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2021.12.22
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テーマ: ニュース(99942)
カテゴリ: その他
防カメに被害者を追い込む姿 大阪25人死亡火災
大阪・北新地のクリニックで25人が死亡した放火殺人事件で、警察が容疑者と特定した男が火を付けた後、被害者をクリニックの奥に追い込むような様子が防犯カメラに映っていたことが分かりました。
この火事で警察は、現場のクリニックの患者を放火と殺人の疑いで捜査しています。
クリニックの防犯カメラには、容疑者が持ってきた紙袋を蹴り倒し、ガソリンとみられる液体に火を付ける様子が映っていたということです。
その後の捜査関係者への取材で、容疑者が逃げようとする被害者らをクリニックの奥へ追い込むような身ぶりをしながら、燃え盛る炎の中に進む姿が防犯カメラに映っていることが分かりました。
警察は、容疑者が強い殺意を持ってより多くの人を巻き込もうとしたとみて映像の解析を進めています。

---

約2年前、京都アニメーションの放火事件が起きたとき、「模倣犯が出てこないことを祈るばかりです。」と 書いた のですが、その模倣犯が出てしまいました。
京都アニメーションの事件の犯人は、元々異常人格と言うしかないようなどうにもならない人物で、各所でトラブルを起こしまくってきており、強盗事件を引き起こした経歴もあって、仕事もろくにしていなかったと報じられています。

今回の事件の容疑者は、腕の立つ板金職人であったものの、自分の子どもに対する殺人未遂で逮捕歴があり、カッとすると見境がなくなる人物であったと報じられています。手に職があって、かつては妻子があった点は京都アニメーション事件の犯人とは違いますが、人格の異常さは大差がないような気がします。

それにしても、何が原因で誰に対してこれほどの殺意を抱いていたのかが分かりません。医療機関に恨みがあって医師や医院のスタッフを殺害しようとしたとするなら、ここまで妄執を募らせて他の患者まで殺そうとした理由が分かりませんし、医院のスタッフも患者も一人残らず殺そうとしたのなら、どういう理由でそういうことになるのかが、どうも私には理解できません。
もっとも、犯人は現在意識不明の重体とのことですが、仮に回復して動機などを供述したとしても、常人が理解できるようなマトモな理由など湧いてくるとは思えません(殺人などという所業に「マトモな」理由などそもそもあるはずがない、というのは措いて)。京都アニメーションの事件だって、結局話にならないようなバカバカしい理由しか出てきていないようですし。

京都アニメーション事件の方が死者の数は多いものの、現場での死亡率は今回の事件の方が高いようです。
京都アニメーションでは事件時にビル内に70人がいたうち1人無傷、33名負傷、36名死亡でしたが、今回の事件は、全貌はまだ把握できていませんが、現場となったクリニック内にいて助かった人は極めて少ないようです。報道から把握できる限りでは、受付付近にいて放火と同時に非常階段から逃げ降りた親子連れの2人、心肺停止状態から蘇生した1人(犯人は除く。もう一人蘇生が報じられたものの、結局その後亡くなったようです)、それ以外に生存者はいないようです。

この差は、建物の構造の差、今回の事件のビルが出入口(階段)が一か所しかなく、窓も他の面にはなく、出入り口で火を放たれると逃げ道がなかったことが最大の要因だろうと思います。今回の事件が起きたビルは消防法には違反していなかったと報じられています。どんなに念入りに防火対策を講じた建物でも、ガソリンをぶちまけられて火を放たれたらどうにもならないことも事実です。とはいえ、何かがあった時、逃げ場が一か所しかない建物で、その逃げ場が塞がれたら、ということへの恐怖感は感じざるを得ません。

犯人は意識不明の状態だそうですが、回復して何を考えてこんな犯罪を行ったのか、自分の口で供述した上で刑に服してほしい、と思う半面、どうせ独善的で滅茶苦茶な犯行理由しか出てこないんだろうし、それだったら、と思ってしまう部分も皆無ではありません。
いずれにしても、命を取り留めるかどうか、取り留めたとしても意識を回復して話ができる状態に回復するかどうかは分からない、というより回復できない可能性の方が高そうだ、というのが現状でしょう。

でも、本当にこういう種類の事件が頻発すると(死者は出なかったものの、10月末の京王線放火事件なども類似の犯行)、明日は我が身じゃないけど、色々怖いなと思ってしまいます。性質的に、こういうタイプの人の攻撃対象になりやすい担当業務を長くやっていましたからね。





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最終更新日  2021.12.22 23:35:41
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