲渡会の時、挨拶しようと嬉しそうに近づいていったおっちぃ~を手で払いのける素振りをしていた。ご本人は無意識でやったのかも知れないし、気付いていないかも知れないけれど、私はそれを見逃さなかった。「なぜ、手で払いのけられるのか…」おっちぃ~のショックそうな表情が印象的で忘れられずによく覚えている。犬好きの私には不思議な光景だった。でも、それを私は気のせいかもしれない、偶然かも知れないと悔しいことに流してしまった。おそらく自分の目に狂いは無かったのに、後悔ばかりが残る。それは、あの野犬についても同じだった。再会を喜ぶだろうと思って会わせに連れて行ったら「覚えてる?覚えてないわなー」たったそれだけだった。もちろん触ることはない。きちんとシャンプーしてあるのに。この事も拍子抜けしたので、よく覚えている。あの人たちにとって、うちの子たちは可愛くなかった。だから先住犬にストレスがかかろうが、預ける犬より小さかろうがリスクが高かろうが別にどうでも良かったし、ちっちぃ~が死んでもどうでもよかった。そうでないと、術後1ヶ月も経たない、経過も悪かった子がいる家庭をわざわざ指名して、自分でも手に負えない凶暴な野犬を預けないと思う。真剣に活動されている愛護団体なら、絶対にありえない行動だと思う。だから、「忙しいから野犬の引上げには行けない。嫌なら自分で運べ。」と言いながら、お気に入りのチワワの家には遊びに行っていたと聞いてもさほど驚かなかったし、ちっちぃ~に対して謝罪が無かったことも今思えば必然的だと思う。でも、あの当時は、当然一度位は団体もスタッフの保護主もちっちぃ~にお線香をあげにくると思っていた。本当に犬が好きなのならば、それが当然の行動だと思っていた。野犬を我が家に置いていった後、すぐに音沙汰の無くなった保護主にはさほど期待はしていなかったけれど、それでもスタッフと名乗る以上、代表が保護主を連れてちっちぃ~に頭を下げに来ると思っていた。社会ってそういうものだと思うし、面倒臭くても、自分の非を認めたくなくても、嘘でも謝るだけで全てが丸く収まることって沢山あると思う。でも、今となっては、あの連中がちっちぃ~の元へ来なくて良かったと思う。そのお陰で全てが見えたし、この一連の事件をきっかけに周りから沢山のことを教えてもらって、私も知らなかった本当のことを知ることができたから。今、幸せに暮らしている子達をそっとしておいてあげたいから言えないことがほとんどだけど、「どうか、このワンちゃんがこの人間の言葉を理解出来ていませんように・・・」と涙が出るくらい思いやりのない信じがたい発言もあったという・・・医療面についても耳にした。「こんな状態でよく生きてくれていたね・・・」この子が生きていてくれたから、言葉は喋れなくても身をもって伝えてくれることがあったけれど、もし亡くなっていたら、誰も何も気付くも知ることも出来なかった。医療面については、我が家で預かりをしたミミとあの野犬にもあった。当初ダニだらけだったミミについては、「様子見てから…」と指示を受けていたけれど、状態があまりにも可愛そうだったので自分の判断でホームドクターに診てもらったら“早急に処置してあげた方が良い”と言って処置し説明をして下さった。野犬のヘルニアについては、「様子見て」と言われたけれど、やっぱり心配だったので自分で病院に診せに行った。先生も、「普通は避妊手術の際に一緒に切除するのですが…」と不思議そうな表情をしながらも、フォローしながら説明をして下さった。もし、相手が素人だと思っていたら、先住犬に過剰なストレスを与える預かりなんて絶対引き受けなかった。愛護団体代表だとか、ペットホテルの経営者だとか、一応訓練士?だとか、色んな肩書きが邪魔をした。自分の考えの方が正しかったのに、後悔しきれない。もし、事前に野犬の保護経緯を聞いていたら、引き受けなかったとも思う。「保護したけれど自分で飼えない、何の努力も協力もしない」こういう自己満足で無責任なことは、私は一番嫌いだった。でも、詳しい経緯を聞かされたのは、我が家に届けられた後だった。他の子が5分で歩ける距離を3時間かかって散歩をする羽目になったとき、咬まれるから3時間かかってしまったのだけれど、「暇なんか」と笑われた。暇な訳がない。あの野犬の為に仕事を休まざるをえなかったくらいだった。もちろん「暇なんか」と笑われてカチンとこなかった訳がない。どうしてこの時、本気で怒って野犬を返さなかったのか、引き取りに来ないなら無理矢理でもこっちから連れて行って突き返せばよかったと後悔しきれない。「ペットホテルの経営は一時預かりよりよっぽど楽チン」というメールが届いた時、もうこの団体からの預かりは辞めようと心に決めていた。でも、今の犬を里子に送り出してから辞めるのか、里親が決まる前に辞めるのか・・・犬のことを思えば、里親が決まってからがベストだと思うけれど、先の見えない預かりに不安を覚えていた。親には「一時預かりって、一時じゃない。一時ってどれだけ?」と責め続けられていた。7、8月と仕事が忙しすぎたから、9月に入って落ち着いて向き合えるようになってから、この問題について真剣に今後のことを考えようと思っていた。でも、ちっちぃ~は待ってはくれなかった。。。我が家の周りには野生の犬どころか、野良犬すら出くわすことはない。何年かに一度位のペースで、捨てられていたとか放浪している犬がいるとか耳にする程度だった。野犬の凶暴性について、あまりにも勉強不足すぎたし、別世界の生き物だった。アメリカの動物愛護を勉強していれば…、それに詳しい人や、関わっている人とやりとりをしていれば自分の関わっている活動は間違いだということに気付くことが出来たと思う。預けっぱなしの状態なら、全て丸投げなら、せめて獣医さんに注意すべきことを改めて相談しておけばよかった。ドッグトレーナーとか訓練所を探して、相談してみればよかった。「あの時、こうしていれば・・・」何を悩んでもちっちぃ~は帰ってきてくれないのに、頭の中でグルグルとエンドレスで考え続けた2ヶ月間だった。私の考え方ひとつで、動き方ひとつで守れた大切な命。これからたくさん幸せが訪れるはずだった命。まるで何もなかったかのように“疑惑”と呼ばれる団体は振舞っているけれど、和泉で沢山の犠牲が出た時点で気付かないといけなかった。最初にマスコミを呼ぶだけ呼んで、2度の救援本部の会議にも出席せず、人バリにも来ず、裁判にも一度も来なかった。陽性の子達が処分された後、主要メンバーが順番に海外旅行・・・あの時、いつどうなるかが分からない状況で海外旅行の予約ができる?不思議だった・・・何かがおかしいと、間違っていると、どこかで気付くことが出きるはずだった。悔やんでも悔やんでも、悔やみきれない・・・母親も毎日涙をこらえてつぶやく。「許せない」と。私は、人を思いやれない人間に、動物のことを真剣に思いやることが出来るとは思わない。動物のことを思いやれる人間は、自然と人にも思いやることが出来る心を持っていると思う。命を軽々しく扱う人間が、動物愛護だと声をあげて活動する時代なんて早く過ぎ去って欲しいと思う。一年前の10月14日、術後2週間のちっちぃ~です。何の穢れもしらない、澄んだ瞳の幸せそうなちっちぃ~。どんな形でもいいから、生きていて欲しかった。
