今が生死

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2023.02.05
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テーマ: 宮沢賢治(13)
カテゴリ: 読書
宮沢賢治は生前自費出版した詩集「春と修羅」と童話集「注文の多い料理店」2冊しかなく、世間に全く知られていない存在であったが死後人生詩「雨ニモマケズ」が発見されて以来、国民的人気作家となり、今では夏目漱石、芥川龍之介を超え世界中で読まれている作家である。世界中の人達が共感を寄せているのだ。しかしその作品の多くは難解で300冊以上の賢治研究書が出版されてきたが神秘に包まれてきた。
私も賢治の作品をいくつか読んでみたが「雨ニモマケズ」以外はあまりよく分からなかった。ところが菅原千恵子さんが書いた「宮沢賢治の青春~たった一人の友保阪嘉内をめぐって」を読んだら難解の理由が氷解し、今まで読んだ作品の意味もよく分かるようになった。
賢治自身がある友人に「私の書いたものは絶対誰にも分からないと思う」と語ったとのことだがそれもその筈、それは一般向けでなく、唯一の友、保阪嘉内に向けて書いたものなので、嘉内が読めばすぐわかる内容だが、一般の人には何のことかわからなかったのであると菅原千恵子さんは書いている。
菅原さんがこの本を書けたのは昭和43年(1968年)に保阪嘉内の息子 保阪庸夫さんが賢治から嘉内に宛てた手紙72通を「宮沢賢治ー友への手紙」として公表したからである。その手紙の中には賢治の嘉内に対する切実な気持ちや悩みが切実に書かれており、賢治の作品を読み解くカギがふんだんに書かれていたのである。
したがってその本が公表される以前と以後では作品の評論もずいぶん変わってきた。中でも菅原さんのこの本は賢治の心の動きまで含めた実に詳細な伝記になっており、この本を読めば賢治の本当の姿が分かる。
宮沢賢治とその作品に興味のある方には強く一読をお勧めする。





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Last updated  2023.02.05 18:41:15
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Re:「宮沢賢治の青春ーたった一人の友保阪嘉内をめぐって」を読み終えて(02/05)  
かんぼう さん
宮沢賢治は生前自費出版した詩集「春と修羅」と童話集「注文の多い料理店」2冊しかなく、世間に全く知られていない存在であったが死後人生詩「雨ニモマケズ」が発見されて以来、国民的人気作家となり、今では夏目漱石ところが菅原千恵子さんが書いた「宮沢賢治の青春~たった一人の友保阪嘉内をめぐって」を読んだら難解の理由が氷解し、今まで読んだ作品の意味もよく分かるようになった。、芥川龍之介を超え世界中で読まれている作家である。

◎貴方は本を良く読んでいますね。感心します。

保阪嘉内の息子 保阪庸夫さんが賢治から嘉内に宛てた手紙72通を「宮沢賢治ー友への手紙」として公表したからである。その手紙の中には賢治の嘉内に対する切実な気持ちや悩みが切実に書かれている。つまり賢治は嘉内を折伏した。然し嘉内は摂受で拒否をして朝笑った。御書の通りです。だから賢治は折伏できなかったが友に対するおみいはあるが賢治は確りと自分を見つめて打ち萎れる事は無いです。折伏をする生命は凄い最高の生命ですからね。貴方が思っているうち萎れる気持ちで無いです。いたって賢治は元気ですよ。解ってもらえない気持ちがあっても仏の命が折伏ですから。賢治の思いは何としても友を法華経を理解してほしかった思いはこの72通の手紙に深い深い愛情が込められています。嘉内という友はなんと幸せな男かな。 (2023.02.06 08:46:21)

宮沢賢治の一生は可哀そうの極致ですが最後は星になりました  
楽天星no1  さん
かんぼうさんへ

[賢治の何としても友に法華経を理解してほしかった思いはこの72通の手紙に深い深い愛情が込められています。嘉内という友はなんと幸せな男かな」

決別してから賢治と嘉内は一度も再会していません。賢治はずっと再会したい気持ちを持っていましたがそれは叶いませんでした。嘉内に対するその気持ちを賢治は膨大な作品として残しました。
しかしその願いもむなしく賢治は37歳で死んでしまいました。賢治がかわいそうでなりません。でも最後は星になったので救われました。 (2023.02.06 10:22:26)

Re:宮沢賢治の一生は可哀そうの極致ですが最後は星になりました(02/05)  
かんぼう さん
楽天星no1さんへ
嘉内に対するその気持ちを賢治は膨大な作品として残しました。
しかしその願いもむなしく賢治は37歳で死んでしまいました。賢治がかわいそうでなりません。
◎可哀想は違いますよ。其の考えは間違いですね。摂受と折伏をしている人の命が違うという事が理解できないと法華経は理解できないですよ。折伏をしている賢治のの命は友への深い深い愛情、強い友情の振る舞いで満ち溢れています。賢治の作品の凄さのエネルギーになっているのが何よりの証拠でないですか。仏法は因果具時なんです。賢治は最高の命で短い生涯の大きな足跡を残しました。今も私たちの心に生きています。折伏する命に勝る命はこの世にありません。輝いた日々だったんですよ。可哀想なんかでありませんよ。 (2023.02.06 12:07:55)

Re:「宮沢賢治の青春ーたった一人の友保阪嘉内をめぐって」を読み終えて(02/05)  
悠々愛々  さん
こんちニャンコ。

いつも応援ありがとなし。

現役時代盛岡に在勤し、

当地で賢治は絶大な

人気がありました。

賢治の家系の宮澤商店

が取引先で、社長の風貌は

まさに、賢治にそっくり!!



(2023.02.06 12:35:41)

人の生涯は永遠の生命論で評価されるべき  
楽天星no1  さん
かんぼうさんへ

[賢治のの命は友への深い深い愛情、強い友情の振る舞いで満ち溢れています。賢治の作品の凄さのエネルギーになっているのが何よりの証拠でないですか]

生命を生きている時だけでなく永遠の生命観で考えるなら賢治は実人生では苦しみの連続でしたがその命は輝いていたのですね。 (2023.02.06 13:36:18)

賢治の甥が社長になっているのではないかと思います  
楽天星no1  さん
悠々愛々さんへ

「宮澤商店が取引先で、社長の風貌はまさに、賢治にそっくり!!」

恐らく甥ごさん(弟清六氏の子供)が後を継いでいるのだと思いますが、遺伝子は争えないものですね。
(2023.02.06 13:43:19)

Re:人の生涯は永遠の生命論で評価されるべき(02/05)  
かんぼう さん
楽天星no1さんへ
賢治は実人生では苦しみの連続でしたがその命は輝いていたのですね。 (2023.02.06 13:36:18)
◎そうですよ。友を折伏は仏界の高い境涯で生きぬいたからこそ「雨にも負けず、風にも負けず」傑作詩が誕生したんですよ。凄い境涯だからあれだけの命の輝きが天空の宇宙の広い空でも星になったんですよ。輝いているんです。賢治は苦しんだりしていません。ほとけのいのちでかいたけっさくひんがいまよにでてわたしたちのこころをてらしてくれています。すべて結果が仏法の凄い証なんですよ。 (2023.02.06 15:13:57)

菅原さんが書ききれなかった深いところまで読んでいますね  
楽天星no1  さん
かんぼうさんへ

「凄い境涯だからあれだけの命の輝きが天空の宇宙の広い空で星になったんですよ。輝いているんです。賢治は苦しんだりしていません。仏の命で書いた傑作が今世に出て私たちの心を照らしてくれています」

恐らくまだ菅原千恵子さんの本はお読みになっておられないと思いますが、菅原さんが書ききれなかった深いところまで読んでいますね。 (2023.02.06 20:31:25)

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