今が生死

今が生死

2014.01.29
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カテゴリ: テレビ番組
親のない子を預かる児童養護施設の子供たちを描いたドラマ「明日ママがいない」をみた。夜10時からなので子供を対象のドラマではない。登場人物は子供だが、大人を対象とした社会派ドラマなのだと思う。

子供達を預かる若い男性の施設長が子供たちを虐待する。お前たちはペットショップのペットみたいなものだ。いい里親にもらわれていくには演技が必要だとか、赤ちゃんポストに入れられていた子だからポストというあだ名で呼ぶなど反社会的描写が多過ぎるとして全国の視聴者や養護施設からクレームがきて、8つのスポンサーが全て広告を自粛し、代わりに骨随ドナーとかエイズとかスマホや携帯電話をかけながら歩くのはやめましょうという公共広告機構の宣伝がドラマの間に入っていた。

全9話あり、本日が第3回目、最後まで観ないとその作品の本意は分からない。あまりにひどい施設長の態度、親に捨てられた切ない子供たちの気持ち、目の手術を受けたくてお金を欲しがっていた子供、それぞれの事情があるかわいそうな子供達、この子達も最後は幸せになるように描かれるのか、最後までかわいそうな子供達を描いて、子供を捨ててはいけないとか児童養護施設を充実させなければいけないというメッセージを出すのかは今は分からない。

いずれの結末になるにしても途中の描写も重要だ。児童養護施設はみんな似たりよったりでこのようにひどい所なのだと多くの人に思われるかもしれない。病院とか監獄等をドラマで取り上げて描く場合も強調して描かれることが多いが、児童養護施設を描く場合、強調しすぎて現実の施設とかけ離れすぎているのも問題だと思う。できるだけ実情に近いように描くことが大切だと思う。





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Last updated  2014.01.29 23:34:10
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