「内村鑑三書簡集」
(岩波文庫)より
(注)文語を口語に、わたしの意訳箇所もあります。
明治34年より
神の有無
ある人は神様はいらっしゃるといいます。またある人は、神様なん
かいないといいます。神様が存在するという証拠がないという人が
いますが、存在しないという証拠もありません。わたしは、存在す
ると信じて生きてゆきます。そうして、必ずや神様がいらっしゃる
という証拠を得られると確信しています。神様の存在は科学的には
仮説の一つであるでしょう。神様の存在については、わたしはもっ
とも確率の高い仮説であって、もっとも多くの不思議な事実を説明
することが出来る仮説であると思っています。
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