今が生死

今が生死

2013.06.20
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カテゴリ: 健康
大腸がん検診は便潜血検査で行われる。陽性の場合は精密検査を勧められるがその精密検査を受ける機会がなく経過し、翌年の検診で再度陽性になってようやく病院を受診する人もいる。

48歳男性のAさんもその一人で仕事が忙しくて昨年はとうとう精密検査を受けることができなかったが、今回は社長さんから「放っておいて手遅れになった人もいるから行って来い」と言われて来院して一昨日検査を受けた。

結果はS状結腸にくるみ大のポリープがあり、大腸の管空を殆ど塞ぎかけていた。社長さんが言ってくれなくて今年もパスしていたとすれば手遅れになっていた可能性があり、社長さんは命の恩人ですねとの話をした。

男女とも大腸がんが増えており、それで命を落とす人も多い。知らないうちに進行して肝臓などに転移して亡くなることが多い。直腸やS状結腸にできたがんは血流の関係で転移しやすく要注意である。便潜血テスト陽性の場合は、精密検査を受けてがんがあった場合には早期治療すれば治すことができるが、ほんの数ヵ月遅れたために既に転移があれば、人生が180度ちがってしまうので、便潜血テストの結果を自己判断で軽く考えないでもらいたいと思う。





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Last updated  2013.06.20 23:17:53
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