tomorrow

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嫉妬の香り




嫉妬から始まる、憎しみや憎悪!!

嘗て、全てにおいて、冷静で、常識的なこの俺の予想を、

いつもあいつは、覆してきた。

友達、親友と云う名の元にあいつはいつも、俺を頼ってきた。

「なー、英樹お前どう思う?」俺はいつも、冷静に順一に、

アドバイスしてきた。友達だから?親友だから!!

それは、いつでも俺の方が、お前より、優位に立てたし、

俺の方が、お前より、賢い人間だと感じていたからだ。

何より俺はクール!!何より俺は冒険を望まない!!

安全かつ平凡で安定した人生を送るつもりさ。

俺は同じ失敗は繰り返さない!!


正直ビックリしたよ!!順一のツキには!

アイツの彼女のユミコには、世の中ラッキーは転がっている。

あんな、いい女とはね!!ボーリング場でバッタリ二人に

逢って、順一が、「僕に君の所へ電話しろとけしかけた、悪友の英樹!!」

「英樹、こちらが、近藤ユミコさん!僕の新しい彼女です」

と紹介された時、僕は目が点になったよ!!

背が高くて、アイドル顔で、そういえば、

スタンドのアルバイト終わってから、例のバーで、待ち合わせ彼女としていたら、彼女が、サンプラザ中野に、声掛けられていたって、言っていたの、わかる様な気がする!

あの時、ジャンケン俺が勝ってやったお陰じゃん!!

本当に、お前の情熱とラッキーには腹が立つ!!

コツコツと努力している人間がバカみたいだ!!

俺は、はっきり言って、お前に腹がたっている。おれは、

慎ましやかに、そして、地道にがんばっているのに、

順一お前は、ブレイクショットで一撃でナインボールを

ポケットに沈めようとしているんだ人生の!!

絶対、俺の方が偏差値も高いし、いい男だし、モテナイワケが無い。

暫く、順一、お前が不幸になるまで、

俺は静かにお前を見守るよ。

お前が、彼女とうまく行かなくなるのが、見ものだな!

お前は人を信じ過ぎる!!何でも、俺を頼る!!

本当の答えなんて、俺にもわからないんだよ。お前はずるい

おれは、お前の兄じゃぁ無い。

俺はお前の途方に暮れる姿が見たいんだぁ!

暫く、姿を消すよ。幸せな時は俺は不要だろう?

俺は、いつからお前の親友になったのだろう?

俺は、俺のやり方で生きて行くよ!

それじゃ、元気でな!

又、逢おう、順一!!

順一は、そんな、英樹の嫉妬にはきがつかなかった。

英樹は順一にとっては親友だったからだ。

                  つづく。


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