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誰にもそのような時はあると思う。他からみたら大したことではないかもしれないがその人にとってはどうすることも出来ない状態でそれは他人が助けられることではなく自分で何とかするしかない状態である。ピアノの発表会(7/7)まで1週間になってしまった。まだ殆ど弾けていない。一朝一夕でできることではなく、窮地に立っている。プログラムが発表になり発表者は全部で18人、そのうち大人は私一人、他は殆ど小学生だ。彼らも恐らく胸ドキドキで大変な思いをしていると思うが、彼らは子供で大きな伸びしろを持っていて失敗しても大丈夫と教えられていると思う。私は大人と言っても老人で子供達の手前あまりに下手だと彼らを傷つけることにならないだろうかと思ったりする。練習しても練習してもつかえてばかりいて少しもスムーズにならない。あと1-2か月あれば何とかなるかもしれないが1週間しかない。焦れば焦るほど指が動かない。でも出場すると申し込んだ以上今更取りやめることは出来ない。残された6日と数時間自分なりに全力を出すしかない。今もう夜の10時半になってしまったがこれから練習しようと思う。
2019.06.30
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コンビニにいってもスーパーに行っても、工事現場にいっても外国人が多く働いている。回転ずし大手のスシローでも外国人を使っていたが、今度どの席でいくらの寿司を何個たべたかカメラで撮影して会計時に店員が一枚一枚食べた皿の数を数えないで済むようにして人手不足に対応しようとしている。IT関係の企業も人手不足で外国人労働者を検討しているとのことだった。今日建物などを解体する会社の職員の検診があった。その中に81歳の労働者がいたがトラクターを駆使したりして他の若い労働者と全く同じように働いているとのことだった。病気をしたことがないとのことで健康上は問題なかったが年齢的にこれだけ高齢の方に危険な仕事なのに若い人と同じように働かせていいものなのかなと思った。家庭事情を知らないので家族に何と言われているのかは知らない。もう隠居の年頃なので仕事辞めて家で盆栽でも作っているように言われているのかもしれないが本人が盆栽より仕事の方がいいと本人の希望で仕事を続けているのかもしれない。少子高齢化の時代になり若い人が減って高齢者が増えて人手不足をきたしている。今は大体65才定年になっているが、其の後は年金暮らしで農村地域などを除いては働いていない人が多い。結果として人手不足をきたして外国人労働者などに頼ることになっているが、65才以上の人を活用する道もあると思う。コンビニやスーパー等のレジだって出来ると思う。定年になったら隠居暮らしで楽をするというのが社会通念になっていたがこれほど急激な少子高齢化がきた現状では考え方を変えていく必要があると思う。私は外国人労働者を否定するものではないが、人手不足の要員として外国人に加えて高齢者も考慮していくべきだと考える。
2019.06.27
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最近引きこもりの人の児童殺傷や児童殺傷懸念から親に殺される事例が続発して引きこもりの子供を持つ親たちの不安が増しているが、引きこもりがそのような事件を起こすとは限らず一つの事件から過剰反応して引きこもりの子を持つ家族を追い詰めたり苦しめたりしてはならないと思う。日本医師会雑誌5月号の特集は「妊娠と薬の使い方」であった。妊婦にとって一番の心配は催奇形性で5体満足に生まれてくれることを願って妊娠と分かった段階で今まで服用していた薬を止めて体調を崩して胎児に悪影響を与えるケースもあるとのことだ。例えば精神疾患で薬を飲んでいた場合、薬を中断すると精神状態が悪化する可能性が高く、妊婦の自殺や胎児虐待、早流産、胎児発育不全、産後うつ病の増悪、それに伴う乳幼児虐待につながることもある。また生まれてからの子供の情緒的発達状況を調べた研究では妊婦の不安が高い群では情緒的障害を持つ子供の頻度が高いというデータが示されている。引きこもりなども妊娠中の母親の精神的不安定と関係している場合もあるかもしれない。薬の添付文章は動物実験に基づいたもので人間の疫学研究に基づいたものではない。従ってほとんどの薬に安全性が確認されていないので妊婦には禁と書いてある。ある薬を服用していた女性が妊娠した場合その添付文章に妊婦には禁と書いてあったのに妊娠と知らずにその薬を飲み続けてしまったので心配だと中絶してしまったケースもある。動物実験は人間が常用する量の何十倍もの量で実験するのでもしその量で動物に催奇形性があったとしても人間には影響はない場合がほとんどである。薬を飲まなくても先天異常を持つ赤ちゃんは3%前後いる。妊婦には禁と書いてある薬でもその頻度が特別上がるわけではないのでいたずらに不安をあおらない方がよいと思う。全国47都道府県には必ず「妊娠と薬情報センター」の拠点病院があり、薬剤師が妊婦の不安や質問に答えてくれる。電話や郵便でも答えてくれるので妊娠中の薬について不安がある方は連絡を取って相談してもらいたい。県庁に連絡すれば拠点病院への連絡方法を教えてくれるはずである。
2019.06.25
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医薬品には医師が処方する医療用医薬品と一般用医薬品(OTC薬)がある。一般用医薬品は薬局やドラッグストアなどで処方箋なしで買うことが出来る医薬品で現在約一万一千種類ある。自分で自由に購入できることから医療用医薬品に比べて作用が穏やかで副作用が少ないと考えられている。薬局ではOTC薬の他にサプリメントも自由に買うことが出来る。これは食品に分類されており、いわゆる栄養補助食品で、特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品である。医薬品は効能と副作用を明記しなければならないがサプリメントはその必要がなくむしろそれを明記すると法に触れることになる。しかし広告や宣伝は自由でテレビやインターネットを通じて「疲労がとれる」とか「肌が若返る」とか「体力がつく」とか大々的に宣伝しており、今や殆どの人がなんらかのサプリメントを常用している。効果は明記されていないが口コミや自分が服用してみた実感で評価している。副作用があった場合は製造会社の責任より自己責任の方が大きく、購入した自分が責任をとることになる。外国製品などもインターネットで簡単に購入できるが有害物質が含まれていることもあり、自己責任での購入になるので効果や副作用についてよく調べたうえで購入するのが良いと思われる。バランスよい食事から必要な栄養素を摂取するのが理想だが、もしサプリメントで体調がよくなった実感があるなら決められた摂取量を守っての摂取なら問題ないと思われる。
2019.06.20
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今日テレビで女子プロレスのブル中野さんとアジャコングさんが料理紹介番組のゲストとして出演してトークしているのを観た。二人とも中学卒業してプロレス界に入り、様々な苦労をしながら技を磨いてトップレスラーになった方々である。プロレスに入るまでは二人ともすごい苛めにあったとのことだがそんなことはみじんも感じられない素晴らしい性格の人だなと思った。リング上では激しい死闘を繰り広げてきた二人、厳しい鍛錬を得て生死をかけた試合に命を懸けてきた二人、悪役で鳴らしたが気持ちはすごく優しくて温かい二人。ブル中野さん(51歳)は41歳の時15歳年下の優しい旦那さんと結婚して幸せな結婚生活を送っているが、アジャコングさん(48歳)は20年くらい前からずっと好きな俳優がいて相手もまだ独身だが、言い出せないでいるとのことだった。本当はすごく優しくてナイーブな女性だがごつくて強い女性を演じているので恐れられてしまうのではないかと積極的に出れないみたいだ。前々回のブログで身の周りにまだ良縁に恵まれていない多くの素晴らしい女性がいると書いたがここにも一人もったいない女性がいると思った。私はプロ野球やお相撲は観るがプロレスは殆ど観なかったのでブル中野さんやアジャコングさんはよく知らなかったが、素晴らしい人たちが人知れずプロの世界で訓練し頑張っているのだなと感銘を受けた。
2019.06.19
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第7回赤ひげ大賞受賞の5人が発表になった。皆さんそれぞれ素晴らしい方々だが私は特に長野県阿智村の93歳の橋上好郎先生に感銘を受けた。先生は昭和25年に岩手医学専門学校(現岩手医科大学)卒業後医大付属病院といくつかの診療所長などを務めながら62年間村民の健康を支え続けた方である。昭和31年に現在の地に診療所を開院したが24時間、土日もなくお産から外科、内科、往診など全てを行ってきた。阿智村は昔産業も少なく貧しい村だった。診療費や薬代を払えない患者さんもおり、家財道具を売ってしのいだ。「貧乏暮らしで家内と子供には苦労をかけた。子供のミルクを買うお金もなく、かわいそうなことをした」奥さんと長男に先立たれた今当時のことを思い出すと不憫で涙が出るとのことだ。しかし「仕事では悲しいことはなかった。患者一人一人みんな思い出がある。村中知らんもんはおらん、家の中のことまでよく知っている」と仕事への情熱は衰えていない。仕事をするうえで大事にしているモットーは「自分が100%正しいと思ってはいけない。自分本位で仕事をするな。自分を犠牲にしてこそ医者だ。病気を治すのが医者の仕事ではない。患者は自分自身の力で治すものでそれを手助けするのが医者だ」「僕がよろよろしとったら患者さんに何も言えない。手本になるように生きているのです」93歳になっても未だに白衣を脱がないのは「自分を待ってくれている患者さんの家族があるから」とのことだがそれがこれから何年も続くわけではない。やがて燃え尽きる時がくると思われるがその気力は村人たちの希望になっている。我々医者の端くれ達にとっても太陽のような存在だ。
2019.06.16
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健診の診察時などに介助してくれる女性がいる。はきはきしていてスタイルもよくて美人である。下肢の浮腫を診るためにズボンの裾を捲って下さいと受診者に言うが要領を得ないことが多い。その場合必ず彼女が床に膝がしらをつけて捲ってくれる。床は汚いものという先入観があり、潔癖症の私にはとてもできない。それなのに彼女は薄いストッキングだけの綺麗な膝を惜しげもなく何度も何度も床につけている。そのことだけでも素晴らしい女性だと思う。理想の男性像を聴いたことがある。「特別な条件は在りません。年齢も、学歴も、収入も家柄も気にしません。ただ嘘をつかない誠実な人がいいですね」とのことだった。あれからもう何年も経つ。未だに独りだ。世の中には結婚してない男性が増えているというのにこんな素晴らしい女性をゲットしてくれないのだろうか?誠実な男性がいなかったということなのだろうか?世の中は思うようにいかないものだと思った。
2019.06.15
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A)フレイルとは、厚生労働省研究班の報告書によると「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」とされている。以上を分かりやすく言うとフレイルとは健康と要介護の中間で「体の色々な部分の衰え」と「精神心理面の衰え」や「社会性の衰え」も関わりながら自立度が落ちていく状態で、日常生活の中で継続して前向きに努力すれば様々な機能を取り戻すことが出来る状態と言える。 フレイルの基準には、さまざまなものがあるがFriedが提唱したものがよく採用されている。Friedの基準には5項目あり、3項目以上該当するとフレイル、1または2項目だけの場合にはフレイルの前段階であるプレフレイルと判断する。1.体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少2.疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる3.歩行速度の低下4.握力の低下5.身体活動量の低下B)フレイル対策フレイルの介入方法には、持病のコントロール、運動療法、栄養療法、感染症の予防などが挙げられる。持病や感染症予防は主治医と連携して行って頂くとして個人として心掛ける運動療法や食事、社会活動などについて以下に述べる。1)運動療法としては厚生労働省は「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」として、今より10分多く体を動かすプラス・テンの呼びかけを行っている。それは日常生活そのものに運動の要素を取り入れることで、例えば、「出かける時はなるべく徒歩で出かける」、「階段を積極的に上り下りしてみる」ことや、「テレビを見ながら足の運動をしてみる」、「家族や友人に会いに行ったり、催し物に行ったりなど、外に出掛けるきっかけをつくる」ことなどを行い、運動する時間を増やす。歩く時は、お尻と背筋を伸ばして腕を振り、歩幅を大きくして少し速く歩く。身体をしっかり伸ばして大きく足を動かすと、全身の筋肉を効率よく使うことができる。2)筋肉や骨をつくるために必要なたんぱく質などの栄養素を食事から摂取し、レジスタンス運動を行って筋肉の合成や骨密度の維持を図ることも効果的。レジスタント運動とは筋肉に抵抗(レジスタンス)をかける動作を繰り返し行う運動で スクワットや腕立て伏せ、ダンベル体操などの標的とする筋肉に抵抗(レジスタンス)をかける動作を繰り返し行う運動である。10-15回程度の回数を反復し、それを1-3セット無理のない範囲で行うことが勧められる。レジスタンス運動は標的の筋肉に負荷を集中する運動なので、その筋肉に十分な回復期間としてトレーニング間隔をあける必要がある。毎日行うのではなく、2,3日に一回程度、週あたり2,3回行うくらいの運動頻度が推奨され無理のない範囲で「継続的」に行うのが良いとされている。3)加齢による食事量の低下に加えて、食欲低下もあると慢性的に栄養不足の状態になる。慢性的な低栄養の状態は、サルコペニア(筋量減少、筋力低下)をさらに進行させるという悪循環へ陥る。筋肉の合成に必要なたんぱく質や野菜、果物などバランスよい食事を心掛ける。4)運動療法は個人に合ったものから始めることが大切。ベッドの上で足の運動を行うことから始まり、椅子に座ったり立ち上がったりを繰り返したり、歩行距離を徐々に延ばしていくように運動強度を調整する。筋力が低下している状態で、いきなり立ち上がったり、無理に歩行しようとすると転倒や骨折を起こす危険があるので注意する。5)運動療法は栄養療法とセットで行う必要がる。低栄養状態で運動を行っても筋肉がつかないどころか、低栄養状態を助長してしまう。筋肉をつけるために必要な良質なタンパク質を摂るように心がける。6)フレイル予防には社会参加も重要で自治会活動や趣味を同じくする者同士の同好会やボランテア活動に積極的に参加することもフレイル予防になる。 従来は高齢になり体力が落ちたり認知機能が低下したりすると歳だから仕方ない、そのうちに要介護になり次第に衰弱して寿命を迎えるのが自然の流れと考えられていたが、最近になりフレイルの考えが導入され、努力することによって様々な機能を取り戻すことが出来ることが分かってきた。それにも限界があったり個人差もあると思われるが少しでも取り戻せるなら努力した方がよいと思われる。
2019.06.14
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タレントで映画監督のビートたけしさん(72歳)が40年間連れ添ってきた奥さん(68歳)と離婚した。一般人に比べて芸能人の離婚は多いので格別驚かなかったが財産100億円は全て奥さんに渡すことには驚いた。たけしさんには一緒に住んでいる女性がいて、前の奥さんと離婚してその人と正式に暮らすために全財産を支払ったと言われている。日ごろのふざけた芸風からはちょっと考えられなかったが純情、ひた向きな人なのかなと思った。芸能人は売れっ子になれば想像を絶するほど超多忙で家庭を顧みる余裕がなくなってしまい、夫婦の会話やふれあいが少なくなってしまって次第に心が離れてしまうことがあるようだ。視聴者、フアンのために家庭生活を犠牲にしている芸能人は多い。この人達こそ働き方改革で、もっと休養できるような体制にしてあげるべきだと切に思う。
2019.06.12
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蛍光灯を支えている力が無くなって転落したこともありこの頃毎日体力のなさを痛感している。座っていて立つのに何かにつかまったり、手を床についたりしないと中々立てなくなってしまった。先日88才の女性患者さんが重症で医大に紹介したが、治療を受けて退院した後本日私の外来に戻ってきて迅速な対応をしてくれたと感謝の気持ちで握手を求められた。ギュウと凄い力で握りしめられ痛かった。とても私にはその半分の力もないと思った。88歳の女性よりも遥かに力が無くなってしまった自分、いよいよ終末を迎える時期になってしまったのかなと思った。しかし一方で外来診療や入院診療などはきちんと出来ている。体力が無くなったら精神的仕事なども出来なくなってしまうものなのだろうと思っていたが必ずしもそうでは無さそうである。体力の衰えと精神力の衰えは別物と考えていいのかもしれない。体力と精神力の内どちらがリーダーシップをとるかといえば精神力だと思う。精神力がリーダーシップをとって体力を鍛える必要があるのではないかと思えた。ここ数日は鍛えるレベルをはるかに超えて衰えており、鍛えても無駄と思ってきたが、精神力が健在の内はまだ見込みがあるかも知れないと思えてきた。体力強化に挑戦してみようと思う。
2019.06.11