2007.10.14
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9月27日は、はづちゃんの初七日9月30日は、ちっちぃ~の四十九日でした。9月23日、はづちゃんの葬儀を終え、夜のお散歩の後、実家に寄りちっちぃ~とはづちゃんの思い出話をみんなで語り合っていました。そして、自宅に戻ると23:28と23:29に私がまだ何も知らなくて信じきっていた時に団体宛に送ったメールをファイル形式にしたものと不可解なデータファイルの計2つが添付された本文無しのメールが全く知らないアドレスから2通届いていました。あちらの関係者の方々からのブログへのアクセスが、預かりをしていた時とは比較にならない程続いていたのですが、反応が無かったからでしょうか・・・?9月27日に、箱に入ったアレンジメントのお花らしきものが届きました。何が仕掛けられているのかも分からないし、何よりもあの子たちのことを安らかでいさせてあげたかったので、当然受取拒否をしたのですが・・・しかも、わざとかどうかは存じませんが、宛名を間違えていました。佐川急便の方が面識のある慣れた方なので、とりあえず持ってきて下さいましたが・・・業者に受取拒否の意思表示をした30分後くらいに、そしてまたブログチェックの形跡。それでも、無視を続けました。このとき、無視すること位しか、あの子達にしてあげられることが無かったから。。。そして、無事に静かに、はづちゃんの初七日とちっちぃ~の四十九日を終えることが出来ました。でも、私には、生き残っている子達の命を守り続けなければなりません。今後、嫌がらせがエスカレートしてもいけないので、2ちゃんねるへの個人情報の流出、不可解な添付ファイル付きのメール、その他諸々について、今後何かあった時のことも考えて、警察への情報提供と相談をしておきました。ちっちぃ~が亡くなってから自分の身に降りかかった出来事、ちっちぃ~を喪ったことをきっかけに寄せられた様々な情報、そして私自身がうっすらと感じていた小さな違和感や不自然さの数々…それを考えると、リンクを貼ってこの活動をわずかな人に対してでも広めてしまったこと、とても後悔し深く反省しています。火の無いところに煙は立たず…その事に気付くのには、代償が大きすぎました。でも、本当に行き場の無い動物達の為に頑張っている団体や個人はあると思います。支援金を一切募らずに、保健所に送られるギリギリ手前の警察から引き出してお世話されている団体、命の期限が迫っている子達を、管理所と連携して保護されている団体、管理センターと交渉して、引き出しできるセンター数を増やして頑張っておられる団体もあるそうです。支援金を募られている団体でも、きちんとしていそうなところは、誰が見ても分かるようにどこの病院に支払ったのか、どの子の診療目的で使ったのか、何のお薬なのかまで詳細に書かれていました。支援物資も写真に撮って、使い道を説明されていました。『こういう団体にこそ、頑張って欲しい・・・』そう願う気持ちはあるけれど、今後どんなに大きなレスキューがあってもどんなに可哀想な動物達の写真を見ても、リンクを貼って呼びかけることは無いと思います。もし、また活動日誌の内容が作り話だったら・・・そう思うと、私には愛護と愛誤を見分ける自信はありません。私が出来ることは、今までどおり、もし目の前に私にしか救えない命が現れたら・・・その時に手を差し伸べてあげること位しか出来ないけれど一つでも多くの命が輝きを取り戻せることを願っています。
2007.09.30
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今日は初めての月命日です。この一ヶ月間、泣いているか、寝込んでいるか、ぼんやり過ごしているかの毎日で時が凄く早く過ぎていった様な気もしますし、物凄く長い時間だった様な気もします。歩きなれた散歩道も、ちっちぃ~の姿は想像できるのに、ちっちぃ~だけが居なくて抱っこをしなくてよくなった両手がとても寂しくて・・・スリングが必要じゃなくなってしまった肩とお腹の前も、とっても寂しくて悲しいです。「もう、書かない方がいい」と言われるのですが2ちゃんねるに私の実名が挙げられていたと心配して下さった方数名からメールが届きました。私は、お友達にはこのブログのURLを殆ど教えておらずこのブログのURLと私の実名が一致するのはほんのわずかなお友達と唯一関わった愛護団体関係者しかいないのです。“一つでも多くの命を救うお手伝いがしたい”と私が欲張ってしまったことが結果、大切な命を犠牲にしてしまうことになり実名まで公開されどうしてもっともっと疑いの目を持たなかったのかとちっちぃ~には謝っても謝っても謝りきれません。この世界に、愛護団体なんてものがあるということを知らなかった頃にまで、何も知らなかった頃にまで、ちっちぃ~の為に戻してあげたいです。ぽかぽかしていて、キラキラ輝いていた日々まで戻してあげたいです。ちっちゃん、ごめんね。本当にごめんね。。。
2007.09.14
