初めてのクリスマス




彼からのメールで告白され、とうとう不倫の関係に。

あれだけ自分がされた事は人にはしない。と誓った事が
こんなにあっさりと破れるとは・・・。

人の気持ちは変わるもの。いろいろな経験をしていくうちに
気持ちも考え方も変わるもの。
誰かがそう言っていた事を実感しました。

それからのメールはもうラブラブモード。
彼も仕事が楽しくて仕方がないと。

けれども、すぐに会えないのが辛い。
遠距離不倫です。

年末で忙しくなり、なかなか会えないけれど
何とかして年内にもう一度会いたいからと言われました。
会えるならクリスマスに来て。
そうお願いして出張の予定を立ててもらいました。

自費で会いに来るのはお金がかかる。

私は実家に住んでいるのでどうしても会うのはホテルになります。
そうすると、ものすごい金額になるのでなるべく仕事を兼ねて
来るようにしたいと彼が言いました。

その分、会える日を多く出来るから。

クリスマスイヴの日。
私の都合で家から歩いて行けるホテルを予約しました。
高層ビルの夜景が綺麗に見えるホテルです。

外で食事をするよりも早く2人になりたいから、ケンタッキーを
買い、シャンパンを買ってチェックインしました。

お部屋の灯りを消して窓から夜景を見ながらシャンパンを飲みました。
とても綺麗な夜景で、星もたくさん見えました。

彼は会いたかったよ。そう言ってベットで愛し合いました。
彼は私を満足させる事に必死でなんだか可愛くなってしまいました。

ツインのベットはまた一つしか使いませんでした。

次の日、朝10時にチェックアウトをして、どこへ行こうか?
といわれたけれど、クリスマスの日、何処へ行っても混んでいるから
二人になれるところに行きたい。

そう言うと、彼は「じゃあ、ラブホテルに行く?」と言い
ホテルがたくさんある場所に行きました。

彼はラブホテルは初体験だそうです。
今時珍しい・・・。
なんだかとても楽しそうでした。

昼間のサービスタイムで3時間だったかな?
お風呂に入ってまた愛し合いました。

サービスタイムが終って帰る時、エレベーターを待っていたら
狭いエレベーターに2組のカップルが乗っていて、
乗れませんでした。

私は思わず顔を伏せたけど(ああいうところであまり人と
顔を合わせたくないですよね?)
彼はとても楽しそうでした。

仕方がないので階段を降りて帰りました。

彼はそのエレベーターでの事がものすごく面白かったそうです。

「僕は恥ずかしく無かったよ。」

「君と一緒にいるといろいろな経験が出来て楽しいよ。」

「ちょっと待ってよ。私そんなに遊び人じゃないわよ。
誤解しないで!!あなたが遊びを知らなすぎなんじゃない?」

それから夕方、お茶をして彼とは新宿の中央線のホームで
さよならしました。

ドアが閉まる瞬間、寂しくて涙が出ました。
そんな姿を見ていた彼は私が愛しく感じたと言っていました。





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