うさの『笑顔な毎日』になれるかな

うさの『笑顔な毎日』になれるかな

☆ こんにちわ、はるなちゃん 

【対面】

 待ちに待った瞬間は、痛みと共にやってきました。
会陰切開されたうえ、自然に裂けてしまった傷が無数にあるらしく、そこにお産に伴う分泌液が滲み
痛みを感じていました。
赤ちゃんに会えて、すごく嬉しくて感動するはずなのに・・・何故か痛みの方に意識が行ってしまい、
赤ちゃんを胸元の上に連れて来てもらい感動のご対面をしている間も、
『嬉し・・。・・痛い!』 『嬉し・・。・・痛い!』  って感じでした。
赤ちゃんのまだ青白い足を触りながら、パパに『どっち!?』 と性別を聞きました。
事前に女の子だろうとは知らされていましたが、やはり 『女の子やで!』
とパパに言われたときは嬉しかったです!
その後赤ちゃんは、処置の為に私から離れていきました。
パパは、ビデオ片手にその様子を嬉しそうに撮影していました。
一通りビデオをとったパパは、ママの額にそっとキスをしてくれました☆
『ありがとう』か『おつかれさま』のどちらだったかは忘れちゃったけど、
一言感謝の言葉を添えて。。。。

 【後処置】

 その後すぐに後処置が始まりました。
会陰にはかなり沢山の細かい傷も出来てしまったということで、何箇所も縫合されてしまいました。
一応局所麻酔をしてくれたのですが、それでも痛いものは痛い!
縫われるたびに、痛みでおかしくなりそうでした。
後何箇所縫うんだろう・・果てしなく長く感じました。
でも主治医の先生が、今行っている処置を細かく説明しながらやってくれたり、生まれた赤ちゃんの名前について話したりと、
ただ黙々と処置をされるのではなく、私の気持ちを落ち着かせる、和ませるように接してくださったので、痛かったけど安心しながら処置を受けることが出来ました。
でも、やはり切開だけはされたくない! 縫合も嫌だし、傷が治るまで動くこと、座ることすべてにおいて痛みを伴うから・・・。

 【一抹の不安】 
 処置の後、しばらく(1時間くらいかな!?)分娩室で安静に過ごしていました。
パパが入ってきてくれて、ようやく落ち着いて生まれてきた赤ちゃんについて語りました。
既に名前は決めていたので、この時点からは 【はるなちゃん】 っていう名前で呼んでいました。
隣の部屋から聞こえてくるまだ聞きなれない我が子の泣き声を2人で聞きながら、『あれ、はるなが泣いてるのかな!?』 なんて話していました。
パパは私が処置を受けている間、新生児室の前でガラス越しですがはるなのビデオ撮影をしていたようで、 『すごい元気に泣いてたよ』 なんて言って様子を報告してくれました。
そして先生からポラロイドで撮影した生まれた直後のはるなの写真を2枚頂きました。
分娩後に一瞬しか顔を見ていなかったので、食い入るように写真のはるなを観察しました。
すると・・・写真では何だか足の指の数が1本足りないように見えました。
写し方の問題なのか!?それとも・・・。
パパにも見せましたが、やはり指が足りないように見えるとの事。
一瞬にして、不安感が押し寄せてきました。
でも、先生たちは何も言わないし・・写し方の問題かも知れないし。
実際に自分の目で見るまでは、不安で不安で仕方がありませんでした。
パパは実際、『指が1本足りなくっても、走ることは出来るから大丈夫だよ!』 なんて言って、もしもの時に備えるような発言をしていました。

 【再会】

 しばらくして、綺麗に沐浴され計測も終わったはるなが毛布に包まれてやってきました。
毛布が邪魔して、足の指が確認できません。
正気、確認するのが怖い感じもありました。 もし本当にそうだった時、私は冷静に受け入れる自信が無かったから。
パパが毛布を取り確認してくれました。
『大丈夫やで!』 との言葉に、やっとやっと本当に幸せな気持ちになりました。
その後、初めてのお乳をあげました。
と言っても、まだお乳が出るはずも無くはるなも初めてお乳を口に含むのでお互いにへたっぴです。
でもたとえ出なくても、飲まなくても母乳を吸わせるという行為が母子間では大切なことなのだそうです。
初めてお乳を加えられた瞬間は不思議な感覚でした。
吸っているというよりは、口に含んでいるといった感じ。
でも無意識に、お乳を探している感じが分かりました。
そしてこの瞬間にやっと母親になれたんだぁと言う実感を抱くことが出来ました。
その後は、パパ初めての抱っこです。
その瞬間をベットに横になり見上げながら写真を撮りました。
その時のパパの満面の笑みと、大切なものを抱えているかのようにはるなを見る眼差しがすごく優しくて・・・。その時撮影した1枚は私のすごく大好きな写真となりました。


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