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私書箱を設定していなくてもメールを送る方法があると、複数の方からメールを頂きました。有難うございました。あと、同じ愛護団体で嫌な思いをされた方からもメールを頂きました。本物ですよね?(同じく私も人間不信になりつつあります)と思いながらも、メール嬉しかったです。有難うございました。あと、メール送信者様から配慮に欠く表現があった事等、お詫びのメールを頂いたので一部記事を修正させて頂きました。追記として、野良犬も完全に野生化してしまうと非常に危険ですので、単純に可愛そうと思うのではなく、特に小さなお子様等の事故には気をつけて頂けたら…と思います。私書箱に「野良犬たちのイメージを悪くする内容ばかりをブログに書くのはどうか」という主旨のメールがありました。私は「野良犬」とは書いていません。「野犬」と書いているのです。うちの実家の2頭も、殺された子の母犬ゆきも元野良犬です。野良犬が悪いとは、私は一言も書いていません。そして、この元野良犬3頭は、私と私の家族の判断で保護し、責任を持ち、愛情を持って飼育してきた子達です。最初から、きちんと読んで下さっている方は理解してくださっていると思うのですが「自分で責任を持って飼育しないのならば、安易に野生の世界に手を出すのはどうか?」ということを言っているのです。もし、想像しにくい様でしたら、極端な例ですが6畳和室と8畳のキッチンの部屋で、野生の狼に近い生き物と人間2人と犬4匹が同居するということをイメージして下さい。そして、この方の言葉を借りるならば、ちっちぃ~は、「人間の勝手に振り回された野犬に殺された被害者」です。メール送信者様には申し訳ないのですが*他にも野良犬と野犬を混同されている方がいらっしゃるかも知れないこと。*メールアドレスに返信すると、こちらのアドレスの情報が漏れてしまうこと。*私書箱のアドレスをどうやって調べられたのか、物凄く恐怖感があること。等の理由から、日記でUPさせて頂きました。私は、野良犬を保護し、飼い主を探し、それでも飼い主が現れなかったときは自分で責任を持って飼うということをしてきた人間ですから、野良犬が悪いとはこれっぽっちも思っていません。でも、野犬は住む世界が違うと思っています。里親が早く見つかって欲しいと思うから、預かり日誌には書けないこともありましたが今となっては、私達人間や残された子たちが大怪我をしなかったのは単なる偶然が重なっただけだと振り返ってみて思います。預かった当初は、夫は2度咬まれ、Gパンの上からだったので大惨事にはならずに済みましたが、リードを付けようとするだけで咬まれそうになる・・・そんな危険と背中合わせだったのです。いっその事、この時に私達人間のどちらかが取り返しの付かないような大怪我をしていた方が、ちっちぃ~の命は今でもあったと後悔しています。私達は今回の預かりで大切な家族を喪ってしまいました。ゆきは娘を奪われ、おっちぃ~は生まれた時からずっと一緒だった姉妹を奪われました。ミミは仔犬の頃から遊んでくれた仲間を喪いました。ちっちぃ~と約束した旅行代はお葬式代に変わってしまいました。私はあの日以来、過換気症候群の発作が出る場合があるので、仕事を当面の間失いました。家族は残された子達を含めて笑顔を失いました。残ったのは、保護主たちの「保護した」という自己満足だけです。いつでも里親募集中に未だに「仔犬や仔猫の面倒見の良い子です」と掲載されていますが、何も知らない人がその内容を信じて応募し、応募されたお家が先住犬や先住猫がいるご家庭だとしたら、またちっちぃ~の時の様な悲劇が繰り返されても良いと思われるのでしょうか?可愛そうや綺麗ごとだけでは出来ないことが沢山あると思うのです。それでも、野生動物を・・・と思われるときは、法律に触れない範囲でご自身の責任の元で、保護し飼養してあげて頂けたらと思います。
2007.09.12
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アメリカに住むお姉さんを持つ友人から1通のメールが届きました。「アメリカの愛護では野犬を一般家庭に預けるなんてことは犯罪に等しく可愛そうだけど人間との共存が不可能な子は薬で眠らせ、山に返すことも殆どないらしい。」という内容のものでした。表立っては出ていないけれど、日本の愛護団体と呼ばれるところでも野犬というだけで安楽死を決断するという団体も多くまた、一度でも咬傷事故を起こした犬は、安楽死するという団体もあると聞いたことがあります。初め、この話を聞いたとき、知識不足だった私は単純に「そんなの可愛そう。どうして野犬というだけで?」と言っていましたが、今となっては、仕方のないことなのかもしれないと思えるようになりました。(野犬の仔犬の預かりはこちらから希望しましたが野犬の成犬の預かりに関しては、先方の希望でした。)野犬について色々と調べていたら4歳児が野犬に咬み殺されて死亡するといった事故がありました。野生動物ですから、一般家庭である程度の躾を受けている犬がケンカ程度で済むのとは違って一度攻撃のスイッチが入れば、息の根を止めるまで殺るというのが野生で生き伸びていくための手段なのだと思います。やらなければ自分がやられる訳ですから。狼が狩りをする様なイメージでしょうか・・・この事件もうちの子と同じ、頚動脈を狙っての犯行でした。色々と辛い経験をしてみて、人間の安全を守るのならば、家族の幸せを守るのならば野犬の安楽死も仕方のないことなのかも知れないと考えることが出来るようになりました。「保健所にマークされているから」「保健所に捕まったら殺されるから」と皆の同情心を煽る表現を見かけたりすることがありましたが保健所で行われる殺処分は、狂犬病予防法により実行されるので狂犬病予防接種と飼い犬登録を済ませ、鑑札と注射済票がしっかりと付いていれば捕まったとしても処分されません。狂犬病予防接種を済ませて、野生界に返してあげるという方法もあります。不幸な命を減らしたいと思うのであれば、去勢・避妊も一緒に済ませることです。(ちなみに、ちっちぃ~を殺した野犬は狂犬病の予防接種はされていませんでした)野良猫に関してもそうですが、地道にこういう活動をされている個人や団体もあります。野犬が一概に悪いというのではなくどこかで線を引かないといけないと思うのは、私だけでしょうか?他にも、飼い犬が起こした事故ではありましたが子供の顔を咬んで1000万以上の慰謝料の支払い命令が出ていた事例もありました。リードをしっかり付け、どんなに私達が気をつけて散歩をさせていても何かの拍子に突然野生のスイッチが入り引っ張られ、近所の子供を襲ったりしていたら・・・と思うとただの愛犬家でしかない素人の私達には、リスクが高すぎる預かりだったと気付かされます。そして、このような事故が起こったときの責任は一体誰が・・・?愛護活動とは命を慈しむ人達の活動と思っていました。でも、違いました・・・沢山の人が涙して駆けつけてくれる中あの人たちはちっちぃ~にお線香すらあげに来なかったのですから・・・高い授業料が、ちっちぃ~の命ですか?そんなの悲しすぎます・・・ちっちぃ~は何の罪も無い子です。未だに居ないことが信じられなくて・・・抱っこして一緒にお散歩に行きたいです・・・万が一、我が子が迷子になってしまったときのために飼い犬には迷子札と鑑札を付けてあげて欲しいと思います。
