桜の園

桜の園

 『ひまわり』



 1940年代のイタリア、夫のアントニオをロシア戦線にとられてからも健気に暮らしているジョバンナの耳に戦争が終わったという知らせが・・・でも復員兵の中にアントニオの姿はなかった。
夫を飢えと極寒の地にやむなく残してきた戦友から、もしかしたらまだ生きているかもしれないと言われてジョバンナは夫を捜しに行く。そしてついに夫を知る女をたずね当てるが、そこにはもう新しい生活を始めているアントニオがいた・・・
しかも瀕死のアントニオを助けた彼女との間には子供までいたのを知って泣き崩れるジョバンナ・・・列車で帰って来たアントニオを見るなり、そのまま言葉も交わさずに列車に飛び乗って帰ってしまう。
 嫉妬と怒り・・・アントニオの写真やYシャツをビリビリに破いて・・・
引っ越し後、アントニオは駅でジョバンナが落としていった自分の古い写真を偶然拾い、彼女に会うためにイタリアに行く。1度は電話で会うことを断られながらも、諦めきれずもう1度ダイアルを回す。そして二人は再会を果たすが・・・
既にジョバンナにも一緒に暮らす男性とアントニオと名づけた子供がいた・・・
受話器を置いてアントニオを待つ間、鏡を見つめイヤリングをつけるソフィアの表情、ラストシーンの列車で去っていく彼を呆然と立ち尽くし見送るシーンが胸をうった。





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