20's Blues




「ぼくは高校の時分、あまりに生きるということを知らなかった。授業なんかてんで、耳を傾けなかったし、世の中には自分というものしか存在していないかのように考えていたんだ(ほぼ無意識的に。無知とは恐ろしく、悲しいことでもある。)と今にして思う。
たとえば、大学生という時間で、ぼくが大いに学んだことは、教養や専門的な知識でもあるが、それ以上に、如何にして人生と向き合うかであり、どういう心構えで生きていくか、ということであったと今にして思うんだ。博愛主義の精神であったり(真にこれを実行することは、世の中で最も美しいことだと思う)、自己犠牲的な献身的姿勢≒人のために献身して、決して恩に着せないこと(福沢諭吉の七訓にも出てくるけど、ぼくも世の中で一番貴いことだと思う)、他者へのシンパシーや思いやり、友情や家族・恋人への愛情、平和、宗教や哲学。ぼくは、こういったことに大いに感銘を受け、興味を持ち、自分のなかに消化し、生きているなかで、実際にその通りだと気づいたことは、積極的に信念としていくようになった(自己解釈を加え、その他の物事とリンクさせながら)。真理を掴むという行為は、その人が絶えず考え抜き、自分の芯を持ち、信念や哲学に忠実にある。こういう姿勢を指しているんじゃないかな?とも思うよ。
こういうふうに、考えるようになってからは、物事について、積極的な姿勢で学ぶようになったし、もちろん、面白いと思うものも圧倒的に増えた。
効果的な成長のサイクルは目標を持つことなのだろう。努力し、その結果から、自信や反省が生まれるのだから。成長することは、思いの外、楽しいし、気持ちが満ちる。
ぼくの話は、人によっては宗教染みて聞こえるかも知れないけど、決して宗教のような話をしているんじゃないんだ。ぼくは、ぼくらの有機的な生き方というものを大切にしていこうと言っているだけなんだ。」


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