竹田ランチェスター45歳からの戦略

知り合いを絶対に当てにするな!

知り合いを絶対に当てにするな!

私が営業を始めて3ヶ月目に差し掛かったころ、以前と1台も売れていなかった。
正確に言うと屈辱的な1台が成績としては上がっていた。
それは、自分より10歳も年下の営業所で一番若いセールスに決めてもらい成績をもらったものだ。

それでも何とか販売しようと私は毎日100軒を目標に活動を続けていた。
そんな努力の結果か、車を買いたい人にぶち当たった。
しかもその人は、私の以前の上司の友達だった。
これは絶対に、販売できると私は信じ込んでいた。
そして、所長にも杉田(仮名)さんですが以前の私の上司の知り合いらしいです。
今度こそ大丈夫だと思います。そう報告した。

ところがである次の日
本社の営業から所長に報告があり
「杉田さんですが、販売させてもらいました。本社の社員からの紹介です」と一報があった。
そうです。以前の上司は私ではなく本社の営業に紹介を回したのです。
成績はもちろん本社の営業で、私は依然としてゼロ台が続いた。
所長が「お前本社でどんなことしてきたんや。紹介ももらえんのか」となじった。

私は愕然とした。いわんや以前の上司。私は恨んだ。
しばらくの間、全くやる気をなくしてしまった。
しかし自分にも責任がある。今にして思えば本社に電話しておくなりすればよかったのである。

実はこういったことが、後2回ほどあった。送り出すときは営業所へいったら紹介するからといってくれた人から
私は、3度も裏切られたことになる。

そのたびに、悔しい思いをしたが責任は自分にあると思うように努力した。

あのとき、知り合いを完全に宛てにしていて、
紹介してくれないのは相手が悪いと決め付けていら、次の販売はなかったと思う。
その悔しさから、絶対自分が売ろうと心に誓った。
ことが結果的に技術を身につけることになったのである。

教訓:最初から紹介を宛てにするな

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