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勉強部屋の蛍光灯がチカチカするので蛍光灯を変えて再度天井に吊るそうとしたが一番上のフックに中々入らず重い蛍光灯を吊るしたまま足台にしていた椅子から転落し、向かいの本棚のガラスに衝突してガラスが割れて頭からガラスをかぶり、畳の上にへたり込んでいた。椅子が回転しないように捕まえてくれていた妻には怪我はなかった。ものすごい音に駆けつけてくれた娘と妻で飛び散ったガラスをかたずけてくれてやっと部屋に入れるようになって今ブログを書いている。自分の頭の上にガラス片が載っていて娘が掃除機で吸ってくれて多少の出血とかすり傷と足の拇趾の爪を剥がしたくらいで骨折もなく大きな切傷もなく無事だった。妻が「もしかしたら死んでいたかもしれない。これくらいの傷で運がよかった。」と言っていた。時間がたつにつれて剥がした爪の所が痛くなってきたが、命には別条ないと思う。重い蛍光灯を持って椅子に乗った時から手が震えていてそれを天井まで持ち上げるのがかなり大変だったので娘にお願いしようかと思っていたが自分でしてこの始末、以前にはできたことでももう無理だなと思った。それにしても大けがもしないで助かったのはまだ使命があるからかもしれない。日に日に自分の衰えを自覚しているが、寿命が来るまでは何とか気力を振り絞って生きていこうと思う。
2019.06.09
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エリーゼのためにはベートーヴェン(1770年12月26日~56才没)が40歳頃の1810年に女友達のテレーゼ・マルファッテイのために作曲した曲と言われている。ベートーヴェンは20歳台後半から難聴に悩まされ自殺まで考えたことがあったがその頃はそれを宿命と諦め難聴の中で作曲活動を続けていたが、1810年ころはナポレオンがウイーンに攻め入り(1809年)戦乱状態の中で愛する彼女のために作曲したものと思われる。全体的には静かなしっとりとした曲だが途中2か所激しい部分がありそれは戦乱状態を表したものかもしれない。1810年といえば今から209年も前のことで日本では江戸時代であった。それくらい昔の曲だが未だに世界中で愛されている曲である。日本でもピアノをする人は殆どが習っており、必須の練習曲と言われている。私はピアノをする人の仲間に入れるかどうかわからないが1カ月くらい前からこの曲を習っている。途中2か所の激しい部分が難しくてまだポツン、ポツンとしか弾けないが7月7日の発表会に出なさいと言われた。あと一カ月しかない。結構広い会場なので大勢のピアノに関心のある方々が聴きにくる。おそらく皆さんスラスラ弾ける方々ばかりだと思う。困った。でも一か月しかないと思わず、まだ一か月あると思って、少しでも弾けるようになって下手は当然なので下手は下手なりにあまり大きな間違いをしないように出演してこようと思う。
2019.06.07
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プロ野球交流戦が始まった。連敗を続けていたヤクルトが一敗一勝でスタートした。昨日は延長戦で惜しくも敗れたが今日は石川(39歳)、青木(37歳)らの年配組の活躍で勝利した。石川投手は連敗中何回か投げたが早い回にノックアウトされていよいよ引退の時期がきたのかなと思われていた。ところが今日は8回無失点で勝利の立役者になった。たまたまなのかもしれないがご高齢でもやればできることを示してくれたと思う。一般に高齢になるにつれて能力が衰える。頻発している高齢運転手の運転ミスに見られるように判断力や反射神経が衰え筋力も衰えてくる。しかし今日の石川選手はどうなってしまったのだろうか?筋力の衰えからスピードある球は投げることは出来ない。それでも勝てた。それは配球でありコントロールで抑えることが出来たのだと思う。相手を研究し打てないところに絶妙のタイミングで投げれば筋力はなくても抑えることが出来たのである。高齢になるにつれて筋力、瞬発力、視力、聴力は衰えるかもしれないが知力は必ずしも衰えないのではないかと思えた。今回はたまたまで次の投球を見てみないと何とも言えない面もあるが、もし次の試合でも勝つようなことがあったらすごいことである。高齢になって肉体的能力が衰えても知力や経験力でそれをカバーすることができる一つの見本だと思う。次回の登板に期待している。
2019.06.05
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6月1日に元農水省事務次官(76歳)が44歳の息子を殺す事件があった。相当悩んだ上の犯行だと思う。息子は引きこもりでゲームばかりしていて仕事をしていない。母親にゲーム機を壊されたことを根に持って激しく憎悪していた。両親ともいつも暴力を振るわれていていつその息子に殺されるか分からない状況だったとのことである。川崎の事件を目にしていつ自分の息子もあのような事件を起こすかも知れないと不安になったとのだと思われる。自分が殺せば自分の残りの人生全ては監獄の中で暮らさなければならない。それでも息子が不特定多数に対して殺傷事件をおこして人様に迷惑をかけるよりもよいと考えたのだと思う。事務次官と言えば官僚のトップで最高のエリートである。東大法学部卒業ということで恵まれた人生を歩んでこられたのだと思う。息子にも期待をかけ勉強を強制したかもしれない。おもちゃで遊んでばかりいて勉強しなかった息子の大事なおもちゃをお母さんが壊したことがあったかもしれない。そのため命を狙われることになったお母さんも気の毒だ。それならいっそうのことと思って父親が凶行に及んだと思われるが通常息子の方が若くて体力がある。いかに刃物を持っていても若者に奪われて老人が犠牲になるのが普通だが、父親の執念が勝ったのか息子は力はあったがさすがに父親に歯向かうことが出来なくて自ら命を落としたのかも知れない。犠牲者が逆でなかったことがせめてもの救いだが悲しい事件であった。引きこもりに対して身内の対応は難しい。英国のように引きこもり省を作って国で救い出す方法を考えてもらいたいと思う。
2019.06.03
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プロ野球の東京ヤクルトスワローズがずっと16連敗しており、試合ぶりからみてこのままずっと勝てないのではないかと思われたが今日やっと勝って17連敗を免れた。選手や監督、コーチの気持ちはいかばかりだったかと思う。人生にも同じようなことがある。仕事や学業、恋愛、教育、健康などで努力はすれども一向に勝ち目がなく、ずっと連敗ばかりの時がある。そのような時はお先真っ暗で絶望して自殺する人もいる。諦めて戦いを止めてしまう人もいる。それらの人は敗残者で人生の落伍者になっていく。人生の勝利者は一握りで他は落伍者と言ってもいいかもしれない。落伍者と勝利者の違いはどこにあるのであろうか?私は使命感があるかないかで決まるのではないかと思っている。野球でもサッカーでも人生でもずっと勝ち続けることはあり得ない。勝ったり負けたりが人生である。その中に連敗があると落ち込み絶望して落伍者になっていく人には使命感がないのだと思う。負け続けていても使命感がある人はかならず復活して不死鳥のようによみがえっている。使命感とは自分はこの世で何をしなければならないかということで例えば選挙に立候補して県や国のために役立とうと思った人がいたとしよう。そこで選挙に立候補するが、当選は想像を超えて極めて困難のことである。落選、落選、落選で連敗が続くのが普通である。そこで諦める人は元々それしきの使命感しかなかったのだと思う。何回落選しようが「自分は絶対国会議員になって、貧困や病気、孤独などで苦しんでいる人たちが幸せになるようにお手伝いしたい」という使命感の人は連敗を乗り越えて最後には当選を手に入れて国会で働いてくれることになると思う。連敗などに落ち込むな、使命があるなら必ず勝利が訪れるものである。連敗に絶望しないで希望を持ち続ける人間になりたいと思う。
2019.06.02
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昨日15連敗で49年ぶりの無様な記録を作ったが今日負けて16連敗になりセリーグ記録に並んでしまった。プロ野球記録はロッテの18連敗があるがそれも時間の問題かもしれない。何回戦っても勝てない。選手間ではこれからずっと勝てないのではないかという不安が生まれていると思う。歴史的な連敗もプロ野球フアンでなければあまり関心がなくどうでもいいことである。プロ野球フアンでもヤクルトのフアンでなければそれほどのダメージは受けない。今シーズンも横浜ベイスターズが連敗を続けていたことがあったが、気の毒だとは思うがそれほどショックは受けなかった。問題はヤクルトフアンである。どうにもやりきれない。しかし人生を眺めてみるとこういうことはよくある。事業で失敗続きのことがある。入学や入社試験でずっと不合格で負け続けることもある。恋愛や結婚で負け続けている人もいる。それに比べれば野球チームの連敗など大したことではないかもしれない。フアンにとってはショックもショック大ショックだが人生の勝負に比べれば大したことではない。いつか勝つかもしれないし、ずっと勝てなくてシーズンが終わってしまうかもしれない。それでもいい。人生と同じように過ぎてしまったことは忘れて目の前の試合だけに全力を注いでもらいたいと思う。
2019.06.01
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