竹田ランチェスター45歳からの戦略

自分自身と約束せよ その3

自分自身と約束せよ その3

成功したことばかりではない。非常に悔しい思いをしたことがある。
営業と言えども平日ではあるが休みはあった。
いずれにせよ、売れていない営業。休みなど関係ない。
その日も、がんばるつもりで靴を履き家を出ようとした、そのとき、妻から掃除の催促。
しかもその日は変にネチコクすねている。

私は、頭にきて玄関の掃除を適当に済ませて出かけた。
営業所に着いたときに、ふと目に入ったのが自分より若いが営業の先輩である杉田(仮称)が商談をしているではないか。
暫くして、注文が決まったらしくにんまりと笑ってこちらに来た。
来店?と聞くと、まあまあといってごまかされた。
彼が去った後、サービスマンに事情を聞くとなんと私が来る10分前にお客さんは着ていたそうだ。

杉田セールスも直前に来ていた。
つまり掃除をしていなかったら、商談の席に座っているのは自分だったかもしれないのだ。
私は悔いが残った。
それ以来、絶対に自分がよいと信じたことをやり遂げることを自分に約束した。

教訓:自分自身を信じろ。
しかし、今にして思えば、家庭の協力を得られる環境を作れ!の方が正しいな。

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