笑顔のある日々

笑顔のある日々

退院まで


カズは点滴の入った自分の手を見て、ショックを受けたようだった。

カズはよく笑う子だったが、入院の翌日には無表情になってしまった。
また、カズは1歳頃にたって歩き始めていて、この時期にはそれなりに歩いていた。
しかし、数日がたってもカズはまったく歩こうとせず、入院時に熱性痙攣がたちの悪いタイプのものだったということを言われていたので
脳にダメージがあったのではないかと私も妻もかなり心配した。

それから数日して経過が良くなるにつれ笑顔がでるようにもなったし、
歩き始めたときには、本当に安心した。

最初は痙攣止めの点滴を打っていたが、熱が収まり体調が回復するにつれて
ステロイドの点滴を打つようになっていた。
朝昼晩の吸入も実施していた。
しばらくすると、ゼロゼロも収まったため、ステロイドの点滴を抜くことが
できた。

病院からは「吸入器を購入して、自宅で吸入できるような
環境を整えてくれないと退院させられない」
と言われたため、早速オムロンの吸入器を購入!

オムロン コンプレッサー式ネブライザ NE-C16
(↑これね。)

同じ病院に同じ小児喘息で入院している子は何人かいたが、
吸入器を購入するように言われたのはあまりいなかった。
吸入をするには薬を処方してもらう必要があって医師に薬を処方してもらえなければ購入しても意味がないものであった。
1日3回吸入をしなければならないというのはそれほど重症だったのだ。

これにより、カズは退院することができるようになった。
結局3週間入院していた。

ちなみにこの後、風邪で何度かいわゆる町医者にかかることがあったが、
先生からは「風邪でこの子にこの病院でできることはない。」と言われた。
家で吸入ができるなら、それ以上に悪いときは入院して点滴をするしか
ないということらしい。

また、町医者での予防接種も断られた。
要注意者なので主治医の許可があれば
町医者でも予防接種をしても良いといわれたが、
それじゃ、結局町医者はなんの責任もとらんということで、
そんな医者には存在価値はないので、町医者には行かなくなった。





© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: