まず、60年代初頭のペルー盤のアンデス音楽の代表的な LP、例えば Alejandro Vivanco 他アヤクーチョの音楽家が参加した "Machu-Picchu"(SONORADIO SE8031)、クスコの著名な楽団、Conjunto Sol del Peru の "Musica de los Andes Peruanos Vol.2"(同 SE9017)に収録されている El Condor Pasa はどちらも三部構成となっています。いずれも LP 自体に発売年の記載がありませんが、前者については Vivanco が1961年の録音と述べています("Alejandro Vivanco - Vida y Obra", Jose Carlos Vilcapoma, Nuevo Mundo Ediciones, 1999)。また、後者についてははっきりした情報が見つからないのですが、Vol.1(同 SE9016)の録音が1962年8月ということらしいので、それに続く時期の録音と推察されます。従って、ペルー国内では、この頃には既にケーナを用いた三部構成での演奏がアンデス音楽のレパートリーとして確立されていたと考えて良いかと思います。
>まず、60年代初頭のペルー盤のアンデス音楽の代表的な LP、例えば Alejandro Vivanco 他アヤクーチョの音楽家が参加した "Machu-Picchu"(SONORADIO SE8031)、クスコの著名な楽団、Conjunto Sol del Peru の "Musica de los Andes Peruanos Vol.2"(同 SE9017)に収録されている El Condor Pasa はどちらも三部構成となっています。いずれも LP 自体に発売年の記載がありませんが、前者については Vivanco が1961年の録音と述べています