New Worid

New Worid

新時代への前兆?

 今回から1990年代がスタートです。1990年1月21日フロリダ州オーランドにてロイヤルランブル90が開催されました。今回の注目はハルク・ホーガンとアルティメット・ウォリアーがレッスルマニア6での対戦が実現するか?。共にベビーフェイスで人気者だけに滅多に対戦機会はありません。なぜホーガンとウォリアーの対戦に注目するかというといよいよホーガンから次世代のスーパースターへの主役交代が実現するかという点。その筆頭がウォリアーなんですが、さてどうなることか…。
 全試合を紹介します。第1試合はファビラス・ルージョーブラザース(ジャック&レイモンド)VSザ・ブッシュワーカーズ(ブッチ&ルーク)。第2試合はブルータス”ザ・バーバー”ビーフケーキVSジニアス。第3試合はロニー・ガービンVSグレッグ”ザ・ハマー”バレンタイン。第4試合はビッグ・ボスマンVSハクソー・ジム・ドゥガン。そしてメインはランブルマッチ。
 第1試合は、まあ定番のカードですね。ブッシュワーカーズの勝ちですが、単なるイロモノ対決と堕してるせいかあまり気に入ってません。第2試合ですが、ジニアスですが本名はラニー・ポッフォといって実は”マッチョマン”ランディ・サベージの弟です。兄サベージとほぼ同じ時期にWWE入りしていて、最初は本名で活動していました。サベージよりは身長は低いですがセンスそのものは決して悪くありません。ただ大型レスラー全盛時代だったのでチャンスには恵まれませんでした。その後マネージャーに転向して”ミスター・パーフェクト”カート・ヘニングのマネージャーとなりました。見方によってはホーガンVSサベージの縮小版といえるかも。もっともポッフォはともかくビーフケーキが…このときもパフォーマンスが鼻について気分が悪くなりましたがヘニングが乱入して叩きのめしたので救われました(笑)
 第3試合は通好みの試合でしょうね。第4試合はボスマンがいよいよベビーターンを予測させるフラグが見え始めた試合ですね。
 そしてランブルマッチです。
 1.テッド・デビアス(18、アルティメット・ウォリアー)
 2.ココ・B・ウェア(1、テッド・デビアス)
 3.マーティ・ジャネッティ(2、テッド・デビアス)
 4.ジェイク”ザ・スネイク”ロバーツ(3、ランディ・サベージ)
 5.”マッチョマン”ランディ・サベージ(4、ダスティ・ローデス)
 6.”ラウディ”ロディ・パイパー(7、バッドニュース・ブラウン)
 7.ウォーロード(5、アンドレ・ザ・ジャイアント)
 8.”ヒットマン”ブレット・ハート(9、ダスティ・ローデス)
 9.バッドニュース・ブラウン(6、ロディ・パイパー)
 10.”アメリカンドリーム”ダスティ・ローデス(12、アースクエイク)
 11.アンドレ・ザ・ジャイアント(10、デモリッション・アックス&スマッシュ)
 12.レッド・ルースター(8、アンドレ・ザ・ジャイアント)
 13.デモリッション・アックス(13、アースクエイク)
 14.ハク(20、ハルク・ホーガン)
 15.デモリッション・スマッシュ(16、ハク)
 16.アキーム(11、ジミー・スヌーカ)
 17.ジミー・スヌーカ(19、ハルク・ホーガン)
 18.ディノ・ブラボー(15、アルティメット・ウォリアー)
 19.アースクエイク(14、複数)
 20.”アンビル”ジム・ナイドハート(17、テッド・デビアス)
 21.アルティメット・ウォリアー(25、ハルク・ホーガン)
 22.”ザ・モデル”リック・マーテル(24、アルティメット・ウォリアー)
 23.ティト・サンタナ(21、アルティメット・ウォリアー)
 24.ホンキー・トンク・マン(22、ハルク・ホーガン)
 25.ハルク・ホーガン(優勝)
 26.ショーン・マイケルズ(23、アルティメット・ウォリアー)
 27.バーバリアン(27、ハーキュリース)
 28.”ラビッシング”リック・ルード(28、カート・へニング)
 29.ハーキュリース(27、リック・ルード)
 30.”ミスターパーフェクト”カート・へニング(29、ハルク・ホーガン)
 1番目はデビアスですが、前回ズルしたせいかいきなりの登場です。もっとも実力は超一流なのでランブルマッチ前半の主役ですかね。ウェアやジャネッティを軽くあしらってましたし。しかしそのあとのロバーツ、サベージ、パイパーが続けて登場は豪華!!さらにブレットですからね。ただこの時点では存在感でデビアスらと比べると見劣りしていたのは否めないですね。このあたりはキャリアなんでしょうね。
 それにしても前半はマジで豪華な顔触れが続々登場します。ローデスにアンドレだし。そのせいか中盤はやや落ちてるかな…ランブルマッチというか、バトルロイヤル形式の試合では巨漢レスラーは絶対複数のレスラーの標的にあれますね。アンドレ、アースクエイクに対して最低5人以上で襲いますから。
 21番目にウォリアーが登場します。ある意味ここからがメインの始まりですかね。デビアスはここで脱落。そしていよいよホーガン登場です。そのあとに登場したショーンはあえなく脱落。ホーガンとウォリアー2人だけのシチュエーションが出来上がって遂に頂上対決が実現しました。まあそのあとにルードやヘニングらが登場したので僅かな時間でしたが。
 最後はホーガンがヘニングを退場させて優勝。WWE世界王者としての優勝はホーガンだけです。もっともこの時点ではランブルマッチ優勝者の特典がレッスルマニアでのメイン登場なんていうのがなかったからですが。しかし今回のランブルマッチでのホーガンとウォリアーの絡みが実現したことでレッスルマニア6での対戦という流れになっていきました。



© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: