今が生死

今が生死

2008.12.05
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カテゴリ: 政治
今朝のニュースで、世界同時不況による、減産、人減らしで真っ先に派遣社員の首が切られ、会社の寮からも出ていかなければならないとして、怒りのデモが行われている様子が映し出された。

いくら怒っても、会社側にしてみれば、半分近く減産を余儀なくされ、収入が半減するのだから、支払える給料も半減する。人減らししなければ会社が潰れてしまう。それには正社員に辞めてもらう訳にはいかないので、まず派遣社員となったのだと思う。他に期間社員、パートタイマー等もその対象になっていると思う。

政府与党は一人派遣社員を雇えば大企業には50万、中小企業には100万円の報奨金を出す法案を準備中だが、人を雇えば赤字になる会社が、50万、100万ばかりもらって人を雇うであろうか?そんなことでは雇用は増えないし、派遣社員も救えないと思う。

国全体で取り組む必要がある。今どき首になったら正社員でも派遣社員でも行くところがない。でも正社員には雇用保険や失業保険がある。首を切られた時にどちらが生活し易いかといえば正社員だと思う。首を切るのは派遣社員と決めないで正社員でも辞めていい人がいたら、その方々も対象と考えていくべきだと思う。

定額給付金が交付されることが決まった。辞退する人は辞退してもいいとのことだが、その辞退した金はどこに行くのか。行き先をあいまいにしないで、きちんと寄付金としてプールすべきだと思う。そのお金を派遣社員の雇用対策費や失業保険に使ってもらいたい。

麻生総理は、生家が金持ちでお金に困った生活はしたことはないという。そのような方では、派遣社員を救う方法は中々考えつかないのではなかろうか。俺は正社員だから多分大丈夫だろうなどと考えないで、国民全員で今窮地に立っている人達をどのようにしたら救えるのか真剣に考えるべきだと思う。





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Last updated  2008.12.05 20:28:05
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