今が生死

今が生死

2012.09.16
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カテゴリ: 生き方
今世界各地でイスラム教信者たちが預言者ムハンマド(マホメット)を侮辱する映画を作ったとのことでアメリカ大使館等にデモをして、一部過激な行動に出て死者も出ている。

問題の映像の詳細は報道されていないが、イスラム教の創始者マホメットは人間的に尊敬されるべき人物ではないという内容らしい。

仏教の創始者釈迦やキリスト教の創始者イエスは人格者で心から尊敬できる人間性を備えていた。それに比べ、マホメットは、仏教やキリスト教の倫理規定からみると随分外れており、そのことを批判されるのはやむおえないかも知れない。

しかし、イスラム教信者の地域や人口は年々驚異的に増加して、仏教の地域や人口は縮小し続けている。仏教は世界最高峰の宗教と言われているが、その勢力はイスラムとは反対に年々減少しているのである。

その理由を考えてみた。仏教は悟りとか、利他とか、人格を磨く教えが主体だが、イスラムは必ずしもそうではない。過酷な砂漠の中で生き抜く知恵が散りばめられている。人格がどうのこうのと言っている場合ではない。他人を大切にしたり傷つけないなど綺麗事を言っている場合ではなく、異教者は責め滅して支配地域を広げ、人口を増やして勢力範囲を広げることを教えている。

セックスについては積極的にそれを勧めて人口増加を図るように教えているが、仏教では禁欲を説き、欲望を抑えるように教えている。人口増加とは反対の方向である。

このように見てくるとイスラム教創始者の人間性云々は的が外れているように思う。マホメットはもともと人間性を説いたのではなく、この世で生き抜き、勢力を拡大するように説いたのである。

今回だけでなく今までにも何回もマホメット批判に対して信者による激しい怒りと殺人事件等が繰り返されてきた。釈迦やキリストが批判されてもこのようなことは起きない。宗教の違いをお互いにもっと明確に認識すべきだと思う。





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Last updated  2012.09.17 00:01:05
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