2007.09.07
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後悔していることがある。ちっちぃ~の火葬のとき、いつも使っていたタオルで体を包んで花束を添えるだけで送ってしまった。ちっちぃ~が亡くなったことが受入れられなくて、認められなくて、「このお洋服は、ちっちぃ~が着るから」「このおもちゃは、ちっちぃ~が大好きなおもちゃでまた遊ぶから」首輪やリードも、これからも一緒にお散歩に行くからと思って、何も持たせなかった。火葬のとき、お洋服を沢山持っているのに、何も着せなかったことを凄く後悔している。あの野犬の牙は先端が欠けていた。もう思い出したくないし、今はあまり覚えていないけれど、少なくとも上の2本とも欠けていたと思う。今だから分かることだけれど、野生動物だから食うか食われるか、殺るか殺られるかの世界。それで犬歯が欠けていったのだと思う。野生界で何年も生きてきたのだから・・・歯が欠けている分、ちっちぃ~の傷は更に残酷でした。さすが野生動物というか・・・喉元は一撃だったと思います。欠けた歯で噛み付いた大きな歯形が残酷すぎました。ちっちぃ~が亡くなって何時間も経っているのに、出血が止まらないほどで・・・殺戮に慣れているというかなんというか・・・明け方まで何度も何度もタオルを変えてあげました。4月に両足を手術してから、回復でも何でもゆっくりだったあの子の膝の毛はまだ全然生え揃っていなくて・・・両手は無傷だったのに、私達みんなで大事に大事にしてきた両足は毛が薄い分その傷は見れたものではありませんでした。母親は、その膝の傷を少し見ただけで「許せない」と泣いていました。荼毘にふして、しばらく日が経ってから、ちっちぃ~にお洋服を着せて体の傷を隠してあげればよかったと、すごく後悔しました。1枚1枚ちっちぃ~の服を抱きしめながら泣いていたら、まだ一度も着ていないお洋服が沢山あったことに後で気付きました。レースの付いたちっちぃ~が似合いそうな可愛いピンクのワンピースを最後に着せて送り出してあげればよかったと後悔しています。そうすれば、あの残酷な傷が隠してあげられたと後悔しています。もう一つ後悔。6月末から2ヶ月間、仕事が非常に忙しかった私。時には3週間全く休み無しの時期もありました。その当時、預かりを含め中型が4頭居た我が家は、朝5時半に起きて2回に分けての散歩。その後2人とも仕事へ行き、仕事から帰宅したら再び2頭ずつ2回に分けて夕方の散歩。ワンコさんたちの食事を済ませ、夜寝る前の散歩。それを夫婦手分けして行っていたのですが、疲労が限界に来ていて7月下旬頃からは自宅で食事を作る気力すらなくなり回転寿司とかラーメン屋さんとか、すぐに食べてすぐに帰れるところへ毎日外食になっていました。それほどハードな日常の中、お休みの日に洗濯機を何回も回して洗濯をしていたとき「やっと、終わった~」と思った矢先に、ちっちぃ~が寝室のベッドにおしっこをしてしまいました。疲労困憊だった私は思わず「なんで仕事増やすん!」とちっちぃ~に怒ってしまいました。寂しいのに留守番を頑張っていてくれた子に怒ってしまったことに今でもすごくすごく後悔しています。そして、お利巧なちっちぃ~が、おしっこを失敗するのにも理由があったんだよね。。。どんなにハードでも、外食せずに少しでも長く家に居てあげればよかったと思う。ちっちぃ~の1年半弱の犬生の中の最後の2ヶ月、仕事が忙しすぎてあまり一緒に居てあげることができなかったことが辛い。そして最後の2ヶ月、あんな怖いモノと一緒に狭い家の同じ屋根の下で一緒に過ごさせてしまった。コニャンコのことも、最後まで苦手やったもんね。ちっちぃ~の幸せを、ぶち壊してしまった。たくさんの後悔があって、色んなこと、悔やんでも悔やんでも悔やみきれません。減らなくなったペットシーツも・・・空っぽのスリングも・・・残された沢山のお洋服も・・・残された食器も・・・残されたテーブルも・・・聴こえないお喋りな甲高い声も・・・見つめてくれない円らな瞳も・・・もう2度と抱くことは出来ない真っ白のフワフワも・・・生き地獄です。亡くなったちっちぃ~を、ずっと守り続けていたおっちぃ~です。ゆきママは、この部屋に誰も入らないようにと、部屋の入り口でずっと守っていました。ゆきとおーちゃんは元気にしていますが・・・寂しそうにも見えます。特におーちゃんが・・・ごめんね、ちっちぃ~、おっちぃ~、ゆき・・・
2007.09.05
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5月中旬、「闇でマルチーズのブリーダーが崩壊しレスキューしたが、和泉の件で騒ぎになっているので、純血種は里親募集も一時預かり募集もできずに困っている」というメールが届く。「困っているのなら、手伝いましょうか?」と申し出ると、マルチーズではなく何故か家が狭く先住犬の多い我が家に大きな野犬がやってくることになる。「2週間位うち(本部)に居るけど、どの犬見ても吠えて困ってる、全く変化がない」「犬にも人にも慣れない、誰を見ても吠えるから置くところがない」等の理由から、家で預かることを依頼される。その他、「先住犬よりも体格が大きいかも」「リーダーが変わるかも」と言われ「どの犬を見ても吠えるのなら、我が家に来ても一緒じゃないか?」「順位が変わるかも知れないとは、どういうことだ?!」「先住犬にストレスを与えてまでの預かり?」「4月末に手術をして退院したばかりの病み上がりの子がいる我が家に?!」「我が家の10倍位?はあるだろう豪邸で置くところがない?!」と疑問に思うが相手はプロ(なはず)だし何か考えがあるのだろう…と不審に思いながら承諾。5月20日 保護主S夫妻(愛誤団体スタッフ)が野犬を運んでくる。なぜ、先住犬が沢山いる我が家に野犬なのか?という疑問が残っていたので「なぜ、うちなのでしょうか?」と尋ねると「何か考えがあるんでしょうね」のみの回答で終わる。8月14日 愛犬が野犬に咬み殺され出血多量で死亡。8月16日「交通事故みたいなもの」「一番嫌な死に方したね」等の言葉の他に「一般家庭犬でもする(咬み殺す)」「親子でも殺し合いする」等“野犬だから危険性が高い”という論理を回避しようとしているような・・・深い悲しみの中“???”と、こういう事態に慣れている様な、どことなく違和感を感じながら電話を切る。8月16日? 次の預かり先に先住犬がいるのか心配して代表に連絡。「20頭位いると思うけど、そこはケージで飼う家だから大丈夫。」と言われその言葉に「じゃあ、なぜ初めからその家に預けなかったのか?」「じゃあ、なぜ我が家にもケージに入れて飼育するように指示してくれなかったのか?」と思い悔しさがいっぱいで「すいません、私達の管理が悪くて。」と言うと「うん、(それより)野犬のフィラリアの薬なんやけど~」と亡くなった子の命より、フィラリアのお薬の心配をされる。8月19日、次の預かり様に野犬を引き渡すため、待ち合わせ場所まで野犬を運ぶ。高速道路代、ガソリン代等はもらえず自腹。8月23日、愛護団体支援者の方が今回の事件について抗議メールを送信。8月23日、抗議メール送信者(支援者)の携帯に代表に身近な人物N宮氏から着信あり。仕事中で出れず。その後、抗議メールに対しての返信が届く。8月23日、その直後と思われる時間にN宮氏から心配するフリを装って?、私の携帯に着信あり。内容に不審な点があり、この方から「保護主が飼いたいと言っている人がいると嘘を付いた」と以前から聞いていたのに「あの話って、どうなったんですか?」と言われ疑問が残る。8月25日午後、代表より自宅に電話あり。夫が対応。ブログの内容が保護主S(スタッフ)と自分が間違われて困るといった内容。来客中だったこともあり手短に済まそうと思ったのか、夫はあまり多くを語らず話の内容があまり理解できなかったとコメント。8月27日、抗議主(支援者)の携帯に再び私を心配するフリを装って?、N宮氏から着信あり。内容は、「あの野犬は確かに代表の家に2週間居たが、保護主Sが毎日来て世話をしていたため、代表はどんな犬か知らなかったらしい。」「保護主Sは、精神的に弱い人で、パニックで何の連絡も出来なかった。」等、あくまでも愛誤団体擁護で全体的に話は平行線。その他「2ちゃんねるでこのブログのことが悪く叩かれている」とのこと。抗議主(支援者)は抗議内容を時間を割いて一生懸命説明したが、今回の電話の内容は、誰にも口外しないで欲しいと再三に渡り伝えて電話を切る。その他「きよちぃーさんからは、こんな事が出来る様になったとか、どこへ出かけたとか楽しい話しか聞いたことがなく、よく写メとかもらってたんです」と言っていたそうだが、私の携帯はおっちぃ~に破壊されて写真が撮れないので写メは送ることが出来ない。8月28日、抗議主(支援者)との電話の翌日、愛護団体の日誌に何の断りもなくメール全文が載せられる。前日の電話で聞いた内容とは違い、抗議主はただただ驚かれる。その一報が入り、一度こちらでのブログの記事内容を削除する。8月30日、2ちゃんねるに愛護団体の日誌の削除した記事が載っていたと聞く。その記事内容だけメールで送信してもらって目を通すがその内容は目を覆いたくなるような内容。N宮氏から「状況が分からない。2ちゃんのことも知らない。WLスレッドが立った時しか見ない。」との内容がメールで届く。9月13日、2ちゃんねるに個人情報(実名)が流出される。「WLが損害賠償請求されて困っている」という様な書き込みがあったそうですが事実ではなく、ただ、そういう動きがあるのかを探る電話はありました。9月23日 23:28と23:29、まだ何も知らなかった頃に団体へ送ったメールをファイル形式にしたものと、不可解なデータファイルの2つが添付された本文無しの嫌がらせメールが知らないアドレスから2通届く。※数日後、2ちゃんねるの個人情報流出の件も含めて、今後の嫌がらせがエスカレートしてもいけないと思い、警察に相談する。9月27日、代表に身近な人物N宮氏から不可解な籠に入ったお花が宅配業者から届く。何か、仕掛けられていても気持ち悪いし、何より亡くなった子の気持ちが安らかにならないので受取拒否をする。業者に受取拒否の申し出をした30分後くらいに、代表よりブログチェックあり。(※この事件以来、預かりをしている時とは比較にならに位の、団体関係者のアクセスが頻繁に有り)元支援者さんも私もお友達だと思っていたN宮氏がかけてきた電話の真意は本当に心配して下さったのか、それとも別の目的があったのかはご本人しか分からないことだと思います。もし、後者ならば本当に残念でなりません。以前、この電話主N宮氏からペットホテル経営の話を持ちかけられたことがありました。私は自宅が狭いこともあり現実的ではなく、我が子のストレスになると思い断ったのですがその届いたメールの中に「(ペットホテルは)まる儲けやで~」らしいですよ。「一時預かりよりずっと簡単で楽チンだそうです」との言葉がありました。その言葉が、ずっと引っ掛かっていました。でも、その時仕事が忙しくて、何も考えられなかった・・・この問題について、後回しにしてしまった・・・このメールの12日後、世話が大変だった一時預かり犬によって殺されてしまいました。ペットホテルよりずっと大変な預かりなんてすぐに放棄すれば我が子の命を守ることが出来た。あの子は幸せにあと何年も生きることが出来たかと思うと私の判断ミスが、決断が遅すぎたことが、気付くのが遅すぎたことが悔やまれてなりません。ボランティアとはこういうものなのだと、無理をして我慢をして頑張ってしまった自分が許せません。預かる時に、可愛そうな犬のことを思うなら、預かる犬を選んではいけないと思ってしまった自分も許せません。ちっちぃ~にも、他の子達にも想像を遥かに絶する負担をかけてしまった自分が許せません。この問題の野犬について、預けるときにきちんと説明していたと言い訳に回っていると聞きましたが、聞いていたのは「ケージから出て来ようとしない」→保護主が帰った途端出てきた?!「トイレはケージの中でする」→何日でも平気で我慢する→貯めて畳の上ですると聞いた内容とは実際は違い、他には特に何も聞かされていませんでした。3月末に預かりを始めてから今回の事件まで、結局代表は一度も我が家に訪れることはなく代表もスタッフ保護主Sも亡くなった子にお線香をあげにくることもなく預けた犬が咬み殺した事実は間違い無いのに、ちっちぃ~に対してすらきちんとした謝罪は全く無く忙しいと言いながらチワワの家には遊びに行く時間があったのに咬み犬である預かり犬すら引上げに来られず自分達で運ぶ始末でした。チワワは可愛いが、野犬やうちの子たちは可愛くないという意味でしょう。活動日誌には、「SOSがあれば私がすぐ引き取りに行った」と書いてあったのに大嘘つきです。結局、野犬のレスキューも和泉のことも、お金集めの為のパフォーマンスにしか感じられず、犬に対する愛情も人に対する思いやりも感じませんでした。常識では考えられない野生犬の捕獲も、虐待された子も、難病の子も、美味しいネタにしか過ぎないのでしょう。お金持ちの趣味になんて、付き合わなければ・・・外車買おうか悩むくらいなら不妊手術3000円の破格値でやってもらっているなら里親希望から金取るなら5種じゃなくて、ワクチンくらい8種を打ってやれよ!って思います。この記述に気付いた方がいらっしゃっても、亡くなった愛娘の為にも愛誤団体への抗議等はお控えくださいます様、お願いいたします。メールの内容や実名等、個人情報が流出される危険性が高いです。ただ、私達家族のように突然命を奪われたり、善意を踏み躙られ嫌な思いをする人が増えないことを祈っています。可愛そうな生き物を見ると、動物好きな方ならどうしても心が揺らいでしまう人がほとんどだと思うので・・・真の愛護団体なら、すぐに野犬を引上げに来てくれたでしょう。こんなことになるきっかけを作ったことを、ちっちぃ~に対してほんの少しくらい謝ってくれたでしょう。そうすれば、ちっちぃ~も今より少し穏やかにお空に行けたのではないかと思うのです。でも、現実は違いました。ちっちぃ~が殺されようが、私達が咬まれようが、どんな損害を受けようが何の保障も謝罪も無いのです。挙句の果てには、殺された後も自分達にとって煩わしい存在だった野犬の世話をさせ、高速代やガソリン代も自腹で野犬を運ばせました。その上、スタッフでも何でもない、ただの預かりだった私の個人情報まで巨大掲示板に面白可笑しく書いて流出されました。ペットホテルの経営に邪魔な犬な犬を、無償で世話をさせられただけに過ぎませんでした。ちっちぃ~はただの殺され損でした。殺された子の死が、最愛の娘の死が、全くの無駄になりませんように祈ることしか今はできません。一度だって今回の様な事件が起きてはいけなかったと思うのですが無責任な活動によって、二度と同じ悲劇が繰り返されないように祈っています。ちっちぃ~、こんなことになってしまって本当にごめんなさい。これは、私の身にもしものことがあった時の為に、書き記しました。。。
2007.09.03
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初めてのアップデート2007年8月22日ラストアップデート2007年8月25日(一度削除した記事の再アップデート)■日付2007年8月22日(水)■タイトル真実■本文日曜日、ようやくちっちぃ~を殺した犯人が出ていってくれました。引き取りにきてくれるのを待っていたら、いつまででも家に居られるので自分達で運びました。その夜、ゆきはいびきをかいて寝ていました。ゆきのいびきを聞くのは何ヶ月ぶりか・・・ずっと警戒して熟睡出来ていなかったことを、このとき気づかされました。こんなことすら気づかなかった自分達に憤りを感じます。おっちぃ~の表情も見違えるように変わりました。あの野犬が家にいる頃、私に引っ付いて、大きな体で膝の上に乗り離れることがありませんでした。それは、おっちぃ~の十分すぎるサインでした。大きいのに甘えんぼうだな・・・としか思っていなかった私。サインを完全に読み違えていました。どうして気づいてやれなかったのか・・・?悲しすぎます。私達が見ていない間に、嫌がらせを受けていたのだと、これも色々と振り返って考えてみて後で気づかされました。見ていない間に、安定して保たれていた群れの順位が野犬に脅かされていたのです。その大きな犠牲がちっちぃ~でした。「優しい子なんで・・・」と言いながら保護主は連れてきました。正直ピンときませんでした。その夜から、私達家族はノイローゼになりそうになります。泣き声、叫び声、唸る声が一日中響き渡ります。ご近所に謝りまくりです。ケージに入れても落ち着かず、溜まらず距離を置いて玄関に置けば下駄箱は破壊し散らかしまくり・・・キッチンの戸は壊され、わざわざご丁寧に畳の部屋に来ては数日分貯めた糞尿を巻き散らす・・・家族はしばらくの間、睡眠が取れず、ノイローゼになりそうになりました。このままでは、いくらなんでもうちの子たちだって可愛そうすぎます。野犬にとっても、突然人間に拘束され自由が効かず、野生にとっては不自然すぎる状態。野生にとっては、家の壁すら不自然な物体なのです。「これが本当に保護なのか?」と疑問に感じ、人間に飼われることだけが幸せではないのでは?とメールを入れました。しかし、「放せば交通事故に合う」と威圧的なメールが返ってきました。言うのは簡単です。世話をし家を破壊され大変な思いをするのは私達なのですから。ある程度の期限を決めて、野生に帰してあげないかという案が出たとき「野犬を飼いたいと言っている人がいる」とも嘘もつかれました。では、どうして何ヶ月も我が家にいたのでしょうか?いつ○○里親募集に「仔犬や仔猫の面倒見の良い子です」と書かれていましたがなぜ面倒見の良い犬が、自分より小さい仔犬の様な子の喉元を食いちぎれるのでしょうか?どうして自分より弱い子が大切にしていた両足がズタズタにされているのでしょうか?1ヶ月もしないうちに放ったらかしにしていたのに、仔猫の面倒見が良いとは知らないはずです。