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この本は山浦玄嗣さんが9年の歳月をかけた渾身の一作で、今年3月に出版する予定で進められてきたものでした。けれども3月の東日本大震災で出版元のイーピックスも大損害を受け、印刷待ちだった「ガリラヤのイェシュー」の原稿も瓦礫とともに消えてしまいました。
かろうじて山浦さんの自宅に原稿の元になっていたデータが残っていることが分かり、そこからもう一度原稿を作りなおして、この11月の出版となったのです。
遅くなりました、との言葉でしたが、いえいえ、このような出来事の中で、あきらめずもう一度取り組みおおよそ半年間で出版を迎えられたことは、何においても出版をしようという強い意志と情熱を感じずにはおれません。
ご苦労様、ありがとうございました。
のお返事をお伝えしたいし、またゆっくりとこの本を味わいたいと思います。
さて、この本に関して驚いたことがあります。それは本にも卸し、というお仕事があって定価の40パーセントを彼らが持っていくということです。そして私の知る限りでは本屋さんは20パーセント、つまり本の定価の60パーセントは流通のためのお金です。
残りの40パーセントの中に、紙代、印刷代、編集代、デザイン代・・・ 元を作る著者にはいったいどれぐらいの原稿料が入るのでしょうか!!
原稿がなければ何も始まらないというのに…、とっても不思議なお金の使い方に思います。
そんなわけで、この「ガリラヤのイェシュー」は価格を低く設定するために、出版社直販となっています。
皆さまもどうぞ楽しい臨場感たっぷりの聖書を味わってみてください
本のご注文は
イーピックス
まで
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