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ツリガネスイセン:ユリ科シラー属、ヨーロッパ原産、花言葉:志操堅固、辛抱強さ、変わらぬ心、さびしい心今夜のWBCバンタム級タイトルマッチで、長谷川穂積がメキシコのフェルナンドに4回TKOで敗れた。病院の麻酔科の先生が長谷川のことを「これぞプロ中のプロ、最高に強い、亀田兄弟のように有名ではないがものが違う」と最高に褒めていた。亀田の試合は何度も観たことはあるがそんなにすごい長谷川の試合は一度も観たことが無かったので、本日たまたま11回目の防衛戦を観ることが出来て流石に最高レベルの試合だとワクワクして観ていた。4ラウンド終了間際10秒前位に気を抜いた隙に集中パンチを浴びてTKO負けを喫してしまた。残念である。しかしさばさばしていた。一瞬の油断を突かれたが負けは負けである。麻酔科の先生が言ったからではないが、負けはしたが、長谷川はまさに王者だと思った。本物の王者だったのに有名さで亀田兄弟には敵わなかったのでファイトマネーは亀田兄弟よりもずっと安かったとのことである。金ではない。人気ではない。真の実力者をそこに見た。まだ29歳である。今度の敗戦に落ち込むことなく、再度挑戦して、本物のボクシングを見せてもらいたいと願っている。リングサイドで応援していたお母さん、きっと彼は蘇りますので見ていてください。
2010.04.30
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芝桜:ハナシノブ科フロックス属、北アメリカ原産、花言葉;忍耐、一筋、合意昨日頂いてきた横山宏氏の「生命を見つめて」を読んでいる。大変な業績を上げてこられた方だが、前篇に渡って感謝の言葉が述べられている。様々な業績が上げられたのは皆さま方のおかげである。とのことである。昨日の出版記念パーテーではご祝儀は全てお断りになられ、御馳走を一杯出して下され、帰りにはお土産まで頂いた。御祝儀も出していないのにと大変恐縮している人も多かったが、この本を読んでみると納得した。出版記念パーテーの名前だったが実際には皆様への感謝パーテーだったのである。県内有数の一流会場で200人と言えばかなりのお金がかかる。御祝儀を頂かないでお土産までとなると、相当の負担になる。どこから金が出るのだろうかと思った。多少はどこかからのご援助はあったかもしれないが、基本的には感謝の気持をこめて先生ご自身でお出しになられたのだと思う。今まで生きてこれたことに対する感謝、これまで業績を上げてこれた感謝、82歳という高齢なのにいまだに現役として働かせて頂いていることへの感謝、その感謝の気持ちをこの世を去る前に皆さまに捧げておきたいという気持だったのだと思う。お金など惜しくない。あの世に持って行くことはできない。感謝のために使いたいというというのがパーテーの趣旨だったのだと思う。立派な人、立派な業績を上げる人は感謝の塊のような人なのだなと思った。横山先生、あと残り少ない人生などとおっしゃらずに、今どこも悪い所がなく、まったくお元気なのだから何時までも何時までもお元気で私たちを指導、牽引して頂きたいと切にお願い申し上げます。
2010.04.29
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黒蝋梅(クロロウバイ、アメリカ蝋梅)ロウバイ科クロバナロウバイ属、北アメリカ原産、花言葉;慈愛、人をいとおしむ。今横山宏氏の「生命をみつめて」の出版記念パーテーに参加して帰ってきたところである。横山氏は県立中央病院院長を歴任され、今は療養型病院の理事長をなさっておられ、県ホスピス協会理事長もなさっておられる方である。県知事、県医師会長、県看護協会名誉会長など各界を代表する方々からのお祝いの言葉があり、出席者約200人は今回の出版と、今までの活動を共々に賛えた。82歳とのことだが今も現役でバリバリ働いている。これからもお元気で御活躍して頂きたいと心より願っている。帰ってきて、本にパラパラと目を通し、あとがきを読ませて頂いた。そこには死は必定で避けることが出来ない。死は自然なもので、恐怖したり、忌避したりするべきではなく、悠々と死につくべきもので、健康な内に、死に方について文書に書いておき、近親者に迷惑をかけないようにしたいと書いていた。超高齢者や末期状態で最期を迎えようとしている人に対して、公的な救急車を呼んで、救命救急センターに送るのは間違っている。おかげで救急医療の現場は大変混乱し、社会的にも大きな損失を招いている。とも述べている。人生はその長さよりも、質である。死を恐れたり忌避したりせず、質の良い人生を目指して努力していきたい。と書いていた。本の副題は「感謝でつづる我が人生」だが、パーテーもそうだが、本の内容も感謝がいたるところに溢れていた。「至らぬ私を今日まで支え、育ててくれた皆さま方になんとお礼申し上げてよいか分からない」。お別れと感謝の言葉を繰り返し申し上げて、この世を去りたいと書いており、人柄がしのばれた。良い死に方をとお祈り申し上げた。
2010.04.28
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ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属、原産北アメリカ、花言葉「私の想いを受けて下さい」「公平」昨日の朝0時55分、私の受け持ちの胃がん末期の85歳の男性がお亡くなりになった。私は時々回診に行くだけだが、ずっと付き添っていた50歳代の娘さんはさぞかし大変だったと思う。患者さんはしきりに手を動かして何かを訴えるようにしていたが、私もどうすることもできず、心苦しかったが、四六時中なので娘さんはもっともっと辛かったと思う。夜も昼も付き添っていたが、大変だなあと何時も思っていた。心からお疲れ様でしたと言いたい。人は何時どんな形で死ぬか分からない。自分もその覚悟で生きている。死ぬ時には人様に迷惑かけないで死にたいと思うが、この度の患者さんとその家族をみて、自分は、誰も最後を看てくれる人がいなくて寂しく死んで行くのならちょっと寂しいかなと思った。様々な人生があるが、人と関わらず利己的に生きてきた人は最後はこの方のような死に方は出来なかったかもしれないと思った。付き添いの方は本当に大変だったと思うが、きっとお父さんは満足してあの世に行かれたと思う。これからは今までの分もゆっくり休んで下さい。
2010.04.28
