今が生死

今が生死

2019.02.13
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カテゴリ: スポーツ
日本期待の水泳の池江選手が白血病を公表して日本中が悲しみ困惑している。
白血病と言えば、昔は治らない病気で多くの少年少女達が亡くなっていった。私も若い時(47-8年位前)白血病の高校生を受け持ち、少し良くなった頃、家に泊まってきたいとのことで外泊を許可して家にいた時に亡くなってすごいショックを受けて今でもその時のことを思うと胸が痛む。時代は進んで骨髄移植などの技術が進んで寛解率も高まり白血病の種類にもよるが平均して5年生存率も50%近くまで高まっている。私はその高校生を助けることが出来なかったことを思い、 十数年前 骨髄バンクに骨髄を提供しようと決意した。骨髄提供はかなりの覚悟がないとできない。数日勤めを休んで入院して骨に針を刺して骨髄を吸引してもらわなければならない。それが並みの痛さではない。でもそれにも耐えるぞと申し込んだら年齢制限を超えているとのことで断られた。その後同じ職場の事務職や放射線技師などが提供に行ってきたと聞いて誇りに思い尊敬の念をもった。上に述べたように骨髄提供はかなりの覚悟がいるので提供する人は少なく、患者さんと同じ型の骨髄を得るのは極めて難しい状況にあるようだ。骨髄移植すれば助かる可能性のある人もそれが出来なくて亡くなっている人もいる。池江選手に対して「自分のできることなら何でもしてやりたい」とテレビで言っていた人がいたが、少し痛いが骨髄提供は最高の救いの手だと思う。国民的選手の病気公表で、骨髄提供者が増えてくれたらと願う。





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Last updated  2019.02.14 11:31:37
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