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バレエのレッスンの後、ToさんやAと待ち合わせて、本屋さんに行きました。
子どもの本の棚で目に付いたものは「 海の島」新宿書房 など4冊のシリーズになっている本です。スウェーデンの作家 アニカ・トール さんの作品。
その理由は「コルチャック賞受賞」という帯の文字が目に飛び込んできたからです。
「
ヤヌシュ・コルチャック
」
私はこの人のことを全く知らなかったのだけれど、去年私のエッセーが女子パウロ会の「あけぼの12月号」に載った時、同じ号にコルチャックさんのお話が語られていたことから知ったのです。
子どもの生きる権利や尊重について考え、生涯を通して実行し子どもたちを守ろうとしたコルチャック先生。その人の賞をいただいた作品というだけで、その本から目を離すことができなくなってしまいました。
4冊一緒に買ったら高すぎる。
そう思っていたら、Toさんが
「どうせ、4冊買うことになるんだから、今買ってもいいのじゃない?」
ありがとう!!
第一巻「海の島」
ウィーンからナチの支配をのがれてスウェーデンに疎開してきた500人の子どもたち、その中のスティフィとネッリ姉妹の物語です。
「3カ月、長くても半年よ。それまでにはアメリカに行く準備が整うはずだから、そしたら落ち合って家族みんなでアメリカに行きましょう。
それまでの間、離ればなれになるけれど頑張っててね、大丈夫よ。もう12歳だもんね。」
そう両親に言われてやってきた。でも養父母の家に案内されたスティフィはそこを見て
「世界の果てに来てしまった!」
と思ったのです。
・・・
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