imimiのリトリーバル日記

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人類の意識の系譜他



エリザベスさんは、意識とはどのようにしてできたのかについて話してくれました。

「我々はね、もともとは1つの意識だったの。

それがいくつも枝分かれして、それぞれが持つ無限の可能性をそれぞれが切り開いてきたし、今でもそうしているのよ。

たとえば、我々がシリウスからこの宇宙に来た時、我々はもともとは1つの意識しかなかったの。

個というものがまだ未分化で、集団としての集合意識しかなかったのよ。」

「そこにあのナザレのイエスも含まれていたんですか?」

「そうよ。そこから、徐々に分化していき、

あるものは創造主の計画の遂行者となり、

別のものはまっすぐに太陽系に移り文明を作り、

さらに別のものは別の場所で行動をするというように、

それぞれの可能性をそれぞれが切り開いてきたのよ。

今ある私達の仲間は、おおもとから、ずっとずっと細かく枝分かれしたグループで、

そこに私やあなた、シスター、トムが所属しているのよ。」



「地球と金星との関係について教えてもらえますか?」

「姉妹みたいなものね。金星がお姉さん、地球が妹よ。

惑星だけでなく、そこで暮らしている人間にも同じことが言えるの。

今金星に住んでいる人の大部分は、昔地球で生活していた人なのよ。」

「そこには、あのハトホル意識も含まれているんですね?」

「そうよ。我々は、もともとはハトホル意識と同じレベルで生活していたのよ。」

「えっ!!」

「彼らは、メッセンジャーとしての音、つまり波動を持っているの。

同様に私達も、メッセンジャーとしての波動を内に秘めているのよ。

我々の持つ波動そのものがメッセンジャーであるという言い方もできるわね。

我々は、地球で生活するために、何段階かに分けて徐々に本来のバイブレーションを下げて太陽系の領域までやってきて、

今の金星の領域にいながら、地球にあなたを送りこんでいるのよ。」

「それは、シュタイナーさんに言われたことと関係しているんですか?」

「そうよ。彼が『僕は進化の道を選んだ。君は人類を救うために進化の道を選ばずに地球にとどまる決意をした。』と言っていたのは、そういうことなのよ。」

「もしかして、ナザレのイエスやシルバーバーチや聖母マリアが私を助けてくれるのは、そのことと関係しているのではありませんか?」

「その通りよ。彼らも同じ道をたどってきたし、今でもそうしているのよ。

自らの進化の道を選ばずに、あえて我々の手の届く範囲にいて、人類の救済にあたっているのよ。

だからこそ、あなたをまるで自分のことを見るように愛おしいのよ。

彼らもあなたと同じ道を選択した『仲間』だからよ。」



その後、クリスタルで充電していると、聖母マリアが現れました。

私はクリスタルに入るよう促され、「私と一体になりなさい。」と言われました。

聖母マリアと一体化すると、「さあ、上へ行きましょう。」と言われ、高い領域へと向かいました。

いったん宇宙空間のようなところでとまり、聖母マリアは天使を呼び、「誰にも知られないところで彼に援助したいんだけど。」と聞くと、

天使は、「では上に行きましょう。」と言って、みんなでF80まで上がりました。



景色が固定すると、私は地面に座った状態で、はるか上空から光の帯が背中を突き抜け、やがて背中のライン上に光の帯がくっついた状態になりました。

聖母マリアによれば、「これは愛の波動を高めるためのものよ。

これによって変なものを寄せ付けないようにすることができるの。」ということでした。

その時、シュタイナーさんによく似た男性が現れ、

「さあ、このブレスレットを右腕につけて。

これは、君に愛のエネルギーの助けが必要な時に、それを高めてくれるよ。

君に助けが必要な時に、このブレスレットを胸元に引き付けて相手に愛を放ちなさい。」

さらに聖母マリアは、「これはあなた全体の波動を高めるためのものよ。」と言って私の頭に冠のようなものをかぶせました。

そして、「さあ、人類のためそしてあなた自身のために、愛を放ちなさい。」と言われ、私はF21に帰還しました。

全身が光輝いています。

エリザベスさんからネックレスを受け取り、私は自分の波動を下げてからシスターと共に出発しました。



シスターと共にエジプトにつきました。

あの巨大な宇宙船に向かい、今日の訓練の指示を受けた後、訓練場へと向かいました。

そこは、西洋風の建物内で、地面に大きな石が転がっています。

案内人の指示で訓練が始まりました。

「これから、念力の訓練を始める。

念力は、すべての基本だ。

これで宇宙船でも動かすことができる。

君がよく知っている例のフリーエネルギーだ。

すべて意念の力で動かしているのだ。

だから、意念を使いこなすようにすることは、基本中の基本なのだ。」

そう言い終わると、彼は実際にやって見せてくれます。

そこで私も真似してみると、大きな石を自由自在に持ち上げることができました。

同様に、我々は人体浮揚の練習をしましたが、それも私はいとも簡単にこなしました。



案内人は、これらの練習を途中で切り上げ、私を長老のもとに連れて行きました。

長老の指示で、私はある建物にある瞑想ルームに案内され、魔方陣が敷かれた真ん中で一人で瞑想するよう指示されました。

「そこでいいというまで瞑想しなさい。」

気がつくと、私は宇宙空間にいます。

しかし、周りの位置関係がつかめません。

目的地に向かっていたはずですが、そこがどこか把握できません。

すると、長老は言いました。

「これは、力の源にたどり着くための練習だ。

エネルギーの源と言ってもいい。

これはどこにいても取り出せる無尽蔵のエネルギーの扉を開く鍵だ。

それを利用するためには、そこまで自力で辿りつけなければならない。

しかし君は、バランスを失し、自分が今いる位置すら把握できなかった。

それが、君の今の実力だ。

今日の練習はここまでとする。」



私は自由時間に、誰かに案内してもらいたいと意志表明しました。

すると、一人の美しい女性が現れました。

超能力を教えてくれたあの魔術師です。

私は彼女に、シュタイナーさんに言われた星のネックレスの製法について尋ねました。

すると、「それは教えられないわ。時期が来たらたぶん教えることになります。私達の指導に従ってください。」と言われました。



そこで私は話題を変えて、迷走者さんに教えてもらったネット情報について聞いてみました。

「プレアデス人は、昔地球人に悪さをしたために、今地球にいて援助しているというは本当ですか?」

「それは違うわ。いい、いかなるものも互いに引きつけ合うのは、愛の力なのよ。

プレアデス人は、自らの人類に対する愛によってこの地に残り、すぐれた英知を授け、援助し、今まで人類を導いていきたのよ。

いわば、人類のお兄さんであり、お姉さんのような存在なのよ。」



「彼らが犯した過ちとは何ですか?」

「彼らは、まだ人類が誕生するはるか昔にこの太陽系を訪れてある物を持ち帰ったの。

それは決して許されない行為だったのよ。」

「そのあるものとは金ではないのですか?」

「そうよ。金だけじゃないけどね。様々な鉱物や植物、有機物よ。」

「でも、そのくらいいと思うんですけど。なんでだめなんですか?」

「宇宙には、『その者の進化にいかなる者も干渉してはならない』という暗黙のルールがあるの。

人の人生に、いかなる高次の存在といえども干渉できないのと同様に、この太陽系で起こる出来事に、他の領域に属する者が干渉する場合、

必ず管理者に許可をとってからでなければならないの。

彼らはそれを破ったのよ。

でもそのことと、今彼らが人類に援助していることとは関係ないわ。」

「じゃあ、彼らは愛によって人類を援助しているのだと・・・」

「そうよ。もっというと、彼らも、より高次の意識存在の道具にすぎないの。

彼らはそのことを自覚して、今人類に対して働きかけているのよ。

いわゆるアセンションには、彼らのような外部から来た者の援助と、

地球自体の意識と、

人類の努力の3つがそろって初めて実現するのよ。

彼らも、より大きな存在の1つの歯車にすぎないのよ。」



「それは、宇宙の源というか、創造主ですか?」

「そう。あのね、宇宙は1つではないのよ。無限にあるの。

それには物質的な宇宙も非物質的な宇宙もすべて含まれるわ。

あなたが今いる宇宙は、そのうちのたった一つにすぎないの。

創造主のおおもとは、それら無限の宇宙すべてを包括して支配している無限の法則なのよ。

人や意識ではないのよ。

そして、それぞれの宇宙を支配しているのは、それぞれの意識をもったいわば『小さな創造主』なのよ。

あなた達の師であるナザレのイエスが言った、意識の階ていは無限に続くと言うのは真実で、

そう言った無限に存在する宇宙まで見通すことができないと、そのような考えには至らないのよ。」



「例えるならこういうことよ。

必ずしも正確とはいえないけれどあくまでも一つのものの例えとして受け取ってね。

意識は最初、熱や光、岩石といったものに宿り、

それが進化した後、下等生物、動物、人間になるでしょ?

そして、例えば人間を卒業した意識は、

惑星になり(作り)、太陽系になり、星雲になり、宇宙になる。

そして別の場所で再び宇宙を作る、

ある時期を経たら宇宙団を形成する・・・

といったように、意識というのは常に螺旋状に進化を無限に続けていき、

自己の持っている無限の可能性を常に表現していく存在なのよ。

あなたも、私も、その進化の過程にいるのよ。

まだまだ始まったばかりだけどね。」

私は、高次の存在が、自分の進化の過程を犠牲にしているとエリザベスさんに言われた意味は、こういうことだったのだと思いました。



続けて私は訪ねました。「いわゆるダークサイドは存在するのですか?」

「存在するわ。ただし、別宇宙にね。

ダークサイドから成り立つ別宇宙があって、そこはすべてがダークサイドなのよ。

すべてはバランスよ。

愛があれば恐怖がある。

善があれば悪がある。

逆に、悪がなければ善は存在できない。

しかし、善で成り立つ宇宙に悪は入り込めない。

善と悪は共存できないのよ。

愛と恐怖が共存できないようにね。

あなた方がこの宇宙で悪だと思っているものも、

もともとは全て愛からできているのよ。本来は善なのよ。

本当の悪は、この宇宙では存在できないのよ。

すべては愛から生まれ、愛に始まり、最終的には愛に満ちた世界が実現される。

これが我々の住む宇宙の自然法則なのよ。」

「ありがとうございました。」


(上は初期の頃の体験からなのですが、内容的に重要なものが含まれていると考えたため、再掲載することにしました。)


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