今が生死

今が生死

2014.04.20
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カテゴリ: 政治
韓国の沈没遊覧船内に閉じ込められている家族にとってはいてもたってもいられない気持ちだと思う。生きているかもしれない。何とかして助けてもらいたい。時間が経つにつれてその可能性はどんどんなくなっていく。一刻も早く救助してもらいたいが潜るのも大変だし、ましてや船内に入ることもできない状況が続いている。家族のイライラが募るばかりで政府に対し非難の嵐が巻き起こっている。

アメリカは救助に全面協力を言明している。日本も協力を申し出たが断られたと伝えられている。最新兵器を有し、原子力潜水艦を有するアメリカが総力を挙げての救助活動を行えば今のような500人の潜水夫が潜って到着できませんでしたと戻ってくる状況とは変わっていたかもしれない。アメリカ軍も日本の自衛隊も要請がなければ動くことができない。

阪神淡路大震災の時、村山首相の自衛隊への援助要請が遅れたことが批判された。早急に要請していれば被害をもう少し少なくできたかもしれないからだ。今回も事故が起きてすぐ、バクヨネ大統領が面子などをかなぐり捨てて強大な潜水能力を有する国々に救助要請を行っていたなら事態はかなり変わっていたかもしれない。

現状の救助活動をみると韓国だけで行っているように見える。他国からの救助隊が到着するまでには多少時間がかかるかもしれないがこのような人命救助には世界中の英知と技術と人員とお金をかけなければならない。しかしそれら世界の技術は要請があって初めて始動するシステムになっている。世界中ではいつどこでどのような大惨事が起こるか分からない。日本の科学技術は優れていると言われるが、災害によっては日本だけで対応できないこともある。自国だけで解決するなどというメンツを捨てて、最も効果が上がる方法を模索し、必要なら外国に要請することもしてもらいたいと思う。





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Last updated  2014.04.20 10:52:09
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