we dance




「ぼくらはゆっくりと自殺していく
悲しみと孤独と書かれたTシャツを身にまといながら
意味のない空想や仮定やなんかを
道端の子猫と道連れにして」

「わかるかい?
君が見ているテレビには嘘だらけだから
君を形成する要素を退屈な日曜なんかに整理して
本当に必要なものだけを君のポケットに煙草と一緒に詰めておきなよ」

「君はそこにある
哺乳瓶から灰皿まで
いっぱいの思いやりで
悲しみを埋めようとするのさ
届かないと知りながらね」

「そうして君を愛おしく思うんだ」

「自動呼吸装置のスイッチを探すんだ
涙でよく見えなかったら
呼吸のしかたを思い出してごらん
君や、時にはぼくが助けを求めて」

「ぼくらは踊る
ちょうど天国で再会できたらね」


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