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庭に咲いている花です。名前が分からなくて済みません。今朝6時50分頃のニュースで日曜日の沖縄県民大会を取材した沖縄県の放送部高校生を紹介していた。高校生の一人は基地を県外にというのが気になると言っていた。基地は嫌だというならそれを県外に押し付けるのは納得できないというのだ。嫌なことは余所へ押し付ければいいと考えて9万人の人が集まったのではないと思うが、もしそうだとすれば高校生でなくてもはずかしい。日曜日の集会に参加した一人は「基地はもうごめんだ。基地のない日本にしてもらいたいと思ってきた」と語っていたが、そういう人も多かったと思う。沖縄は、戦争中、広島、長崎と並んで最もひどい目にあった県である。戦後も米軍基地が置かれ、日本国のために嫌なことを強制的に引き受けさせられてきた県である。その歴史的事実に同情するが、だからと言って他県に持って行ってくれというのは高校生ならずとも心苦しい筈である。嫌なことでも国のためなら引き受けなくてはならないことがある。「沖縄は今まで大変な犠牲を強いられてきたのだから今度はわが県で引き受けます」と言う県が出てきてくれればいいが、今のところその気配はない。他県にと言って集まった沖縄の9万人を批判するなら、自分の県にと言わない自分達も批判されるべきだと思う。批判しあうのではなくこの問題を冷静に考えてもらいたい。騒音をまき散らす基地が今の時代に必要なのか日本国民全体で考えるべきである。敗戦後なんの批判もなしに、なし崩し的に基地が置かれてきたが、果たして必要なのかと言うことを真剣に考えてこなかった。日米同盟を否定するつもりはないが、基地を日本に置く必要があるかどうかを日米で十分討議する時がきたのだと思う。民主党はそのために第一党に選ばれたのではないのか。基地をどこにするかではなく、基地をなくすことをアメリカと真剣に討議してもらいたいと思う。
2010.04.27
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チロリアンランプ(アブチロン、ウキツリボク)アオイ科アブチロン属、ブラジル原産、花言葉;尊敬昨日は日曜日で1日休んで今日月曜日で通勤して仕事、大体何時も末期の重症患者さんを2~3人は受け持っている。胃がんの末期などで、手を尽くしても助けることはできないが苦しまないように色々配慮させて頂いている。どうせ良くなることはないと思っていても色々具合が悪くなると心が沈む。階段や廊下を歩いていても悪くなった検査結果のことを思って暗い顔をしていることが多い。その姿を他から見ると楽しくはないだろう。同僚の看護師などに目を転じてみた。結構きつい仕事で、嫌なことや気になることがあるだろうが目をしっかり見開いて明るく立ち働いている人もいれば、いかにも忙しい忙しいと言いながら少し青い顔をして働いている人もいる。ぺちゃくちゃ文句ばかり言いながら働いている人もいる。患者さんが重症になり一緒に落ち込んでいる人もいる。様々である。同業者とすれば、きつい仕事の中でもさわやかな顔をして仕事をしている人が好きである。だとすれば、こちらだって患者さんの様態が悪くなって廊下ですれ違っても笑顔も見せずに深刻な顔をしている人間より、しっかりした笑顔で挨拶していく人間の方がいいに決まっていると思った。私はどちらかと言うと患者さんの様態に左右される人間である。左右されない人間はいないかもしれないがそれを表に出す人間と表に出さない人間がいて私は前者だと思う。他人に与える印象はそれはあまり良くない。いやなこと、苦しいこと、こまったこと、受け持ち患者さんの様態悪化にも平然とした態度がとれる人間になりたいと思う。それには腹式呼吸が必要だと思うので、人様にそれを紹介するだけでなく自分も実行していこうと思った。
2010.04.26
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ボタン;ボタン科 ボタン属、中国原産、花言葉;富貴、壮麗、誠実、恥じらい、百花の女王本日沖縄県では約9万人の人が集まり、県内基地反対の集会を開いた。鳩山首相も選挙前の公約で基地は沖縄県外に移すと約束していた。それなら県外で受け入れてくれるところはあるのか。徳之島案が浮上したが、島民も反対集会を開いている。反対集会を開いたから基地は誘致しないということにはならないが、どこも基地が来ることには反対していることを真摯に受け止める必要がある。北朝鮮とか中国の脅威があり、アメリカ軍が近くにいてくれることは自国の安全のために必要だと考えている人達が多い。基地が来れば人口が増え仕事も増えて経済が潤う一面がある。反面、騒音や、婦女子暴行などの治安問題もある。でも絶対必要なら有無を言わさずどこかに作らなければならない。しかし県内基地に反対している人たちの心の中には基地はいらないとの気持がある。日本国のために絶対必要ならその必要なものを反対することは国賊であり、やましい気持ちにかられるものだ。現在、沖縄、鹿児島、岩国、厚木等に基地が必要なのか充分検証する必要がある。大陸間弾道弾があり、人工衛星もあり、アメリカ本土から直接中国や北朝鮮を攻撃することはできる。いたずらに日本に基地があれば、ならず者国家はまず日本の米軍基地を狙うだろう。米軍基地があれば安全と言う訳ではなく、却って危険をはらんでいるといえる。鳩山政権は基地は沖縄県外に移すと公約している。その発言の基礎にあるのは基地は必要なので沖縄県外のどこかに移すとの考えだと思うが、絶対必要とする理由は上げていない。私は、昔はともかく、今は基地は必要ないと考えている。アメリカに守ってもらわなければ不安だと考えている人達がいるが、アメリカが我が国にいる方が却って危険なのである。アメリカのオバマ大統領と共に世界平和に邁進しますと宣言した鳩山首相、この際米軍の駐留はいりませんと明言してもらいた。今や国内の殆どの地域が米軍に来てもらっては困ると言っている現状を話し、アメリカ軍に引き取ってもらうべきだと思う。日本国内に基地が無くなると、アメリカは困る。基地に駐留するお礼として、日本から莫大なお金と人件費がアメリカ軍に支給されていた。基地が無くなったら、そのお金も彼らのふところに入ってこなくなる。そのためには、それ相当のお金は払ってもいいから沖縄や徳之島に迷惑はかけないでもらいたい。
2010.04.25
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タイツリソウ(ケマンソウ)ケマンソウ科 中国、朝鮮半島原産、花言葉;流れに任せて、従順今朝のサンデーモーニングは寺島さんが出ていなかったので、あまり面白くなかったが、新党乱立のことなどを話題にしていた。今鳩山内閣は支持率が下がって危機的状況にある。普天間の問題もあるが、指導力が問われているのだと思う。私は民主党が絶対的多数で衆議院を制して政権を獲得したのに、参議院で多数ではないからと連立政権にしたことが混迷の最大原因だと思っている。民主主義をなめているというのかはき違えているのだと思う。衆参両院で多数なら思い通りに出来ると考えたのだと思うが、国会の場は議論、討論の場である。参院で多数を取る必要は全くない。野党や少数政党が一緒になって法案に反対されたら困ると考えたのだと思うが、全野党に反対されるような法案そのものが無理があるのだ。健全な法案なら各野党とも是々非々で賛成したり反対したりするものだ。野党は反対するものと決め付けて連立政権を組む、全くナンセンスで絶対多数政党の幹部の良識を疑う。少数党出身の亀井大臣が自らが総理大臣のような振る舞いをしたり、沖縄問題ではこれまた少数党の社民党が実権を握っている。亀井さんが「少数政党か大政党かは関係ない、連立を組んだからには各党が対等に協議して政策を行っていくことである」と述べているが正にその通りで、連立したからには数は問題なくなる。各党の主張は平等に政策に反映されなければならない。絶対多数を獲得した民主党幹部にはそのことが分かっていなかったのだろうか。今後どの政党が第一党になり、政権をとるか分からないが、すぐ連立を考える人達がいるがそれは間違いである。今回、多数の少数政党が生まれたが、彼らは、その連立をもくろんでいる。少数でも亀井さんのように、総理大臣よりも強い発言権を持ちうるからである。本来民主政治、政党政治というのは連立などという邪道に走るのではなく、少数政党は少数政党として、少数同士で連携したりして、国の将来を考え、是々非々で正論を戦わせて行くべきである。安易な連立政権を考える政治家は本当の民主主義を知らない人たちだと考える。
2010.04.25
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西洋シャクナゲ(ロードデンドロン):ツツジ科ツツジ属、原産;ヨーロッパ、花言葉;威厳、郷愁4月から土曜日朝6時35分から25分間ハングル語講座が始まった。今までその時間帯は20分間英語だったがハングル語に変わってしまったので仕方なくみている。ハングル語は最初の子音(初声)、次の母音(中声)、最後につける子音(パッチム)から成り立っているとのことで、今日のテーマはパッチム(終声)であった。順を追って勉強していけばかなり分かるようになるのだと思うが、かなり難しいと思った。週に1回土曜日にテレビ講座を観ていればマスターできるというものではなさそうだと思った。その番組の後半は韓国料理の作り方だった。あらゆる食材をたっぷり使った料理で、おかずいっぱいといった感じで、日本人でおかずが少ないと文句をいう旦那や私の家内などは、さしずめ韓国系なのだろうなと思った。昔ドイツの友人の家に泊った時、はるばる日本からの客人なので、きっと御馳走をだしてくれると思ったら、パンと薄いハムとビールだけだったように記憶している。御馳走を出すのは韓国や中国、日本など東洋系のみらしい。私はどうやらドイツ系なのかアフリカ系なのか、シンプルなもので十分の傾向がある。果物なら果物だけでもいいし、ジャガイモだけでもいい。そんなに沢山御馳走がならんでも目移りして食べきれない。中国の友人の家にお邪魔した時も御馳走だらけで面喰ってしまった。日本も御馳走を出すが、韓国や中国に比べたらシンプルな方だと思う。昨夜は歓迎会で韓国料理ぼくりで宴会を行った。焼き肉が美味しかったし野菜も結構出た。石焼きビビンバもあった。バランスを考えた豪華なメニューだと思った。国にはそれぞれの料理があり、その国民性を表している。ドイツ料理は先ほど紹介した通りだが、イギリスはさらに質素だという。だからといって彼らが特別不健康と言う訳でもない。東洋では一般に御馳走が歓迎される傾向にあるが、粗食だって悪くはない。私は生来面倒くさがり屋のところがあり、粗食で充分の気持がある。家内は反対なので争いが絶えない。
2010.04.24
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モクレン(シモクレン):モクレン科モクレン属、中国南西部原産、花言葉;自然な愛情時々睡眠薬を下さいと言って外来に来る若い女性がいた。4歳くらいのとっても可愛いい女の子をつれてくることが多い。睡眠薬の常用量を超えていることが多く、それでは多すぎるというのだが、それだけの量でないと効かないのでそれだけ処方して下さいという。出来ることなら私の外来に来てもらいたくないと思っていた患者さんだが、先日身の上話を聞いて何とかしてあげたいと思い、自分の外来で積極的に相談に乗って上げたいと思った。患者さんの病名はPTSDで阪神大震災の被災者やベトナム戦争に参加したアメリカ兵等が罹った病気である。ショックなことを目の当たりに見たり体験したりしてストレスを受け、夜その情景が浮かんできたりして眠れなくなったり、日中も恐怖心で仕事が出来なくなったりする病気である。この女性はその可愛い女の子が生まれたその日に夫が自殺し、それを産後の落ち着かない精神状態の中で目の当たりにして、PSTDにかかってしまい、いまだに大量の睡眠薬を飲んでもまだ眠れない状況が続いているのである。一般に時間が解決してくれることが多く、時間と共に治っていくことが多いが、何年も続くこともある。精神科とか心療内科とかの専門医を受診して薬をもらったり体操など体を動かすことをしたり、カウンセリングを受けたりすることが有効とのことで、彼女も色々な精神病院も受診しているとのことだった。私は精神科医ではないが、ある程度人生経験を積んでいるので、何とかお役に立ちたいと心から思っている。
2010.04.23
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サクラソウ:サクラソウ科サクラソウ属、原産;日本、中国、花言葉;青春の始まりと悲しみ今朝通勤途中でカーラジオを聞いていたら、20歳以上の夫婦で、家族のために料理して食事の準備する人が70%位いるとのことだった。残りは外食等である。苦労してせっかくいい料理を作って出したのに、「まずい」とか、「塩の入れすぎ」、「これでは自分が作った方が美味しい」、「料理学校に行かなかったの?」なぞ、頭に来ることを言う旦那が多いが、中でも断トツは「これだけ?もう料理はでないの」だとのことだった。世の旦那たるもの、御馳走を一杯食べたいのだなと思った。翻って自分のことを言えば、殆ど毎晩、「まだおかずが出るの?!多すぎる、減らして下さい」と言っているが改めてもらえない。今日のラジオを聞いた限りでは私は少数派だったのだと思った。多くの旦那さんは数多くのおかずを期待しているが現実にはそれは殆どかなえられていない。私は、出来るだけ少ないおかずを期待しているがその反対になってしまう。奥さんの作る料理には文句を言わない方がよいと思う。一生懸命料理を作る奥さんに対して、「多すぎる、食べきれないのに」の一点張りでなく、「今日は少し多かったね」とやんわり言ってやるのが一番いいのではないかと思う。些細なことで喧嘩しない方がよいと思う。
2010.04.22
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ジャーマンアイリス:アヤメ科アヤメ属、原産地中海地方、花言葉;焔人間の脳は起きている時は活動しているが、寝ている時には休んでいるように見えるが、実は起きている時以上に活動している。日中、起きている時に様々なことを経験するが、睡眠中はそれらのことごとを全部チェックし必要なことを記憶として残しておく作業をしており、ファイリング的働きをしている。試験の前によく多くの人が徹夜して勉強するが、実際には少しの時間でも寝ないと記憶が定着していないとのことである。多くの場合普段勉強していなくて直前になって勉強するので徹夜になってしまうことが多いが、少しの時間でも寝た方がよい。寝た方がよいとのことで寝てばかりいても何の新しい意識も入っていなければ試験には答えられなくて落第になる。前の日だけ勉強するのではなく、少なくとも1週間前位から勉強を始めて良く寝れば記憶を積み重ねられるので有利である。それより前から勉強を始めればさらに良いことは言うまでもない。睡眠中夢をよく見るがこの時も脳は活発に活動している。理論性の部分だけ休止しているので、空中を飛んだり、走っても中々目的地に着かないなどのことがある。自由自在に脳が働くので奇想天外な体験をすることができる。夢にヒントを得て大発見をしたり、名画を描いたり、困難を脱した人達の例は多い。睡眠を実生活に生かす方法の一つに、夢を観ている時これは夢だと気づくことだという。それによって夢からヒントを得たり、夢の内容をある程度コントロールできるようになるらしい。勉強や仕事に努力して、よく眠ることが実力アップの要諦らしい。寝る時間も惜しんで勉強しているのは高率的にはわるいので、よく寝てその上で勉強して留年しないようにしてもらいたい。
2010.04.21
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某国立大学医学部の学生が2年から3年になる時25人落第して進級出来なかったことが話題になっている。25人が来年進級できる保証はないが、もし進級したとしても、卒業は1年遅れて医師になるのが遅れる。今の時代,一人でもいいから医師に来てもらいたい地方の病院は沢山ある。25人も医師がいるとすれば夢みたいなことだが、今回は反対に25人も減ってしまったのだから、医師不足の病院にしてみればやりきれない。医師不足なのだから少しくらい勉強が出来なくても進級させてやればいいのにという見方もあるが、勉強もしない駄目な生徒に医者になってもらっては困るという見方もある。ある留年学生の父親と母親を診療した。腹痛があるという父親に胃カメラ検査を本日行ったら、多発性胃潰瘍があった。留年すると本人も大変だが、両親の方がもっと大変だと思う。1年間留年すれば又昨年と同じだけの生活費や授業料を送らなければならない。ストレス潰瘍ができても不思議ではない。経済的、精神的負担は想像を絶するものがあると思う。いけないことだが、カンニングでも何でもして何とか進級してもらいたかっと思う。学生諸君、本人も大変だと思うがその何倍も御両親はショックを受けるし、経済的負担も相当なものになる。カンニングはいけないが、それをしてでも(それを実際にしてはいけないが)何が何でも留年しない根性で学生生活を送ってもらいたいと思う。入学試験に受かってきたのだからやればできる頭をもっているはずである。何が何でも留年しない気持で頑張れば必ず進級できるはずである。頑張ってもらいたい・
2010.04.20
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熊本の友人から送ってもらったコデマリ(小手毬)の写真である。バラ科、シモツケ属、原産:中国、花言葉:友情今日の職場の会議で、ある人が最近就職してきたゆとり教育を受けてきた人達はひ弱で困難な仕事は避ける傾向にあるといった意味のことを言っていた。1987年4月以後に生まれた人達は、土曜日が休みで、授業内容も詰め込みがなくて、努力しないでも進級できた世代ということで、ゆとり教育世代と言われ、ある会社の上司が後輩であるゆとり世代を評して次のようにまとめていた。失敗を極端に恐れ、間違いのない答えを求める 自分から動き出せない まじめで、言われたことはきちんとやる言われたことしかできない ある一面では非常に優秀な能力を持っている 受けた教育によって生徒や卒業生達の性質や能力に一定の傾向が出ることは想像できるが型にはめるのは良くないと思う。教育方針は政府が決めるが、間接的ではあるが、国民である我々が国会議員を選び、ゆとり教育を選択したのだと自覚すべきである。今、ゆとり教育は様々に批判されているが、競争しないでのびのびと学校生活がおくれて、自分の中の個性や才能を自由に伸ばせたという面もあるのではないかと思う。どの世代でも様々な人がいる。ゆとり世代だって、弱い人ばかりではなく、きっとたくましい人だって育っていると思う。ステレオタイプで見ないでもらいたいと思う。今ゆとり教育が見直されて新たなカリキュラムが作られている。それはそれでいいが、ゆとり教育の実験で、悪かったところは改め、よかった部分はそのまま生かすようにするのがよいと思う。教育は国を支える力である。その教育方針を決めるのは時の政府である。ゆとり教育が良かったのか悪かったのかは別にして、次代を担う優秀な人材を育てるために、常に最良の教育制度を目指し、努力してもらいたいと願う。
2010.04.19
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熊本の友人が送ってくれた大津町の昭和公園のツツジである今朝のサンデーモーニングで普天間基地の移転問題と鳩山政権について採りあげていた。寺島さんは、マスコミや国民は中々決められない鳩山首相を非難しているが、簡単に決められる問題ではない。今普天間基地はイラクやアフガンへの中継基地のような役割を担っているが、日本の利益になっているのか検証する必要がある。政権が変わりアメリカのいいなりにならない姿勢を明確にした新政権を当初は歓迎していたのに、中々決められなくてアメリカからもひんしゅくを買っている等の矛盾した意見を述べている人もいる。この問題は大変難しく、鳩山さんでなくても、誰がやっても簡単には解決できなかったと思う。しかし岸井さんが言っていたが、難しいことは分かっていたが、鳩山首相の情勢判断が甘く、5月末までには結論を出すと明言してきたので、その結論が出せなかったとすれば責任問題が出てくる。その通りだと思う。新政権の最重要課題であり、全力を挙げて取り組んできたと思われるが、現実には解決の糸口さえ見出されておらず、5月末でもこのままの状況なら何らかの責任をとる必要がある。総辞職か解散総選挙が取りざたされているが、普天間の問題を明確に解決する政策をもった党が現状では見当たらず、批判し合っている状況の中では解散総選挙をしてもこの問題が解決出来るとは思えない。基地は必要か否かで総選挙を行い、必要派が多数を占めたなら、どこかにしわ寄せが行くかもしれないが基地は作らなければならない。不要派が総選挙で勝利したなら、基地は無くしていく方向で作業していくことになる。どちらになっても国民の審判なのだから、その決定に基ずいて政策が決められていく。今、中々決まらないのはこの問題をあいまいにしているからだと思う。
2010.04.18
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太宰の心中相手の女性、山崎富栄については様々に憶測されており、富栄による、無理心中説、殺害説も広まっていた。 今度新田次郎文学賞を受賞した、松本侑子氏は、富栄について精力的に調査して評伝、「恋の蛍」をまとめた。富栄は戦時中に三井物産の商社マンと結婚するが新婚僅か12日で夫はフィリッピンに転勤、ルソン島で戦死した。戦後太宰と合い出会い、秘書となり恋人となる。彼女は太宰を崇拝し、肺結核末期の彼を献身的に看病して、死の数か月前に「人間失格」を書かせている。しかし高校時代から、自殺、心中を4回繰り返してきた太宰に誘われ、28歳の若さで太宰と一緒に三鷹の玉川上水に投身する。太宰は死ぬ1年前から彼女に心中を持ちかけ、身辺整理を指示していたことが、彼女の日記から明らかになった。流行作家の太宰可愛さに、心中の相手を悪者にして、太宰は被害者のように仕立てたかった人々がいたのだと思うが、松本侑子氏がきちんとその疑念を晴らしてくれて、山崎富栄の名誉を挽回してくれた。それにしても太宰は罪深い人だった。そんなに死にたければどうして一人で死ななかったのだろうか?幼時から母親に甘えたい気持をずっと持ち続け、それがかなわないで多くの女性に頼りながら生きてきて、最後も母親のような女性に守られながら死にたい気持があったのだと思う。太宰の悪口みたいになってしまったので死んだ人の悪口は申し訳ないので、事実は事実として書かせて頂いたので、申し訳ない気持ちを込めて心から太宰治氏の冥福を祈らせて頂いた。
2010.04.18
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月曜日から木曜日までNHK教育テレビで朝6時40分から5分間ヴィヨンの妻を英語字幕付きで解説しているので実際にこの短編小説を読んでみたくなり、今読み終えた。旧家の生まれで学歴もあり、詩人である夫は、酒癖が悪く、家には殆ど帰ってこなくて妻や子を全く顧みず、あちこちで女をつくり、泥棒までするどうしょうもない人間だが、妻はそんな最低の旦那を愛しつづけ、評論家が人非人と評しているのを気にした旦那に対して「人非人でもいいじゃないの。私たちは生きていさえすればいいのよ」と慰めている。ヴィヨンつまり夫は悪の塊であり、太宰そのものの投影である。太宰は心中未遂をして自分だけ生き残った負い目を持ち続け、最後には幼い子供と妻を残して愛人と入水自殺をしてしまう。太宰は、自分がこの世に生存していることを何物か(神)に恥じており、生きる価値が無い人間だと思っていた。しかしそんな彼を多くの女性たちは放っておけなくて、命をかけてまで愛した。どうしょうもない人間なのに、女が引かれる何かがあったのだと思う。見栄や、虚勢を張らず、弱くて悪い人間なりに、それをあからさまに出していたところがたまらなかったのかもしれない。そんな男でも女にもてたのはそれでいいが、太宰には自分が生きていては申し訳ないという自殺者特有の自殺願望があったことが問題だ。生母が弱く、生後すぐ乳母や子守、叔母たちに育てられた生いたち等、様々な要因が彼の性格を形作ったものと思われる。病院の当直をしていると自殺者や自殺未遂者と少なからず出会う。先日の自殺未遂者は太宰と同じように、自分は生きている必要がないのではないかとの思いにかられるとのことで、何度も自殺を試みており、今後も行う可能性がある。自殺念慮は遺伝子と環境要因の両面から研究していく必要があるが、最も大きな要因は幼児体験だと思っている。子供が生まれた直後の母親の姿勢が最も重要なので、母親の心身共の健康を願わずにはいられない。
2010.04.17
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今日の午前中は私が以前勤めていて現在は名誉所長になっている、健康管理センターの別館の竣工式に招待されて出席してきた。それまで1日100人の人間ドックを行ってきたが、申込者が多すぎて何カ月も先でないと申し込めない状況で受け入れ人数を増やすために別館の建設が進められてきたが、今日館内を見学したところでは女性専用のサロン、乳腺X線撮影、乳腺エコー、化粧直し室等々、女性専用に設計されており、その至れりつくせりぶりにはたまげてしまった。恐らく県内随一だと思うし、県外にもこれだけ立派でこれだけ受け入れ人数の多い施設はないと思われ日本一ではないかと思われた。午後は今勤めている病院の大腸鏡担当なので、竣工式は途中で失礼して、病院に向かい大腸鏡検査を行った。一度腹痛があったという67歳男性の大腸鏡検査を行ったところ、S状結腸に5センチ位に渡っての進行がんを発見した。外科の先生に相談したら明日入院で来週手術してくれることになった。腹腔鏡で手術してくれるという。早期発見ならいいが進行がんでは手術も難しくなり、肝臓などに転移していたら助からないといわれてきた大腸がん、本例は数日前に撮影したCT写真があり、転移なしとして腹腔鏡でしてくれるのだと思う。私の義息は腹腔鏡で胆のう摘出術を受け、3日で退院した。進行大腸がんでも腹腔鏡手術なら数日で退院できるかもしれない。自分も医師でありながら、腹腔鏡手術の進歩にはたまげてしまった。今までの私の理解では進行がんはお腹を切り開いて手術しなければならず、手術そのものも難しいし、術後も相当長く入院しなくてはならないと思っていたが、今日発見した進行大腸がんを来週には手術してくれて数日の内に退院出来るなんて夢のような気がする。これなら進行がんも恐れるにたらずだが、転移の問題があり、早期発見に越したことはない。毎年便潜血テストを受けて、もし要精検になったなら、必ず精密検査を受けてもらいたいと思う。
2010.04.16
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塩谷信男氏の「大健康力」をやっと読み終えた。健康は勿論、仕事や付き合いなど人生全般に絶大な効果があるという正心調息法の具体的な方法が付録として巻末に載っていたので紹介する。1.まず正しい心構えをもつことが必要で、1)物事全てを前向きでプラスなものととらえる。2)感謝を忘れない。3)愚痴をこぼさない。これを常に心がけることが必要である。2.姿勢を正す。背筋を真っすぐに伸ばして座る。3.利き手でない方の指を揃えて握りその外側を揃えた利き手の指で包み込むように重ねて両手背が地面に垂直になるようにしてお腹の前におく。4.鼻からゆっくり息を吸い込み、胸一杯肺底まで吸う。吸いこんだ息を下腹(臍下丹田)に押し込み、数秒から10秒位そこに貯めておく。その間丹田に宇宙の無限力が収められた、全身に満ち渡り全身が全く健康になった。と想念する。5.鼻からゆっくり息を吐き出し、腹の力を静かに抜いてへこませる。この時、全身がきれいになった、全身の細胞が若返ったと想念する。6.小さな呼吸を一つする。以上2から6までを1日最低25回繰り返す。想念する時には心の目で見るようにする。病気に悩む人なら病気がすっかり治って美味しいものを食べている自分をイメージするようにする。25回は最低限度でそれ以上やっても良いし、25回まとめてやっても良いし、1日合計25回になるように分割してやってもよい。言われてみると簡単すぎる内容だが、その効果は想像を絶するとのことなので各自実行してみてもらいたい。
2010.04.15
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庭に咲いている白い花です。名前教えて頂ければ幸甚です。今、世界ではタイの暴動があり、テロもあちこちで繰り返されています。国内でも児童虐待や殺人その他の様々な犯罪があり、それらを無くすにはどうしたらよいか真剣に考え対策を立てていく必要があると思います。「大健康力」の塩谷信男氏は「子育て、教育こそ国家の大計であり、人間社会の基本である」と述べています。親や教育者を変える必要があり、彼らの脳細胞を変える必要がある。脳細胞は人間が健康で幸せな生活をするためにあるのだとすれば、「自分さえよければいい」「今さえよければいい」という現在人の風潮は、脳細胞が弱弱しい証拠である。氏が完成させた正心調息法という腹式呼吸法で教育者や親を教育して、脳細胞に十分な酸素を供給して健康で知力の冴えわたった人間になってもらう必要がある。と述べている。子供手当で教育の実があがり、優秀な青年たちが続々と育っていくと考えている人達がいるが、子供がおこずかいをもらっても教育する側の教師が変わっていなければ次代を担う優秀な人材が育つ保証はない。優秀な教師や親を育てることが日本や世界の幸せに通じることだと思う。塩谷氏の志を継いで腹式呼吸で充分な酸素を脳細胞に贈り、心身共に健全な指導者が溢れる社会になってもらいたいと願う。
2010.04.14
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ハナモモ:バラ科サクラ属、原産;中国、日本、花言葉;気立てのよさ、恋のとりこ。庭に咲いているピンクと白が同じ木に咲いている種です。家内が何年も前に従姉妹からもらって植えたものです。塩谷信男氏の大健康力を読んでいる。嫌なこと、苦しいこと、辛いことがあっても、正心の心構えで、ゆっくり息を深く吸い、臍下丹田に貯めてそれからゆっくり息を吐き出す正心調息呼吸法をすれば全て解決して健康で幸せになれるという内容である。正心とは、1.物事を全て前向きにとらえる、2.感謝を忘れない、3.愚痴をこぼさない心構えである。日々の生活の中では、思うようにいかないことや、他人から嫌なことをされたり、病気やけが、落第、失恋など、落胆、失望、することが溢れている。ある賢者は、「うまくいかないことをあたりまえと思え、うまくいくと思うから失敗した時落ち込むのだ」と教えている。塩谷氏は嫌なこと、心穏やかでないこと、だまされたこと等、全て自分にプラスになるように考えろとさとしている。失敗したらそれをばねに成長できるとか、他人からバカにされたり、だまされたようなことをされても慎重に考えれば必ず有益なことが隠されているというのである。自分は塩谷氏のレベルからは程遠い人間である。でも塩谷氏の正心を学び調息つまり、腹式呼吸をしてほんの少しでも氏の境涯に近づきたいと思う。
2010.04.13
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妹の長男に子供が生まれたので他の姉達と誘い合わせて出産祝いに行ってきた。久しぶりに姉弟で合うと、姉達が高齢になり、様々な病気で苦しめられており、何もしてやれなくて心苦しく思った。みんなあんなに元気だったのに年をとるとこんなにも体の動きが遅くなり、息切れがするようになるのか。自分だっていつどうなるか分からないが、姉達が自分が想像していた以上に衰えており、悲しかった。家に帰ってきて家の庭のチューリップとパンジーの写真を撮った。チューリップはユリ科チューリップ属、中央アジア、トルコ、地中海沿岸原産、花言葉:愛の宣言パンジーはスミレ科スミレ属、西アジア、北ヨーロッパ原産、花言葉は思慮深い、物思いである。今の心境は物思いである。自宅と職場を往復し、偉そうなことをブログに書き、いい気で生活してきたが、身近な人達が次々と高齢化し、病気になり、衰えていくのをみると辛くなる。生老病死は世の常とはいえ、現実にせまってくると物思いに暮れる。それぞれ近所の病医院で診てもらっているようだが、自分としても出来るだけ力になってあげたいと思った。
2010.04.11
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内政、外政があり、国民の幸せと、諸外国との友好、そして世界平和、つまり世界人類の幸せだと思う。国民の幸せについては、各党は選挙目当てに福祉政策を強調しており、その予算は急増し、生活保護世帯も急増している。健康、生活、教育、介護、育児、失業対策と福祉は大切で、それの充実が政治と言ってもいいくらいだ。しかし各党は福祉をやります、福祉に予算を回しますというだけで、具体的にその財源はどうするか説明しない。財源予算を確立してその上で、それを福祉にどのように分配するかを決めるのが順序だと思うが、順序が逆だし、本気で財源のことを考えているとも思えない。財源といえば税金であり、消費税が頭に浮かぶが、それは安易な考えである。国民総生産と、循環資源を考えなければだめである。単に税金を上げれば国民は苦しむだけである。資金の流れを生産ー消費ー福祉とスムーズに循環させることを考えるのである。雇用の増大、つまり病人以外すべての人に職を与える皆雇用法を考えるべきである。福祉福祉と言う前に、福祉産業を充実させ、福祉関係での雇用を増大させることが先決である。各家庭にいくらお金を配っても、教育現場や医療福祉現場に人がいなくて荒廃していたなら何の役にも立たない。仕事をすることを嫌いな人もいるかも知れない。仕事をしないでお金だけ配布してもらいたいという人もいるかも知れないが、票のためならともかく政治とはそういう人を念頭になされるものではない。人が幸せを感ずるのは、どんなささいなことでもいいから自分が社会や他人のためになっていると感じられる時である。仕事を嫌いと言う人もそれは表面上のことで、心の底では何らかのことをしたい気持があり、何もしないでお金をもらうことに後ろめたい気持があるものである。要約すると国内政治の基本は、国民一人一人の幸せで、具体的には福祉や教育の充実となる。そのための財源は国民皆雇用により、一人1円でもいいから全ての人が福祉のためにお金を出し、福祉のために働く仕組みを考えることである。
2010.04.11
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今までは毎朝6時40分からNHK教育テレビで英語番組を20分間、月曜から土曜まで、かれこれ10年以上ほぼ毎日視聴してきた。今度4月からの番組編成で、英語番組は月曜から木曜までに減らされ、時間も6時55分までの15分に減らされてしまった。その代わりとして金曜日は中国語、土曜日はハングル語に変わってしまった。今日スイッチを入れたら、英語でなくハングル語なので、止めてしまおうかと思ったが、仕方なく観てみた。○や□、縦線横線の組み合わせのハングル語、今時こんなに複雑な文字を喜んで使っている国民の気か知れないと思っていた。ハングル(hangeul)、または朝鮮文字は、朝鮮語(韓国語)を表記するための表音文字である。1446年に李氏朝鮮第4代国王の世宗が、「訓民正音」(Hunmin Jeong-eum)の名で公布した。ハングル語の語順は日本語と同じで文字も、母音、子音を覚えてしまえばかなり分かるようになるように思われ、土曜日はハングル語を勉強することにした。金曜日の中国語もこの機会に勉強しなおそうかと思っている。これからは英語だけでなくその他の言語も少しでも勉強していくことが必要だと思っている。
2010.04.10
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1時半過ぎまで外来、それから冷めて硬くなった昼食を食べ、2時から大腸鏡、カメラが中々大腸を通過しないで汗だくの奮闘、精も、根も尽き果てた。72歳女性、便潜血陽性、桃の花の受粉をしなくてはならないとのことで、すごく忙しいのに検査のために来院してくれた。どうしても入れなければと全治全能、全体力を振り絞って試みたが最後の盲腸まで到達できなった。患者さんに申し訳ないのと、自分のふがいなさとで夢も希望も消え失せてどん底に落ちた。体力が空っぽで手が震えている。それでも午前中に入院させた腸閉塞疑い患者を診て指示を書かなくてはならない。気力は残っていない。何とか1日の務めを果たして家に帰ったが本を読む気にもならない。風呂にでも入って寝ようかと思う。
2010.04.09
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うつ病もしくはうつ状態の方は300万人以上いると言われている。雅子皇太子妃殿下も気分障害と診断されて以来まだ完全には健康を回復されていない。うつ病は気力が落ち込み、何もする気力がなくなったり、冴えた頭で人生の様々な問題を適確に判断する力が落ちた状態だが、その状態に甘えて中々抜け出せないでいたり、自分はこの世に必要とされていないと考えて自殺を考えたりする。神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンなどが不足した状態と考えられているが、ストレスなどの精神的要因も重要視されている。ストレスが増えている現在社会の中では中々治癒が難しいと考えられている。今、塩谷信男氏の「大健康力」を読んでいる。脳に酸素が欠乏すると正しい判断が出来なくなったり、気力が無くなったり、命にかかわることもあると述べていた。うつ病も脳の酸素欠乏が原因ではないかと考えられた。塩谷氏は腹式呼吸によって体の細胞により多くの酸素を供給することができて、特に脳細胞の酸素不足解消には劇的な効果があると述べている。それならうつ病には効果絶大ではないかと思われた。腹式呼吸によって殆どのうつ病の人が治るのではないかとの期待が湧いてきた。氏はうつ病に限らず全ての病気の8割は酸素不足によって起こっていると述べており、氏が試行錯誤しながら完成させた腹式呼吸法である、正心調息法を身につければ、殆どの病気は治り、さらにより一層健康になり、ゴルフが上手になり、頭が冴えてくると述べている。思わず引き込まれて読んでいるところである。
2010.04.07
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塩谷信夫氏の「大健康力」が届いた。まだ最初の方しか読んでいないので、さわりだけ紹介する。健康とは、体力、知力、精神力が備わって初めて言える。体が丈夫だけでは健康とはいえない。真の健康になるためには、毎日当然のように行っている呼吸を大きく深いものにするだけでよい。適切な呼吸法で、体の中に酸素を満たすことによって、肺結核を治し、腰痛や前立腺肥大も治し、ボケも吹き飛ばしてしまって、100歳過ぎても本を書きゴルフもしている。氏の正心調息法と呼ばれる呼吸法は腹式呼吸法をアレンジした呼吸法だが、これがすごい力を発揮してくれるとのことである。長寿も文才もゴルフもこの呼吸法なしには考えられないとのことだ。皆さんも腹式呼吸をして、知恵をつけ、望みをかなえ、才能の花を開かせ、しなやかな健康体を作って頂きたいと願う。
2010.04.06
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現職のアメリカ大統領が奥さんでない女性とアバンチュール中に脳卒中で意識不明の重体になり、容姿が似ていることで、仕事斡旋業の男性(デーブ)が替え玉にさせられて繰り広げる物語である。大統領のイスに座っても主席補佐官からすれば、全くの操り人形のつもりだったが、実際の大統領の奥さんが福祉に関心が強いのを知り、デーブは補佐官の言うなりにならないで、福祉関係の予算を捻出したりする。失業者が溢れていたので、国民全雇用法をぶち上げ、副大統領に政権を譲ってホワイトハウスを去り、またもとのデーブに戻って、町で働いており、最後はデーブが働いているところに前大統領の奥さんがたずねてきてキスする所で終わっている。すごく面白い映画だった。とくに偽大統領が国民全雇用法を打ち出した時、「人々は金をもらうよりは仕事をもらう方が嬉しい。その笑顔は最高だ」と言っていたがその通りだと思った。選挙目当てに金をばらまかれると有権者はそちらになびくが、乞食みたいな気持ちにさせられる。仕事を与えられたらその顔は輝く。自分が社会で必要とされていることが実感されるし、生活のリズムも整う。病気で倒れた本物の大統領には国民全雇用法の考え方は浮かばなかったと思う。偽大統領はそこらへんにいる町の青年で、仕事を斡旋することを業にしていたとのことで、お金より、仕事の方を一般の人は喜ぶことを知っていたので、この法案を考えたのだと思う。仕事を求めている人全てに仕事が見つかるように心より願うものである。
2010.04.05
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友人から塩谷信男氏の「大健康力」という本を教えて頂いたので、今早速注文した。塩谷氏は現在105歳で、腹式呼吸で酸素を十分体に取り入れて細胞を若返らせてゴルフにも日常生活にも快適な生活を送っているとのことである。以前にも書いたことがあるが、私も受験生のころ腹式呼吸をして、頭が冴えわたって自信が湧いた経験がある。大学に合格してからはそれをしなくなってしまったが、確かにあの頃は自信が湧いていたと思うし、健康感もあった。お腹に溜まっている血液を全体、特に頭に回すので冴えるのだと思う。ゆっくり息を吸ってお腹に貯めてからまたゆっくり吐き出す呼吸法で一銭もかからない最高の健康法であり、最高の知恵がつく方法だと思う。今小学校では愛子様も被害にあったとのことだが規律の守れない暴力児童が増えており、いじめもある。大人でも自分の子供を虐待して殺してしまう親もある。家庭内暴力や専制態度で奥さんから早く死んでくれればいいと思われている旦那さんもいる。ささいなことで殺人を犯す人もいる。全て頭の酸素不足だと思う。その酸素不足を解消する最高で無料の方法が腹式呼吸である。頭に十分酸素が行き渡っていれば、冷静な判断が出来て、人間として相応しい考えや行動ができるのだが、酸素が足りなくなると、イライラしたり、正しい判断が出来なくなってしまうのだと思う。私は小学校から健康や情操の基本である腹式呼吸法を必須科目として教えるべきだと考えている。詰め込み教育で教科のみ増やして教えても酸素の足りない頭では理解できないし情緒不安定になり健全な成長は出来ない。文部科学大臣にお願いしたい。英語を小学校から教えるとか子供手当を作るとか全く本質的でないところに目をやるのではなく、子供が本当に健全に育ち立派な大人に成人してくれるにはどうしたらよいか真剣に考えてもらいたい。頭に酸素を送るべきである。その具体的な方法として小学校から腹式呼吸を必須科目として採用してもらいたい。そして中学、高校でもそれを続けて、健康的にも、思考的にも立派な日本人を育ててもらいたいと切に望むものである。
2010.04.04
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日本でも指折りの大腸鏡の名手、光島 徹先生がメディカルトリビューン紙のリレーエッセイ(3月18日号)に「グウタラ医学生の懺悔録」という一文を寄せていた。氏は熊本大学医学部の出身だが、学生時代さぼりにさぼり、出席日数が足りなくて教授に頼みにいってお情けで卒業試験を受けさせて頂いたり、卒業試験を同級生達がサブノートを作り、出題されそうな問題を教えてくれて何とかすれすれで卒業した様子が描かれていた。光島先生と言えば今をときめく大先生で、私も山梨からはるばる光島先生のいる千葉県の亀田総合病院に大腸鏡の研修に行って、自ら光島先生に大腸鏡をしていただいた先生である。大腸鏡は苦しいといわれているが、殆ど苦痛なく検査していただいて流石だと思った。熊本大学を超低空飛行で卒業した先生とは夢にも思わなかったが、卒業してから熊大放射線科や国立がんセンターでの研修が現在の先生の下地を作ったのだと思われる。一般に学生時代優秀だったからといって社会に出てから優秀とは限らない。大学に進学しなかった人でも優秀な人は大勢いる。中学、高校、大学は確かに勉強するところだが、気が乗らなければ勉強しない人もいる。そこでうんと勉強した人もいるかもしれないがそれは学生時代の成績でそれだけの話である。社会でどれだけ活躍し、貢献するかで勝負は決まる。学校時代出来たとか出来なかったとかは全く問題外である。4月から新学期、新しい職場に就職した諸君!これからである。社会で大きく羽ばたき、会社のため、そして社会に貢献する大人材になって頂きたいと切に願うものである。
2010.04.03
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先週当直の時に入院した過換気症候群の患者さんが昨日退院した。夜中に救急車で運ばれてきた時には、周り中に聞こえるような大きな音(声)を出して激しい呼吸をして意識がなかった。翌々日位には元気になって退院したが、再発がかなりの頻度であるので、注意していく必要がある。自分の意思に反して呼吸が激しくなり、苦しくなって本例のように意識が亡くなる場合もある。内科系救急患者の1~3%を占める頻度の高い病気である。20歳代までの女性が多く、30歳までの女性が70%を占めると言われており、圧倒的に若い女性に多い病気である。多くはストレスが引き金になることが多く、困ったことが目前にあり、それが解決されそうになくどうすることも出来ないと思った時に発作が起きることが多い。本例では両親の離婚の危機に、自分がどう対応したら良いかが分からず発作をおこしたものと思われ、退院しても同じ家庭環境なら同じようなストレスで再発作が起きることが考えられ、家庭環境を整備する必要があり、お母さんとよく話し合った。帰る時には明るい顔をして帰ったので、家庭問題も少しいい方向に解決し出したのかもしれない。普段から腹式呼吸をしていて横隔膜を訓練している人は起きずらいと言われており、起きそうになったら、ゆっくり息を吸ってお腹に息をためるようなイメージで呼吸すると発作をおさえることができる。起こってしまったら紙袋を口に当てて酸素の取り込みを少なくして炭酸ガスを増やすことが推奨されてきたが、効果はあまり期待できず、今はあまり勧めていない。むしろ思いきっり、息を吸い込んでお腹に息をためてもらいたい。若い女性は繊細で、悩み多く、ストレス負荷がかかりやすいので、本疾患に罹り易い。若い女性は常日頃から腹式呼吸をして本病気の予防に努めてもらいたいと思う。
2010.04.03
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写真は熊本県芦北町田浦の御立岬である。先月末に熊本の友人が撮影してきてくれたものである。昨日と今日の外来に発熱(高熱)患者はいなかった。先々週くらい前までは外来患者の半分近くが発熱患者だったが、今はいなくなった。新型インフルのワクチン250万人分を破棄したとの新聞記事も読んだ。まだまだ油断できないが猛威をふるっていたインフルも小休止というところかもしれない。しかしいつまた大流行するか分からないので注意していきたい。先日呼吸器疾患研究会の議事録で肺炎2症例を読んだ。かなり重症の肺炎だが簡易インフルエンザ検査では何回も検査したが陰性であった。この段階で、多くの医師はこの肺炎はインフルエンザによるものではないと考える。しかしPCR法で詳しく調べたら両者とも新型インフルエンザが陽性であった。実際はインフルエンザなのに、簡易検査での陽性率は50~70%と言われている。本当はインフルエンザなのに陰性と出る率が半数近くあることになる。潜伏期は1~2日で少し遅れて4~5日位のこともあるが1週間以上のことはない。簡易検査の結果だけでなく職場の人や家族の感染状況をみて診断する必要があると思った。陰性の時はインフルエンザはマイナスですと話してきたが、実際は30~50%の人はインフルだった可能性があり、今後の診療には十分注意していかなくてはならないと思った。
2010.04.02
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病院では患者さんとか職員から先生などと呼ばれていますが、実際の自分はかならりだらしない人間でとても先生などと呼ばれる代物ではないと思っています。その一例が、ひげ剃りです。遅刻したくないばっかりに、朝通勤の車中でひげを剃っていました。今の病院に移ってあと3カ月で3年になりますが、殆ど全て通勤の車中でした。家内から危ないから止めなさいとよく言われますが、少しでも時間を節約したくて車中で剃ることが習慣になっていました。病院に行かなくてよい日曜日に自宅で剃ってみましたら久しぶりに自分の顔をまじかに見ることができました。シミもあるし、しわも増えている。ニキビのような吹き出物もある。しばらく見ない間に随分荒れた顔になっていました。荒れた顔を見たからといって、直せるものでもありませんが、自分の顔が現在どのような状況にあるかは毎日確認すべきだと思いました。今では時間がもったいないと思いながらも、遅刻してもいい気持で家でひげを剃ってから車に乗るようにしています。女性でも車の中でお化粧している人を見かけますが、時間がなくなって、時間稼ぎのために車中でお化粧するのだと思いますが、小さな鏡を見ながらのお化粧で、顔全体は見れないと思います。だらしない女性もいるものだと思っていましたが、人のことなど言えたものではありませんでした。3年間も私もやっていたのですから。ここできっぱり足を洗うことにしました。家でひげを剃れば鼻毛が伸びてることも分かりますし、ニキビがでてきたことも分かります。手当することもできます。中国の諺に自分の顔には責任を持てというのがあるみたいですが、自分の顔を見たことがなければ責任もとれません。最近は必ず自宅で剃ってから出勤していますので少しは身だしなみにも気をつけるようになりました。よろしくお願いします。
2010.04.01
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