FreeTheBears

Free the Bears Fund


数年前にパースで発足したFree The Bear Fund。もともとは東南アジアで檻に入れられ胆汁を取られたり、手足を食用に取られたりしていたSun Bear(月の輪熊のように、胸の上に三日月型の白い模様がある)の保護を目的に作られた組織だったと思います。1995年からこれまでに、カンボジア、タイ、ラオスで熊の避難所を作り、中国でも熊たちを助ける努力を続けてきています。
中国では熊の胆汁を漢方薬として使うようですが、熊の腹部に原始的な装置を挿入して胆汁を取り出します。捕獲された熊たちは、ただただ胆汁を取られるだけのために、小さな檻の中で生かされているのです。また、手足を食用に取られた熊たちの行く末をご存知でしょうか。彼らは麻酔も使わず、消毒もしません。熊たちは、痛み、苦しみの中で生命を終えるのです。

さて、たまたま週末の新聞に、インドの「ダンシング・ベア」の記事が載っていましたので、簡単に紹介したいと思います。現在Free the Bears Fundで、熊の保護活動を行っています。

インドの「ダンシング・ベア」はおよそ1600頭。みんな子熊です。
子熊たちは親から盗まれ、ロープを通した太い針を鼻の上、ちょうど目の下あたりにハンマーで打ち込まれ、ロープを鼻の気孔に通されます。そして最後に、鼻の周りに鉄のバンドが装着されます。この間、麻酔は使用されず、痛み止めも与えられません。また、子熊たちの爪は削られ、歯は鉄の棒で折られています。熊の寿命はおよそ40年ですが、これらの子熊たちは3年も生きることができないのです。

カランデールのジプシー民族は、旅行者から金を取り、「ダンシング・ベア」の写真を撮らせます。ロープを結びつけた棒をひっぱり上げることで、子熊を飛び跳ねさせるのです。子熊は痛みに悲鳴を上げ、どんなに疲れていようとも立ち上がります・・。

苦しんでいる動物を、どうして写真に撮りたいんだろう?
そんな人間の神経を、童子はおぞましく思います。

Free the Bears Fundでは、子熊1頭を$1500(およそ10万円くらい?)で買い取る計画を進めています。カランデールのジプシーたちは貧しく、「ダンシング・ベア」を生活の糧にしているため、新しい生活を始めるためには充分な資金が必要だからです。もうすでに$50,000はインドに送られ、最初の50頭の子熊たちの保護施設が作られることになっています。

世界中で苦しむ動物たちを、世界中から少しずつでも助けていけたらいいですね。

Free the Bears Fund



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