初めは仔猫を食べようとしていたことも、知るはずもないでしょう。言い訳やウソには、もうウンザリです。他犬がダメなことや、他犬を噛み殺したことや、人間を噛んだこと等の事実が全く書かれていませんがもらってもらうのなら、2度とちっちぃ~の様な犠牲が出ないことを他犬が居ない家に譲渡されることを祈るばかりです。時々、野犬を見て可愛そうだから助けてくれと言う人がいます。犬なら、何でも人に飼われる事が幸せだと大きな勘違いをしている人がいます。仔犬ならまだしも成犬になると、もはや私達が知っている“犬”とは違います。個人的な意見は、野犬の成犬のレスキューには反対です。正確には、それはレスキューではなく、生態系を、運命を狂わせてしまうと思っています。あの野犬を無理矢理保護しなければ、あの野犬の子供は下半身不随にならなかっただろうしちっちぃ~は今でも生きていました。人間の「いいことをした」という自己満足の為に、皆の運命が狂わされたのだと私は痛感しています。もし、それでも本当に救いたいと思うならば、自分で責任を持って飼ってあげてください。私の元へ来た野犬に関しては、「また、会いにきますね」「何か、送りますね」と言いながら連れてきて1ヶ月もしないうちに連絡は途絶えました。もちろん、ちっちぃ~が亡くなった今もです。世の中所詮、そんなものということです。その程度のものに、ちっちぃ~の運命は大きく狂わされ、私達家族の幸せは壊されました。食べ物に気を使い・・・車に気をつけ・・・走らないように気をつけ・・・高いところから飛び降りないように気をつけ・・・足元が滑らないように気をつけ・・・風邪をひかないように気をつけ・・・こんなに注意してきたのに、とんでもない凶器を私達お人好しは知らず知らずのうちに、家に入れてしまっていました。一番気をつけないといけない危険なものを見逃していました。お人好しにならずに、あの時鬼になって私は戦わなければならなかったのだと、威圧的なことを言われても、どんなに悪者にされても、戦わなければならなかったのだと、ハッキリと“NO!”を言っていれば、ちっちぃ~の命を守れたのだと、悔しさと後悔でいっぱいです。保護することが悪いとはもちろん言いません。でも、助けたいならどこまでの協力が出来るのか?です。「保護したんですけど、私飼うつもり無いんで、じゃあ、あとヨロシク」は私はただの自己満足であり“愛誤”だと思っています。その“愛誤”に私達お人好しは手を貸してしまったばっかりに、ちっちぃ~の命は絶たれました。ちっちぃ~が愛して信じて止まなかった夫も私も、ゆきママもおっちぃ~も、誰も助けてあげることが出来なかった。盾になって守ってやることが出来なかった。ちっちぃ~が味わった痛みや苦しみ、恐怖を考えれば、私達は立ち直ることも許されないと思っています。周りから見れば、たかが犬でも、ただの犬同士の話でも私達にとっては、掛け替えの無い大切な大切な可愛い愛娘だったのです。どうしたら、ちっちぃ~は家に帰ってきてくれるのでしょうか?ちっちぃ~の笑顔を、私達の幸せを返して欲しいです・・・ちっちぃ~の事を愛してくれていた人から連絡がありました。どうして他犬が駄目な犬を、何のトレーニングも入っていない野犬を一般家庭に預けたのか?どうして野犬の性質や飼い方について指導しなかったのか抗議をして下さったみたいです。回答は自分達に過失はない我が家からのSOSもなかった一時預かりに丸投げもしていないなのだそうです。そうですね・・・しばらく本部にいた野犬が、なぜ狭い我が家にやってきたのか・・・TVで見た程度の野犬の知識しかなく、何にも知らないままお人好しで家に上げてしまった自分達が悪いのです。。。罰は私達が受けるから、ちっちぃ~を返してください。ちっちぃ~は、何のために生まれてきたのでしょうか?何のために大きな手術を2回も乗り越えたのでしょうか?ちっちぃ~の命はいったいなんだったのでしょうか?私達の深い悲しみはいったいなんなのでしょうか?ちっちぃ~が受けた痛みや苦しみはなんだったのでしょうか?ちっちぃ~、まだまだ生きたかったよね。もっともっと生きたかったよね。私達の愛誤精神に、何の罪も無い子を巻き込んでしまって、本当にごめんなさい。みんなに愛されたちっちぃ~を殺してしまって、ごめんなさい。ちっちぃ~のことを愛して下さった皆様、ちっちぃ~が病気と闘っているとき応援して下さった皆様、本当に有難うございました。
2007.09.02
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あの日から2週間以上が過ぎた。ちっちぃ~がいつも眠っていた場所に骨壷を置き抱いて眠る毎日。「朝になったら、元のフワフワちっちぃ~に戻っていてね…」と声をかけるけれど朝になっても、ちっちぃ~の姿はない。ちっちぃ~の居ない現実の世界が嫌で理解が出来なくて、ひたすら寝込む毎日。。。お散歩にも行けなくなった。正しく言えば、暗くなって人通りが少なくなれば行けるけれど明るい時間にお散歩に行って、人に「あの小さい子は?」と聞かれるのが怖くてたまらない。幸せそうに犬を連れてお散歩をする人を見るのも今は辛い。「私達も本当は、あんな風に幸せだったのに・・・」と思ってしまう。大好きだった犬も、あの野犬の存在によって信じることが出来なくなった。あの野犬の牙を剥くものすごい表情が毎日鮮明に蘇り記憶に焼きついていて辛い。我が子以外は無機質なものに見えて、あの野犬のように殺戮を行うかも知れないと思ってしまう。もし、ちっちぃ~が人間の子供だったら、何か対応が違ったのだろうか?噛み殺されたのが私達人間なら、何か違ったのだろうか?ちっちぃ~が犬だから?雑種だから?ちっちぃ~だから?それとも、お人好しの私達の娘だから?2ちゃんねるで愛護団体の活動日誌で削除された記事が載っていたと聞いた。もう愛護団体と呼ばれる関係のものは一切見ないようにしているけれど沢山の人に心配を掛け、ご迷惑をおかけしていると思い少しは私も現実を知っておかないといけないと思って削除された部分があった日の日誌だけコピーしてメールしてもらった。結局、また呼吸がおかしくなり、読むというよりは、サッと目を通す程度しか出来なかった。「私は何のために、誰のために、何がしたくてこんなことに手を出してしまったのか・・・」愛する子の死を、悔しいとか悲しいとか辛いとか・・・そんな簡単な言葉では片付けられない内容だった。関わってしまった私が殺した・・・犬ではない、人間の私が噛み殺されればよかったのに・・・と思う。絶対生かせてあげたかった。これからいっぱい楽しいこと教えてあげたかった。2回も痛くて辛い手術をさせたあの子に、2度と怖い思いはさせたくなかった。神様なんていない。なぜあの子にばっかり辛い思いをさせないといけないのか。グズるあの子の背中をさすってあげたい。甘えん坊のあの子を抱っこしてあげたい。おもちゃの引っ張りっこして遊んであげたい。足の弱いちっちぃ~じゃないとイヤなんだ・・・少し体が弱くて心配ばかりかけるちっちぃ~じゃないとイヤなんだ・・・人見知りだけど家族への愛はいっぱい溢れているちっちぃ~じゃないとイヤなんだ・・・他の誰でもちっちぃ~の代わりはきかない。過去に戻ってちっちぃ~のこと抱きしめに行きたい。私にとっては、白いフワフワの着ぐるみを着ただけの、人間の赤ちゃんのような存在でした。幸せだった日々に戻りたいです。。。
2007.09.01
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私達のことを擁護して下さった方のメールが、何の許可もなく愛護団体のブログにそのまま取り上げられていたと連絡がありました。私事で、不愉快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ございません。これ以上、本当に心配して下さる方に、ご迷惑をおかけする訳にはいかないので一度記事を削除させて頂きました。今は、喪ってしまった子のことを思うと、呼吸が突然出来なくなったりと体調不良の状態が続いているので、細かい対応は出来かねております。申し訳ございません。沢山の励ましのメールやお花、プレゼント等、本当に有難うございます。≪追記≫私の方へよくある質問と、先日日誌で公開されたメールの内容について(メール送信者様には許可を得ています)>ホームチェックはあったのですか?→ありません。>どうして、すぐに迎えに来てくれず日曜日まで居たのですか?→亡くなった夜、すぐに連絡を入れましたが「25日位なら引き取りに行けるけど」と言われました。「持ってきてくれるなら、いつでもいい」とは言われました。しかし、葬儀や仕事で忙しく和歌山まで運ぶ時間は私達にはありませんでした。その後、「次の預かり先が京都の方で、耐えられなかったら旦那さんに運んでもらって」という内容の連絡があり、これ以上、長く一緒にいることは耐えられなかったので、先方様に連絡して1日でも早くと思い、夫が運びました。その数日後、このブログを見て次の預かり様から連絡があり、詳しい事情を知らなかったそうなのでご説明させて頂きました。> きよちぃ~さんもSOSを出していたのではないですか?→6月の初旬だったと思いますが、電話で代表に「このままではうちの子たちも可愛そうだし、野犬もただご飯を食べに来ているだけで、ただ拘束されストレスになるだけで何の楽しみも無いのでは、野犬の幸せではないのではないか?」というお話はさせて頂きました。その後、保護主(スタッフ)から「野犬の行く末が心配」とのメールが来たので、上記の内容と同じように「これが野犬の本当の幸せだとは思えない」と伝えました。その返信は「あの野犬は車を怖がらない。放せば交通事故にあう」という様な趣旨の私達にとっては威圧的に感じるメールが返ってきました。その結果私達は、無理してでも預からなければならないのだという思いになっていました。野犬について具体的な会話をしたのは、この時だけだと思います。> プロでも難しい野犬の成犬の扱いについてのレクチャーとフォローを怠ってはいませんでしたか?→野犬についての具体的な扱い方やフォローは全くありません。本部に2週間ほどいましたが、躾は全く入っていませんでした。フードとペットシーツ、フィラリアのお薬は預かっていたので、金銭的負担は殆どありませんでした。結果、仕事が忙しく、家が狭いのにも関わらず、無理をして預かった自分達が一番悪いと思っています。忙しすぎて、体力的にも厳しい日が続き、一番近くにいるにも関わらず、色々なサインに気づいてやれなかった、油断した私達が一番悪いのです。でも、もし「こういうことには気をつけて下さいね」とか「最近様子はどうですか?」とか、ほんの少しの何かがあれば結果が変わっていたのではないかと思ってしまうのです。ただ、私とは犬に対する思い入れが当然違います。「交通事故みたいなもんやね」「これが、あの子の運命やから仕方ないと思うわ、幸せやったと思うよ」「3日くらい泣いて、スッキリしーな」こんな風に言われましたが、そんな単純なものではありません。2回も大きな手術をして、最後はこんな残酷な亡くなり方をして、幸せだったはずはありません。あの子の幸せは、これからにあったのです。他人からすれば、沢山の中の一つでも、ただの犬でも、私にとっては大切な我が子です。物が無くなったわけではない、これからずっと一緒にいるつもりだった命を突然喪ったのです。気持ちとしては、事件に巻き込まれ突然我が子を喪った遺族の方々と同じ気持ちです。こんなに大切なのに、こんなに愛しているのに守ってやれなかった自分のことも許せないのです。この十字架を、私は一生背負って生きていかないといけないと思っています。元々支援者だった方のメールが突然UPされましたが・・・先日の日記は削除しましたが・・・私のことを実際知る人も、このブログと古くからお付き合い頂いている方も私は嘘が大嫌いなことは、よくご存知です。真実は一つということです。。。また、色々な反撃がくるかも知れません。賛否両論はもちろんあると思いますし当然だと思います。しかし、この事件に関して書くことはもう2度とないと思います。今回のことで沢山の人にご心配をおかけして沢山の人にご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございません。ナナとミミに出会いお世話をさせて頂けたことは、感謝しています。。。
2007.08.28
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